本日のげ!いじゅつ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

本日のげ!いじゅつ。

6月スタートで新コーナー登場(笑)。

少し前にこのブログで「美術」と「芸術」の使い分けについて考えていて、

  • 美術…びじゅつの「び」は「美」や「ビューティフル」の「び」。
  • 芸術…げいじゅつの「げ」は「ゲッ!」という驚嘆の「げ」。

と決めてみたところ、「げ!」いじゅつ関連の情報(あくまでも「ふじゆり的カテゴライズ」による)が目に入るようになってきました。人間のアンテナって面白いですね。

本日のげ!いじゅつは、西日本新聞(2018日6月1日)朝刊文化面の記事より。なんと朝っぱらから「マカロニほうれん荘」「鴨川つばめ」の文字と、なつかしい登場人物の面々の絵が目に飛び込んできました。

ここに反応する方はおそらく同世代(笑)。

さて、なにに驚嘆したかというと、鴨川つばめ氏が現在61歳であるということと、大牟田市(福岡県)出身であるというくだり。ご存じない方に解説しますと「マカロニほうれん荘」はかつて「週刊少年チャンピオン」に連載されていた漫画です。わたしが涙が出るほど大爆笑しながら読んでいたのは、まだ東京町田の団地に住んでいた頃ですから、小学校3~4年生頃。ということは、鴨川つばめさんは何歳でこの漫画を描いていたのかしら!?まさに驚愕です。

西日本新聞の記事によると、「マカロニほうれん荘」の根底には「ロック」が流れていたということで、なるほど納得。当時のわたしは知る由もありませんでしたが、その後ブリティッシュロックにはまって、レッドツェッペリンのCDを集めるようになったのは、もしかしたら「マカロニほうれん荘」の影響だったのかもしれないと、はっとしました。

それにしても、先日訪問してきた写真展の鋤田正義さんが直方出身で、鴨川つばめさんが大牟田出身という…。炭鉱の町にはロックの精神が宿っていたのですね。

漫画と音楽=まさに芸術の力、を感じた朝でした。

本日のげ!いじゅつ