花祭窯の縁側-ツワブキ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-ツワブキ。

この季節、山のなかに、ふと目につく黄色。ツワブキの花が大好きです。佐賀・花祭の山のあちらこちらにあります。

春は山菜としてのツワブキ。香りの高い茎を佃煮にします。やわらかい新葉のついたものを根元近くから採ってきて、下茹でして筋っぽい皮を取り除いてと、下準備に手間がかかるし、アクで指先が真っ黒になります。それでもその香りと味が素晴らしいので、毎年食べたくなるのです。

津屋崎の花祭窯の小さな茶庭にも、ツワブキがあります。こちらはもっぱら鑑賞用。葉っぱの濃い緑に、これまた濃い黄色の花。山にあっても日陰に生えていることが多いツワブキは、庭でも石陰や塀沿いの「少し暗いところ」で、その存在感を発揮してくれます。

 

 

花祭窯の縁側-サザンカ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-サザンカ。

寒い間、目を楽しませてくれるサザンカ。今年もつぼみがたくさんです。写真がピンボケで、実のようにも見えますが、つぼみです(^^)

つぼみがついて、花が次々に開いて、最後は花弁のじゅうたんになる。こうして考えてみると、サザンカがわたしたちを楽しませてくれる期間は、けっこう長いのですね。毎年しっかり咲いてくれて、嬉しいです。

すくすくと育つので、花祭窯の庭を見てくれるガーデンアルテさんからは「縦に伸びだした枝を切るときれいに整うからね」と剪定のコツを教わっているものの、少々伸びすぎの今日この頃。

佐賀の花祭にもサザンカがたくさん植えてあり、満開のころになると、野鳥が花にたくさん飛んできていました。花の蜜が美味しかったのでしょうね。こちらもすくすくと育って伸びています。そろそろ剪定してあげなければ…!と思いつつ。

 

花祭窯の縁側ー南天が色づいてきました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-南天が色づいてきました。

わたしのもっている南天の木のイメージは、なんといっても生命力の強さです。というのも、佐賀花祭の山のなかに暮らしていた時、他所から移植したいくつかの木のなかで、南天の木がひとつも枯れることなく、どんどんと根元から増えて育っていったのを目の当たりにしたから。

赤い実のおめでたさ、咳や湿疹への薬効など、南天は日本人の生活にしっかりと根付いているものであることを、花祭で実感しました。お正月が近くなると、ご近所の皆さんに、我が家の南天を飾り用に切っておすそわけ。冬、花が少ない季節には、赤い実は目に鮮やかで嬉しく、それをついばみに来る野鳥を観察するのも楽しみでした。

津屋崎のお庭にある南天も、花祭から分けて連れてきたものです。植えたその翌年から赤い実がついて、しっかりと根付いてくれました。今年も少しづつ色づいて、冬の間の彩りになってくれそうです。

 

 

花祭窯の縁側ーシュウメイギク。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-シュウメイギク。

外をのぞいたらシュウメイギクの明るい白が目に留まりました。数日前、つぼみがたくさんついていたので、そろそろかなと思っていたところ、昨日の雨のなか、いつの間にか開いていたのですね。

「白い花」はいろいろありますが、シュウメイギクの白を見るたび「白が濃い」と感じます。透明感を感じる白とは対照的に、ぽってりとした厚みを感じる白。花弁の白と、真ん中の、これも濃いめの黄色の組み合わせ。

花祭窯の狭小茶室「徳り庵」は、小さな窓からの光を採り入れるのみなので、曇りや雨の日はどうしても薄暗くなります。そんななかにシュウメイギクが一輪あれば、ちょっとした灯りのようにおさまるだろうな、などとイメージ。

ここ数日、すっかり涼しくなってきたので、そろそろお茶会を企みたくなってきました。

 

花祭窯の縁側-水引草。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-水引草。

今、庭には紅白の水引草が咲いています。主張しない可愛らしさで、ホッとします。わたしの勝手なイメージなのですが、この水引草とトクサがあると、一気に「和の庭」な空気感が増すような気がします。

花が咲いて、気がついてみれば、水引草、増えています。種が飛んだのでしょうか、株が増えたのでしょうか。あるいはその両方!?きっと強い草花なのでしょうね。そういえば、花も比較的長く咲いています。

派手さはないけれど、さりげなく可愛くて、強くてしなやか。素敵な在り方ですね。

 

花祭窯の縁側-ノコンギク。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-ノコンギク。

庭を整えてもらうときに、庭師さんが意識してくださったのが「野にあるように」ということでした。「野にあるように」というのは、茶花においてよく言われることですが、それを庭にも置き換えてみる。そのようにしてくださった結果、「花祭の里山で見ていたような景色」をコンパクトに取り込むことができたように思います。

小さな菊も、そのひとつ。野菊は季節になるとたくさん花開き、活けても長持ちするので、花祭に居た頃もよく挿していました。菊の種類はたくさんあるようですが、里山で見かける小さめの菊はすべて「野菊」に集約しまっていたわたし。ノコンギクという名前であるのは、今回教えていただいて初めて知りました。

やきものの世界でも、菊はたくさん文様として描かれています。中国では重陽の節句の貴い花として描かれる菊。日本での人気の秘密は、皇室の紋章に代表される貴いイメージだけでなく、身近で親しみのある花であるからこそ、のような気がします。

染付熨斗菊文蕎麦猪口 藤吉憲典

花祭窯の縁側-金木犀。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯の縁側-金木犀(きんもくせい)。

2階から階段を下りていく途中に、あれ!?と気づきました。キンモクセイの柔らかい香り。もしや!と縁側に出てみると、キンモクセイの木にだいだい色の小さい花がたくさん。香りまで伝えられるといいなと思いつつ、パシャリ。

花祭窯の庭はそれほど広くありませんが、そのなかに四季折々の草花が植えてあります。ヒガンバナが終わって、今の季節は水引草、ノコンギク、キンモクセイ。シュウメイギクにもたくさんつぼみがついてきました。

今日は快晴で気持ちがよく、しばし縁側で花を眺めつつひなたぼっこ。さりげなく、いつもなにかしら花が咲いている贅沢。庭の設計と施工をガーデンアルテさんにお願いしたからこそです。身近に信頼できる庭師さんがいるのは、とてもありがたいことですね。

ガーデン アルテ https://www.facebook.com/artemisiagarden/