津屋崎陶片ミュージアム:H290331002~唐草二つ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアム、唐草文様ふたつ。

津屋崎陶片ミュージアム蛸唐草

(上)蛸唐草文様(たこからくさ)

(下)牡丹唐草文様(ぼたんからくさ)

津屋崎陶片ミュージアム牡丹唐草

磁器作家・藤吉憲典的に「背筋の伸びる思いのする陶片」の類です。薄手で品よくつくられた形に、丁寧で伸びやかで美しい文様。

「やっぱりこうでなくっちゃ」というお仕事ぶりの陶片。こういうものに出会うたびに、ものづくりの原点に立ち返ることができるのは、ほんとうに幸せなことですね。

 

 

津屋崎陶片ミュージアム:H290331001~明りの道具(ひょう燭)。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアム
明りの道具「ひょう燭(ひょうそく)」。

海あがりの陶片は、古伊万里ばかりではありません。これまでにも、宋時代の青磁をご紹介しましたが、本日は唐津系の陶器。

実は「ひょうそく」という呼び名があることを知らず、燭台と一緒くたになっていました(汗)

ろうそくで明かりを灯す燭台(しょくだい)に対して、油を使った行燈(あんどん)があり、行燈のなかに置かれていたのが、「燈明皿(とうみょうざら)」「ひょう燭」と呼ばれるもの。行燈のなかに置くだけでなく、それぞれ単体でも明かりの道具として用いられたもの。ひょう燭は、燈明皿の油量が少なく灯火時間が短い点を改良してつくられたものだそうです。

住まいの道具としても、やきもの(磁器・陶器)はたくさん利用されていますが、特に増えていくのは江戸時代中期以降のことだそうで、このひょう燭も18世紀~19世紀につくられた唐津系の陶器と思われます。

(※佐賀県立九州陶磁文化館 平成6年度特別企画展「よみがえる江戸の華―くらしのなかのやきもの―」を参考にしています。)

津屋崎陶片ミュージアム

お皿部分は欠けていますが、その全容がほぼわかる形で残っている、嬉しい陶片です。

 

 

毎年三月のお客さま。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

毎年三月になると花祭窯にいらっしゃるお客さまがあります。

この方がお見えになると、そういえばもうそんな季節だと気づきます。津屋崎に移転してきてから毎年3月のことなので、もう5回目になります。今年も先日お越しになりました。

毎年、お求めになるのは蕎麦猪口。職場で年度末に退職なさる方への贈りものです。

たいていは夕方「遅くにすみません」と、お仕事帰りと思われるスーツ姿でお越しになります。蕎麦猪口の前で「どれがいいかなぁ」と迷っておられるので、男性か女性か、どんな方か、をお聞きして、在庫のあるなかから喜んでいただけそうなものをお勧めしています。

毎回、たくさんお話をするわけではありませんが、退職なさる方へ花祭窯の蕎麦猪口を贈ると決めてくださっているのだとわかり、その気持ちがとてもありがたく嬉しくなります。

地元の方が、記念の贈り物として花祭窯の蕎麦猪口を選んでくださる。

これは他所から移住してきたわたしたちにとって、ほんとうに光栄で嬉しいことです。うちは商売をとおして地元地域に貢献できる機会はなかなか少ないのですが、こんなふうに「地域にあるもので記念になる贈りもの」をお探しの時に「そういえば花祭窯があるぞ」と思っていただけるよう、心を尽くしていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

 

 

あんこやさんのある幸せ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

穏やかなお天気だったので、春休みで暇そうにしていた息子を誘ってサイクリングがてら「あんこやさん」へ。

ご近所にあんこやさんのある幸せ。

海岸線沿いにキラキラ青い海を眺めながら道なりに進むこと約15~20分。そこから少し入り組んだ路地に入ると、昔ながらのあんこやさんがあります。路地で1本道を間違えてウロウロした挙句「あんこ」の看板を見つけて一安心。

お店にあるのは、500グラム単位での量り売りの粒あんとこしあん。個人にも売ってくださいます。今日はドアを開けたらほんのり桜の葉の香りもしました。「粒あん500グラムください」で目の前で量っていただき、無事あんこゲット。

帰りも海沿いをゆっくりサイクリング。往復1時間もかからないサイクリングです。

もち米があったので、お彼岸には少し遅れてしまいましたが、久しぶりにおはぎづくり。見た目に少々不格好でも、あんこのおいしさでカバー。

思い立ったときに気軽に手作りあんこを手に入れることができるって、かなり贅沢なことだと思います。あんこやさんが、いつまでもずっとここに居てくださいますように、と思いつつ。

ロンドン・クラフト・ウィークで紹介していただいています。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ロンドン・クラフト・ウィークで、藤吉憲典を紹介していただいています。

2017年5月の藤吉憲典ロンドン個展は、美術工芸の祭典ロンドン・クラフト・ウィークに合わせてSladmore Contemporaryギャラリーで開催されます。

ロンドン・クラフト・ウィークは、世界の革新的で優れた美術工芸の価値を高めることを目的に、毎年ロンドンで開かれています。期間中はロンドン市中のギャラリーや高級メゾンで世界各国のクリエイターが紹介されます。

美術工芸にスポットを当て、古のノウハウと、革新的な職人技術とを浮かびあがらせるロンドン・クラフト・ウィーク。

いよいよワクワクしてきました(^^)

 

ジェトロさんが来た。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ジェトロさんがいらっしゃいました。

先日、ジェトロさん主催の英語でプレゼンテーションの講座を受けてきたご報告をしましたが

「英語でプレゼン」お勉強。

今回はそのフォローで、津屋崎の花祭窯までお越しくださいました。

2013年に海外展開を模索はじめたとき、ジェトロさんのサービスにもたいへんお世話になりました。直接的な成果(商談)に結びつくものではなかったものの、当時まったく伝手を持っていなかった私たちにとって、とても心強いものでした。

当時お世話になった内容は、

  1. 海外バイヤー招聘事業でのプレゼン参加。
  2. ロンドン・パリ・ニューヨーク各地での市場可能性を探る現地の専門家によるレポート。
  3. デザインの展示会NY NOW(ニューヨークナウ)視察での事前相談、当日の案内。

1.の海外バイヤー招聘事業で出会ったロンドンのセレクトショップのオーナーが、藤吉憲典の商品(作品)は「ハイエンドギャラリー」に持っていくべきものだと、大絶賛してくれたのが、そののちのロンドンへの大きなモチベーションとなりました。

このセレクトショップのオーナーであるルカとは、その後も良き友人としてロンドンに行くたびに会っています。ギャラリーとの契約が決まった時、個展が決定した時、我がことのように喜んでくれています。

2.の現地市場のレポートは、現地のジェトロの専門家が数週間かけて市場可能性を調べてくれるもので、A4用紙換算で5~6枚も作ってくれた方もありました。三か所お願いして感じたことは、同じ場所でも調査をする人の力量や嗜好によって報告内容が変わる可能性があるな、ということでしたが、それでも具体的に参考になるポイントがいくつもありました。このまま鵜呑みにするのではなく、これを下敷きとして自分で現地に向かうことで、いい展開に結び付けることができました。

3.は、ニューヨーク訪問がちょうどデザインの展示会NY NOWとあっていたため、視察できるかどうかをジェトロに相談してみたところ、ニューヨーク事務所を紹介してくださり、現地でも職員の方がいろいろと相談に乗ってくださいました。

そして、2017年度が始まろうとしている今。

昨日お話を伺ってみて、国をあげての「新輸出大国コンソーシアム」事業で、ジェトロさんのサービスがますます強化されているのを感じました。海外商談会、展示会への出展だけでなく、いろいろなサービスがあります。無料で使えるサービスをうまく活用することによって、海外展開に向けての動きが加速できるだろうな、と感じました。

既に海外展開なさっている方も、これからなさろうとしている方も、なにか気にかかることがあったら、ぜひジェトロさんにもあたってみてください。たくさんの専門家を用意しているということでした。

おまけ・・・海外展開でのサービス+補助金は、中小機構さん(こちらは法人登記をしているところが対象になりますが)にも、使えるメニューがあります(^^)

 

お手紙セット。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ここ5~6年、手帳に常備しているもののひとつが

お手紙セット。

手帳カバーの折り返しポケットに、切手とハガキを入れています。ここなら折れたりしわになることがまずありません。

「手紙を書く」のはおそらく子どものころからの習慣になっていて、まったく苦になりません。というよりはむしろ、電話をするよりも、メールを書くよりも、手紙を書くことの方が好きなのです。急がない要件であれば、お手紙を書く方が、自分のやり方として性に合っているような気がしています。

いえ、格好つけずにもっと正直に言えば、小さいころから切手が好きなのです。

はい。切手、集めていました(笑)

集めるだけでなく使うのも好き、ということで、お手紙を書くのですね。あらためて気がつきました。

もともと、机の引き出しには常に、封筒・便せん・切手を常備していましたが、それを手帳に入れて持ち歩くようになった、というわけです。これ、とても便利です。特に便利に感じているのが、こんなところ。

  • 人に会った後にお礼を書くとか、ちょっとした気持ちを伝えたいときに、思いついたらすぐ書ける。
  • ハガキや切手が少なくなってきたら、すぐにわかるので何かのついでに買い足せる。

最近は記念切手の発行頻度が上がって、いろいろな種類の切手がありますが、気に入るかどうかは別で、欲しい切手がたくさん出ている時期もあれば、なかなか気に入ったものが見つからないときもあり。

ハガキも、昔は「鳩居堂さん!」と思っていましたが、今はいろんなメーカーさんがいろいろなものを出してくれています。最近よく探しているのは「絵がついていないけれども雰囲気のいい」ハガキ。書き出すと思いのほか文章が長くなるのが理由の一つです。

ともあれ、ハガキも切手も昔から好きなのですが、そこに実用が伴っているので、選ぶのがなお嬉しく楽しいのだと思います。

ささやかな楽しみです。

 

味噌仕込み。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

久しぶりに

味噌仕込み。

今回仕込んだのはほんのちょっぴりですが、ここ数年仕込むことができていなかったので、とても嬉しく、やっぱりちゃんと味噌を自分で仕込もうと気持ちが新たになりました。

そもそも初めて自分で味噌を仕込んだのは、かれこれ16~17年前だったでしょうか。ホームページをはじめて作ってすぐのころ、その勉強会で「小泉麹屋さん」を知り、麴と大豆を用意することができれば、「手前味噌づくり」はあんがい難しくないことを教えていただいたのが、きっかけとなりました。

味噌作りセットを販売なさっている小泉麹屋さん
http://www.koujiya.com/

初めて作った時は、大豆を茹でながら甘い香りに驚きついついつまみ食いしたり、汗だくになって大豆をつぶしたり、大騒ぎでした。何回かチャレンジするうちに、なんとなくコツがつかめてきたように思います。

九州は麦味噌。大豆と麦麹と塩が揃えばOKです。幸い福岡も佐賀も大豆の産地ですし、麹は近くに麹屋さんがあり道の駅などでも手に入れることができます。地元の原材料で味噌を仕込むことができるのはありがたいことだなぁ、と感じます。

 

英語ナレーションにチャレンジ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

今、まずどうにかすべき目の前にある大きな課題は、

英語ナレーションへのチャレンジ。

ダンナの仕事の様子を動画で撮っています。という話を少し前にしていましたが

「Vimeo」を使ってみた。

そのなかに入れる英語でのナレーションを、もう、すぐにでも用意しなければなりません。

文章は、なんとか出来上がりました。あとは、音声すなわちナレーション。

最初、英語がきれいに話せる方にお願いしようかという考えもあったのですが、むしろ作家・藤吉憲典をよく知っている人が話す方が、気持ちがのっかって良い(より伝わる)のではないか、というご意見をいただき、それもそうかもと、チャレンジしてみることに決定したのでした。

文章はいつもの通り、ブループラネット英会話スクールさん(トラちゃん)のネイティブチェック!で完璧。あとは、読み方だけです。

これが…こんなにもうまくいかないものだとは、想像以上でした。

考えてみたら「映像に合わせて、少しでも聞き取りやすいよう頑張って、間違えないように話す」というのは、日本語でも難しいことだと取り組んでみてからようやく気付き。

自分の声を録音しては聞きなおし、を繰り返していますが、そろそろ仕上げなければきりが無い…という状態。どこに妥協点を見つけるか、ここ数日が勝負です(^^;)

 

 

 

着物でお出かけ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

昨日は入門している茶道のお茶会でしたので

着物でお出かけ。

5年前くらいでしょうか、お茶を習い始めたのをきっかけに、必要に迫られて着物を揃えました。それまではまったく縁がなく、大学の卒業式に貸衣裳の袴を着たぐらい。

実のところ、着物を揃えるといっても、何をどう揃えたら良いのかさっぱりわからず、そのうえ巷にある和装のお店はなんだか入り難く。というところに、近所の宮地嶽神社参道に着物リサイクルショップの時代屋さんがあることを知り、駆け込んだのがことのはじめ。

まずはお茶会に安心して着ることのできる一揃いを教えていただきました。リサイクルとは言いながら、とても良い状態のものを、とても良心的な価格で揃えることができて、「着物を着る」が一気に身近に感じられるスタートでした。

そこからは、着付けの練習もお世話になり、何か足りないとき・わからないときには「とりあえず時代屋さんに相談する」で、助けていただいています。

年に数回あるお茶会に着物でお出かけしていますが、この「着物でお出かけ」が心から楽しいものになるか、気持ち的に負担になるかは、着物に対する考え方で大きく変わっただろうな、と感じています。

世の平均的な女性に比べておしゃれへの関心がかなり低いわたしが、ときどき着物を着ることを楽しく感じるのは、やきものに通じる着物や帯の文様の面白さもさることながら、「着物って(価格も含め)すごくたいへんそうだと思っていたけれど、あんがい気軽に楽しめる」という、見方の転換があったことが大きいです。

面白いなぁと思うのは、「着物を着ることがある」ということが知られると、「もう誰も着ないから」と着物をお譲りいただく機会がでてくることです。「自分は着ないけれど、生かしてほしい」と思っている方がとても多いのですね。

正直なところ、まだまだ上手に着ることができません(汗)。でもありがたいことに、お茶会に行けば諸先生・先輩方が「少し直してあげる」「こうするとうまくいくよ」とアドバイスしてくださいます。おかげで多少上手に行かなくても「エイヤッ」と着る度胸がつきました。恥をかきながら少しづつ覚えていきます(^^)

 

リサイクル着物の販売、時代屋(宮地嶽神社参道)さん。
https://www.facebook.com/jidaiyafukutsu/