夏休みが明けて久しぶりのお茶のお稽古。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

夏休みが明けて久しぶりのお茶のお稽古。

わたしが入門している茶道南方流は、毎年八月は夏休みです。九月に入るとまず円覚寺のご近所の聖福寺で、日本に「茶」をもたらしたといわれる栄西禅師の命日供養があるので、そのお献茶のお手伝い。このお手伝いで約ひと月ぶりに先生や先輩方にお会いし、翌週から通常のお茶のお稽古が再開されます。

毎年毎回言い訳をしていますが、休み明けに釜の前に座ると、あらゆることが抜け落ちています。そんなわけで、最初の一回目はウォーミングアップと割り切ってお茶室へ。

お点前の手順を思い出すことに気をとられて、一つ一つの所作が雑になるという、自分の弱さを目の当たりにしながらのお稽古でした。袱紗(ふくさ)捌きひとつをとっても、茶巾の扱いひとつをとっても、「もっと丁寧に!」と頭では唱えながらも、次の瞬間には気が散って動きがばらばらになります。長くお稽古を見てくださっていたN先生がこの場にいらっしゃったら、微笑みながら「心ここにあらず」とおっしゃっただろうなぁ、と思いました。自分の心の状態がすっかり出てしまいます。

自分の状態が「動き」になって客観的に見えてしまうということは、なんだか怖いことだとも言えますが、ふだんの生活のなかでそのようなことはなかなかありませんので、ありがたい機会です。誤魔化しのきかない世界だなぁ、と。茶道のそんな厳しさのなかで、いつも温かく指導してくださる先生方、先輩方、同輩の皆さんに心より感謝の一日なのでした。ご自服のお抹茶も久しぶりで、美味しかったです♪

週末は波折神社の遷座八百年祭でした。

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週末は波折神社の遷座八百年祭でした。

波折神社御遷座八百年奉祝祭。コロナ禍を経てようやく開催の記念行事とあって、朝10時から午後3時まで、さまざまな催しが神社境内で行われていました。朝、町内放送でお祭りの告知がこれでもかというほど行われ(笑)、そういえばまだ戻していない古いお札があったから、お散歩がてらどこかのタイミングで出かけようと思いました。

そうこうしているうちに、遠くから吹奏楽の演奏が聞えてきました。お祭りのオープニングは地元津屋崎中学校の吹奏楽部の演奏。波折神社から花祭窯までは徒歩で3分ほどの距離ですので、風向きによって、演奏の音がよく聞こえたり遠くなったり。ああ、始まったなぁ、と、なんだかワクワクします。

11時ごろから境内で餅まきをするとなっていましたので、その混雑を避けるつもりで昼前に神社へ。ところが餅まきのあとは、地元の青年有志「笑福会」による「うどんとカキ氷のふるまい」があるとあって、親子連れが行列をなしていました。行列を横目に、本殿へと進むと、お祓いや奉納の儀式は一通り終わった後で、本殿前は空いていました。

古いお札を返し、お礼のお参りをしたところで、ご近所の知人友人にあちこちから声をかけられました。これぞ津屋崎コミュニティ、嬉しいですね。いつもお世話になっている方から「今来たの?」と問われて、「はい、お参りだけ」と返したところ、社務所前に連れていかれ「ほら、持っていきなさい!」と手渡されたのは、餅まき用に準備していたのであろう紅白のお餅。「家族分持って帰りなさい!」と、家族の人数分どころか両手いっぱいに持たせてくださいました。おかげさまですっかり温かい気持ちになりました。

波折神社に親子連れ、特に子どもたちの姿があるのを見ると、やはりとても嬉しくなります。今回の八百年祭は単発行事ですが、来月10月8日には、毎年恒例の秋季大祭が開催されます。コロナ禍下では子どもたちの太鼓の行列が出来なかった秋季大祭ですが、今年はコロナ禍前のような体制に戻してのお祭りになりそうです。こちらも楽しみです。

花祭窯の長月の庭、2023。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の長月の庭、2023。

暑さ寒さも彼岸まで、とは言うものの、今年は9月に入ってからも連日最高気温30度越えでした。そんななかでも、やはりヒガンバナはお彼岸に花を咲かせてくれました。毎年のことながら、偉いなぁ、と思います。それまでは他の草木の陰に隠れて見えていなかったヒガンバナの茎が、「そろそろかな」と思う頃になると、あっという間にぐんぐん伸びてきて、気がつけば蕾がたくさんつき、そして開花する。自然の力に感心する恒例行事のようになっています。

花祭窯の長月の庭 ヒガンバナ

花祭窯の長月の庭

花祭窯の長月の庭

花祭窯の長月の庭 ヒガンバナ

花祭窯の長月の庭

花祭窯の長月の庭 ミズヒキソウ

↑これはミズヒキソウをアップで撮ったのですが、わかりますでしょうか。なかなか、目の前で見るようには写真には撮れませんね。クリックしてサイズを大きくしていただくと、わかりやすいかもしれません。花祭窯の小さな露地も、秋の色が射して参りました^^

表装の楽しみがひとつ形になって、ますますワクワク。

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表装の楽しみがひとつ形になって、ますますワクワク。

この夏前頃から具体的に検討し始めた、書画の見せ方のひとつとしての表装・掛軸。

この分野はまったくの素人でしたので、まずは!と、本も10冊ほど読んで少しは勉強しましたが、

やはり一番勉強になるのは、手がけてくださるお店の方とお話をすることですね。

額装でもお世話になりました博多中洲川端にある老舗・大崎周水堂さんに、今回もご相談しました。表装やさんに直接頼むという手もあるのだと思いますが、まずはこれまでの額縁制作で信頼のある大崎さんへ。スタッフの方となんどもお話をしてわかったことは、わたしたちが「こうしたい」と思っている表装の仕方は、伝統的な軸装から考えると、物足りなさがあるようだということでした。途中、軸装のプロ目線でのさまざまな装飾のご提案もいただき、なるほどいろいろな方法・暗黙の決まり事があるのだと、勉強になりました。

お話を全て伺ったうえで、いくつもある掛軸定番の装飾パターンを今回は退け、まずは自分たちの考えた通り、背景と作品のみ、という最もシンプルな形で仕上げていただきました。発注に際して、作品と背景色を重ねて確認したりはするものの、部分的に合わせたものを、頭のなかで全体像に拡げてイメージしているので、実際にどう上がるかは、一か八か(笑)。結果、イメージした以上に、雰囲気よく仕上がって参りました。さすがはプロの仕事ですね。嬉しくなりました。

藤吉憲典 書画 龍

藤吉憲典の龍と、兎。

藤吉憲典 書画 兎

展示サンプルとして、縦長作品と横長作品があるとわかりやすいよね、ということで、発注したときは意識していなかったのですが、図らずも今年の干支(卯)と来年の干支(辰)の組み合わせとなっておりました。展示サンプル2作品。これらをご覧いただくことで、「飾ったときの雰囲気」をイメージしていただきやすくなるのではないかな、と思います。

実際に書画作品をお買い上げいただくときには、作品のみをお買い上げになり、ご自身で額装なり表装なりを発注なさるお客さまもいらっしゃいます。一方で、どう飾ったらよいか、表装をどこに頼んだらよいか、迷うお客さまもいらっしゃいます。これらの基本的なサンプルがあることで、ここから背景の色を変えたり、装飾を少し凝ったものにしたりと、自分が飾ろうとしている空間にあう形をイメージしやすくなればいいな、と思います。

金毘羅さんでした-ご近所秋祭りシーズンスタート。

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金毘羅さんでした-ご近所秋祭りシーズンスタート。

3年ぶりとか4年ぶりに開催される地域行事がつづく2023年。ここらあたりの秋祭りの先頭を切る金毘羅さんも、昨年までは「コロナ禍対策仕様」でしたが、今年は行列が復活しました。下のブログは、2013年のもの。そういえば2012年に津屋崎に移住してきて、その年の金毘羅さんがちょうど住んでいる地域の当番年で、さっそくダンナと息子が参加させていただいたのでした。

さて、4年ぶりの金毘羅さん。大名行列や獅子舞による奉納の舞は無かったものの、お神輿を引っ張っての行列は楽しく賑やかしく。遠くから歩いてこられる行列をお迎えする接待所を、山笠の人たちがつくります。行列が辿り着くのを今か今かとご近所さんたちと一緒にそわそわ待ちました。この時間もまた楽しみ。お神輿と一緒に引っ張ってこられる賽銭箱にお賽銭を入れれば、神主さんがその場でお祓いをしてくださいます。しばし頭を垂れて、お祓いしていただき、大満足。

この秋は、この先宮地嶽神社のお祭りや、地元波折神社のお祭りも開催されます。とても楽しみです。

読書『口訳 古事記』(講談社)町田康著

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読書『口訳 古事記』(講談社)町田康著

『古事記』の口訳です。口訳すなわち、一般的な口語体=今の時代で読める・わかる言葉に訳すること。古文や漢文に対して使われますね。現代語訳、としていないところがミソ。その訳者が町田康氏ですから、一筋縄では行かないだろうという予想は出来ます。

わたしがちゃんと『古事記』の内容を読んだといえるのは、実は子どもが生まれてから。子ども用に作られた、日本の神様の神話絵本があり、それを息子に読み聞かせながら「古事記って、こんな内容だったのね」とあらためて認識したのでした。もちろん中学高校時代から『古事記』というタイトルは知っていましたが、本というよりは日本史のなかの位置付けでした。

さて『口訳 古事記』、町田康ワールド全開です。講談社のサイトでの紹介に「画期的な口語訳」とある通り、というか、画期的というのはだいぶ抑えめの表現だと思います。本書内で交わされる神々の会話部分が、特に面白かったです。町田康の口訳を通すことによって、神話の「エロ・グロ・ナンセンス」な部分が、よりあきらかになる感じがしました。ただ、『古事記』を名乗っている以上当然ではありますが、物語の筋は変わっていません。古文の言い回しによってなんとなくオブラートに包まれていたものが、そうではなくなった、とでもいいましょうか。

神々の名前のややこしさはどうすることも出来ませんが、古事記のなかで「言っていること」「やっていること」は、この口訳によって、だいぶわかりやすくなったと思います。これまで古文はもちろん各種現代語訳の『古事記』にチャレンジしつつ途中で挫折した、という方々(わたしもその一人でしたが)に、試してみていただきたい一冊です。先に述べましたように「町田康ワールド全開」ですので、好き嫌いはあるかもしれませんが。

475ページ、結構な分量です。ですが、物語のストーリーはある程度知っていたのと、口訳が面白かったのとで、わりと一気に読み切ることが出来ました。それにしても、絵本の読み聞かせをしていたときも「日本の神様、けっこうめちゃくちゃしてるなぁ」と思っていましたが、本書を読み終わってその思いがなお強くなりました。

『口訳 古事記』(講談社)町田康著

聖福寺さんでお経に浸る、献茶のお手伝い。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

聖福寺さんでお経に浸る、献茶のお手伝い。

9月5日は栄西禅師の命日です。日本最初の禅寺と言われる聖福寺開祖の栄西禅師は、日本に「茶」をもたらした人物だと言われています。毎年、命日の前日9月4日に、聖福寺の開山忌・栄西禅師の供養が行われています。わたしが入門している茶道南方流・円覚寺は、聖福寺さんの塔頭であり、毎年和尚様が法要の献茶を差し上げています。

今年もわたしにできるお手伝い=献茶式に使う道具を運ぶ=に参加して参りました。実のところ自分にできることは少なく、ほとんど役に立っていないのですが、他の先輩方がなさるお手伝いを拝見しながら学ぶことが多く、できるだけ参加したい機会となっています。また、献茶式の様子を近くで拝見することが出来る、貴重な機会でもあります。

毎年のことですが、荘厳な雰囲気に圧倒されます。仏殿のなかは、灯りは薄暗く、外はとても晴れていたので、窓から見える明るさとのコントラストが際立ちました。読経がはじまる前はしんと静かで、ときおり外で風に木や葉が揺れる音がさざめき、厳かな気持ちになります。そして法要がはじまれば、仏殿に響き渡るお経のシャワー。何人ものお坊様が連なって歩きながらお経を唱えるご様子は、ちょっと異次元空間に迷い込んだ感じで、何度体験しても大きな感動に包まれます。

すごいなぁすごいなぁと思っているうちに、読経が終了。初めて体験したときは、どれくらいの時間行われるのかを全く知らなかったので、読経の時間が永遠に続くかのように思われたのですが、今回はなんだかあっという間に終わってしまったような気がいたしました。

お手伝いが終わったあとは、ねぎらいのお抹茶をいただきました。暑いなかでもお抹茶をいただくとホッとしますね。ありがたいことです。南方流は8月がお稽古お休みなので、皆さまにお会いできたのも久しぶりで、嬉しい機会でした。9月からはまたお稽古再開です。

象形文字の楽しさが、ジワジワ来ている今日この頃。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

象形文字の楽しさが、ジワジワ来ている今日この頃。

作品発表が本格スタートした、藤吉憲典の「書画作品」。このところ肩書も「Ceramicist(陶芸家) / Porcelain Sculptor(磁器彫刻家) / Ink Drawing Artist(書画家)」となっています。まとめて「Artist」としても良いのかもしれませんが、長々としても「何をしている人か」わかりやすい方が良いかな、というのが今のところの考えです。書画家の訳は、当初「Ink Painting Artist」としていたのですが、paint は「塗る」がメインであり、むしろ「描く」を強調するdrawの方が良いのではないかというアドバイスがあり、変更しています。

さてそんなわけで、藤吉憲典の公式サイトにも書画作品を掲載せねばと、現在プチリニューアル作業に入っているところです。作家のサイトは日英両言語で制作していますので、あらためて、作品タイトルを含め「英語でどう紹介するか」を考える機会になります。例えば、書画作品の「馬」。

藤吉憲典画 馬

Horse pictograph(藤吉憲典作)

漢字の「馬」を崩して、馬の画に描き直しているものです。日本人の目には、詳しい説明をしなくても「なるほど!」と理解してもらいやすいと思います。作品タイトルを作りながら、海外の方にもわかりやすいように、と辿り着いたのが「象形文字」であることを、タイトルに含めること。最初「hieroglyph」と思ったのですが、これは古代エジプトの象形文字を指し、文字に神秘的・呪術的な意味や力を持つとされていることが判明。日本語や中国語の漢字の象形文字は「pictograph/pictogram」と訳する方が、ニュアンス的に近いようです。ピクトグラフ(またはピクトグラム)すなわち「絵文字」。そういえば、ピクトグラムは先般のオリンピックで話題になりましたね。

絵から漢字になったものを、また画としてデザインし直す。この「馬」をはじめ「兎」「象」「鳥」など、象形文字シリーズが生まれています。書道を習得していく際に、さまざまな書体を学んできた藤吉憲典らしい作品群だと言えるでしょう。「Animal Boxes」として愛されている陶箱シリーズと同様、動物や自然界のものが題材になる象形文字シリーズを、どうぞお楽しみに!

そして、8月15日は盆踊り本番でした。

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そして、8月15日は盆踊り本番でした。

盆踊りの練習をしました!と書いたのは、つい数日前のことでした。

で、当日。初盆を迎えた方々の法要がひと段落した夜8時から、盆踊りスタートです。小さな櫓(やぐら)を見上げれば、三味線、笛、太鼓の面々が勢ぞろい。今年も生唄生演奏の、とっても贅沢な盆踊りでした。

初めは「今年はちょっと少ないかな」と思えた踊り手の数も、演奏が始まるとそろそろと増えだしました。例年顔を見るベテランさんを探しては、その後ろから踊ります。久しぶりに顔を合わせる知人友人も多数。お盆で帰省中の方々の顔を見るけることも出来ました。素晴らしいと思ったのは、初めてご参加と思われる親子連れが何組もたくさんいたこと。子どもが見様見真似で踊る姿はなんとも可愛らしく、嬉しくなります。踊りの輪の少し脇には、車いすで踊っているおばあちゃんもあり、まさに世代を超えたお祭りです。

数日前に練習はしていましたが、そのときは録音の音楽でしたので、やはり生演奏での盆踊りは格別です。唄のテンポが唄い手さんのペースで、早くなったりゆっくりになったり、変わるのもご愛敬。津屋崎の盆踊りの曲はとても長く、エンドレスに思えるかのような繰り返しで踊り続けます。軽いトランス状態(笑)。でも、あの世から帰ってきていた方々をお見送りするための踊りですから、そういうものかもしれませんね。

今回もうひとつ素晴らしいな、と思ったのは、唄のメンバーに高校生ぐらいと見える若いメンバーが何人かいたこと。ベテランから若手へ、受け継ぎながら続いているのですね。ああ、こうやって受けつがれていくのね、と、こちらも嬉しくなりました。盆踊りの踊り自体が難しく、なかなか指導者が育成できずに困っているという話も聞きましたが、なんとなく、大丈夫のような気がしました。

津屋崎に越してきて12年、この地にお墓を持っているわけでもありませんが、まるでジモティのように盆踊りに参加しています。

また来年♪

何年ぶり?の津屋崎の盆踊り。の、練習。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

何年ぶり?の津屋崎の盆踊り。の、練習。

山笠の通常開催が4年ぶりでしたので、たぶん、盆踊りも4年ぶりなのだと思います。お盆の法要は毎年開催されていたと思いますが、法要後の盆踊りは中止になっていました。

そんなわけで、張り切って「盆踊りの練習」に参加して参りました。津屋崎の盆踊りはちょっと複雑で覚えにくいのです。ただでさえ年に一度で、覚えたと思ったらまた来年!となっていたものが、一年どころでは無いブランク。もう、まったく覚えていません(笑)。

そんな状態で、盆踊り練習場所「なごみ前」に足を向けました。いつも皆に踊りを指導してくださるお姐さんを輪の中心に見つけ、ほっと一安心。そして参加者の皆さんのなかに、盆踊りのベテランのお母さんを見つけ、その後ろにポジション取りしました。盆踊りを覚えていなくても楽しむには、上手な人の後ろについて、真似をしながら踊るのが一番です。

音楽が鳴り始め、なんとなく動いてみるものの、なかなか踊りが思い出せません。指導してくれるお姐さんや、ベテランお母さんの動きをなぞりながら、「ああ、そうだった」とだんだんと思い出し、輪を一周する頃には、なんとなく体がスムーズに動くように。約2時間の練習の最後には、頭で考えなくてもなんとなく踊れるような感じまで取り戻しました。

途中休憩と練習終了後には、お楽しみの「ジュースとアイスクリーム」が自治会からふるまわれ、子どもたちに混ざってジュースをゲット。これを目当てに、練習会場には子どもたちの姿が思ったよりたくさん見られ、理由はどうあれ盆踊りに参加するのは良いことだと、思わずほおが緩みました。

さて盆踊り本番は8月15日。知人友人と「じゃあ、15日にね」とあいさつして、練習は終了。和楽器の生演奏で盆踊りを堪能できる日が戻ってきます。とっても楽しみです。