あなたなら何を作りますか?

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

あなたなら何を作りますか?

先日開催した、福岡ACAD.「世界史を建築家の視点で学ぶ!ルネサンス・バロック」講座で、スライドショーの解説を一通り学んだ後の意見交換テーマは、次のようなものでした。

「あなたが現在または近い将来に国家の有力者になったとして、政治的・経済的な面を考慮して何かの施設を作るとしたらそれは何でしょうか。これからの時代に向けて何をつくったらよいのでしょうか。」というものでした。

それぞれに思いついたことを好き勝手に話しながらも、「都市の分散」や「一定範囲内で生活・文化が充足する小さなコミュニティ」への期待は参加者に共通したところであることもわかり、とても興味深い時間となりました。

と思っていたら、先日手元に届いた『ナショナルジオグラフィック日本版』の特集は「世界の都市 輝く未来のためのアイデア」。写真にあるように、世界的な建築設計事務所に対して「どんな未来の都市を設計しますか?」という質問が投げかけられていました。

ナショナルジオグラフィック日本版2019年4月号より
ナショナルジオグラフィック日本版2019年4月号より

図らずもナショナルジオグラフィックと同じテーマを扱っていたのでした。福岡ACAD.の勉強会シリーズ、目の付け所の先見性も自慢です(^^)

雑誌の定期購読。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

雑誌の定期購読。

いつ、何で読んだか、どなたの記事だったかは忘れてしまいましたが(ごめんなさい!)、「雑誌の定期購読は視野を広げる役に立つ」というものがありました。いわく、定期的に半ば強制的に(笑)送り付けられてくるから、自分が気にしていなかったテーマにも触れる機会になる、しかもお金を払ってしまっているので、読んでみようかという気にもなる、と。

なるほど!というわけで、我が家でも雑誌の定期購読を始めて数年。「視野を広げる」という目的のもと、基本的に1年購読にして、毎年雑誌を変えることにしています。定期購読していると、その雑誌が「どんな人たちに届けようとしているか」がよく見えてくるのも面白いです。その読者層の枠にはまってしまわないためにも、1年で切り替え。よほど良いと思えば、継続して、あらたにプラスすればよいかな、と。

現在読んでいるのは「ナショナルジオグラフィック日本版」です。英語版とどちらにしようかと思いましたが、中学生の息子が興味を持ったときに手にとりやすいように、まずは日本語版。「ナショナルジオグラフィック」に対して、わたし自身は「社会への問題提起」をする雑誌という漠然としたイメージを持っていました。実際定期購読したところ、そのイメージ以上のものがありました。毎回興味深く読んでいます。

1年購読も終盤にかかっています。そろそろ「次の1冊」を決めようかというところ。次の雑誌を決める家族会議がまた、楽しみのひとつです。

【開催報告】対話型鑑賞講座@朝日カルチャー福岡教室

こんにちは。Meet Me at Art エデュケーターふじゆりです。

【開催報告】対話型鑑賞講座@朝日カルチャー福岡教室

「知識いらずの美術鑑賞」対話型鑑賞(ビジュアルシンキング)で美術の見方を深めましょう

というタイトルで、単発講座を開催いたしました。

美術鑑賞、それも対話型鑑賞法という一般にはまだあまりなじみのない概念。参加してくださる方があるかしら?と思っておりました。が、美術館で展示解説のボランティアをなさっている方、プロモーションやイベント企画をお仕事になさっている方、年に何十回も展覧会に足を運ぶ方など熱意ある方々がお越しくださいました。

90分の講座のなかで、対話型鑑賞の基本的な考え方と、鑑賞を深めるためのワークショップを3ステップ一緒にやってみました。実際に美術鑑賞をするワークでは、水彩の小作品を目の前で見ながらのワークと、有名作家による作品をスライドで確認しながらのワーク。

一度の体験だけでは「対話型鑑賞」の面白さを体感しにくいかもしれませんが、これから日常で美術作品を前にしたときに自分自身で対話型の手法をとりいれることができる観方のヒントもお伝えしました。

今後も朝日カルチャーセンター福岡教室さんでは、単発での美術鑑賞関連の講座を計画しています。美術がもっと生活のなかに浸透していくように、いろいろなきっかけ作りができたら嬉しいな、と思いつつ。

教室に到着したらすぐに講座が始められるよう準備を整えてくださっていた朝日カルチャーセンター福岡教室さん、ありがとうございました!

勘違いで出会う本もある。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

勘違いで出会う本もある。

先日図書館に行ったとき、閉館時間が迫っていたので「とりあえず」とつかんできた文庫本二冊。

角川文庫で、図書館の「海外作家文庫」の棚に並んでいたことから、勝手に海外の古典的な小説かなと思い込み、そのタイトルから勝手に「古典サクセスストーリー」的なイメージを思い描いておりました。

オグ・マンディーノ著『世界最強の商人』『その後の世界最強の商人』
(角川文庫)

蓋を開けてみれば、原著が1968年にアメリカで出版されたという、いわば自己啓発本。最初の「まえがき」にあたるページが「賞賛の数々」という、この本を讃えるコメントの数々で始まっており、思いがけないスタートにビックリしました。

でもせっかく手に取ったのでもあるし、2冊ともすぐに読んでしまえそうなボリュームだったので、とりあえず食わず嫌いせず読み進めていくことに。

読んでみたところ、最初のタイトルから受けた「サクセスストーリー」という印象 は、あながち的外れでもなかったようです。ゴリゴリの自己啓発本ではありますが、主人公のサクセスストーリーという形を借りているため「お話」としても読むこともできました。

それにしてもこの本、17か国語で総計900万部のベストセラー本だったようです。この本についての概要を知っていたら、おそらく手に取ることはなかったであろうことを考えると、本との偶然の出会いもまた面白いなと、つくづく。

好きな絵を飾る。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

好きな絵を飾る。

写真は、息子が小学生の時に図工の授業で近所の風景を描いたもの。周りの子どもたちが、立派な古民家の外観を含む景色や神社の大きな鳥居を正面から描いているのを横目に、神社の横のほうにひっそりと建つ石像をメインに据えたもの。

この絵の景色の切り取り方が最高に面白くて、気に入ってわたしの仕事場に飾っています。見れば見るほど彼の視点、立ち位置の面白さを感じる絵なのです。

息子、学校の成績的には絵が得意とは言いにくいし、本人的にも特に絵を描くのが好きというわけでもなく。夏休みの宿題で絵を描く姿を見ていても「もっと丁寧に描こうよ!」といいたくなるのをぐっと我慢しながら見守ること多々でありました。

上手いとか下手とかとは別のところで、個人的に魅力を感じる絵だからこそ、毎日目に見えるところに飾っています。「絵を飾る」って、そういうことでいいんじゃないかと思います。もちろん、一般的に名画と呼ばれるものを手に入れるのも良いとは思いますが、絵と絵を飾るわたしとの関係は、もっともっと個人的なものでいいのかな、と。

そういえば、佐賀の花祭から引っ越してくるときにしまい込んで、出していない絵があるよね。と思い返し、押し入れをごそごそ。あるある!我が家には、ダンナ・藤吉憲典が過去に描いた絵がたくさんあるのでした。今週末あたり、引っ張り出して飾ることに決定。

角川文庫の巻末ページ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

角川文庫の巻末ページ。

角川文庫の巻末ページに「角川文庫発刊に際して」とする創業者・角川源義氏のことばが載っています 。記されている日付は1949年5月3日。

新元号発表のあった先日、本を読み終わってなにげなく巻末のページを開いたときに目に留まりました。これまでにも何度も角川文庫は手にしていたのに、ちゃんとこの言葉を読んだのは初めてだったように思います。

出版も絵画も建築も、文化は時代のときどきで政治利用されてきた歴史があります。文化の担い手が平和への意志をしっかり持つことの意味、その使命を考えさせられました。

株式会社KADOKAWAのサイトにも「グループ理念」のなかに、「角川文庫発刊に際して」 として、この言葉が掲載されています。

読書『一生使える脳』(PHP新書)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『一生使える脳』(PHP新書)長谷川嘉哉

本屋さんを歩いても、新聞や雑誌の書評欄を見ても、健康啓蒙本とでもいうべきジャンルは大盛況。人生100年時代に、最大公約数に届く話題なのでしょうね。大量の情報のなかで、どの説を自分の味方に取り入れていくのかは、人それぞれ。

さて、なんとなく手が伸びたこの本。サブタイトルが「専門医が教える40代からの新健康常識」。毎月1,000人の患者さんを診る認知症専門医でいらっしゃるとあり、認知症が心配になる年齢の親を持つ年代としては、そしてタイトル通り40代以上である自分としては、関心の高いところです。本のタイトルのつけ方がドンピシャ(笑)

読んでみて、医学的な根拠や定説も時代によって変わってきていることと、そのうえで著者の「今、わたしの経験からはこう言える」という立ち位置の明確さを感じました。

自分が気になったことを解決すべく取り組めることが、具体的に書いてあることが良かったです。それもすぐに始められそうなことばかりで、このハードルの低さは、やはり日々患者さんと向き合っているからこそなのだろうな、と感じました。

以下、備忘。


  • ワーキングメモリを効率的に使うには「開放」。
  • アウトプットを意識したインプット。
  • 人的ネットワークという「外部脳」。
  • 運動は体だけでなく脳にもよい。
  • 習慣化。
  • 「覚える」ではなく、いかに「思い出すか」。
  • 回想療法。
  • 外部環境整備。

『一生使える脳』(PHP新書)より


大牟田市動物園。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

大牟田市動物園

桜の咲き誇る3月最終日、福岡県大牟田市にあるダンナのお父さんのお墓参りと、大牟田市動物園に行って参りました。

お墓参り⇒動物園のルートは、息子が誕生してからのお決まりルートになっているので、もう10年以上になります。道すがらにあること、市民動物園で入りやすい入園料であること、コンパクトで回りやすいこと、そしてなんといってもアットホームな雰囲気があることから、「ついでに動物園」にぴったり、ちょうど良いのです(^^)

実は、先だって参加した学芸員シンポジウムでのワークショップで大牟田市動物園の学芸員さんとご一緒する機会があり、大牟田市動物園運営の実際について、いくつかお話を伺うことができたのでした。動物園も博物館のひとつです。おかげさまで、いつもの動物園の楽しみに加えて、理念に基づく運営の在り方や裏方さんの工夫などにも目の向く訪問となりました。

大牟田市動物園
大牟田市動物園
大牟田市動物園
大牟田市動物園
大牟田市動物園
大牟田市動物園

大牟田市動物園、大好きです(^^)

【開催報告】世界史を建築家の視点で学ぶ「第5回ルネサンス・バロック」

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

【開催報告】世界史を建築家の視点で学ぶ「第5回ルネサンス・バロック」

株式会社藤井設計室・藤井昌宏氏によるスライドショー講座シリーズの第5回目でした。「あらゆる芸術的経験の結集の時代」「黄金時代美術」 と呼ばれるルネサンス・バロック時代とあって、いつにも増して高まる期待。

講師を務めてくださる藤井昌宏さんのマシンガントークは回を増すごとにパワーアップ。その博識で思慮深いトークには、毎回うならされます。今回は意見交換テーマを設け、講義終了後にざっくばらんにおしゃべりタイム。この時間がまた思いのほか面白かったです。

以下、備忘。


  • フィレンツェの街がこれまでの時代のやや暗さを感じる街と異なって明るいのは「防御のための街づくり」ではないから。
  • 王様や教会による(上からの)街・建築ではなく、お金持ちの商人=ある意味市民の代表による建築。
  • テンペラ画から油絵へ。
  • 王様や宗教ではなく個人をテーマにした作品の登場。
  • ただ美しい彫刻から、個人的な感情を表現する彫刻へ。
  • 「○○が作った建築」という「作家性」が出てくる時代の到来。
  • 遠近法。空間の狭さ→絵で奥行きがあるように見せる。
  • 「きっちりつくる」ができるようになった時代。
  • 寸法をきっちり作ると目の錯覚をもたらす。
  • ローマ時代への回帰=「ル(Re=再)・ネサンス(naissance=誕生)」
  • ルネサンスの時代は短く、エリアは狭い(フィレンツェ、ローマ)
  • 視覚効果(目の錯覚)を狙った建築(パラディオによる)
  • 神様のための建築ではなく、自分たちのための建築。
  • 人に見られることを意識した建築。
  • ビルの原型の登場。


福岡ACAD.(ふくおかアカデミー)。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

福岡ACAD.(ふくおかアカデミー)。

福岡ACAD.(以下、アカデミー)のフェイスブックページができました! 福岡ACAD.(ふくおかアカデミー)は福岡を拠点に、美術 Årt、工芸 Craft、建築 Architecture、デザイン Design に効く勉強会やワークショップを展開していくプロジェクトです。現代ではあらゆる職種に求められるクリエイティブな思考に効く内容を追求していきます。

ロゴ制作はダンナ・藤吉憲典。陶芸術家ですが、趣味でときどき書道家ときどきグラフィックデザイナー(笑)。このロゴに合わせて、小文字だったアカデミーのacad.をACAD.と変更しました。

現在募集中の講座は、黄金芸術の時代と言われる「ルネサンス・バロック」をテーマにした「世界史を建築家の視点で学ぶ」シリーズ。「自分たちが学んで楽しいこと・学びたいこと」を講座にするので、毎回楽しみでたまりません。

アート、クラフト、アーキテクチャ、デザインに興味のある皆さん、ご一緒に学びませんか?

福岡ACAD.(以下、アカデミー)のフェイスブックページ