陶片ミュージアムの、もと。

こんにちは。花祭窯 ふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアム、なかなか更新が進みませんが
そうしている間に陶片は日に日に増えています。

津屋崎浜の古伊万里陶片

古伊万里が上がる津屋崎浜。
どんなふうに上がっているのかとよく聞かれるのですが
たとえば、今朝の散歩途中・・・

津屋崎浜の古伊万里陶片
どこにあるか、見えますでしょうか。
近づいてみると・・・

津屋崎浜の古伊万里陶片

はたまた

津屋崎浜の古伊万里陶片

近づいてみると・・。

津屋崎浜の古伊万里陶片

こんなふうです。
目が「陶片サーチモード」になると
意識しなくても陶片が視界に飛び込んできます(^^)

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

津屋崎陶片ミュージアム
http://fujiyuri.com/blog/category/tsuyazaki-oldchina-museun/

<運営責任者>
花祭窯(はなまつりがま) 藤吉有里
https://www.facebook.com/HanamatsuriKiln

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
■蕎麦猪口倶楽部(そばちょこくらぶ)
http://sobachoko.fujiyoshikensuke.com/

復刻古伊万里からオリジナルまで。肥前陶磁の伝統と革新。
____________________________

■磁器作家・藤吉憲典(ふじよしけんすけ)

Ceramic artist Kensuke Fujiyoshi フェイスブックページ
https://www.facebook.com/KensukeFujiyoshi

藤吉憲典公式ホームページ
http://fujiyoshikensuke.com/

肥前陶磁の価値を高める仕事を通して
優れた伝統工芸文化と技術を世界へ・後世へ伝えます。
____________________________

花祭窯 〒811-3304福岡県福津市津屋崎4-8-20

津屋崎はワクワクしています。

こんにちは!ふじゆりです。

9月の終わりごろから
津屋崎千軒は町全体がなんだかワクワクしています。

その理由は、これ。
http://www.nhk.or.jp/fukuoka/drama/shiawase/index.html

NHK福岡放送局が制作する「福岡発地域ドラマ」の舞台に津屋崎が。

津屋崎千軒内でも、あちらこちらでロケが行われていて
福津市内からも市民エキストラで参加する人がたくさん。
子どもから長老さんまで、なんだか浮き浮きと嬉しそうです。

花祭窯から見えるいつもの風景も登場しそうです。
花祭窯から津屋崎浜を臨む。

2015年1月16日19時半より九州沖縄での放送です。

松田翔太さん、宮本信子さんの二人芝居に近い構成ということで
津屋崎の日常風景をバックにどんなドラマができあがるのか
今からとっても楽しみです。

津屋崎陶片ミュージアム~陶片の展示棚~

こんにちは!ふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアムをネット上でオープンし、
亀の歩みのようにゆっくりと紹介をはじめたところでしたが・・
なんと、リアルにディスプレイするための棚が、花祭窯に来てくれました!

津屋崎陶片ミュージアムのディスプレイ棚がきました。

ご近所さんが、もう使わないからとお譲りくださいました。
重厚な雰囲気で、400年~200年の時を越えてきた陶片を飾るのにぴったり!
ほんとうにありがとうございます。

津屋崎陶片ミュージアムのディスプレイ棚がきました。

いっぺんにたくさんを飾ることはできませんが、
ときどき入れ替えをしながら、楽しんでご覧いただけるよう
美しい展示を心がけてまいります。

現在、展示内容・方法を検討中。
オープンの暁には、あらためてご報告いたします。

どうぞお楽しみに!
といいながら、おそらく最も楽しんでいるのはわたしです(^^)

染付蛸唐草文蕎麦猪口

蕎麦猪口新作をアップしました!

染付蛸唐草文蕎麦猪口
(そめつけ たこからくさもん そばちょこ)

藤吉憲典の染付蛸唐草文蕎麦猪口

藤吉憲典の個展でご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
蕎麦猪口倶楽部にも掲載せねば!と思いつつ、ようやくアップいたしました。
たいへんお待たせいたしましたm(__)m

見込文様に五弁花、縁地文には四方襷と
しっかり手が入っています。

蛸唐草文はとてもポピュラーな文様ですが
それだけに、描き手の個性がそのまま表情に表れます。

藤吉憲典の蛸唐草文は
子孫繁栄の思いがこめられた唐草文にふさわしく
丁寧で力強い筆致が特徴です。

 

蕎麦猪口倶楽部 染付蛸唐草文蕎麦猪口
http://sobachoko.fujiyoshikensuke.com/?pid=80332211

津屋崎陶片ミュージアム~これぞ初期伊万里!?~H260816001

こんにちは!ふじゆりです。

拾ってきたままになっていた陶片のなかから
ダンナが「これが初期伊万里」と出してきました。

津屋崎陶片ミュージアム初期伊万里の陶片

津屋崎陶片ミュージアム初期伊万里の陶片

津屋崎陶片ミュージアム初期伊万里の陶片

津屋崎陶片ミュージアム初期伊万里の陶片

江戸時代の初期1610年~1650年代につくられたもので
いわば日本で最初に生産された磁器の特徴を持つものが
初期伊万里と呼ばれています。

高台径が小さい
皿の中央にかけて厚手になっている呉須の発色が控えめ

などなど
「初期伊万里の特徴」と言われるものがあります。

写真のものは
高台径が小さいです。
高台がやや内側に向かって斜めに入っているのも
初期伊万里に見られる特徴のひとつだという人もあります。

皿の底部は、厚くできています。
縁が段になっているのも、初期伊万里に良く見られる形だとか。

呉須の色合いも、やわらかい発色です。
釉薬もしっとりとした感じです。
なにが描かれていたのか、この片だけでは判断が難しいですが
おおらかな筆遣いの文様です。

この1片から、ああだこうだと全体を想像してみるのが
陶片の楽しみのひとつでもあります。

博多座がある幸福。

こんにちは、ふじゆりです!

今年最初の博多座に行ってきました

今回の目的は「レディ・ベス」。
博多座レディベス

舞台が素晴らしかったのはもちろん
「博多座」という空間でゆっくりと時間を過ごせる贅沢を満喫。

歌舞伎もミュージカルも
休憩時間をはさんでおおよそ3~4時間。

この間、他のことにまったく気を散らさず非日常に没頭する。
わたしにとって、とてもすごいことで、貴重な時間です。

それにしても、ここ津屋崎から博多座までの距離感も素晴らしい。
近すぎず、けれども思い立てば気軽に行ける距離。

感謝!

見て・触って・少し学んで、選ぶ。

こんにちは!ふじゆりです。

津屋崎・花祭窯で、新しい取り組みはじめます。
とはいっても、特別なことではなく
これまでなんとなくやってきていたことを
意識的にやることにした、というところです。

なにをするかというと
「やきものを見て・触って・少し学んで、選ぶ」
場を提供すること。

花祭窯ニュースレター7月号英語版
花祭窯ニュースレター7月号英語版

日本の美術教育は、美術館などでの一般向けプログラムを見ても
やたらと「体験させる(=自分で作る、的な)」ことがメインに組まれていて
「鑑賞する」ということがなおざりになっているのが
常々不思議でなりませんでした。

「ただ、みる(見る・観る)」
「さわって、みる」
「そのものの背景にあるストーリーを少し知ったうえで、みる」

そんな「みる」を楽しむ場を育んでいけたら、と思っています。

津屋崎陶片ミュージアム~見込に松竹梅~H260709001

こんにちは!ふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアム
本日のご紹介は染付の碗か蓋ものか。

染付碗、見込に松竹梅

染付碗、見込に松竹梅

染付碗、見込に松竹梅

染付碗、見込に松竹梅

写真1枚目、見込文様に松竹梅があると知っているのでそれとわかりますが
まあ、ずいぶんと崩れた松竹梅。

環状の松竹梅を見込文様に描くのは
18世紀中頃から流行りはじめたそうですが
手間のかかる文様であるため
ある程度上手(高級品)のものに描かれているようです。

写真のように雑な(笑)表現になってくるのは、19世紀に入ってからか。
職人さんが文様から文様を写しているうちに
もとの図案がなにを表していたのかわからなくなってしまった!
という感じのもの、古伊万里によく見かけます(^^)

ともあれ、これは表も裏もきちんと文様が描かれています。
表は花かなと思いきや、おそらく宝袋。
松竹梅も吉祥文ですから、宝尽くしですね。

つくりも丁寧で、高台にもきれいに釉薬がかかっています。
宝尽くしの蓋ものかな、と。

 

 

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ふじゆりスタイル
http://fujiyuri.com/blog/

津屋崎陶片ミュージアム
http://fujiyuri.com/blog/category/tsuyazaki-oldchina-museun/

<運営責任者>
花祭窯(はなまつりがま) 藤吉有里
https://www.facebook.com/HanamatsuriKiln

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
■蕎麦猪口倶楽部(そばちょこくらぶ)
http://sobachoko.fujiyoshikensuke.com/

復刻古伊万里からオリジナルまで。肥前陶磁の伝統と革新。
____________________________

■磁器作家・藤吉憲典(ふじよしけんすけ)

Ceramic artist Kensuke Fujiyoshi フェイスブックページ
https://www.facebook.com/KensukeFujiyoshi

藤吉憲典公式ホームページ
http://fujiyoshikensuke.com/

肥前陶磁の価値を高める仕事を通して
優れた伝統工芸文化と技術を世界へ・後世へ伝えます。
____________________________

花祭窯 〒811-3304福岡県福津市津屋崎4-8-20

~日常に文化とストーリーをプラス。
持つ人の個性を引き立てる上質~

藤吉憲典蕎麦猪口展2014

熊本のビストロ&バーSUNNYで開催中の蕎麦猪口展。
7月に入り、展示入れ替えです。

SUNNY蕎麦猪口展2014

新しい文様が本日SUNNYに届いたばかりです。
ぜひチェックしてくださいね♪

Bistro&Bar SUNNY
http://watarufujikawa.sunny-bistrot.com/?eid=43

津屋崎陶片ミュージアム~金襴手の華~H260629001

こんにちは、ふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアム。
今回のご紹介は、赤絵。それも、金彩を用いた金襴手(きんらんで)!
古伊万里様式の金襴手。
1690年~1730年ごろでしょうか。

古伊万里様式の金襴手赤絵

古伊万里様式の金襴手赤絵

古伊万里様式の金襴手赤絵

古伊万里様式の金襴手赤絵

古伊万里様式の金襴手赤絵

この赤絵も、良くぞこの状態で残ってくれてくれました!
と思わず叫びたくなるカケラのひとつです。

赤絵は上絵(うわえ)とも呼ぶとおり
釉薬をかけた本窯焼成の上に、絵の具を載せて焼いているため
釉薬による保護が無く、外的要因によって色が剥げ落ちます。

そのため、海で洗われていた漂着カケラには
赤絵が残っていないことが多いのです。

周辺部、白抜きになっている部分に
金彩が施されていたのではなかろうか、と想像できるのです。
この白抜き部分を良く見ると
植物や山などの文様が描かれた線描きのあとが見えます。

そして見込は染付。
ということは、染錦の金襴手です。
裏にもしっかり染付の文様が描かれています。
蔓と葉の組み合わせ。
高台にも染付の線が入っています。

皿のカケラです。
高台の大きさから考えて、7寸~8寸くらいでしょうか。
結構大きいですね。
つくりも薄く、丁寧です。

つくりの丁寧さ、絵付の豪華さ、丁寧さ。
上ものの器です。

こういう丁寧な仕事が肥前陶磁の誇りです。
眺めていて思わずニヤニヤしてしまう、嬉しいカケラです。