懐石茶会でした。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。先週末は

懐石茶会でした。

毎年この季節に行われる南方流の懐石茶会。前日の準備から当日の後片付けまで、学びの多い茶会運営のなかでも、もっとも時間をかけて行われるお茶会です。

南方流では、入門以来の成果を同門の皆さんにお披露目し評価していただく一番最初の機会となるのが、この懐石。感覚的には「試験」に近いでしょうか。入門者はまずはここを目指して精進することになります。わたしも目下ここに向かって修業中。

お炭手前に始まり、お食事をいただき、濃茶、薄茶までのフルコース。一席が約四時間のお茶会です。お食事と濃茶の間に一度席を立つ以外は座りっぱなし。自分が席に入らないときは、お台所やお運びのお手伝いをいたします。

亭主を務める方をお手伝いし、お客さん役をつとめるのが、この日の役割。わたしも3~4年参加していますが、毎年様々な手順を教えていただきながら確認しなおし、それでもなお緊張しながら臨みます。ただお手伝いする側でありながらこの状態ですから、当日亭主をお勤めになる方々の精神力はすごいものです。

一席を約半日かけてのお茶会は、最近ではどこの流派でも減ってきているというお話を耳にするたび、年に一度このような機会に参加できる我が身の贅沢を思います。

ともあれ今年の懐石茶会も終了。お手伝いとして大きな失敗もなく終わることができたので、なにより一安心でした。

 

お雛さまの手元が気になる季節。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

お雛さまの手元が気になる季節。

フェイスブックを見ていたら、「お雛さまを出したよ」とアップしているお友だちがちらほら増えてきました。豆まきが終わったので、次はお雛さまですね(^^)

というわけで、我が家のお雛さまを出してみました。藤吉憲典のつくった雛香合。もともと我が家用に作る意図はなかったのですが、お雛さまの手に「扇」を持たせるのを忘れてしまったため、このお内裏様とお雛さまは、藤吉家にずっと滞在してくれることになったのでした。お内裏さまはちゃんと笏(しゃく)を持っているのですが‥(笑)

お客さまが「お雛さまが檜扇(ひおうぎ)を持っていないよ!」とご指摘くださるまでは、わたしも、つくったダンナも気づかなかったという失敗話。お客さまのもとに嫁ぐ前でよかったです。気づいてからは、お雛さまの手元がなんとも手持無沙汰に見えて仕方無いのですが、そのおかげでずっと家にいてくれるので、これもご愛敬ということで(^^)

 

花祭窯で、新春展示やります(^^)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

花祭窯で、新春展示やります(^^)

春節(旧正月)は2月16日。その週末2月17日(土)18日(日)に開催します。

津屋崎の花祭窯で、Ceramic Artist 藤吉憲典の現在の作品をご覧いただくことができます。毎年末に開催する「暖の器展」を、昨年は在庫が少なすぎて急遽取りやめてしまったので、あらためて遠慮なくお越しいただける機会をつくれたら、と。

最新作を含む器の数々と、ロンドンから里帰り中のアート作品。手に取って間近でじっくりご覧いただくことができる二日間です。もちろん、その場でのお買い上げも大歓迎。普段の生活に取り入れる楽しさを感じていただけると嬉しいです。

ささやかながらお茶もご用意しております。
皆さまのお越しを楽しみにお待ちいたしております。


花祭窯新春展示

花祭窯・藤吉憲典の器と、里帰り中のアート作品数点を展示いたします。この機会にぜひ見にいらしてください。お買い上げも可能です(^^)
お時間のある方には、ささやかながらお茶を差し上げます
ぜひお気軽に遊びにいらしてくださいね。

会期:2月17日(土)~2月18日(日)
時間:11時~17時
場所:花祭窯
(←クリックすると地図が開きます)

※入場無料

上記日程でご都合が合わない方は、あらかじめご連絡いただきましたら2月16日(金)もご来場可能です。ご希望の方はお電話(0940-52-2752)にてご連絡くださいませ

当日、寒くないことを祈りつつ。
皆さまのご来場をお待ちいたしておりますm(_ _)m

 

「酒粕で甘酒」シーズン到来。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「酒粕で甘酒」シーズン到来。

津屋崎千軒には豊村酒造があります。花祭窯から徒歩1~2分のご近所さん。毎年この季節になると楽しみなのが、酒粕の売り出し。そういえばこのブログで同様の記事をあげていたのはいつだったかしらとチェックしたところ、昨年は1月21でした。

1月に入り豊村酒造の若おかみに「酒粕もうすぐ?」と聞いたら「今年は少し遅くて、月末頃になりそう」というお返事。楽しみにしていたところ、先日通りがかりに店先に「酒粕あります」の文字が躍っているのを発見。嬉々として手に入れてまいりました。近所を散歩のついでに酒粕が手に入る、なんてありがたい環境でしょう。

立春からこちら、福岡でも最高気温が1~3度と寒い日が続いているので、こんな日は甘酒です。酒粕を多めに、でも酔っぱらわないように長めに火にかけてアルコールを飛ばし、てんさい糖で甘みを足して出来上がり。藤吉憲典作のたっぷりめのマグカップでいただきます。

甘酒飲みながらパソコンに向かう、幸せなひとときです。

 

初春のお茶菓子。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

初春のお茶菓子。

ご紹介が少し遅れてしまいましたが、美しいお干菓子届いています。

眼福(がんぷく)であり、口福(こうふく)。

おいしい和菓子屋さんに出会うことができるのはとても幸せなことで、佐賀に居たときは、おいしい羊羹を求めて、週末ごとに小城中の羊羹やさんを食べ歩きました(笑)おかげで、わたしのなかに小城羊羹のマイベスト!が決定しています。こういうささやかなぜいたくが、なんとも幸せなのです(^^)

2月には、久しぶりに花祭窯での呈茶を予定しています。
詳細が決定したら、ご案内いたします。

 

何度目かの中国語学習。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

何度目かの中国語学習。

台湾訪問から1週間以上が経ち、やっぱり少しは中国語を習おうと再び(あるいは三たび?)思い立ち(笑)。単純ですが、こういうことが一番のきっかけでありモチベーションになりますね。

わたしにとって最初の中国語学習は大学での第二外国語。教養学部の1年間だけのことでしたから、いわば「出会いの機会」くらいのものでした。このときに繰り返し練習させられた「発生・発音」の練習がとても楽しかったので、中国語の学習には楽しいイメージが残っています。

2年前に台湾のギャラリーさんからお問い合わせが入ったのをきっかけに、仕事で中国語が必要になることがあるかもしれないなぁと漠然と考え出し、スカイプを使った中国語学習を試したのが1年前ごろ。ビジネス会話というよりは、お店などでのやり取りを想定した日常会話に近いものでした。このときも、スカイプの向こうから指導してくれる中国の女子大学生がとっても熱心でかわいくて、楽しい学習でした。

そして今回は、明確に「中国語でお礼状を書きたい」という動機から、また中国語の学習をスタートしようかと思っています。まずはさっそくテキストの調達から。英語もそうですが、実際に会話をしたい相手の顔が見えていて、コミュニケーションをとるための学習なので、今度は継続学習につながるはずです(^^)

 

お正月に生けたお花が長持ちしているので。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

お正月に生けたお花が長持ちしているので。

生け替えながら楽しんでいます。キク科の花はとくに強くて長く咲いてくれますね。とてもありがたいです。気持ちに余裕が無いと、花を生けるのは難しいなぁ、と思っていた時期もありましたが、転じて、花を生けることによって気持ちに余裕をつくることができると感じています。

お正月用に近所の「お魚センター」で生花を一束買ってきたのでした。「お魚センター」だけれど、野菜もあれば、お花もあります。福津はお花農家さんがいらっしゃるので、いつもなにかしら花があります。人気なので、朝一番に行かないと売り切れてしまうこともしばしば。

買ってきたときにはつぼみの多かった花束が

花祭窯 白磁手つき花器 藤吉憲典

ここ数日の暖かさも手伝って、満開(^^)

花祭窯

花器を変えて生け替えれば、また新しい美しさです。

 

丹心萬古を照らす

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

南方流の初釜茶会では、色紙をいただいてまいりました。今年の色紙に書いてあったのが、これです。

丹心萬古を照らす

「たんしんばんこをてらす」。解説には「真心から出た行いは、何時の世でも尊いことで、その行いは明らかである」とあります。

少し調べてみたところ、国立国会図書館のリファレンス協同データベース大阪府立中央図書館から提供されている資料を見つけました。明代末の官僚、楊継盛(楊椒山)の最期の詩のなかの一節だそうで、「丹心照萬古」の言葉は全部で四種類の詩で見られるということです。そうのうちのひとつが『中国詩選 鹽谷温/著弘道館1948』にあるということで、以下引用しています。


「浩氣還太虚 丹心照千古 平生未報恩 留作忠魂補」

通釈に「我身に宿る浩然の気は、今われ刑に就いて身首處を異にせば、たちどころにこの身を去って太虚空漠の世界に還り、たとへ肉体は滅びても、赤誠は長く千載の後を照らし得るのである。されば余は死後忠魂となってこの世にとどまり、平素未だ無くゆるを得なかった国恩を補ひ報じようと思ふ」

国立国会図書館のリファレンス協同データベースより


不条理な死を遂げた楊継盛がもっとも言いたかったこと。

「真心から出た行いは、何時の世でも尊いことで、その行いは明らかである」

新年にいただいた言葉です。

 

吉例初釜茶会。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

吉例初釜茶会。

新年最初のお茶会は、円覚寺ご住職のお点前を間近に拝見することのできる初釜茶会。着物姿の皆さんが集い華やいだ雰囲気のなかにも気の引き締まる一日です。

わたしはといえば、まずは「着物を着る」ことがお茶会の日の最初の難題。少しづつ慣れてきているとはいえ、相変わらず上手くいかないことが多くドキドキします。南方流のありがたいところは、先生方諸先輩方が惜しみなくアドバイスしてくださるところ。茶道の作法においてはもちろん、着付けについても同様に、気づいたところを教えてくださり、直してくださいます。おかげさまで、おかしなところはお寺についてから直していただこうと、すっかり甘えてしまっています。

今年は60名程の入門者が参加とあって、お茶席が6席。自分の番でないときは、お食事の準備で台所やお運びのお手伝いに回ります。このお手伝いがまた、学びの機会。運び方、歩き方、お膳の出し方、下げ方…。心配りのありようを形から学ぶ場です。

いつもこのお手伝いの時になにかしら失敗をしてしまうのですが(あわてて椀をひっくり返したり、しゃもじを落としたり^^;)今年は大きな失敗もなく無事終了。毎年の初めにこのような場に参加できることが、ありがたく幸せです。

 

恒例!書き初め@花祭窯。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

恒例!書き初め@花祭窯。

正月の2日ですから、なにかとお忙しい方も多いとは思いつつ、例年通り1月2日に開催。朝10時ごろから夕方まで、今年も老若男女30名近くもの方がご参加くださいました。ありがとうございました。

「何と書くか」からはじまり「どう書くか」。それが決まったら、筆を持ち、紙に向かうのみです。花祭窯での書き初めのコツは、最初から清書のつもりで書くこと。集中力を長時間維持するのは至難の業なので、練習のための練習はしないのです。

とはいえ、1枚目で完成する人は皆無。「うまく書けるまで」というよりは「自分が納得するまで」何枚も書くことになりますが、書き上げるまでの道のりにもそれぞれに個性が表れるのが、とっても面白い時間でもあります。

書きはじめるまでの順番待ちもあり、また集中力が切れたときには一服の息抜きも必要なので、お抹茶とお菓子をお出しし、わたしにはお茶の「点て初め」の日にもなりました。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。