学芸員技術研修会@大分市美術館。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

学芸員技術研修会@大分市美術館。

約一年ぶりに参加してまいりました、ふくおか博物館人材育成実行委員会が開催してくださる学芸員技術研修。

昨年に引き続き、齋正弘先生による「アート教育」の研修を受講してきました。齋先生は、宮城県美術館に準備段階から参画し、「教育普及部」で来館者への「美術探検」「美術館探検」を行ってきた、この道の達人。

昨年2016年の学芸員技術研修で齋先生の考え方を知り、

学芸員研修に行ってきました。

今年2017年の初めには息子を連れて宮城県美術館での「美術探検」「美術探検」を体験してきたワタクシ。

初!仙台に行ってきました。

今回の大分市美術館では、「美術」や「鑑賞」が「なにに、どのように使えるのか」を、身体感覚として覚えることを意識して受講してきました。人が人としてよりよく生きるために美術は使える。このことをあらためて確認することのできた一日でした。

 

学芸員研修-著作権の基礎を勉強してきました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「学芸員研修に行ってきました」シリーズ、第3回の今回は長崎県美術館にて

「4時間で学ぶ博物館/図書館と著作権」

ということで、日本・ニューヨーク州の弁護士であり日本大学芸術学部客員教授の
福井健策 先生の講義を受けてまいりました。

福井先生の骨董通り法律事務所のブログはこちら
様々な芸術活動を支援する法律事務所です。

あっという間の4時間(質疑応答が白熱して少々時間オーバー^^)でした。
主に、そもそもの「著作権とは?」というところを、事例を交えた解説と質問の投げかけで考えさせながらの講義。法律素人のわたしでも、大切な部分=考え方を理解することができました。

なかでも、わたしが個人的に特に「なるほど、そうか!」と思ったのは次の三つのテーマに関わるお話でした。


著作権で守るものと商標権で守るもの。

「著作物」と、そうでないもの。
著作物は著作権で守られるけれど、著作物と認められないものは商標登録で守ることになる。
ということ。

作品の所有権は移転しても著作権は移転しない。

「著作権の譲渡」が行われない限り、誰が所有していても、著作権は作った本人にある、ということ。

知財のオープン化。

著作権による保護の裏で、名品が権利者不明により死蔵してしまうリスクがあるということ。
今後の世界的な流れのなかで、この「知財のオープン化」をスムーズに進めていくことが、とても大切である、ということ。


なんとなく自分のなかで曖昧にわかっているつもりでいたことを修正することができたり、世の中がいまだかつてないスピードで変化していることを「著作権」というフィルターを通して眺めることができた4時間でした。

ところで

長崎県美術館、初めて訪問しましたが、周辺環境も含め、とても気持ちの良い空間でした。
https://www.nagasaki-museum.jp/
研修メインの訪問だったので、館内をゆっくり回ることはできませんでしたが、空き時間にミュージアムショップとカフェに足を運ぶことができました。
あらためて時間をとって観て回りたい場所です。