藤吉憲典2015下半期の予定。

こんにちは!ふじゆりです。

藤吉憲典の2015年下半期の予定が出揃いました!
機会をくださいました皆さまに、心より感謝申し上げます。
すべての場所で全力投球すべく、しっかりスケジューリングしてまいります。

  • 開催中~7月12日(日) 熊本 SUNNY 蕎麦猪口展
  • 7月18日(土)~8月1日(土) 豊橋 ギャラリー濫觴 個展
  • 9月25日(金)~9月29日(火) 福岡アジア美術館 つやざき工藝倶楽部企画展
  • 10月9日(金)~10月17日(土) 大阪 ギャラリー縄 個展
  • 12月3日(木)~12月13日(日) 鹿児島 壺中樂 個展

※当初8月に予定していたギャラリー縄さんでの個展が10月に変更になりました!

9月の福岡アジア美術館は、アート作品メインの企画展になりますが、
そのほかは、食器を中心とした個展となります。

新たに個展案内状の送付をご希望の方は、こちらからお申し込みください。
個展案内状申し込みhttp://sobachoko.fujiyoshikensuke.com/?pid=12577563

SUNNY蕎麦猪口展
7月12日(日)まで開催中の蕎麦猪口展の案内状。

COLLECT2015 ロンドンに行って参りました。

こんにちは、ふじゆりです。

5月8日(金)~5月11日(月)まで開催された国際アートフェアCOLLECTに行って参りました。

COLLECT: The International Art Fair for Contemporary Objects
http://www.craftscouncil.org.uk/what-we-do/collect

一年前はダンナが来場者用のチケットを買って視察のために訪問したCOLLECT。
今年は参加アーティスト・関係者としてパスをいただいての参加でした。

コレクト2015

機会をくださったのは、ロンドンの老舗ギャラリー・Sladmore Contemporary。
http://www.sladmorecontemporary.com/

藤吉憲典は、ここでは「磁器を素材とした造形作家」として、2014年冬から作品を扱っていただいています。

CLLECT2015ロンドン

48歳にして国際的アートフェアに新人デビューです。

COLLECT2015ロンドン

入場にはチケットが必要ですが、訪問した二日間とも
コレクターや愛好家、学生などたくさんの人でにぎわっていました。

スケジュールに余裕があったので、アポイントの傍ら、ブリティッシュ・ミュージアム、ナチュラルヒストリー・ミュージアム、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアムなどの博物館も駆け足でまわることができました。
ロンドンの博物館はどこも小学生から大学生まで、学生がいっぱい。
教育のなかに芸術があたりまえに組み込まれている素晴らしさを感じました。

個人的には、実に約20年ぶり(!)のロンドン訪問。
とても楽しく嬉しい旅となりました。
そして、今回もまた、たくさんの方々にお世話になりました。
ほんとうにありがとうございました!

 

 

桃居さんでの個展案内状が出来上がりました!

こんにちは、ふじゆりです。

2015年藤吉憲典の最初の個展は、東京・西麻布の桃居さんです。

2015藤吉憲典個展(桃居)

1年おきに開催してくださっている桃居さん。
桃居さんでの発表機会は、毎回自分にとってのチャレンジだという藤吉憲典。

それは、オーナーの広瀬さん、そしてその先にいらっしゃるお客さまに
新しい側面を見ていただくことが出来なければ、
今回も楽しかった、良かったと言っていただけるものをお届けできなければ、
次の機会は無いと覚悟しての取り組みです。

桃居さんで個展を開催していただけるというのは
陶芸を志すものにとって、とても嬉しいことです。

初めて桃居さんから個展のお話をいただいたときの喜びを
オーナー広瀬さんの、作家を信じてくださるスタンスを
わたしたちは常に思い返して、今出来る精一杯で応えたいと思っています。

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藤吉憲典 陶展
桃居
東京都港区西麻布2-25-13
TEL 03-3797-4494
2015年5月8日(金)~5月12日(火)
11時~19時

地図はこちら http://www.toukyo.com/map.html
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藤吉憲典2015年個展等予定

こんにちは!ふじゆりです。

藤吉憲典の2015年の個展・企画展等の予定をお知らせいたします。

  • 桃居(東京・西麻布)個展 5月8日(金)~12日(火)
  • COLLECT(ロンドン)アートフェア参加 5月8日(金)~11日(月)
  • SUNNY(熊本市)蕎麦猪口展 6月20日(土)~7月12日(日)
  • ギャラリー濫觴(愛知・豊橋)個展 7月18日(土)~8月1日(土)
  • ギャラリー縄(大阪・心斎橋)個展 8月21日(金)~29日(水)
  • 福岡アジア美術館(福岡市)企画展 9月25日(金)~29日(火)
  • 壺中楽(鹿児島市)個展 12月(日程未定)

2015年はこれまでになく個展の予定が多く入っております。
お近くでの開催がありましたら、会場でご覧いただけると嬉しいです。

それぞれの展覧会が近づきましたら、あらためてこのブログでも詳細をご案内をいたします。
また、個展案内状は各ギャラリーさんから届き次第、ご希望の方に郵送しております。

ロンドンのアートフェアに登場します。
ロンドンのアートフェアに登場します。

久しぶりに版画を買いました。

こんにちは!ふじゆりです。

春分明けの日曜日、銅版画展を観にいってきました。
北九州は小倉にある「ギャラリーやすこうち」さん。
http://www.ysantique.com/event-kokura.html

銅版画って「メゾチント」というのですね。
日本のメゾチントの第一人者である生田宏司さんの版画展。

とても繊細でやわらかい質感の版画で
じつは案内状で初めて見たときは、版画だとわかりませんでした。

ギャラリーやすこうち小倉

フクロウのモチーフが代名詞のようになっている生田さんですが
花や野鳥もほんとうに美しく
独特の色合いと羽の描写の柔らかさ、表情にひかれて
メジロを描いた版画をひとついただくことにしました。

いろいろな分野の個展に伺う機会がありますが、
ほんとうに気に入って、自分のところで使う、飾るイメージが湧くものしか買いません。
よく考えたら、版画を手に入れたのは、結婚以来初めてです。
とても嬉しい出会いでした。

 

ご本人のおられるときにおじゃましたので、
いろいろとお話を伺うことができました。

もともとは教員をしながらの制作だったのが
それで食っているのでは版画作家とはいえないと
教員を辞め、版画の世界にもある日本的なアカデミズムとも決別したそうです。
アカデミズムのなかで制作を続けてきた方にとっては
かなり勇気のいることだったのではないかと思いました。

というのも、実は日本で芸術家と称している人は、つくることだけで生活している人はとても少ないのです。
陶芸家もまたしかりですが、絵画・版画の世界も同様だそうで
作家を名乗る有名な方でも、どこかで教鞭をとることで生活を維持している人がとても多く
なんらかの学閥や○○協会、○○会などの「所属会派」があり
その仕組みのなかで地位を築いている方が大多数なんですね。

しがらみなく自由に、自分の力で、自分の創るモノそのもので勝負していくのは
少数派なのだということを、あらためて思いました。

ギャラリーやすこうち小倉の店長さんから、藤吉の話を聞いていたという
生田さんが「とても仕事のやり方が似ていると思いました」とおっしゃってくださいました。

そして
「信念を持って良いものをつくり、発信していけば
自分の思いも寄らないところから、いろんな力がはたらいて
思いがけなく引き上げてもらえるものですよ」と。

とても嬉しい春の一日となりました。

ギャラリーやすこうち小倉、「生田宏司 銅版画(メゾチント)展」は3月27日(金)までです。
http://www.ysantique.com/event-kokura.html

会期が終了したら、版画が届くのが楽しみです(^^)

花祭窯のショップカード

こんにちは、ふじゆりです。

津屋崎に移転して、もうすぐ丸3年。
佐賀の工房ではお客さま用の展示スペースを設けていなかったので
ショップカードをつくりはじめたのは、津屋崎移転がきっかけでした。

花祭窯と藤吉憲典のことを知っていただくため試行錯誤の連続です。
限られた紙面でいかに伝えるか。
写真と文字をどう使うか。

花祭窯のショップカード

昨年出来上がった、三代目ショップカード。
今回はプロカメラマンにとっていただいた写真があったのでずいぶんと助かりました。
ビジュアル的なインパクトは写真の良し悪しに大きく左右されることをあらためて実感。

藤吉憲典について

そして、毎回頭を悩ませつつも楽しいのが紹介文づくり。
どう表現したら「藤吉憲典らしさ」を伝えることができるのか、
毎回いろいろなアプローチを考えます。

一代目、二代目とポストカードサイズで制作していたのを
今回は10cmの変形三つ折にしてみましたら
お友達のつくり手から思わぬ好評を得ました。

美意識の高い彼らから「いいね」と言われると最高に嬉しく、
嬉しいあまりに今回ブログまで書いてしまいました。

花祭窯に遊びにおいでの際は、ぜひご覧くださいませ(^^)

つやざき工藝倶楽部のこと。

こんにちは!ふじゆりです。

「つやざき工藝倶楽部」のことを少し。

つやざき工藝倶楽部は
「津屋崎(福岡県福津市)に工房を持ち、ものづくりを生業とし
国内外に作品を発信している作り手の
上質な仕事を紹介するプロジェクト」です。

つやざき工藝倶楽部
写真は、2015年2月に行った「ヨソモノ展Ⅱ」の様子。

花祭窯が佐賀県の花祭から、福岡県の津屋崎に移転したのは2012年。
前後して同じ頃、津屋崎に工房を構えるつくり手があちらこちらから。

これは、つくり手である藤吉憲典にとって
全く予期していなかった嬉しいことでした。

素材は違えど、同じ志を持ってものづくりに取り組んでいる
芸術への価値観を共通言語で語ることの出来る仲間が身近にいるというのは、
作品に向き合い孤独になりがちなつくり手にとって、とても嬉しいことなのだそうです。

「津屋崎でモノをつくっています」

地元の方々への自己紹介がわりに
津屋崎のシンボル的な建物である「藍の家」で初めての企画展をしたのが2013年。

「自分にしか出来ない細部まで丁寧な仕事をする」
「高いクオリティを追及した作品を生み出し続ける」
そのために「愚直に昨日より少しでも良いものを作る努力を続けている」
ことをプロジェクトへの参加条件とし、メンバーは固定していません。

2015年はいよいよ津屋崎から外に出ての発表も計画中。
このプロジェクトがどんなふうに育って行くのか、とても楽しみなのです。

続・Democratic Luxury について考えた。

こんにちは!ふじゆりです。

引き続き Democratic Luxury について考えています。
しつこい性格なのです^_^;

恥ずかしながら・・
これまで、花祭窯・藤吉憲典がつくる「やきもの」について問われたとき、
自分の頭・気持ちではわかっているつもりでも、口から出る説明はいつもなんだか言葉が足りず、
わかりやすくお伝えすることが出来ていませんでした。

Democratic Luxury という言葉・概念に出会った今、
初めて、わかりやすくお伝えできるような気がしています。

錦赤玉文茶碗(藤吉憲典作)

藤吉憲典がつくる、やきもの。
材料について、制作工程について、歴史について、作り手について・・
これらを説明できるのは、あたりまえなのですが

一番お伝えしたいこと・お伝えすべきことでありながら、
きちんとわかりやすくお伝えすることができていなかったのが

そのモノがもたらしてくれるコト。

たとえば
美しいものを見たり、それに触れたりして、ほっとして安らいだ。
美しいものを見たり、それに触れたりして、明るい気分になった。
美しいものを見たり、それに触れたりして、思わず涙が出てきた。

今読んでくださっているあなたも
そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

美しいもの
それは風景であったり自然の造形物であったり、
そして人の手が生み出した芸術(アート)であったり。

美しい芸術作品、それは嗜好品であって、生活必需品ではないかもしれませんが
芸術がなくても生活には支障は無いけれど、あったら、より楽しくなる。
芸術でお腹いっぱいにはならないけれど、胸がいっぱいになる。

そんなことを感覚的に感じたことがあるのではないでしょうか。

「最も手にとりやすい芸術品」のひとつである「やきもの」は、
造形的な美と、絵画的な美を兼ね備えながら
まさに「庶民的な贅沢」を実現してくれるモノ。

なかでも食の器は
価格的にもサイズ的にも、手にとりやすい芸術品であり
日々の生活に根付いた「用途の美」術品であり
使うことによってさりげなく感性を磨いてくれるもの。

Democratic Luxury

日常生活に高揚感や安息の時間・空間をもたらしてくれる贅沢です。

 

Democratic Luxury について考えた。

こんにちは!ふじゆりです。

友人がフェイスブックで紹介していた記事にあった言葉
Democratic Luxury
が、ここ3日間ほど頭を離れませんでした。

贅沢なもの、こと。

大衆的である。

という言葉の、一見ちぐはぐな組み合せ。

記事はバーバリーのブランド戦略に関するものでしたが
とても面白く、どんどん引き込まれていきました。
そのなかで何度も出てきたキーワード

Democratic Luxury

日本語への訳し方はいくつかありましたが
わたしには「庶民的な贅沢」というのがしっくり来ました。

少し前のこと、現代アーティストの村上隆さんが雑誌「Casa BRUTUS」で、
西麻布の桃居さんと現代陶芸について対談をなさっていましたが
「芸術(アート)でありながら、これほど手に入れやすいものはない」ものとして
やきものが語られていたのを思い出しました。

造形的でもあり、絵画的でもあるやきもの。
たしかに、器は用途を持ち合わせた芸術品といえます。

現代アーティストの彫刻を買おうとしたら、いくらかかるだろうか?
現代アーティストの絵画を買おうとしたら、いくらかかるだろうか?

そう考えると、やきものという芸術品は、とてもお買い求めやすい価格からあります。

なるほど、やきものは芸術品でありながら、庶民の手に届くもの。
庶民的な贅沢品=Democratic Luxury といえるもの。

こうやって書きながら、頭のなかがすっきりしていきました。

染付宝珠文蕎麦猪口(藤吉憲典)

2015年は5月に桃居さんで個展予定の藤吉憲典。
そういえば、村上隆さんのやきものコレクションのなかに、藤吉憲典の器も入っていると
桃居さんのオーナー広瀬さんからお聞きしました(^^)

鹿児島の壺中樂さんで個展です。

鹿児島の壺中樂さんで個展です。

壺中樂藤吉憲典陶展

藤吉憲典 陶展

2013年9月5日(木)~9月15日(日)
11:00~19:00

壺中樂
鹿児島市吉野町2433-17
TEL099-243-2555