「酒粕で甘酒」シーズン到来。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「酒粕で甘酒」シーズン到来。

津屋崎千軒には豊村酒造があります。花祭窯から徒歩1~2分のご近所さん。毎年この季節になると楽しみなのが、酒粕の売り出し。そういえばこのブログで同様の記事をあげていたのはいつだったかしらとチェックしたところ、昨年は1月21でした。

1月に入り豊村酒造の若おかみに「酒粕もうすぐ?」と聞いたら「今年は少し遅くて、月末頃になりそう」というお返事。楽しみにしていたところ、先日通りがかりに店先に「酒粕あります」の文字が躍っているのを発見。嬉々として手に入れてまいりました。近所を散歩のついでに酒粕が手に入る、なんてありがたい環境でしょう。

立春からこちら、福岡でも最高気温が1~3度と寒い日が続いているので、こんな日は甘酒です。酒粕を多めに、でも酔っぱらわないように長めに火にかけてアルコールを飛ばし、てんさい糖で甘みを足して出来上がり。藤吉憲典作のたっぷりめのマグカップでいただきます。

甘酒飲みながらパソコンに向かう、幸せなひとときです。

 

あらためて、大切なことを整理整頓。その2。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

あらためて、大切なことを整理整頓。その2。

「その1。」では、研修や講義を通して再確認できたことを整理整頓しました。「その2。」は、実際の体験から確認できたことを整理整頓。


  • 同じ空間にあっても、目に留まるものは人により異なる。ひとつの作品を前にしても、人によって見えているものは異なる。それらはあたり前のことで、だからこそ面白い。
  • 日本人であることを作為的に強調する必要はない。つくるものにすべて現れる。
  • まずは「そのもの」がすべてであり、言葉による情報は後回し。求められるまで、作品の説明をする必要はない。
  • 美しい!楽しい!驚いた!。感情の動きを引き出すのがアートの力であり、ギャラリー、ミュージアムの空間の価値につながる。
  • 無理やり意味づけをした作品は、少しも心に響かない。奇をてらったもの、質の悪いコピー作品は、必要ない。
  • 歴史も空間もつながっている。政治的に断絶されることがあっても、モノは受け継がれ、遺っている。だからこそアートやミュージアムは個人のルーツを確認する作業に使える。
  • ミュージアムは、気軽に何度も繰り返し足を運んでいい場所であり、何度も繰り返し足を運ぶべき場所。だからこそ、それができるような仕組みと意識が大切。
  • 作品との距離を近づけることが、鑑賞者にとっても、コレクターにとっても大切。心理的距離を取り除くには、物理的な工夫も必要。
  • アートを取り巻く環境において、日本/日本人に足りないのは、個人個人の自由さ。

ロンドンでの藤吉憲典の個展を通して、あるいは滞在中に訪問した美術館・博物館で、日頃頭で考えたり心で思ったりしていることを体感的に確認できたことが、わたしにとって最も大きかったです。

こうして文字にすることもほんとうに大切ですね。次は行動です(^^)

 

ぼちぼち正月準備。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ぼちぼちお正月準備。

そんなにいろいろ準備するわけではないにもかかわらず、いつもギリギリになって「あれが無い!」ということが起こるのです。昨年の大みそかは、お屠蘇が無いと言ってあちらこちらのドラッグストアを探し回っていたのでした。

まずは餅つき用のもち米を確保。それからほんの気持ちだけ作りたい「おせち」献立を書き出して、材料をメモにしておきます。早めに用意しても大丈夫なものは、気がついたら買うことに。

黒豆、きんとん、ごまめ、紅白なます、たたきごぼう、レンコンの甘酢漬…料理材料だけでなく、お屠蘇や祝箸も忘れないように。玄関を飾る松竹梅や金柑の枝、赤い実のついた枝は、年末までに花祭に取りに行けるかしら。

お正月が来ると言って、こうしてソワソワと準備ができることが、ほんとうにありがたいな、と心から感謝しつつ。

 

鹿児島・壺中楽さんでの藤吉憲典 磁器展、本日初日です。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

鹿児島・壺中楽さんでの藤吉憲典 磁器展、本日初日です。

写真は今回の個展に向けてできた新作のひとつ、染付幾何学文フリーカップ

フリーカップはこれまで赤絵のものが藤吉憲典オリジナルの定番になっています。今回、使いやすい同様の形で染付ができました。文様は古伊万里の古典文様にも多用されている、四角の組み合わせの市松文様や、三角の組み合わせの鱗(ウロコ)文様などの幾何学文様。

ヨーロッパのカフェオレボウルの形をお手本に、両手で包み込むカタチとサイズを意識して作った藤吉憲典のフリーカップ。我が家でも普段の食卓でフル活用の器のひとつです。

冬の鹿児島、温泉を楽しむ旅行がてら、ぜひお立ち寄りくださいませ(^^)


藤吉憲典 磁器展
2017年12月14日(木)~12月28日(木)
会期中無休
11時-19時

壺中楽(こちゅうらく)
鹿児島市吉野町2433-17
TEL099-243-2555

鹿児島個展、出荷完了。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

鹿児島個展、出荷完了。

作品がギャラリーさんに無事到着するまでは、毎回緊張します。出来上がった器のリストを作成して、梱包して、発送して。

写真は梱包作業途中の風景。これからさらに段ボールの壁面につけるクッションをつくったりします。やきものは割れものなので、「割れないように」が一番気を遣うところです。

創業から最初のころは、破損が発生するたびに、運送業者さんにお願いして、理由の解明とどのようにすればそれを防ぐことができるかを、実際に破損が起こった箱を見ながら一緒に考えてアドバイスしていただいていました。

破損が金銭的に保証されればよいというものでもありません。個展会場に、作った器がきちんと届いて、ギャラリーさんから連絡があるまではドキドキです。

お客さまに見ていただいて、お買い上げいただいて、使っていただいてこその器なのです(^^)


藤吉憲典 磁器展
2017年12月14日(木)~12月28日(木)
会期中無休
11時-19時

壺中楽(こちゅうらく)
鹿児島市吉野町2433-17
TEL099-243-2555

鹿児島の壺中楽さんで藤吉憲典 磁器展。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

鹿児島の壺中楽さんで藤吉憲典 磁器展。

2017年藤吉憲典個展のトリを飾るのは、鹿児島・壺中楽(こちゅうらく)さんでの、「藤吉憲典 磁器展」。


藤吉憲典 磁器展
2017年12月14日(木)~12月28日(木)
会期中無休
11時-19時

壺中楽(こちゅうらく)
鹿児島市吉野町2433-17
TEL099-243-2555


壺中楽さんでの個展は、5回目になります。毎回12月頃の開催で、今回は中旬から下旬という、まさに年の瀬。初春に向かってハレの器ももちろん持っていきますが、壺中楽オーナーの牧さんが常におっしゃっている「普段に使いやすいもの」を意識してお持ちする予定です。

干支の戌もお持ちいたします!

鹿児島市内でありながら竹林を潜り抜けた先に現れる窓の大きなギャラリーは、ちょっとした異次元空間です。

ぜひお越しくださいませ。

 

ギャラリー栂さんで「新蕎麦と美味しいうつわ展」。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんで「新蕎麦と美味しいうつわ展」。

10月は新蕎麦の出始める時期。本日10月3日から10月15日まで、岡山のギャラリー栂(とが)さんで「新蕎麦と美味しいうつわ展」です。

藤吉憲典の蕎麦猪口と小皿、お酒の器も60点ほど参加しています。

美味しいお蕎麦とうつわをいっぺんに味わうことのできる嬉しい機会です。秋の一日、足を延ばしてみませんか。


新蕎麦と美味しいうつわ展

ギャラリー栂

岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

2017年10月3日(火)~15日(日)
10時~17時

※10月9日(月)は、「そば粉でデザート作りましょ♪」イベントのため、蕎麦栂はおお休みです。イベント(参加費1000円、定員10名、エプロン持参、要予約)に参加ご希望の方は、お電話でご予約下さいませ。
ご予約は、ギャラリー栂 0869-92-9817 まで。


ギャラリー栂さんでは、来年2018年春に、藤吉憲典の個展も予定しています。どうぞお楽しみに!

 

 

文様の話、紫陽花。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

季節外れですが、久しぶりに色絵の紫陽花文様を描いてもらったので

文様の話、紫陽花(あじさい)。

紫陽花の文様も、江戸時代の古伊万里にも描かれている古典文様のひとつです。染付つまり藍色だけで描かれている場合が多く、それはそれで、藍色の濃淡による表情の違いがなんとも美しくもあるのですが、個人的に、より好きなのは、色絵で描かれた紫陽花です。

梅雨時は雨の日やはっきりしないお天気が多く、だからこそこの季節に花開く紫陽花の色彩の鮮やかさに心惹かれる人が多いのだな、と感じます。器に描かれる紫陽花もまた、色彩の鮮やかさが嬉しい。それが、わたしが「色絵で描かれた紫陽花」が好きな理由なのだと思います。

錦紫陽花文蕎麦猪口 藤吉憲典

紫陽花の花の楽しさは、小さな花(=ガク)の集合であること。これを丁寧に描いて可愛らしく美しく表現するのは、とても集中力が必要なようで。実際、描くところを見ていても、とても細かい作業の連続で、頭が下がります。

藤吉憲典のつくる錦紫陽花文蕎麦猪口はこちらからご購入できます(^^)

文様の話、馬。

こんにちは。花祭窯おかみ/磁器作家・藤吉憲典の妻兼マネジャーふじゆりです。

9月に入り、朝晩涼しい今日この頃。「天高く、馬肥ゆる秋」なんて言葉も頭に浮かびます。ということで、

文様の話、馬。

古伊万里の文様にもたくさん登場する馬。雲と組み合わせた「天啓群馬(てんけいぐんば)文」は中国・明時代のやきものにルーツのある、たいへんおめでたい文様のひとつです。

牛と同様、神様の乗り物とされた馬。農耕民族にとって、生活に欠かせない重要な存在でもあり、活動の象徴です。江戸時代に花開いた磁器文化。語呂合わせで文様におめでたい意味を持たせるのは、この時代の粋なユーモアでした。

馬が九頭で「うま く」いく。

午(うま)年生まれであるつくり手・藤吉憲典のオリジナルは、珈琲碗皿に群馬の文様。吉祥の動物と言われている馬を、さらに九頭並べて語呂合わせ。おめでたさも倍増です(^^)

 

 

花祭窯と藤吉憲典、秋以降の予定。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

今日から九月。ということで、

花祭窯と藤吉憲典、秋以降の予定。

このほかに、出来れば11月に花祭窯でお茶会をしたいな、とも考えています。

作り手・藤吉憲典はこの八月、少しだけゆっくり夏休みをとることができました。また秋から冬に向かって、器・アートいろいろなものが生まれてくるでしょう。

各地で一人でも多くの方とお会いできるのを、楽しみにしています!