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 やきものや ふじゆり 磁器制作工程のページ

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下絵付け(呉須での絵付け、染付)
第一回 土こね 土はどこからくるの?土こねとは。
第二回 ろくろ成型 「もっとも創造力の必要な作業」ろくろ。
第三回 たたら成型 手の味わいがでる「型もの」。
第四回 接着もの、削り 繊細な作業が「掌に合う器」を創る。
第五回 下絵付け 染付の「藍」はここで生まれる。素焼〜下絵付け
第六回 釉施 磁器の輝きの秘密。釉掛け〜本窯
第七回 上絵付け 錦手の誕生。上絵付け〜赤絵窯

前回までの工程でうつわを成型しました。
下絵付けをする前に、これらを「素焼き」する工程があります。
素焼きすることによって、生の状態よりも割れにくくなり、作業がしやすくなります。
本窯を焚く際には、釉薬というガラス質の上薬をかけますが(次回詳しく!)、その薬かけの作業や、窯詰の作業をしやすくするのが、素焼きの主な目的です。

ろくろなどで仕上げたうつわを自然乾燥したのち、素焼きをします。乾かないまま窯に入れると、焼成の途中で土が破裂してしまうことがあるからです。
おおよそ、土ものは700度から800度で約7〜8時間、磁器は800度から900度で7〜8時間焚きます。ただしこの温度や焼成時間は、窯の大きさや焼くもののサイズによっても異なります。

素焼きのあがった器に下絵をつけます。
「染付」と呼ばれる藍色の絵は、この段階で「ゴス」で絵付けしたものです。

ゴスとは主にコバルトを原料とした絵の具で、乳鉢でよくすりつぶし水で溶いて使用します。

左は素焼きした小鉢に下絵付けをしているところです。
円形のものに線描きをするときには、このように「手ろくろ」といわれる台を使う方法があります。
ゴスを含ませた筆を持った手を固定し、台を回転させることによって、まっすぐにきれいな線をひくことができます。

  
ゴスで書いた部分をさわらないように注意しながら、まず絵付けの「線描き」をすすめていきます。
やや濃い目のゴスを使い、細い線で絵の輪郭を描いていきます。

線描きが済んだら次は「ダミ」です。線描きのときよりも水を加えて薄くしたゴスを、太い筆にたっぷりと含ませ、筆の根元部分を押さえながら、たらしこむような感じで色をつけていきます。

上はダミをしたところです。
ダミは線描きよりも難しいといわれ、分業の進んでいる有田などでは、ダミ専門の職人さんが活躍しています。

このように下絵付けをした後、次回の「釉施」があり、本窯を焚いて、左のような状態に仕上がります。

第六回 釉施 に続く

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