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 やきものや ふじゆり 磁器制作工程のページ

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釉施(釉薬をかける)
第一回 土こね 土はどこからくるの?土こねとは。
第二回 ろくろ成型 「もっとも創造力の必要な作業」ろくろ。
第三回 たたら成型 手の味わいがでる「型もの」。
第四回 接着もの、削り 繊細な作業が「掌に合う器」を創る。
第五回 下絵付け 染付の「藍」はここで生まれる。素焼〜下絵付け
第六回 釉施 磁器の輝きの秘密。釉掛け〜本窯
第七回 上絵付け 錦手の誕生。上絵付け〜赤絵窯

釉薬は一般には「うわぐすり」といわれています。


釉薬の目的は、やきものの素地の表面を覆い、ガラス状の光沢を出すという装飾的な意味と、汚れを防ぎ、吸水性をなくして水への抵抗性を増すこと、うつわ自体の強度を増すことなどの実用的な意味があります。

磁器のように高温で焼成するものの釉薬は、ほとんどが草木灰を原料としたものですが、窯の形状、焼成温度、うつわの使用目的などにより、それぞれに適した釉薬を使い分けます。
釉掛けには、浸し掛け、流し掛け、塗り掛けなど多様な方法がありますが、今回のサンプルではもっとも普通に行われている浸し掛けで説明します。

素焼したうつわを、水で溶いて泥状にした釉薬に浸し、素地の吸水性を利用して適度の厚さに掛けます。
このとき釉薬の濃度や素地の吸水性を考慮して、均一の厚みになるよう工夫します。

うつわの高台など釉薬を剥ぐ必要のある場合は、釉施後、濡れ布などできれいにこすり剥がします。うちでは、水を含んだスポンジできれいに拭き取るようにしています。

また釉薬がつかないように、先に釉薬をはじくロウやゴムを塗っておく方法もあります。

釉薬掛けが終わったら窯に詰め、いよいよ本窯です。

使用する窯の大きさやその日の天候、窯中に詰めるうつわの量などにもよりますが、磁器ではガス窯を使った場合、1240〜1300度の温度で焚きます。

焼成時間はおおよそ13時間から15時間ですが、同じ磁器でも人によっては短ければ10時間、長く焚いて24時間という人もあります。

第七回 上絵付けに続く

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