個展予定など最新情報をお届けする「藤吉憲典ニュースレター」を発行いたします。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

個展予定など最新情報をお届けする「藤吉憲典ニュースレター」を発行いたします。

長年「メールマガジン」を発行してまいりました。おそらくトータルでは20年以上になるかな、と。スタートは「蕎麦猪口蒐集」という、蕎麦猪口を紹介するマニアックなメルマガ。購読してくれる人数は多いとは言えないまでも、とても熱心な読者の皆様に支えられておりました。そこでの、読者の皆さんと楽しさを共有する経験があったからこそ、少しづつ形を変えながらも、メルマガだけはずっと続けてきたのだろうな、と思います。

2026年7月、花祭窯蕎麦猪口倶楽部(https://hanamatsurigama.com/)を藤吉憲典公式サイト(https://fujiyoshikensuke.com/)に統合いたしました。これまで長きにわたり「蕎麦猪口倶楽部」に親しんでくださいました皆さまに、心より感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。このことにつきましては、またあらためてきちんとブログをアップいたしますね。

サイトの統合に合わせて、メールマガジンの発行も新たに生まれ変わります。新しい配信のタイトルは「藤吉憲典ニュースレター」。メールマガジンとニュースレターの違い、厳密に定義があるわけではないと思いますが(チャッピーに質問すると、それなりにそれっぽい回答をしてくれますが)、特に海外のアートギャラリーが発行しているものは「News letter」となっているケースが多いので、倣うことに。

タイトルの通り、藤吉憲典の展覧会予定や制作活動の様子をメインにお伝えする予定です。これまでメルマガをご購読くださっていた皆さまはもちろん、初めましての皆さまも、藤吉憲典の活動報告にご興味のある方は、ぜひご登録くださいませ。

少しづつ近代化!?「ピンポーン♪」が花祭窯に装着されました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

少しづつ近代化!?「ピンポーン♪」が花祭窯に装着されました。

正式名称はたしか「ドアホン」だったと思いますが、通称「ピンポン」。花祭窯にはこれまでついていませんでした。結果として、ご用のある方には「玄関先で大声を張り上げる」を強いることになっておりました。アポを取ってお越しいただく方は、お見えになる時間がわかっているので、できるだけこちらからすぐに気が付けるよう心がけてはおりますが、例えば宅配の荷物が届くとか、ご近所さんがちょっとした用事でお見えになるとかは、そうもいかず。

ここ数年、時代の流れといいましょうか、「玄関先で大声を張り上げる」が苦手だろうとお見受けする方が増えてきたように感じていました。「ごめんください」とか「こんにちは」とか「お届けものです」とか。「大きい声で呼ばなきゃいけないのストレスでしたよね、ごめんなさい!」というケースが気になるようになってきました。生活スタイルというか、ご近所づきあいの在り方が、大きく変わってきていることを、こんなところでも感じつつ。これはそろそろ「ピンポン」つけたほうが、親切だよね?とダンナと意見が一致し、花祭窯の玄関先に設置することに致しました。

今どき、設置工事不要で、自分で簡単に取り付けることができるのですね。呼び出し音のタイプも音量も選べるし、自由度高いなぁ、と感心しました。設置して、試しに押してみて、音が鳴るのを確認して、「おお~!」。受信機を固定設置せずに、必要に応じて持ち運べるのも便利ですね。花祭窯で導入したものは、ブザーから直線距離で100mまでは、受信出来て音が鳴るということで、十分な距離です。ちょっとしたことですが(むしろ「今までなかったの!?」という声も聞こえてきそうですが)、これで訪ねてきてくれる人のストレスを少しは減らすことができるかしら、と、ひと安心。

さてドアホンを設置して気が付いたことは、思ったほど頻繁には、ドアホンを必要とする人はいないらしい、ということ(笑)。これまで通りに声を出して呼んでくださる方の方が多いのは、なんだか嬉しいことでした。この10数年の間に定着したということでしょうか。「ピンポーン」の音がなかなか鳴らず、まあでも冷静に考えたらそんなものよね、という感じです。それでもドアホンを設置したことは無駄だとは思いません。特に初めて荷物を運んできてくださる業者さんなどは、きっとドアホンがあることで、余計なストレスを感じずに済むはず!ということで^^

花だけで「決める」のは難しいので、やっぱり葉っぱも必要です。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花だけで「決める」のは難しいので、やっぱり葉っぱも必要です。

ご近所の観光案内施設・津屋崎千軒なごみには、ときどき地元農家さんの生花や野菜が売ってあります。花祭窯にお客さまがあるときはもちろん、そうでないときも時々、花があったら買ってきて生けています。実は福津市内には花き農家さんがけっこういらっしゃって、お花の産地でもあるので、直売所などで新鮮な切り花を手に入れることができます。

昨日はダンナが買ってきましたので、さっそく玄関先に生けました。ダリアっぽい大きくて豪華な見栄えの花に、キク科の少し小さめで可憐な花が、ぜんぶで7-8本。これが200円ですから、ありがたいことです。さて生け始めてすぐに「緑が足りない」ことに気が付きました。とりあえず仕上げて全体を観たものの、やっぱり足りない。こんなときは、庭先へ。花祭窯の小さな露地は、今まさに緑が盛りだくさんですので、強い味方です。

伸び伸びとたくさん伸びているヤツデの葉っぱから、小さめのものを見繕って数本拝借。隙間を埋めてみました。これだけでも、まとまりが良くなったように思います。素人の生け花ですので、自分で「まあいいかな」と思えたら、とりあえずOK。

花生け
花生け

わたしが池坊の先生にお花を習ったのは、ほんの3年間ほどでしたが、その間に「大切なこと」をギューッと詰め込んで教えていただいたと思っています。技術的・技巧的なことではなく、花に向かうときの心構えや考え方を中心に教えていただきました。20年以上前のことですが、今でも花を生けるたびに「先生だったら何ておっしゃるかな」と思いながら、生けています。

仕事スペースの照明を取り替えたら、思っていた以上に快適になった♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

仕事部屋のスペースを取り替えたら、思っていた以上に快適になった♪

わたしの仕事スペースは、基本的にはパソコンデスク1つに本棚1つというコンパクトなもので、居住スペースの片隅にあるのですが、このところ部屋の照明の調子が悪くなっていました。仕事中はパソコンデスクのライトもつけるので、気にしなければ気にならないという程度のものでしたが、考えてみたら結婚以前からダンナが使っていたペンダントライト(という言葉の響きからは程遠い昔ながらの形状)でしたので、おそらく40年以上選手。蛍光灯を入れ替えるだけでは解決しない不具合が出てきましたので、そろそろ引退よね、ということになりました。

というわけで、あれこれ調べたうえでやってきたのは、花祭窯史上初の「LEDシーリングライト」。純日本建築な天井の形状に合うのかしら、設置できると説明には書いてあったけれど、とドキドキしながらの付け替え作業は、すんなり簡単にできて、ホッ。うまくできていますね。なんでも長持ちさせる性分なので、たまにこのような「買い替え需要」が発生すると、時代の進化を感じることが多々あります。電化製品はその最たるものかもしれません。その進化の多くは、素人でもわかりやすく、より簡単にできるように工夫されていること。使う人に親切になっているよな~、と安心します。

いざ点灯。単純に明るいというだけでない快適な光に、思わず「おお~!」と声が出ました。なにがどう違うのかは、うまく言語化できませんが。明かりの広がり方が違うのかな。面で照らされているような感じとでも言いましょうか。影ができにくいのかな。ともあれ、こんなことなら、調子悪いなと思ったときにすぐ替えればよかった!です。明かり、だいじですね。ふと頭に浮かんだのは「ホーソン実験」。ですが、ほかの環境が同じならば、照明の質が良くなることは、生産性向上に寄与する一要因になるはずです。これでわたしの仕事も一層はかどることでしょう♪

ホーソン実験というのは、労働者の生産性向上に関する、その分野では有名な社会・心理学的実験です。わたしは学生時代に経営学のゼミで「組織管理論」を専攻していたので、組織管理の歴史を学ぶなかで事例として出てきたのが、この実験を知った最初でした。一連の実験のなかのひとつ、ごく初期段階に、照明環境が作業能率に与える影響について調べる実験がありましたので、思わず頭に浮かんだのでした^^

六月・水無月(みなづき)の花祭窯の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

六月・水無月(みなづき)の花祭窯の庭。

6月も気がつけば下旬、もう7月が目の前です。ここ津屋崎では、梅雨らしい天気が続いています。この季節、仕方のないことではありますが、強い雨が続くと心配になることも多いです。一方で、昨年から続いている福岡県内の水不足には、恵みの雨であり。雨が無いと困るけれども、でもどうか災害になりませんようにと祈りつつ、です。そんななか、歩いていても、自転車に乗っていても、車を運転していても、あちらこちらに見える紫陽花は、雨の憂鬱をつかのま晴らしてくる、心強い味方です。

久しぶりに青空を見つけたタイミングで、花祭窯の小さな露地の景色をパシャリ。

花祭窯の庭

↑葉っぱのギザギザは、もともとの形に加えて、ところどころ虫食いです。

花祭窯の庭

↑ザクロの花がたくさんついています。つぼみもたくさん。

花祭窯の庭

↑アップするとこんな感じ。

花祭窯の庭

↑立派な体格のアブ。飛んでくると怖いですが、こんなふうに見ると画になっているといえなくもなく。

花祭窯の庭

↑緑色メインの庭に、差し色。

花祭窯の庭

↑カノコユリのつぼみもたくさんついています。

久しぶりの晴れ間に緑色がみずみずしく映えて、気持ちの良い時間となりました。

肥前磁器作家・藤吉憲典の個展情報等を案内するニュースレター。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

肥前磁器作家・藤吉憲典の個展情報等を案内するニュースレター。

『藤吉憲典公式ウェブサイトを、ちょっぴりリニューアル。』のタイトルでブログをアップしたのは昨日のことでしたが、それに合わせてメール配信システムを新たにすることにしました。実はメールマガジンは、わりと長いこと書き続けています。花祭窯の創業から間もなく、別事業として「やきものや ふじゆり」なるオンラインショップを立ち上げ、蕎麦猪口をご紹介するメールマガジン『ふじゆりの蕎麦猪口蒐集』を配信したのが一番最初(だったはず)。おおよそ四半世紀前のことになります。今ふりかえっても、なんとマニアックで限られたお客さまに向けた情報発信だったのだろうと、我ながら可笑しく楽しくなりますが、ここがスタートでした。

その後もいろいろと形を変えながら、ここ数年は配信頻度はだいぶゆったりとなりましたが、「メールマガジンで作家活動の情報を伝える」というスタイルは維持してきました。メールマガジンに登録してくださっている人数は、正直なところ、スタートした時点から今現在までずっと、「たくさん」の人数ではありません。でもだからこそ、お一人お一人に向けて、情報をお届けしていきたいという気持ちがあります。

そして時代は「メールマガジン」から「ニュースレター」へ!?特に海外のギャラリーのサイトを見ていると、「newsletter」という言い方が一般的のように見えましたので、単純に呼び方の違いかしらとも思いつつ、念のためチャッピーに尋ねてみました(笑)。曰く「(藤吉憲典さんの場合は)販促メールではなく、作家活動の便りという性格なので、『ニュースレター』の方が適しています」との仰せ。というわけで、今回から「ニュースレター」と呼ぶことにいたしました。わたし自身が、ついついメルマガと言ってしまいそうですが。

花祭窯・藤吉憲典(ふじよしけんすけ)ニュースレターの登録はこちらから

今はSNSサービスが多様になっているので、わざわざメールで届ける情報にしなくても良いのだろうな、と頭ではわかってはいます。でもしばらくはまだ、この形で続けてみようと思っています。藤吉憲典の展覧会情報などご希望の方は、ぜひご登録くださいませ^^

藤吉憲典公式ウェブサイトを、ちょっぴりリニューアル。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典公式ウェブサイトを、ちょっぴりリニューアル。

藤吉憲典公式サイト。ここ数年はほぼ毎年、1年間の間に発生した更新すべき内容を、アップデートするようにしています。お願いしているのは、福岡を拠点にご活躍のウェブデザイナー・ハラプロの原田大輔さん。気がつけばもう10年以上のお付き合いです。初めてウェブデザインを提案していただいたときから、こちらの言葉の足りないところを的確に読み取ってくださり、その上でひとつひとつ確認しながら工程を進めてくださる姿勢は変わりません。おかげさまで、安心してお願いしています。

藤吉憲典公式サイト https://fujiyoshikensuke.com/

今回のリニューアルの一番のポイントは、作品紹介のコーナーに「器」が追加されたこと。これまではアート作品のみのご紹介でしたが、器もこちらでご覧いただけるようにいたしました。アート作品もそうなのですが、作ったすべての作品がここにアップされるわけではありません。カメラマンさんに写真を撮っていただくタイミングで「手元にあるものの中から選んだもの」を、ここに追加していくことになります。現在もまだ初期追加作業中ですが、ひとまず落ち着いたら、今後は年に一度のタイミングで作品を追加していくことになると思います。

藤吉憲典公式サイトより「懐石の器」

↑上の写真は、その一覧ページの一部。

意図としては、藤吉憲典の作品をご覧いただくというだけでなく、藤吉が制作した作品を並べることで、結果として「肥前磁器のデザイン帳」のようなものが出来たら素敵だな、という気持ちがあります。この企みはまさにスタートしたばかり。これからコツコツ積み重ねていった先に、どんなが可能性が広がるか、とっても楽しみです^^

公的な手続きいろいろ―意外とあっさり自力で出来ることもある。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

公的な手続きいろいろ―意外とあっさり自力で出来ることもある。

久しぶりに法務局に行きました。用件は、花祭窯の創業地である佐賀・花祭にある土地の地目変更。残していた家屋(作業場)が数年前に台風で破損したため、危険回避のためにすぐに撤去をしていたのですが、その跡地がそのまま宅地になっていました。目下は宅地としての利用を予定していないスペースなので、これは地目の変更を申請したほうが良いよね、ということで。

まずは土地自体がある佐賀の法務局支局に電話で問合せ。「福岡にお住まいでしたら、郵送でも手続きできますから、まずはそちらの最寄りの法務局で書類を揃えたら早いですよ!」と、丁寧に教えてくださいました。最寄りの支局にお電話すると「ご自身での手続きをご希望でしたら、相談窓口がありますので、そちらを予約しますか?」ということで、予約。予約した日時に伺うと、まったく待たせられることなく、書類の様式から書き方、必須ではないけれど添付したほうが良い書類まで、希望を叶えるための手続きをナビゲートしていただくことができました。

おかげさまで書類提出は、ストレスなくすんなり郵送で完了。そのうえ思いのほか早く、「地目変更手続きの完了」のご連絡をいただきました。当初相談窓口では「宅地から雑種地への種目変更はけっこう難しいところもあって、だから早く変更したい人は駐車場にしたり資材置き場にしたりするんですよ」とおっしゃっていましたが、どうやら現況を見て明らかに「雑種地」だと判断していただけたようでした。良かったです^^

今回は法務局の支局でしたが、そういえば税務署の職員さんも、「わかりません、教えてください!」でお訪ねすると、丁寧にわかりやすく教えてくださると感じることが多い昨今です。わからないときはプロに聞け!ですね。長いことわたしの課題である「プロに任せる」「人に任せる」を、ここ数年意識して進めてきているつもりではあるのですが、「プロに聞きながら、自分でできることは自分でやってみる」の楽しさというか自己満足感も、やはり捨てきれませんね(笑)

同じ規模感で相談できる仲間のいるありがたさ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

同じ規模感で相談できる仲間のいるありがたさ。

年に数回、家族ぐるみで一緒にご飯を食べる仲間がいます。うち=花祭窯と同様、ほぼ夫婦二人で事業を営んでいること、創造的な仕事をしていること、仕事≒生活であることが、共通点です。事業単位が似ていると、業種や売上規模は異なっていても、似たような課題に直面することが少なからず。集まれば自然と、事業のことと家族のこととが話題の中心になります。わたしたちにとっては、これらは切り離すことができません。

先日は、暑くなりすぎる前に、ということで久しぶりのバーベキュー。初夏の爽やかなお天気のなか、開放的な空間でおしゃべりをしていると、日ごろ仕事をしながら気になっていることなども、意図せずとも話題に上り、すんなりと解決策を発見する場になるのが不思議です。一人親方的な仕事の仕方をしている人は皆そうかもしれませんが、同じ目線で話ができる同志を見つけることはなかなか難しい。このような仲間に恵まれていることは、ほんとうにありがたいことです。

そんななか、ちょっぴり深刻そうな顔で「実は悩みごとが…」というT氏。聞けば、状況はまったく同じではないものの、我々も通ってきた道です。その不安はよくわかる!不安になるのは当たり前!けど、ぜんぜん大丈夫だよ!むしろチャンスにして生かせるよ!と、その場にいる全員が非常に楽観的なリアクションを返しました。そう、この仲間たちの良いところは、苦境も客観的に楽観視できる強さを持っているところです。まあ、それだけ、苦しさも含めていろんな経験を積んできているということだと思います。

おかげで悩みごとは一つ解決。もともと解決策は既に氏の内にあり、周りの我々はそれを後押ししたに過ぎませんが、そうした後押しに勇気づけられて前に進めることも、経験してきているわたしたちです。「飲食」と「外気」の効用を大いに感じたバーベキューでした^^

アーツスタッフ養成講座『知的財産講座』で勉強してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アーツスタッフ養成講座『知的財産講座』で勉強してまいりました。

北九州市芸術文化振興財団が主催する「アーツスタッフ養成講座」に参加してまいりました。「文化芸術分野に携わるスタッフの専門性向上と現場対応力の強化を目的として、著作権や商標、契約、AI生成物の取り扱いなど、知的財産管理について実践的な知識を学びます」ということで、嬉々として申し込みいたしました。アート関係者であれば、作る側にとっても使う側にとっても、関心の高いテーマです。主催は北九州市の文化財団でしたので、北九州市内からの応募が優先されるよね、と思っていましたが、無事抽選に通りました。ありがとうございます^^

講師は明倫国際法律事務所の代表弁護士であり弁理士である、田中雅敏先生。もう10年以上も前に、わたしたちが初めて海外進出を考えたときに、当時の「福岡アジアビジネスセンター」で相談に応じてくださっていたのが、田中先生でした。おかげさまで、安心して海外との商談やお取引を進めることができました。その田中先生のお話は、パワーポイント資料87ページにわたるボリューム。毎年のように増えたり変わったりしているという知財関連の法律と解釈、考え方について、実例を交えながらユーモアたっぷりにわかりやすく解説してくださいました。

特に興味深かったのは、AI生成物との関連での権利の考え方でした。法律の制定が追いついていないというか、現実に対して後追い状態のなかで、どのように考えていくべきなのかを、いくつもの例題を出して考えさせ、解説してくださいました。アーティストやその周りの人だけでなく、今や誰もが、侵害する側・される側どちらにもになりうる状況です。実際に田中先生の事務所で担当している係争中の案件のお話を聞くこともできて、とても参考になりました。

前回アーティストマネジメント関連で知財についてまとまった勉強をしたのは、2016年の学芸員研修会でのことでしたので、ちょうど10年前になります。その後、必要に応じて単発的に弁護士相談等を活用して知識を仕入れることはたびたびありましたが、久しぶりにまとまった勉強ができて、良かったです。10年での世の中の変化の大きさと、それに伴う法解釈の変化の大きさを感じる時間となりました。変化のスピードが速いので、毎年でもこのような勉強の機会を持った方が良いかもしれないと思いました。

北九州市芸術文化振興財団は、公益財団法人。公的機関が文化芸術イベントを開催することは、あちらこちらの自治体でなされていることですが、このように人材を育てていこうとする地に足の着いた施策はあまり知りませんでした。素晴らしい取り組みに参加できた感謝を胸に、北九州を後にいたしました。