ごりょんさん打ち上げ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ごりょんさん打ち上げ。

今年の津屋崎祇園山笠は夏のはじめにとっくに終わりましたが、裏方ごりょんさんのおつかれさま会は、夏休みが終わって子どもたちが学校に行きだしてから。

もともと「ごりょんさん」というのは、博多では「商家の奥さん」を指す言葉として使われていたようですが、現在では意味が転じて「山笠の男衆を裏方で支える女衆」を指す呼び方としても使われています。

山笠期間中のほぼ1カ月しょっちゅう呑んでいる男衆に比べて、ごりょんさんの宴会はこの打ち上げひとつですから、慎ましやかなもの。宴会といってもランチタイム。お酒を呑まない分、デザートのスイーツまで楽しみつつ、おしゃべり。

わたしがこの末席に加わってから8年。毎年反省をしながら、やり方を改善しようとしつつ、上手く行ったり行かなかったり。皆さん仕事もあれば、子どもの学校行事もあり、家事はもちろんこなさねばならず。そんななか、時間をやりくりして山笠に関わる1カ月間は、「終わるとホッとする」というのが正直なところでしょう。とりまとめする役職の奥さん方はたいへんだなぁ、といつも思います。

皆が顔をそろえるのはまた来年1月の新年会。しばしの休憩です。

映画「記憶にございません!」観てきました。

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映画「記憶にございません!」観てきました。

写真はTOHOシネマズマガジンの最新号から。

タランティーノ監督の「ワンスアポンアタイムイン・ハリウッド」を観る予定が、上映時間と都合が合わず変更。三谷幸喜作品で笑ってまいりました。

邦画を映画館で観るのは久しぶり。ついつい「邦画はDVDでいいか」と思いそうになるところ、原田マハ作『キネマの神様』の巻末解説で、片桐はいりさんが「最初から家で見てもらえばいいと思って映画を作っている人は一人もいない」というようなことを書いていたのを思い出します。

三連休中のTOHOシネマズデイ(大人1200円)とあって、まあまあの人の入り。年齢層はわたしに近い方々が多く、安心して(?)声を出して笑ってきました。

随所に三谷節がピリリと効いていました。批判を笑いにくるめて人々の前に差し出すコメディーの力。ストレートな理想論をセリフに載せても偽善めくことなく、白々しさを感じさせない役者の力。現代に漂うあきらめ感に対して、まだあきらめちゃいかんのだ!と言ってくれる映画でした。

やっぱり、映画館で観るのが一番ですね。

実りの秋。

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実りの秋。

三連休の一日は、山で収穫の秋となりました。

毎年恒例のカボスは今年もたくさん。そして今年は、いつも逃してしまう栗シーズンに間に合いました。柿にはまだ早く、でも実のつき方を見る限り、裏年かも知れません。

栗の収穫は楽しいながらも、悔しさ半分(笑)落ちたイガを見つけて駆け寄るも、虫食いだったり、イノシシにかじられていたり。割れたイガを開いては、一喜一憂です。4勝6敗といったところでしょうか。

残暑が厳しいと言いつつも、しっかり季節を届けてくれる山の自然に、心より感謝の一日でした。

美しい飾り棚。

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美しい飾り棚。

先日、偶然通りがかりに見つけた家具屋さん。ショーウインドウに展示されていた、アンティークのブックケース(飾り本棚)の美しさに釣られて、思わずふらふらと店内へ。上の写真は「このブックケースはこういう場所にあったのでは!」という勝手なイメージ(笑)

棚の背の高さ、高さと幅のバランス、扉ガラスの装飾、洒落た足もと、落ち着いた色合い。「これ、いいなぁ!」と思いきや、その隣にも、そのまた隣にも、好みのものが…

いくつかはブックケースであり、またいくつかはチャイナキャビネット(食器棚)と名前がついており。家具の側面や棚板が木であるかガラスであるかによって、呼び方を変えているということ。素敵な店員さんが、それぞれについて丁寧に説明してくださいました。

いずれも、80年から100年ほど前にイングランドでつくられたものであろうということ。その家具屋さんは自社でアンティークの修理工房を持っているため、仕入れから修理・メンテナンス、販売までの流れがスムーズなこと、などなど。

「なにを飾りますか?」と問われ、まず頭に浮かんだのは、ダンナのつくるアートオブジェ。それから、お気に入りのお茶碗。それとも、家呑みで活躍している酒器コレクション…。

もしその飾り棚が自分の生活空間に加わったら、日常はどう変わるか。イメージがどんどん湧いてくる「モノ」の力をひしひしと感じました。こういうところで、優れた建築や家具とアート作品とは共通した役割を持っているのですね。今更ながらに考えさせられました。

2019年9月の書道部。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2019年9月の書道部。

読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋。アートフェアを観てきたばかりだったので、今月は「芸術の秋」で。

今回は、5枚目で清書。10枚20枚と書いてもダメなときは全然ダメで、たくさん書けば上手くいくかというとそうでもなく。集中して書けるときと、そうでないときの差が自分でよくわかります。

月に一度、自分に向き合う書道、おすすめです。

秋祭りシーズン、スタート。

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秋祭りシーズン、スタート。

写真は、毎年そのスタートを飾る「在自(あらじ)の 金刀比羅(こんぴら)さん」。これから10月にかけて、宮地嶽神社の秋季大祭や地元・波折神社のおくんちなどがつづきます。

あちらこちらで舞いを奉納しながらの行列は、「もうすぐ到着するよ!」と声を掛けられ外に走り出てからが、長い待ち時間(笑)。各地域で接待場所を設けて、行列の皆さんをねぎらっています。昔は、この近所にたどり着くころには、行列の皆さんは酔っぱらってふらふらだったとか。

同じように楽しみに外に出てきたご近所さんたちと、おしゃべりしながら到着を待ちます。この待ち時間がまた、楽しい。昔からこの地域にいらっしゃる方々から、たくさんのエピソードを聞くことができます。

行列の神輿に続く賽銭箱にお賽銭を入れると、神主さんがその場で祓ってくださいます。近所のお母さんたちと一緒に頭を下げ、お祓いを受けました。神主さんが法螺貝も吹いてくれました。行列でそぞろ歩く皆さんも、沿道で見守る皆さんも、笑顔。

まだまだ残暑は厳しいですが、 金刀比羅さんがやって来ると、秋が来たなぁと思います。

宮津大輔さんの「現代アート経済学」。

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宮津大輔さんの「現代アート経済学」。

朝から三越・オークラと、アートフェアアジア福岡2019の会場をはしごした後は、福岡アジア美術館ホールへ。アート・コレクター宮津大輔さんの講演の時間となりました。

「アートとはロジカルなものである」と言い切る宮津さん。現代アート価格の背景を紐解くことによって、現代の経済学的一側面をわかりやすく解説してくださいました。

以下、備忘。


  • アートとはロジカルなものである。
  • サウジアラビア「ビジョン2030」
  • 観光の目玉がアート。
  • 世界中どこへもっていっても「高額で換金可能」なもの。
  • 文化的ノウハウの輸出。
  • 「誰がその作品を持っているのか?」持つことで、その他の所有者(コレクター)と肩を並べる存在に登りつめることができる。
  • 2019世界のアート市場取引価格ベスト10に現存アーティストの作品が2つも入っている。
  • 優れた建築を維持していく努力。
  • 建物で人を呼び、中身(アート作品)で人を呼ぶ。
  • 上海。龍(ロン)美術館。
  • アート市場取引額シェアは、北米1/3、中国1/3、残りの諸国1/3。
  • 価格が定まらないものを買うのは個人である。
  • 九州でいえば、石橋・出光・田中丸。
  • 最近の顕著な成功例としては、直島(ベネッセ)、森美術館。
  • 成功要因の第一はリーダーシップ。
  • 離散させない努力。
  • これ以上壊してはいけない、流失させてはいけない。
  • 儲かるとわかれば人も金も政治もついてくる。
  • その価格には、その価格なりの理由がある。
  • ビーチと都市。貿易港=人的交流。

おっしゃることのひとつひとつがするりと腑に落ちて、気持ちが清々しくなる講演でした。大きな期待をもって聴講しましたが、その期待をはるかに上回る面白さでした。

プレイベントから数えて、なんども素晴らしい機会を福岡にもたらしてくださった、アートフェアアジア福岡2019実行委員の皆さまに、心より感謝いたします。

アートフェアアジア福岡2019、見てきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アートフェアアジア福岡2019、見てきました。

写真は会場のひとつとなった、ホテルオークラ福岡のエントランス。

今年は福岡三越とホテルオークラ福岡の二か所が会場とあって、まずは10時オープンの三越会場へ。それほど広くないスペースながら、ゆとりあるブース構成で通路には休憩できる椅子も用意してあり、回遊しやすい空間でした。

まずはサッと見て回るも、目に留まるものがほとんどなく、「おっ!」と思ったら、みぞえ画廊さんのブースでした。個人にとっての「アートの良し悪し」は、結局は好みによるものなので、他に目に留まるものが無いのも仕方がないのですが、いいなと思ったらお馴染みのギャラリー、というのは「やっぱり」と思う反面、新たな発見がない残念さもあり。

ランチをとったあとは、次の会場ホテルオークラ福岡へ。

ホテルの客室フロアを借り切って、各部屋をギャラリーブースとして展示に使うアートフェアの方法は、ニューヨークなどでもずいぶん前から行われている方法。小さな規模からスタートするフェアとしては、いまや定番になっているようです。

ホテルの客室フロアはもともと「端から端まで人が行ったり来たりする」前提ではないため、回遊性に欠けます。その不便さを差し引いても「面白い!」と言わせることができるかどうかは、展示される作品の持つ力に加え、各ギャラリーさんがいかに「ホテルの客室ならではの展示」に工夫できるか、というところなのだと思います。

いくつか可愛らしいものを見つけましたが、こちらも残念ながら個人的に「おー!」というほどのものに出会うことはできませんでした。

今年のアートフェアアジア福岡は、プレイベントのテーマ設定とトークゲストの素晴らしさに、とってもワクワクさせられました。運営に関わる方々の熱意と行動力に脱帽しっぱなし。ギャラリーの出展数も、国内最大級のアートフェア東京に次ぐもので、5年目を迎えての規模の充実ぶりが感じられました。

それだけに、見終わって気になったのは、本来の主役「アート自体の力」。あくまでも個人的な見解ですが、「どこかで見たことのあるもの、似たようなものが多い」「美しいと思えるものが少ない」。ひいては「自分の住まい、部屋に欲しいと思えるものがない」のでした。

ともあれ、アートフェアは「アート初心者」を迎える大きな入り口。ついつい時間を忘れて見てしまった!というような体験をした方が、今回一人でも多くいらっしゃったらいいなぁ、と思いつつ。

中学生職場体験@花祭窯2019。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

中学生職場体験@花祭窯2019。

今年も男子中学生2名が来てくれて、はじまりました。7年目。ということは、最初に受け入れた子どもたちが成人している!ということ。のべ受け入れ人数は14名になります。

5日間。毎年思うのは、せっかく縁あって花祭窯に来てくれた彼らに、「やってもらう仕事」をどれだけ準備できるか。この準備をしっかりしないと、お互いに時間が無駄になってしまいます。

学校から「職場体験の機会提供ありがとうございます」と言われる以上に、こちらが「中学生が職場体験に来てくれたおかげで仕事がはかどりました」とお礼を言える5日間をつくるのが、理想です。

1日目の本日は、例年通り駐車場の「草むしり」からスタート。上の写真は初日の仕事ぶり。これも毎年思うことですが、草むしりや掃除はほんとうに性格が出ますね。最初にこれをすることで、その後の指示の出し方を考えることができます。

外での清掃仕事、室内での事務仕事、図書館での調べものと、場所を変えながらいろいろと取り組んでもらいました。思いのほかサクサクとこなしてくれて、準備した仕事の進み具合も予想を上回るスピード。

明日以降も楽しみです。

上海での仕事には、We Chat 。

こんにちは。花祭窯・おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

上海での仕事には、We Chat 。

必須!ということで、春先に現地打ち合わせをしたあとアプリを入れ、さぁこれで個展の打ち合わせがいつでもできる!と思った矢先、片手で数えられるほどの回数しかチャットをしていない段階で、「アカウントブロック」にあったのでした。

ただでさえドキドキしながらインストールしたのに、スマホ使いこなせないなかビジネスツールだからと頑張っているのに、この仕打ち(笑)

ウィチャットを使いこなしている日本人の友人数人に聞いてみても、アカウントブロックされたことも無ければ、ブロックされたという話を聞いたこともないということで、がっくりしながら情報集め。

ありました!「We Chat アカウントブロック解除法」。こういうことがあるたびに、さまざまな分野で最新サービスを使う方々が、ご自身が体験したトラブルを解決策と一緒に公開してくださっていることに感動します。ネット上でのこのような善意の側面は、20年前から変わっていないなぁ、と思います。ほんとうに何度「名も知らぬ先人」の知恵に助けられたことか。

まず目を通したマニュアルの「アカウントブロックされるわけは?」の項目には「わかりません」と書いてあり、深くうなずきました。わたし自身、なぜブロックされたのか、まったく心当たりがなかったので。

ともあれブロック解除法に導かれ、上海に住む友人の力も借りて、本日ようやくブロック解除に成功。時間をかけすぎてしまい、新しくアカウント作ったほうが早いよね?と自問しつつ、なんとかクリア。ホッとしました。

これで、この11月から12月にかけての上海個展と企画展に備えることができます。気がつけばあと2か月足らず。展示内容については、ダンナ藤吉憲典の作品制作も目途がたってきました。事務方の仕事はここからスピード上げてまいります!