黄金週間もほぼ通常運転です―花祭窯へお越しの際は必ず事前にご連絡くださいね♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

黄金週間もほぼ通常運転です―花祭窯へお越しの際は必ず事前にご連絡くださいね♪

この週末から連休に突入している方々も多いのではないでしょうか。人出の多いときに出歩くのが苦手なの我が家は、今年のゴールデンウィークも、通常運転でお仕事です。というか、ダンナは制作予定がぎっしりなので、お休み気分には程遠い感じでもあり。ちなみに去年は何をしていたかしら?と調べてみましたら、英国の雑誌『Homes & Antiques』から藤吉憲典へのインタビューの依頼があって、わたしはずっと英語と格闘していました。やはり連休=集中仕事、が向いているようです。

カレンダーより早めに連休に入られた方々もいらっしゃるようで、花祭窯へのご来店のお問い合せをふだんより多くいただいております。お越しをご検討中の皆さまは、ぜひお早めに電話にてご相談くださいませ。ゴールデンウィーク中のお問い合せへの対応は、花祭窯へのお電話、フェイスブックのメッセンジャー、インスタグラムのDM、メールの順に、確実性が高いと思います^^

昨日お越しくださったのは、若い二人組のお客さま。聞けば「窯のことも作家のことも知らなかったのだけれど、たまたまグーグルで見つけて」お電話で問い合せ下さいました。ちょうどタイミングよく接客のできる状態でしたので、ゆっくりご覧いただき、お買いものも楽しんでいただくことが出来ました。

基本的に一度に一組のお客様だけで、気兼ねなくご覧いただけるようにしております。ギャラリースペースは、アポイントに合わせて開けるようにしていますので、用事で留守にすることもございますし、工房で仕事をしていても、中に入っていただけないこともございます。アポ無しですと、せっかく遠方からお越しいただいても、玄関先でお帰り頂くことになってしまい、こちらとしてもたいへん心苦しいです。なので、必ず事前にご連絡をくださいますよう、お願いいたします。

ともあれ皆さま、どうぞ安全第一で良い休日をお過ごしくださいませ♪

藤吉憲典2024展覧会予定など。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典2024展覧会予定など。

※2024年3月21日更新(北京個展の日程が少し早くなりました)

おかげさまで、本年も各地での展覧会の機会をいただいております。いつもお世話になっておりますギャラリーの皆さまに、心より感謝申し上げます。まだ会期が確定していないものもございますが、現時点で決まっている内容をお知らせいたします。


3月16日(土)~3月29日(金)ギャラリー栂(岡山・和気町)

約二年半ぶりの栂さんでの個展です。今回も、器とアート作品の両方をお持ちする予定です。会期中に栂さんが「作家を囲む会」を計画してくださっているとのことで、作家本人も楽しみにしています。案内状が出来上がり次第、あらためてお知らせいたします。

7月13日(土)~7月18日(木)黒田陶苑(東京・銀座)

隔年開催の銀座黒田陶苑さんでの個展です。建て替え中だった本社店舗ビルが今年春に落成し、新しいギャラリースペースでの展覧会となります。これまでよりもスペースが広くなるということで、ワクワクしています。

7月17日(水)~7月23日(火)博多阪急(福岡・博多)

昨年に引き続き、今年も博多阪急さんでの個展です。二回目となる今年は、「より足を運びやすく、より見やすい展覧会」を目指して参ります。地元福岡の皆さまとお会いできる貴重な機会、一人でも多くのお客さまにご来場いただけると嬉しいです。

8月4日(日)~8月11日(日) 喜水ギャラリー(中国・北京)

初の北京個展です。喜水ギャラリーさんは、日本の現代工芸作家の個展を定期的に開いておられます。藤吉憲典の個展は来年2025年に本開催予定。それに先駆けて今年「ミニ個展」開催の運びとなりました。北京の皆さまにご覧いただけるのが、とても楽しみです。

11月9日(土)~11月15日(金)百福(東京・南青山)

隔年で開催してくださっている百福さんの個展、今年は11月の開催です。定番のご飯茶碗や蕎麦猪口などふだん使いの器を中心に、年末年始に嬉しいハレの器も取り揃える予定です。染付の器・赤絵の器の魅力を存分にお届けする展覧会を目指します。

12月 Sladmore Gallery クリスマス・ショウ(英国・ロンドン)

ロンドンSladmoreでのクリスマス・ショウに、今年も参加いたします。人気のAnimal Boxesシリーズの新作を中心に、Kensuke FujiyoshiならではのColored Porcelain Sculpture(彩色磁器彫刻)作品をお届けいたします。


各展覧会の詳細は、それぞれ会期が近づいたころに、あらためてブログやSNSを通してご案内いたします。今年も一人でも多くのお客さまにお会いできるのを、楽しみにしております!

大阪阿倍野の「暮らし用品」さんで、藤吉憲典陶展。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

大阪阿倍野の「暮らし用品」さんで、藤吉憲典陶展。

関西方面の皆さま、たいへんたいへんお待たせいたしました!ようやく大阪で藤吉憲典の個展開催をアナウンスできます。

個展を主催してくださるのは、大阪・阿倍野にある暮らし用品さん。数年前から、常設で藤吉憲典の器を扱ってくださっています。昨日、素敵な案内状が届きました。さっそく宛名書きをしているところです。今週末には発送いたしますので、案内状をご希望のお客さまには、来週中にはお手元に届くと思います。

個展を控えた昨年、オーナーの米田さんが津屋崎の花祭窯にお越しくださり、初個展に向けて方向性の確認などをしたのでした。藤吉憲典の個展は、暮らし用品さんでは初めてとなりますので、暮らし用品さんのお客さまに「はじめまして」のご挨拶をする気持ちです。アイテムを絞り込まずに、「藤吉憲典」の様々な顔をご覧いただけるように、ということで、方向性を共有しました。そのうえで、これまでに暮らし用品さんの常設でお買い求めくださったお客さまのお好みも伝わってきておりますので、期待に沿う顔ぶれもお届けしたいと思っています。

藤吉憲典陶展 暮らし用品

藤吉憲典 陶展

暮らし用品

【会期】2023年10月28日(土)~11月7日(火)※水・木曜休み

【時間】11:00~18:00

【場所】大阪市阿倍野区阪南町1-45-15

【電話】06-6628-2606


関西方面ではほんとうに久しぶりの個展になります。楽しみにご来場いただけると幸いです。

藤吉憲典のAnimal Boxes シリーズ、新作が続々誕生。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典のAnimal Boxes シリーズ、新作が続々誕生。

藤吉憲典のAnimal Boxes シリーズ、新作が続々誕生しつつあります、とブログを書いたのは、先月下旬のことでした。

そこから本窯焼成、赤絵付と赤絵窯の繰り返しを数回経て、出来上がって参りました。じきにロンドンに渡るものがほとんどなので、その前に一部をこちらでご紹介いたします。

藤吉憲典 カワセミ陶箱

カワセミ陶箱

藤吉憲典 キリン陶箱

キリン陶箱

藤吉憲典 サイ陶箱

サイ陶箱

藤吉憲典 貝陶箱

貝陶箱

藤吉憲典 蛙陶箱

カエル陶箱

今回の藤吉憲典Animal Boxesシリーズは、これまでのシリーズに比べて、新しい特徴が3つあります。まずは色彩の変化。これまでよりも、やや重厚なトーンのものが多くなりました。重ね塗りの技法を編み出し、大胆な色遣いをしています。次に、カタチ。今回は丸みを帯びた形が増えています。四角っぽくなるか丸っぽくなるかで、成形の技法が異なります。四角柱のように直線的な面による形のものは、「タタラ」と呼ばれる磁器粘土板による作りが中心となり、丸い形状はロクロによる成型が中心となります。そしてもう一つの特徴は、上に乗る動物のサイズが大きくなっていること。これは昨年からの傾向でもありますが、どんどん動物たちの自己主張が強くなってきています。

これから、カメラマンさんに写真を撮っていただき、桐箱やさんに箱をあつらえていただき、梱包発送作業へと進みます。

取材協力した『Homes & Antiques』8月号が、ロンドンから届きました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

取材協力した『Homes & Antiques』8月号が、ロンドンから届きました。

藤吉憲典が初のロンドン雑誌掲載ということで、英文と格闘していたのは、ゴールデンウィーク前のことでした。

記事校正を経て、待つこと数カ月。ようやく実物が手元に届きました。既にロンドンのギャラリーSladmoreからは、記事を見たコレクターさんから好反応があったということで、ひとまずホッとしてはいたのですが、やはり実物を手にすると、嬉しいですね。

『Homes & Antiques』8月号

あたりまえですがインタビュー記事は英語ですし、日本で本誌をご覧になる機会もほとんどないかと思います。というわけで、記事の元になったインタビューの日本語版をまとめました。結構なボリュームになりましたが、ご興味がありましたら、時間のある時にご覧くださいませ。

藤吉憲典のAnimal Boxes シリーズ、新作が続々誕生しつつあります♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典のAnimal Boxes シリーズ、新作が続々誕生しつつあります♪

ロンドンSladmoreギャラリーでのクリスマス・ショウ用に、制作没頭中のダンナ・藤吉憲典。陶芸・彫刻・書画のうち、「陶芸&磁器彫刻」の分野になりますが、集中ぶりを見ていると、この仕事がほんとうに好きなのだなぁとつくづく感じます。

本日はそんな制作中の作品の一部をちょっぴりご紹介。

制作工程のうち、素焼の焼成が済み、呉須(ごす)絵具での絵付=染付の絵付がおおよそ終わった段階です。このあと釉薬をかけて本窯焼成し、その後、赤絵付→赤絵窯の工程が何回か繰り返されて、出来上がりという工程になります。

藤吉憲典 陶箱作品

藤吉憲典 陶箱作品

藤吉憲典 陶箱作品

藤吉憲典 陶箱作品

藤吉憲典 陶箱作品

ここからどのように変化して完成品となるか。今回もとても楽しみです。

今年もART FAIR ASIA FUKUOKA 2023 が開催されます。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

今年もART FAIR ASIA FUKUOKA 2023 が開催されます。

関係者でもなんでもなく、藤吉憲典の作品が出るわけでもないのですが、アートフェア・アジア・福岡の宣伝です。花祭窯の制作拠点である福岡県でのアートフェアなので、盛り上がってくれると嬉しいな、という気持ちで、毎年微力ながら宣伝活動^^

ART FAIR ASIS FUKUOKA 2023

今年の開催詳細は下記の通りです。


ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023

会場:マリンメッセ福岡B館

チケット:前売券2500円(税込)、当日券3000円(税込)

会期:9月22日(金)~9月24日(日)

※オープン時間は日によって異なりますので、公式サイトで確認してくださいね♪

ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023 公式サイト


アジアをコンセプトとした国内唯一のアートフェア。年々規模が大きくなってきており、国内外から117ギャラリーが参加する今年は、過去最多の出展数だそうです。昨年はわたしは見に行くことができなかったので、今年は足を運びたいと思っています。

美の壺「青と白の粋 染付の器」-2023年8月再放送のお知らせ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

美の壺「青と白の粋 染付の器」-2023年8月再放送のお知らせ。

8月に入ったらお知らせしますね!とご案内しながら、すっかり失念しておりました。今年も、美の壺「青と白の粋 染付の器」制作チームからご連絡があり、7月にも再放送をされておりましたが、この8月も4回の再放送がございます。といっても、すでに今朝の回で2回の放送が終わり、残りあと2回ではありますが。

実は今朝、8時過ぎごろから急に藤吉憲典インスタグラムのフォロワー数が伸びはじめ、「あれ?なんかあったかしら?」と思っていたのでした。

藤吉憲典公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/ceramicartist_kensukefujiyoshi/

そうこうしているうちに、8時半を過ぎて、長いお付き合いのお客さまから「見ましたよ~!」のご連絡をいただき、「美の壺だ!」と思い出したのでした。

藤吉憲典がほぼ丸二日間の撮影協力し、2021年7月に初回の放映であったNHK BSプレミアム 美の壺「青と白の粋 染付の器」。収録にいらっしゃったときは、15分程度の登場シーンに丸二日間かけるってすごいなぁ、と単純に関心していたものですが、人気コンテンツになると、こうして何度も繰り返し放映されるのですね。夏=染付の器、定番になりつつあることを感じます。


美の壺 File543 『青と白の粋 染付の器』
2023年8月再放送分日程

  • 8月7日(月)午後14:00-14:29 NHK BS4K 
  • 8月9日(水)午前8:00-8:29 NHK BSプレミアム、NHK BS4K
  • 8月12日(土)午前6:45-7:14 NHK BSプレミアム、NHK BS4K
  • 8月16日(水)午後15:10-15:39 NHK 総合、NHKプラス配信

今回も、BSだけでなく地上波のNHK総合や、インターネットでのNHKプラス配信がございます。お時間と環境が許しましたら、ぜひご覧くださいませ。

博多阪急さんでの藤吉憲典個展、ご来場ありがとうございました!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

博多阪急さんでの藤吉憲典個展、ご来場ありがとうございました!

福岡での初の商業個展となりました、博多阪急さんでの藤吉憲典個展、無事会期終了いたしました。初の博多個展で、正直ドキドキしておりました。たくさんのお客さまがお越しくださり「ホッとした」というのが、偽らざる感想です。おかげさまで地元の皆さまに作品をご覧いただくことが出来ました。足を運んでくださいました皆さまに、心より感謝申し上げます。

阪急3階の特別室の場所がわかり難かったようで、阪急のインフォメーションコーナーにもたくさんお問い合せをいただておりました。通常は外商のお客さまを対象とした商談会や受注会で使われるという「特別室」は、おそらく意図的にわかり難い位置にあり、今回ご案内がじゅうぶんに出来ていなかったことを、お詫び申し上げます。

会期中、福岡県での開催を待ち望んでくださったお客さま、佐賀・長崎・愛媛など遠方から駆けつけてくださったお客さま、古くからのお得意様にもお会いすることが出来、たいへん心強く嬉しい限りでした。また『美の壺』や雑誌で観てからずっと情報を追っていたとおっしゃるお客さまも少なからず、ありがたく思いました。西日本新聞で紹介されていたイベントの記事を切り抜き、手に持って訪ねてきてくださったお客さまもありました。また2021年に福岡アジア美術館で開催した展覧会にお越しになったお客さまに再びお会いする機会にもなり、とても嬉しかったです。

初めての百貨店開催とあって、いつもの「ギャラリーさんにお任せ」とは異なり、運営上では反省点もいろいろとありました。こちらはまたあらためて、まとめ・反省して、今後の取り組みに生かしていきたいと思います。

最後に、今回の機会は、昨年初開催となった福津市の事業者と博多阪急さんとのコラボイベント「ふくつのね」の一環として、スタートしたのでした。会期中を一緒に駆け抜けた「ふくつのね」メンバーにも、心からの感謝を。

藤吉憲典個展 博多阪急

西麻布桃居さんでの「藤吉憲典 陶展」6月21日スタートです!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

西麻布桃居さんでの「藤吉憲典 陶展」6月21日スタートです!

1年おきに開いていただいている、桃居さんでの個展。20年以上のお付き合いのなかで、毎回、藤吉憲典のチャレンジに理解を示し信頼してくださるオーナーの広瀬さんには、感謝で頭が下がりっぱなしです。桃居さんで作品を発表し続けることは、作家にとって大きな精神的な支えとなっています。

初日に先立ち、桃居さんのインスタグラムで紹介をしてくださっているのを発見。

嬉しくありがたいコメントをいただいていました。

天性の「描く人」、描くことに憑かれた人、が藤吉憲典さんです。

今回は「描かねばいられぬ人」藤吉さんの資質とその才能が全開となった展示となりました。

令和の「画狂人・藤吉憲典」の描写の妙にご注目ください。

桃居インスタグラム https://www.instagram.com/toukyo_ichirohirose/ より

今回の個展用に送ったモノをご覧になっての、桃居さんのコメント。作家の思いがきちんと伝わっているだけでなく、その奥にあるものまでも読みとってくださっています。

一人でも多くのお客さまにご来場いただけることを、願っております!

桃居 藤吉憲典 陶展
2023年6月21日(水)~6月26日(月)
11:00~18:00 (最終日は17:00まで)
東京都港区西麻布2-25-13
TEL03-3797-4494