お客さまが嬉々として作品を選ぶご様子に、こちらまで嬉しくなる。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お客さまが嬉々として作品を選ぶご様子に、こちらまで嬉しくなる。

お取引先のギャラリーオーナーさんが、京都から福岡方面への出張ついでに、花祭窯にも立ち寄ってくださいました。ここ津屋崎は、福岡市内博多から車でも公共交通機関でも1時間~1時間半ほど、つまり往復だけでも2~3時間かかります。冷静に考えると、何かのついでに「寄る」には微妙に距離と時間がかかるところです。過密であろう出張スケジュールのなか、「行きます!」と言ってくださるありがたさ。

挨拶もそこそこに「見ていいですか?」と立ち上がり、嬉々として次々と作品を手に取るお姿を拝見すると、ほんとうに好きなんだなぁと思います。実は、花祭窯の工房ギャラリーにお越しになっても、ご覧いただける在庫がほとんどないこともあります。せっかく足を運んでくださっても、こればかりはなんともならず。今回は、まあまあのボリュームをご覧いただくことができましたので、良かったです。こういうのって、タイミングがありますね。

手に取りながら、気になる点や箱についてのご要望などを次々と問いかけてこられるオーナーさんの表情を見ていると、どういうお客さまに向けて、どのような形でご提供するか、頭のなかで明確にイメージができていることが伝わってきます。ロンドンのギャラリーでもそうなのですが、作品を見たときに、ある程度お客さまのお顔がイメージできているというのは、ギャラリーとその先にいらっしゃるお客さまとの信頼関係が垣間見えるところ。選んでいる間ずっと、ほんとうに楽しそうで、やっぱり「好き」の気持ちが一番だと思いました。

これから箱を整えて、準備が出来上がったものからお届けいたします。ほんとうに好きだと思ってくださる人のところに作品を送り出すのは、毎度ワクワクと嬉しい仕事です。そして、藤吉憲典の作品を扱ってくださっているギャラリーオーナーさんたちは、皆さんそういう方々であることが、わたしたちの喜びであり誇りです^^

案内状到着-2026年銀座黒田陶苑さんでの個展は7月11日(土)初日です。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

案内状到着-2026年銀座黒田陶苑さんでの個展は7月11日(土)初日です。

初日まで1カ月を切り、ダンナ・藤吉憲典はラストスパート中。黒田陶苑さんが作ってくださった個展案内状が届きました。第1回目の個展が2016年だったとあるのを見て、最初の個展から10年経つんだなぁとしみじみ。毎回、紹介文を書いてくださるのですが今回も過分な評価を記していただき、作家はますますモチベーションが上がっています。

藤吉憲典個展 銀座黒田陶苑

藤吉憲典個展

会期:2026年7月11日(土)-7月16日(木)※13日(月)は定休日

時間:午前11時-午後6時30分

場所:銀座黒田陶苑【本店】東京都中央区銀座7-8-17-5F 虎屋銀座ビル5階

TEL:03-3571-3223

このたび銀座 黒田陶苑では、藤吉憲典個展を開催いたします。
江戸時代に花開いた伊万里焼・有田焼の装飾デザインの研究を続け その美意識までも咀嚼して吸収し、作品に表現する藤吉さん。
色絵と染付を組み合わせた「染錦」、色絵のみで装飾する「錦」、そして藍色の「染付」の三種の技法を自在に操り、上質で美的、かつ実用的な仕上げる実力派の陶芸家です。
今回の個展では、余白の美を標榜する作品から、器面にびっしりと描きこまれたものまで、多彩な作品が会場に並びます。この機会にぜひお手に取られてご覧いただきたくご案内させていただきます。

(銀座黒田陶苑 藤吉憲典個展案内状より引用)

藤吉憲典個展 銀座黒田陶苑

個展案内状の郵送をご希望のお客さまには、順次発送手配いたします。楽しみにお待ちくださいませ。

緒方先生の「博物館浴」研究が、じわじわと広がっています。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

緒方先生の「博物館浴」研究が、じわじわと広がっています。

2016年から継続的に、九州産業大学地域共創学部・特任教授の緒方泉先生が主導してくださる博物館学芸員研修に参加しています。気が付けばもう10年。間にコロナ禍があり、研修の方法は現地開催からオンラインへと主な軸足を移しましたが、オンラインならではの広がりを持つ「オンライン語り場」など、全国各地の学芸員さんたちと一緒に学ぶ機会が続いているのは、館に所属せずに動いているわたしには特にありがたいことです。

さてその緒方先生の提唱する「博物館浴」。昨今は各種メディアに取り上げられることも増えてきたようで、そのニュースをお聞きするたびに嬉しくなります。先日は、NHKラジオ「Nらじ」に、博物館浴特集のテーマで生出演なさったとの情報をいただきました。そこで緒方先生がお話しなさった最新の動きのなかから、またいろいろと思うところがありましたので、以下考察。


  • 日本国内の博物館当施設のうち、年間入館者数が1万人に満たないのは、全体の47%にあたり、前回5年前より減少傾向(2026年3月日本博物館協会発表・有効回答数2507館)。
    →約1200館で、入館者年間1万人=週1休館として1日当たり約30名に満たない状態。
  • 「教育の場=敷居が高い」から「健康増進の場」へ。
    →これは、変えていくというのではなく(無意味な敷居の高さは取りはらっていくべきだけれど)、両方の役割を果たせる場所としての進化が必要。
  • スローウォーキング&スロールッキング。
    →スローアート。「たくさん見る」よりも「じっくり見る」=鑑賞の本質。
  • デジタルストレス。
    →デジタル化が進めば進むほど、「実物(本物)を見る(触れる)」というアプローチはますます価値あるものになっていく=身体性。
  • 例えば「こんな状態のときには、こんな絵」→個別対応が有効であると実証できれば、「処方箋に『博物館』と書く」は、ますます具体性と現実味を帯びてくる。

最新の知見を得て、広がった考察はこんな感じ。今特質すべきキーワードとしては、個人的には「スローウォーキング&スロールッキング」、デジタル化の逆をいく「身体性」だと、強く感じています。

緒方先生の博物館浴の実証実験は、今年も国立西洋美術館(東京上野)をはじめ、各地で予定されているようです。美術鑑賞と健康増進との関係性にご興味のある方、もしお近くの博物館施設で実施されるときは、ぜひ一度参加してみてください。「博物館浴」で検索すると、関連情報がいろいろと出てきます^^

陶片ミュージアム@花祭窯、2026年4月8日展示棚ひとつからスタート♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

陶片ミュージアム@花祭窯、2026年4月8日展示棚ひとつからスタート♪

陶片ミュージアム(Museum of Ceramic Fragments)

ブログ内を検索してみたところ、2014年から「陶片ミュージアム」という名前が出てきていました。ここ津屋崎に移転してきたのが2012年でしたので、それからほどなく海辺に上がる陶片の存在に気が付いて、蒐集がはじまったのがわかります。それから「いつかつくる!」と言い続けながら、10年以上が経っていました。ついに「陶片ミュージアム@花祭窯」をオープンいたします。とはいえ、とっても小さなスケール=収蔵庫兼展示ケースとしての「棚」1つからの出発です。

なぜオープン日が4月8日なのか。

4月8日はご存じお釈迦様のお誕生日「花祭り」です。花祭=お釈迦さまの誕生日。花祭窯(はなまつりがま)の屋号は、創業地である佐賀県江北町にある地域の通称「花祭(はなまつり)」からいただいたもので、名前を付けたときは「花祭」がお釈迦さまの誕生日を意味するとは、実は知りませんでした。もし知っていたら創業日を「4月8日」で登録していたかもしれません。ともあれ、お釈迦様の誕生日=「誕生」「転生」の象徴です。「古い陶片から学び、新しい価値を生み出す」という意味を込めました。

コンセプトは ” Fragments as the origin of new value. ”

陶片ミュージアムのコンセプトは、” Fragments as the origin of new value. “。直訳すると「新たな価値の源泉としての断片」というほどの意味になります。

実際の棚展示は、こんな感じ。

陶片ミュージアム 花祭窯

↑「唐草」をテーマにした引き出し。

陶片ミュージアム 花祭窯

↑「赤絵」をテーマにした引き出し。

陶片ミュージアム 花祭窯

↑「青磁」をテーマにした引き出し。

陶片ミュージアム 花祭窯

↑「生活の道具」をテーマにした引き出し。

というような感じです。これからまたぼちぼちテーマ設定やキャプション制作を進めて参ります。

岡山出張報告その2-久しぶりの岡山でしたので、ほんの少しウロチョロ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山出張報告その2-久しぶりの岡山でしたので、ほんの少しウロチョロ。

藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ、足を運んでまいりました。の、報告その2。今回は日帰り出張だったのですが、栂さんが「せっかく岡山までお越しになったのだから、何か観ていかれませんか?」と気遣ってくださったので、お言葉に甘えてギャラリーを少し早めに失礼し、ずっと気になっていた「岡山市立オリエント美術館」へ向かいました。

なぜ気になっていたのか。あちらこちらの美術館・博物館の特別展に足を運んだ時に、「お!」と目を引いた展示のキャプションを確認すると、作品所蔵館として「岡山市立オリエント美術館」の名前が書いてある、ということが過去にたびたびあったからでした。「これもオリエント美術館なのね!」に遭遇するたび、いいもの(わたしが観たいと思うもの)をたくさん所蔵している館に違いない!という印象がどんどん深まっていました。

というわけで、オリエント美術館初訪問。閉館時間まで1時間を切っており、バタバタと入館しました。展示内容はどれも興味深く大満足。エントランス上に飾られた巨大なタペストリーにもなっている、アッシリアレリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫」はとってもカッコよく、ハンムラビ法典のくさび型文字が彫り込まれた石碑は複製品とはいえ迫力ありました。現在の展示テーマは「シティ・ライフのはじまり」でしたが、その文脈で展示された作品の数々と解説がとても分かりやすくて「ほほ~!なるほど~!」と頷きながらの鑑賞でした。

岡山市立オリエント美術館

美術関係の施設はすべて17時で閉館となっていたので、閉館ギリギリまで観た後は、少し足を延ばして岡山城を拝みに。お天気が良く、見事な景色でした。橋を渡れば特別名勝・大名庭園である岡山後楽園でしたが、新幹線の時間が気になりましたので、今回は断念。またの機会の楽しみです。

岡山城

ところで岡山駅からオリエント美術館までは、路面電車を使いました。3駅とすぐの距離でアクセス至便。岡山駅前の電停で行き先を調べていたら、隣にいたご婦人が「どこに行くの?」と声をかけてくださり、電車の行き先と降車すべき電停名を教えてくださったうえに、「はい、どうぞ!」と「岡山カルチャーゾーン周遊マップ」なるものをくださり、びっくり。「いいんですか?」と尋ねたら「わたしはまたもらうから。ここに入館料の割引券もついてるから使ってね」と。歩いて回れる芸術・文化施設が地図で一覧になっていて、とても便利なマップでした。そんな出来事もあり、すっかり嬉しい岡山出張となりました。ありがとうございました♪

岡山出張報告その1―藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山出張報告その1―藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展開催中のギャラリー栂さんへ。

藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ、足を運んでまいりました。栂さんでの個展は4回目になりますが、わたしが和気にあるギャラリーを訪問するのは、なんと今回が初めてでした。オーナーの栂さんにお会いするのも、お久しぶり。いつも仕事上のやり取りをしているので、そんなにお会いしていない感じはしないのですが^^

さて初上陸の和気エリアは、岡山から在来線で約30分、沿線に見える川の景色がいい感じの、のどかな場所でした。そして栂さんのギャラリースペースの素敵なこと!斜面の敷地を生かした高低差のある空間に、窓からの外光を存分に生かした造りが居心地よく、作品も展示映えしていてとっても嬉しくなりました。

今回は、栂さんが個展タイトルに「描」をつけてくださったとおり、藤吉憲典の書画・シルクスクリーン作品をご覧いただける、貴重な機会となりました。

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

備前焼の窯元が連なるエリアが近く、藤吉の個展期間中には、毎回備前の作家さんが何人も見にいらっしゃるとお話を聞いていました。今回も大御所の作家さんをはじめ、何人もの方が足を運んでくださっていて、わたしの短い滞在中にも、おひとりご挨拶することができました。「これだけの絵付をできる人は、もういないですよね」「ここまで細かく丁寧な仕事をして、この価格は安いですよね」…そんな、陶芸のプロだからこそご理解いただける感想を聞いて、とても嬉しくなりました。

併設するお蕎麦屋さんは、平日にもかかわらずお客さまが途切れなく、厨房がひと段落したところでお昼をいただきました。美味しかったです^^

個展会期は今週末3月28日(土)まで。


藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

Fukuoka Flower Show番外編-福岡市植物園まで来たら動物園にもGo!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

Fukuoka Flower Show番外編-福岡市植物園まで来たら動物園にもGo!

Fukuoka Flower Show 2026の会場が福岡市動植物園の「植物園」でしたので、隣接する動物園にも、足を延ばしてまいりました。午前中は青空で陽射しの強さを感じていましたが、午後になると天気予報の通りに雨が降り出し、傘をさしての動物園。雨にもかかわらず、まあまあの人出で、人気の高さがうかがえました。雨だしサクッと回ろう!と思っていましたが、なかなかの広さで高低差もある動物園は「サクッ」とは行かず、しっかり歩き回りました。

雨のなか、厩舎に入ってしまう方々も多いなか、ファンサービスで顔を見せてくださった皆さまのなかから、ベストショット3枚。

福岡市動物園

↑悠然とした姿のオランウータンさんは大迫力。

福岡市動物園 カバ

↑流し目も決まっているカバのタロウさん。

福岡市動物園

↑姿が断然美しいヒョウ。眠そうにしながらも起き出してくれました。

今回一番サービス精神旺盛だったのは、カバのタロウさん。カバは藤吉憲典作品にもよく登場するので、観察必須なのですが、水のなかを悠々と泳いでは顔を上げてこちらに視線を寄越してくれる姿は、とても力強く圧倒されました。ヒョウやらトラやら、ガラス越しにまあまあ近い距離で観ることができる工夫がされていて、「ほほう、この模様はこのようになっているのね」などと思いながら観察することができて、大満足。

噂には聞いていましたが、長い工事期間を経てリニューアルオープンした福岡市動物園は、かなり見応えのある空間になっていました。今回はサイやゾウはあまり近くに来てくれず、遠めに眺めるだけでしたので、次は晴れた日に来たいと思います。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展「描」スタート!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展「描」スタート!

2026年最初の個展は、岡山・和気のギャラリー栂さん。昨日3月17日、無事初日を迎えております。オープン早々に、岡山県内はじめ近隣の近畿圏、そして東京からもお客さまがお見えでしたと、オーナーの栂さんから嬉しいご連絡をいただきました。ご来場くださいました皆さま、誠にありがとうございました!

オープン前の様子を、栂さんが送ってくださいました。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

今回の個展では、久しぶりに、蕎麦猪口をまとまった数ご覧いただくことができます。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

いつも通り、酒器もいろいろ。今回はぐい呑・盃が特に充実しています。

シルクスクリーン作品も、今回の目玉のひとつ。その完成度を、ぜひ間近でご覧いただけると嬉しいです。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

会期は3月28日(土)まで。ギャラリー栂さんはお蕎麦屋さんを併設していて、お蕎麦屋さんも大人気とのこと。今週末の三連休など、お時間がございましたら是非お立ち寄りくださいませ。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

個展準備大詰めです―藤吉憲典個展「描」@ギャラリー栂(岡山・和気)。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

個展準備大詰めです―藤吉憲典個展「描」@ギャラリー栂(岡山・和気)。

栂さんから「展示に少し時間をかけたいので、早めに送っていただくことはできますか」というご相談をいただきましたので、週末から発送手配準備中にかかっています。たしかに、今回は器と書画がありますので、器だけのときとは展示の考え方が異なってくると思います。個展会場での「見せ方」はギャラリーオーナーさんにすべてお任せしていますので、「どんなふうに展示してくださっているかな」は、作家にとっては楽しみのひとつでもあり。

通常は初日からで計画することが多い作家の在廊日ですが、今回は会期に連休が含まれていることから、お客さまが足を運びやすい週末に予定しています。お天気が良くなるといいな、と思いつつ。春の一日、ぜひお越しくださいませ。

染付根付松文茶器揃 藤吉憲典
藤吉憲典個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

アーカイブ参加「2026九州産業大学国際シンポジウム」備忘録。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アーカイブ参加「2026九州産業大学国際シンポジウム」備忘録。

毎年度末のお楽しみ、学芸員研修でお世話になっている九州産業大学の緒方先生が音頭を取って開催する国際シンポジウム。今年は「2026年九州産業大学国際シンポジウム」という名称で、日本と英国を結んで1月24日にオンライン開催されました。実は当日リアルタイムでのZoom参加を張り切って申し込んでいましたが、急用で断念。後日のアーカイブ配信で、参加することができました。

以下、備忘キーワード。


  • 博物館施設は、もの(作品・資料)を中心に「人」「こと」「時」をつなぐ
  • 日本国内には5766の博物館施設があるが、国民一人当たり2.1回の訪問(令和6年度文化庁調査)
  • 日本では若者の50%以上が美術館に関心がない(2025年度国立アートリサーチセンター調査)
  • 『ART CURE』デイジー・ファンコート氏
  • 芸術は食事・睡眠・運動・自然に並ぶ第5の健康の柱
  • Creative Health City
  • The Arts & Health Landscape、Arts & Health Cordinator
  • 社会的処方
  • 芸術体験格差と健康格差
  • 芸術への公平なアクセス権の確保

2026年九州産業大学国際シンポジウムより


わたしがこのシンポジウムに参加するようになった時からずっと、英国からはロンドンにあるダリッジ・ピクチャー・ギャラリーのキュレーターであるジェーン・フィンドレーさんが登壇なさっています。そこでの最先端の取り組みをお聞きするたびに、英国と日本での社会課題の共通点と、博物館美術館が地域でできることを、あらためて意識させられます。「公共」がやること、できることと、民間ができること。民間のなかでも、わたしのような一個人にもできること。

ダリッジ・ピクチャー・ギャラリー訪問を考えながら、なかなか実現していません。上の写真は昨年末、ロンドン出張時に中心部から少し足を延ばした時のもの。工芸に対するロンドン市の取り組みを視察したのでしたが、芸術・文化体験格差の問題が感じられる視察となったのでした。次回ロンドン出張時には(次回こそは!)ダリッジ訪問に時間を確保したいものです。