春はそわそわ。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

春はそわそわ。

3月に入り、なんとなく「変化」の兆しを見たり聞いたりする機会が増えてきました。梅が散り、早咲きの桜がちらほらとお目見え。お天気も晴れたり雨が降ったりくるくると変わります。春ですね。

年度末から年度初めに向かう季節なので、学校や会社など、4月からを新年度とする枠組みのなかで動いている人たちに変化が現れるのはあたりまえですね。そして、そういう人々の人口構成に占める割合が多いからこそ、そうでない人にとってもなんとなく「変化」や「進化」の時期になるんだろうな、という気がします。

このところ我が家に公私さまざま嬉しいお客さまが立て続けにいらっしゃるのも、春だからかしら、と思ったり。季節に後押しされて新しい一歩を踏み出すことができるなら、その波に乗るのもひとつの方法ですね♪

さて写真は、この季節人気の「桜」の蕎麦猪口。ご近所、宮地嶽神社では、寒緋桜が満開です(^^)

お客さまがいらっしゃると、

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

お客さまがいらっしゃると、

きれいになる♪

ここ数日、立て続けにちょっぴりあらたまったお客さま。おかげさまで、ふだん後回しになっていた仕事場の掃除やお片付けが少しばかり進みました。写真は珍しく「足の踏み場がある」ダンナの仕事場。普段はあまりにも雑然としているので「開かずの間」です。

ふだんからギャラリースペースは、いつお客さまがいらしても最低限大丈夫なようにしておかねばと気にかけています。それでも気がついたら棚が乱れていたり、ほこりが目についたり、お花を生けなおすタイミングだったり、ということが少なからず。

「この日、お客さまがいらっしゃる」は、「整理整頓清掃」への最大の動機付け。今日も、おかげさまですっきりです。

3月といえばお雛さま。

おはようございます。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

3月といえばお雛さま。

もう長年我が家の3月を彩り続けているお雛さま。檜扇を持たないお雛さまも、毎年恒例のご愛敬。今年も出て来てくれました。個人的な話ですが、実家にはお雛さまがありませんでした。お雛さまに限らず、季節の行事に関わる飾り物がまったく無かったような。

節句を楽しむようになったのは、ダンナと花祭窯を創業してこの仕事をスタートしてからです。やきものの文様には四季折々の自然や行事にまつわるものがたくさんあり、それらを扱うことによって、自然と意識が向くようになってきました。

創業当時読んでいた本の顔ぶれは、やきものの文様、やきものの歴史に関する本などと並んで、日本の年中行事に関するもの、お祝いの文化に関するものなどが多々。大人になってから(というか結婚してから)、季節行事の愉しみを知ることになった、というところです。

ともあれ、3月になった=お雛さまを飾ろう!と気軽にできるありがたさ。季節の行事にまつわるもの・ことが生活のなかにあるのは、単純に楽しく、気分も華やぎます。

ところで、お内裏さまとお雛さまの並び方。どちらが右か左かの決まりは、地方によって異なるようですね。我が家では、その時の気分で(^^)

子どもが集まるときは、餃子。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

子どもが集まるときは、餃子。

藤吉家では「呑み会」というような大げさなものではなく、何人か集まってご飯を食べることがときどきあります。そんな機会で、子どもの数が多くなるときに頼るのが、餃子。

車で5分ほどのところにぎょうざの山八さんという餃子屋さんがあって、ここの「手づくり餃子セット」がお気に入りです。おいしいのはもちろん、いっぺんに肉と野菜がとれるので、メニューで栄養バランスを考える手間が省けることも魅力。山八さんの餃子はとくに地元のキャベツをたっぷり使っているのが特徴です。

ご近所なので、必要になった時にぱっと買いに行けるのがありがたいです。電話を入れておけば、必要なセット数予約することもできます。先日は約150の餃子を包みました。参加する子どもたちに餃子包みを手伝ってもらうこともできますし、焼きあがるのを待つのもまた楽しみ。鍋奉行と同様、餃子の焼き方にもそれぞれにこだわりがあったりします。「みんなで手づくり餃子」にはエンターテイメント性を感じます。

「手づくり餃子セット」のおすすめ、もうひとつは、大阪茨木市にある雁飯店さん。こちらは老舗中国料理屋さんがつくる餃子セット。実店舗で大人気のおいしい餃子を自宅でも再現できるのが魅力です。

確定申告完了。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

確定申告完了。

2018年度の申告が無事完了。毎年のことながら、ほっとします。

国税庁のサイトからの申告も簡単になってきたここ数年。毎年「今年は自分で全部やろうかな」と頭をよぎるものの、決算書作成と確定申告のシミュレーションまで自分でやってみたうえで、最終チェックを市役所が用意してくれる税務申告会場で税理士さんにお願いする、という方法をとっています。

「ここまでできるんだったら、自分でやってしまったらいいのに」とおっしゃる方も多いです。が、少々時間をとってでも申告会場に足を運ぶその理由は、税理士さんに申告書を作成していただく間に交わす会話で学ぶことがいろいろとあるから。

控除について思い違いしていた部分に気づいたり、税制の変更部分を知らされたり、経費の考え方をあらためて教えていただいたり。毎年、何かしら「そっか!」があります。だからといって、自分で作成した申告書と税理士さんに作っていただいたものが大きく異なることは無く、申告額という意味では損も得もありません。

面白いのは、申告会場で出会うほとんどの税理士さんが「わたしはこう考えています」「わたしは顧問先にはこう指導しています」という言い方をなさること。つまり税務申告の場面において「必ずこうである」という部分がもちろんある一方で、解釈にゆだねられる部分もあるということなのですね。

うちは小さな個人事業なので、これまで税理士さんについていただいたことが一度もありません。ですから年に一度、専門家である税理士さん から多少なりとも税務申告とそのための会計(決算)についての見解をいただくことができるのは、貴重な勉強の機会でもあるのです。

なにはともあれ、今年も一安心です(^^)

執着ではなく執持心。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「執着ではなく執持心」

今日はお茶のお稽古でした。写真は入門している南方流円覚寺である日撮った床の間。基本のお稽古を繰り返すなかで、ところどころ迷う作法について先生にお話を伺っていたところ、ご紹介くださったのがこのことばでした。

なるほどと思いつつ、もっと理解したいと思って調べたところ、東本願寺のサイトに、わたしの理解を後押ししてくれる一節がありました。

『「執心」は、普通には、「執着心」ということで、「こだわりの心」という意味に解されることがあると思います。しかし、ここでは、「執持心(しゅうじしん)」ということで、「執(と)り入れて持(たも)つ心」という意味に用いられています。つまり、失わずに持(たも)ち続ける心をいうのです。 (東本願寺ホームページより)』

南方流の茶道訓には「茶礼可守(サレイマモルベシ)」と並んで「茶式不可論(チャシキロンズベカラズ)」があります。つまりは、最も大切な「礼」を持ち続けることが本意であり、細かい作法について執着するものではない、というようなところと解釈しました。

そしてもうひとつ珠玉の教えをいただきました。それは「なぜお茶のお稽古を続けるのか」という根本的な問いに対して、「なにごとも続けた先にしか見えない景色があるから、あなたはお茶を続けなさい」とおっしゃった師匠の教えを信じて続けているという先生の言葉。

「続けた先にしか見えない景色」の存在を感じるのは、事業もまた同じです。花祭窯はとっても小さな個人事業ではありますが、20年以上を経て見えている景色は、創業時にはまったく考えてもいなかったものでした。今から5年先、10年先にどんな景色が見えているのかと考えると、いつもとてもワクワクします。

思いがけず「お茶のお稽古」「事業」「人生」に思いをはせた素晴らしい時間でした。禅寺で継承される茶道の真髄を感じた一日でした。感謝。

国宝より家宝。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

国宝より家宝。

創業以来ずっと続く、花祭窯の志(ビジョン)です。

藤吉憲典曰く「評論家に評価されガラスケースの向こうに飾られるものではなく、実際に使う人が身近に置いて大切な人に受け継いでいきたいと思えるものを作りたい」と。器しかりアートしかり、です。

先日、お客さまからとても嬉しいお便りをいただきました。「以前母から贈られた器をずっと使っています。このたび家族が増えるので、同じものを注文しました」と。

つくり手冥利につきるとは、まさにこのようなことだと思います。このようにおっしゃってくださるお客さまの声が聞こえてくると、ダンナともども最高のご褒美をいただいた気持ちになります。

ありがとうございます(^^)

東京日帰り―出光美術館。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

東京日帰り―出光美術館。

どうしても東京に行きたい用事(仕事です!)があって、日帰り出張。これが無理なくできるのですから、福岡は便利ですね。

仕事のあと帰りの飛行機まで少し時間に余裕があったので、これまでなかなか足を運ぶことができていなかった「東京の出光美術館」にやっと行ってまいりました。我が家でふだん「出光美術館」というと、北九州門司にある出光美術館なのですが(^^)

特別展は「染付」。さて出光さんといえば、仙厓さんのコレクションと陶磁器のコレクション。今回の染付展もたくさんの収蔵品を拝むことができました。

個人的に「おおーっ」と思ったのは、景徳鎮の青花扁壺、同じく景徳鎮の少し小さめの祥瑞茶碗、祥瑞に兎の皿、豆彩(とうさい)の数々でした。とくに豆彩のなかに、これ欲しい!と思うものがいくつかありました。やきものを見る時はいつも、無意識のうちに「これを藤吉憲典が作り直したものを見てみたい」という見方をしてしまいます。

特別展を観たあと、今回の出光訪問の一番の目的「陶片室」へ。津屋崎陶片ミュージアムの設立を企むわたしとしては、この陶片室がどのように展示管理されているのかが、とっても気になっていたのです。

いやはや、勉強になりました。やはり現場を自分の目で歩いて見るのが一番ですね。と同時に、多様な陶磁器の分野を網羅・研究している出光の陶片室に対して、古伊万里や宋時代の青磁などいくつかの分野においては、現在うちにある陶片の顔ぶれも決して引けを取るものではないと感じて嬉しくなりました。

出光美術館の陶片室は、古陶磁を学ぶための展示室として、昭和41年の開館と同時に開設されたのだそうです。小山冨士夫氏の尽力によるものと聞いて、なるほどと思いました。 小山氏は出光美術館の理事でもいらっしゃるのですね。

ますます陶片ミュージアムへのモチベーションが上がってきました(^^)

眼福で胸いっぱいになったところで、しばしロビーから皇居を臨む景色を楽しみました。フリードリンクのお茶が用意されているのが、嬉しい心遣いでした。東京の出光美術館での染付展は3月24日(日)までです。

続2019九州産業大学国際シンポジウム。

こんにちは。Meet Me at Art ふじゆりです。

続・2019九州産業大学国際シンポジウム。

2019九州産業大学国際シンポジウム。の続き。

講演内容を踏まえてのワークショップと質疑応答の時間も、濃い時間となりました。「博物館が地域社会をつなぐ」の実現を目指すにあたり、イギリス、アメリカと日本との違いは数え切れないほどありますが、情熱を持って取り組む学芸員さんの姿には共通するものも多々。

以下、備忘。

  • 「誰が必要な人を連れて来てくれるか?」連携。
  • 公式・非公式なメンター。
  • 同業者会議。
  • 「人がつくったもの」を見る意味。
  • What humanity is.
  • What I am.
  • my mission = social mission
  • What museum can do for the world.
  • meaning making
  • social inclusion
  • social justice
  • mentoring
  • visitor’s view
  • accessible for anyone
  • for one = for every people
  • support each other
  • depends on interest
  • cultural relationship
  • positive feeling
  • open communication
  • create and connect
  • small group
  • continue and feedback
  • care = partner
  • diversity
  • school and museum space
  • community of neighbors

これまでの学芸員研修では、毎回のようにワークショップのなかで、各地各館の学芸員さんの「こうしたいけど、なかなかできない」苦悩を耳にしていました。縦割り行政の弊害であったり、事業のトップに立つ者の無理解であったり。

今回の講演では、ダリッチ・ピクチャー・ギャラリー、イントレピッド航空宇宙博物館、両館のとてもポジティブな発表に、環境・文化の違いゆえに博物館での教育普及への理解が日本よりも深く、実行しやすい環境が整っているのだろうと単純に考えそうになったところ、彼らもまたたくさんの努力によって障壁を乗り越えて施策を進めて来たこと、そして今後も継続していくためにネットワークの構築に力を注ぎ続けていることがわかりました。

特に日本ではイメージしにくいほどの人々の多様性を受け入れてきている両国での努力は、ことばで聞いた内容以上に大変なことなのだろうと推察できました。でも、だからこそ、わたしたちは常にチャレンジしていくのだという言葉に、実際に推進してきた人たちの強い意志と力を感じました。

ほんとうに素敵な機会をいただきました。あらためて、九産大の緒方泉教授に心より感謝申し上げます。

2019九州産業大学国際シンポジウム。

こんにちは。Meet Me at Art ふじゆりです。

2019九州産業大学国際シンポジウム。

博物館が、地域社会をつなぐ。」博物館にはその力があると思います。でも、日本では残念ながらまだその力があんまり発揮できていない。2018年度の学芸員研修では「医療・福祉」を通してそのことを考えてきました。そのまとめ的位置づけの国際シンポジウムに参加してまいりました。

ロンドンにあるダリッチ・ピクチャー・ギャラリーと、ニューヨークにあるイントレピッド海上航空宇宙博物館からの、高齢化社会に向けた博物館教育の取り組みについての事例報告講演を中心に、ワークショップ・質疑応答など、脳みそフル回転の一日でした。

以下、講演からのキーワード備忘。

  • aged friendly city
  • find yourself in art
  • my care, my way
  • voluntary challenging
  • social care
  • positive way, positive environments
  • collection → benefit to public
  • welcoming
  • Can I support? What could I do? How do we do?
  • find new audience → connect
  • opportunities to try
  • knowledge and skills
  • together through art projects
  • individual experience
  • feel be supported
  • partnership
  • community based programs
  • Arts & Minds
  • any types of museums can do
  • care partners
  • connections
  • besides with
  • try something new
  • do themselves
  • professional networks
  • national and local networks
  • access
  • for opportunities, for challenges
  • continuing

当日は同時通訳さんがついて、講演を日本語・英語の両方でイヤホンでクリアに聞き取ることができました。わたしはといえば、できるだけご本人のことばで聞きたいなと思いながらも英語できちんと聞き取れるはずもなく、日本語と英語を行ったり来たり。言語脳も大汗をかきました。英語学習、全然足りていないことを痛感。同時通訳さんのすごさにも感動した一日でした。