中学生職場体験@花祭窯2018。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

中学生職場体験@花祭窯2018。

今年も駐車場の草むしりからスタートしました。男子中学生二人。金曜日まで5日間の職場体験です。

毎年思うのですが、初日の草むしりの作業のようすを見ていると、生徒それぞれの性格が如実に表れるのがわかります。面白いものですね。「掃除から始める」というのは、あながち理由のないことでは無さそうです。写真は、2階の仕事場から駐車場を眺めたところ。とってもきれいにしてくれたのが、よく見えます(^^)

今日は初日ながら、草むしり、事務仕事、雑用、資料集めと盛りだくさん。せっかく来てくれる中学生を遊ばせてしまってはならないと、仕事をリストアップして用意し、着々と進めてもらいました。ちょっとハードだったかもしれませんが、二人ともしっかり頑張ってくれました。

こちらの準備力・リード力も問われる職場体験。うちに預けてくださる学校や保護者さんの期待に応えることができるよう、残り4日間もしっかり頑張っていきます。

 

カバのウィリアムさん。by藤吉憲典

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

カバのウィリアムさん。by藤吉憲典

つい先日、お友だちがニューヨーク土産・カバのウィリアム君の絵葉書の写真をフェイスブックにアップしていました。そこで我が家の「カバのウィリアムさん」の話を。

The Metropolitan Museum of Art ニューヨーク・メトロポリタン美術館。昨今大きな美術館のミュージアムグッズはますます充実しています。William the Hippo はもうずいぶん長いこと、メトロポリタン美術館の「顔」で、ニューヨーク土産のひとつとしても大人気のようです。

もともとは古代エジプトの副葬品としてつくられ、発掘されたお墓から出てきたもの。厄災を封じ込める縁起物としての役割があったようです。描かれているのはロータス(蓮)の文様で、古代エジプトから現代の仏教にもつながる、文化の流れを感じさせてくれます。ロンドンの大英博物館でも、同様のカバの姿を見ることができます。

我が家にこのウィリアムさんが初めてやってきたのは、かれこれ10数年前。息子の1歳の誕生日に、お友だちがニューヨークから「ウィリアムさん型の子ども向けリュック」を贈ってくれたのでした。その愛嬌に、家族一同一目惚れ。で、できあがったのが、上の写真のような藤吉版カバのウィリアムさん。

藤吉憲典の手から生まれたカバは、これまでに8頭か9頭。それぞれ、コレクターさんのもとで愛されています(^^)

Hippo Pot, gazing

 

ごりょんさんの直会(なおらい)。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ごりょんさんの直会(なおらい)。

写真は2018年の山笠新町流のようす。直会の会食シーンを写真に撮ることをすっかり忘れておりました(笑)

7月に行われた津屋崎祇園山笠の裏方・ごりょんさんの直会すなわち打ち上げに行ってきました。山笠が終わるとそのまま夏休みに入るため、ここ数年は、お母さんチームの気持ちが少しゆっくりできる夏休み明けに直会をしています。

毎回、地元福津市内でお店を探します。今年は、福津市内で2014年福岡・佐賀のミシュランガイドに載っている「寿し なかむら」さんに行って参りました。

寿しなかむらさん、外観はお寿司屋さんに見えません。普通に洋風建築のお宅に見えます。ところが玄関をくぐると和空間。飛び石の通路をはさんで、カウンター席と和室の個室があります。かといって、堅苦しい感じはまったくなく、気さくな雰囲気の空間です。

ランチはお吸い物と茶碗蒸しがついた「上にぎり御膳」がお得です。もちろん、おいしいです♪お吸い物と茶碗蒸しと卵焼きはもう少し味が薄くてもいいかなとも思いましたが、これは好みの問題ですね。単品でのメニューもお手頃価格。夜は寿し懐石などもできるようです。

ふだん地元での外食頻度が極端に低い藤吉家。お客さまが遊びにいらして一緒に食事に行く、というシーンで、お客さまにあった近所のお店をなかなか思いつかず困ってしまうことが多々あったのですが、寿しなかむらさんは、そんなときの強い味方になってくれそうです(^^)

 

フレディは伊万里の蒐集家だった!

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

フレディは伊万里の蒐集家だった!

今朝は風が涼しくて気持ちがよく、FMラジオを聴きながら仕事をしていると、なんと今日(9月5日)はフレディ・マーキュリーの誕生日だというではありませんか。気がつけばフレディが亡くなった年齢を、自分はいつのまにか越えてしまいました。

さらに、聴いてびっくり。フレディは伊万里の蒐集をしていたというのです。1600年代中期以降1700年代、中国の景徳鎮窯に代わって日本の有田焼が東インド会社からヨーロッパにたくさん輸出されました。また江戸末期から明治期にかけてもたくさんのやきものが輸出されています。骨董の世界では、前者は「古」をつけて古伊万里、後者は単に伊万里と呼び分けることがあるようです。フレディは主にどちらが好きだったのでしょうね。金襴手の華やかな明治伊万里かな。

写真は後者、江戸末から明治期にかけての有田焼の輸出ブランドのひとつ「蔵春亭」の輸出伊万里を藤吉憲典が復刻したもの。金襴手角瓶。

ここ数年ロンドンにいくたび、その時代の「日本的なやきもの」へのあこがれが、今もなおヨーロッパに根強く残っていることを感じていましたが、それにしてもフレディが好きだったとは!ファンの間では有名だったそうなのですが、全く知りませんでした。この仕事に関わるものとして、朝からなんともハッピーな気分です。

11月に公開される映画「ボヘミアン・ラプソディ」が楽しみな今日この頃です。

 

 

プレゼンテーションセミナーに行ってみた。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

プレゼンテーションセミナーに行ってみた。

FMVことフクオカベンチャーマーケット、支援機関である福岡県ベンチャービジネス支援協議会ベンチャーサポートセンターが主催するプレゼンテーションセミナーに行ってきました。名称が長くてややこしいですね(笑)

福岡県の出先機関であるベンチャーサポートセンターは、わたしがよくお世話になっている福岡アジアビジネスセンターさんとフロアが一緒の福岡商工会議所ビルにあります。お友だちの経営者の方のなかには、フクオカベンチャーマーケットでのプレゼンテーションをスタートにどんどん事業を伸ばしていった方も。

昨今はプレゼンテーションというと、TED的なイメージが強いですね。その手の「プレゼンテーション」にさほど興味の無かったわたしでも、スティーブ・ジョブスや孫正義さんのプレゼンテーションはYouTubeでいくつも見たことがありますし、TED-xに登壇された植松努さんなど、ぱっと思い浮かぶプレゼンテーションがいくつかあります。

が、大勢の聴衆を想定しなくても、プレゼンテーションの場はあちらこちらにあるわけで。わたしがセミナーを受けてみようと考えたのも、普段の仕事の場や社交の場でしばしば現れる自己紹介的なシーンを無駄にしないために、役に立つことがあるのではないかという気持ちもあり。

結果、セミナーの内容は、バリバリにTED的なプレゼンテーションのための、テクニックが中心でした。ただ、参加したことで、とても重大な発見がありました。それは、「プレゼンテーション=資金調達のため」というわたしの思い込みが非常に偏ったものであったということ。プレゼンテーションによって生み出されるものは、本人の意思次第で限りなく広範囲であるということ。

なにをいまさらと言われそうですが(笑)、この発見は大きいです。

当日の講師、ナレッジネットワーク株式会社森戸裕一さんに感謝です。ありがとうございました!

 

読書『わたしを離さないで』(早川書房)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『わたしを離さないで』(早川書房)

写真は、本とは関係ありませんが、宮崎行きの電車から撮った景色。

さてカズオ・イシグロ作品、2冊目です。本の内容について、まったく事前情報を入れずに読みはじめました。前回読んだ『遠い山なみの光』もそうでしたが、読みはじめてすぐに引き込まれ夢中に。景色や登場人物の表情があまりにもはっきりとイメージできて、動画を見ているような読書時間でした。移動時間や就寝前を使って2日で読了しました。

読書『遠い山なみの光』(早川書房)

『遠い山なみの光』と同様、主人公の淡々とした語り口でストーリーは進むのですが、読みはじめてすぐに「そうなのかな」と匂わせてじきに明らかになる重々しいテーマに、なんともやりきれない読後感が残っています。

それにしても、『遠い山なみの光』とはまったく異なった雰囲気を感じました。あとの解説を読んで、そのなかにカズオ・イシグロ氏がブッカー賞を受賞した後のインタビューでの受け答えの一部が引用されていたのですが、そこに、その理由がありました。いわく、賞をとったりすると、そのとき賞賛された書き方を捨て去ることが難しくなり、そのことが作家としての危機をもたらす、というようなことでした。つまり、意図的に新しい書き方、新しい表現方法にチャレンジしを変えているのですね。

高く評価され成功を収めた方法を捨てるのが難しく、そこから抜け出せずにダメになってしまうことがあるというのは、陶芸作家やアーティストにもよく言われることで、実際にそういう人たちを見てきてもいるため、とても響きました。

ところで『わたしを離さないで』は、映画になっていたのですね。日本ではドラマにまでなっていたのを知りませんでした。小説の世界観がどのように映像になっているのか、映画は見てみたい気がします。

スタートしたばかりのカズオ・イシグロ作品追っかけ。ますます楽しみになってきました(^^)

 

読書『遠い山なみの光』(早川書房)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『遠い山なみの光』(早川書房)

カズオ・イシグロさんの長編デビュー作。

写真は、一般社団法人長崎県観光連盟長崎県文化観光国際部観光振興課の公式サイト「ながさき旅ネット」https://www.nagasaki-tabinet.com より、長崎市にある平和公園の平和記念像。

ノーベル賞受賞で、図書館にあるカズオ・イシグロの本はすべて貸し出し中。という状況が少しは落ち着いてきたようで、手に取った一冊。かくいうわたしも、これまでカズオ・イシグロさんの著書を読んだことがありませんでしたので、自分の行動を省みても、ノーベル賞受賞というのはやはり大きな影響力がありますね。

物語のなかで大きな事件が起こるわけではありませんが、幾つものわだかまりがあちらこちらに点在し、そのいずれもから目を離せないような感じがして、一気に読みました。かといって強い緊張感があるわけではなく、全編が淡々とつづられていたように思いました。

わたしが手に取ったのは早川書房の文庫でした。本編を読み、続けて訳者・小野寺健さんの訳者あとがきを読み、作家・池澤夏樹さんの解説を読んで、なるほど腑に落ちるものがありました。この物語が日本人であるわたしに響くのは、物語そのものに加えて、訳の秀逸な日本語遣いにあったのですね。原文のまま読んだらどのように感じるか、いずれは挑戦したい作品です。

カズオ・イシグロ作品、続けていろいろ読んでみます。

 

【開催報告】福岡acad.住まいづくりのセンスアップ建築講座「アール・ヌーヴォー」

こんにちは。Meet Me at Art 藤吉有里です。

【開催報告】福岡acad.住まいづくりのセンスアップ建築講座「アール・ヌーヴォー」

福岡acad.の建築の歴史講座、福岡市内・天神での初開催となりました。

(※福岡acad.はアート、工芸、建築、デザインに効く勉強会を企画するプロジェクトです)

平日、水曜日の午後とあって、住宅関係のお仕事をなさっている方や、フリーで仕事をなさっている方、経営者の方などが参加してくださいました。

以下、備忘。


  • アーツアンドクラフツ運動→アール・ヌーヴォー。
  • 日本文化の影響。
  • 小紋、連続文様、浮世絵。
  • 構造+装飾。
  • 絵画と立体装飾の連続性。
  • 貴族のための装飾ではなく、産業革命以降生まれた富裕層のための装飾。
  • 建築における「鉄」の出現。
  • 石造りから鉄・コンクリート造りへ。
  • 量産できる装飾、機能のある装飾、構造とは関係のないところでの装飾。
  • アカデミックに反する創作風潮。
  • 新しいものと古典的なもの。
  • 時代背景‥チャップリン、アインシュタインの相対性理論、アンリ・ルソー、ピカソ、クリムト、フォードのモデルT、ルイ・アームストロング、カラヤン、ゴッホ、マネetc…
  • バウハウス。
  • 現代にアール・ヌーヴォーが好きな人が多い理由=手仕事へのあこがれ?
  • わたしたちが見ているものは、運良く遺っているもの。

暑いなか足を運んでくださいました皆さま、ほんとうにありがとうございました。そして、会場を提供してくださいました、にしてつ住まいのギャラリー天神サロンさん、ありがとうございました!

 

宮崎・MOE展行ってきました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

宮崎・MOE展行ってきました。

さて宮崎旅。初日の宮崎県立美術館スタジオジブリ・レイアウト展につづき、二日目はみやざきアートセンタにて開催中の

MOE 40th Anniversary 5人展

観に行って参りました。

みやざきアートセンター http://miyazaki-ac.com/

5人の絵本作家さん、絵本や絵は「どこかで観たことがある!」という方々ばかりでしたが、名前は存じ上げませんでした。そんななか、わたしの個人的なヒットは、ある絵の作者が「ヒグチユウコ」という人であるとわかったこと。

このインパクトとシュールさ。どこかで見て、いいなぁ、と思っていたのをすっかり忘れていましたが、思いがけずMOE展で再会できました(^^)

原画、よかったです。こちらの展覧会でも、SNS向けのフォトスポットと小物が充実。塗り絵コーナーがあって、色鉛筆が用意してあったので、思いがけず塗り絵にハマり。グッズ販売コーナーも充実していました。絵本『ギュスターヴくん』最高です(^^)

こちらは9月2日(日)まで。

 

宮崎・ジブリ展行ってきました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

宮崎・ジブリ展行ってきました。

昨年、学芸員研修でご一緒した宮崎県美術館の学芸員さんから、ジブリ展を企画していると聞いて興味津々楽しみにしていたもの。宮崎まで電車で5時間。夏休みを利用して行って参りました。

宮崎県立美術館 http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/

スタジオジブリ・レイアウト展特設サイト
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/ghibli/miyazaki/

見応えがありました!

実を言えばそれほどジブリ作品が好きというわけではなく、映画館で見たのは「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」と、はるか昔にさかのぼって「アルプスの少女ハイジ」くらい。元来アニメ・ジブリ好きのダンナと、その影響を少なからず受けている息子が楽しんだらいいな♪くらいの気持ちでしたが、どっこい

原画の力を感じました。

モノクロあるいは色鉛筆でささっと色を付けた原画に、アニメーション以上の動きを感じました。タイトルごとに、力の入り具合までも見えてくるのが生々しくて、すっかり夢中になって観ていました。思わずダンナに「アニメより原画のほうがいいね」といってしまったものも。

SNSでの拡散を意識したフォトスポットも随所に設けられ、文字通り子どもから大人まで、ファミリーもカップルも楽しめる展覧会でした。おススメです(^^)

9月17日(月・祝)まで開催中です。

宮崎県立美術館 スタジオジブリ・レイアウト展
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/box/tokubetsu.html