こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
もうそろそろ本気で中長期的な「花祭活用計画」を立てたい、立てよう。
花祭窯の創業地である佐賀・花祭は、自然豊かな里山です。ここにある300坪を超える敷地(その半分以上は斜面)をどう生かしていくか。そろそろちゃんと、現実的に考えなければなりません。
もともと漠然と、自分たちが楽しむ程度の果樹を植えたいと考えていました。これまでにレモン、パール柑、ポンカン、りんご、ヤマモモなどを植え、こまめに手入れをできていないにもかかわらず、なんとか育ってくれています。住んでいた頃から植えていたカボスが毎年たくさん収穫できるので、柑橘系の木はこの土地に合うのだろうな、と思っています。最近植えた木々は、実がついて収穫できるようになるのはまだまだ先ですが、ここにさらに果樹の木を増やして「ミニ果樹園」を作りたいな、というのが野望の一つ。
それから、花祭に住んでいたころから、梅干づくりをはじめとした梅仕事でずっとお世話になった梅の木がだいぶ弱ってきているので、あらたに梅の木を増やしたいと思っています。ここに「ミニ梅林」作れるといいな、と。こちらは斜面を利用して作ったら、梅の花が咲くシーズンには、散策の楽しい美しい場所になるのではないかと思っています。ただ梅の木は、「桜伐るバカ、梅伐らぬバカ」の言葉があるように、上に伸びてしまわないように手入れをしないといけません。そう考えると、管理をサポートしてくださる方を見つけることも必要です。
栗の木が大きく育ったエリアでは、毎年たくさんの栗がイノシシたちの食事になっているようすですので、今年こそは栗拾いを決行したいと思っています。栗の木があまりにも大きくなったので、その陰に入ってしまった木々は枯れてしまったものもあり、日当たりの良い場所に移して救出する活動も必要です。一方でその日影が幸いして、自生し出したビワの木や、増え始めたマンリョウの木などもあり、感心しています。自然の妙ですね。ともあれ、この場所は「栗コーナー」ということにしてしまおうと考えています。
放っていてもその土地に合うものは育ち、合わないものは頑張ってもうまく行かない。これは花祭で生活していた時から実感していたことですが、離れて十年以上が経った今、やはりそうなのだなぁという気持ちが増しています。まずは敷地に張り出してきている「笹藪」を伐採するところから始めなければなりません。一年後にはある程度「ミニ果樹園」運営の姿がイメージできることを目指して、コツコツ取り組んでいきたいと思います。
下の写真は、昨年の写真。この桜の木も、一年でさらに大きくなっています。桜の季節も楽しみです^^
