十月の書道部。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

十月の書道部。

月一度「今月は何を書こうかな」と考えるのは楽しいもので。傍から見ると「なぜ!?」と思われる文字列も、それぞれ理由があることもあれば、まったく考え無しのこともあり。ともあれ決まりごとが無いのが、花祭窯書道部のよいところ。先日も同じ時間にお稽古している三名が、三様にまったく違うことをしていました。

今回のわたしのテーマは「不動明王」。思いがけず、この「動」の難しいこと。半紙を縦半分横半分に折って、中心線を意識しながら書くのですが、ブレます。「不動」の文字に反して動いてしまいます。十枚ほど書いて、これ以上書いても集中力が続かないな、というところでラスト一枚。

月にたった一度の書道部。そのうえ、わたしが集中して書いている時間は三十分もありません。「上達する」には程遠いお稽古時間ですが、それでもこの三十分のおかげで、文字や筆に対する姿勢が整えられるのを感じます。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。