こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
日本フィル in Kyushu 2025北九州公演を聴きに行って参りました。
今年は日本フィルハーモニー交響楽団の、九州公演50回の記念年なのだそうです。福岡県では、福岡市のアクロス福岡シンフォニーホールと、北九州市の北九州ソレイユホールの二か所で公演があるので、どちらに行こうかなと思案した結果、まだ足を運んだことのなかった北九州ソレイユホールのチケットを取りました。
当日は祝日で、1週間ほど続いた寒気がやっと緩んで穏やかな晴れのお天気。JR西小倉駅から歩いて15分ほどの道なりには、小倉城、図書館、文学館、松本清張記念館、広々とした勝山公園と続きます。なるほどこの辺りは小倉の文教エリアなのだなぁと、嬉しくなりながらお散歩の先に、北九州ソレイユホールが現れました。
14時からの開演に先立ち、ロビーにはウェルカムコンサートの音が聞こえて華やかな雰囲気。席に着くときにはすでに贅沢な気持ちになっていました。そして、コンサート。もうね、ほんとうに素晴らしかったです。1曲目のエルガー「威風堂々」第一番作品39は、いつかは生で聴きたいとずっと思っていたもので、最初から泣かされました。2曲目のショパンは、ピアニスト仲道郁代さん。これまた感動的でした。そして最後は組曲「展覧会の絵」。第1曲から第10曲まであるのですね。これをすべて聴くことが出来たというのが嬉しかったですし、演奏の迫力あること、圧倒されました。
パンフレットの曲目解説で、「威風堂々」や「展覧会の絵」について、少し背景を知ることが出来たのも良かったです。
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終演後外に出たら、まだ明るく暖かくて、ゆっくり帰路を歩きながら余韻をかみしめることが出来て、最高に贅沢な一日となりました。
1月の九響のニューイヤーコンサートといい、大満足の公演が続いています。次がまた楽しみです^^