週末は波折神社の遷座八百年祭でした。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

週末は波折神社の遷座八百年祭でした。

波折神社御遷座八百年奉祝祭。コロナ禍を経てようやく開催の記念行事とあって、朝10時から午後3時まで、さまざまな催しが神社境内で行われていました。朝、町内放送でお祭りの告知がこれでもかというほど行われ(笑)、そういえばまだ戻していない古いお札があったから、お散歩がてらどこかのタイミングで出かけようと思いました。

そうこうしているうちに、遠くから吹奏楽の演奏が聞えてきました。お祭りのオープニングは地元津屋崎中学校の吹奏楽部の演奏。波折神社から花祭窯までは徒歩で3分ほどの距離ですので、風向きによって、演奏の音がよく聞こえたり遠くなったり。ああ、始まったなぁ、と、なんだかワクワクします。

11時ごろから境内で餅まきをするとなっていましたので、その混雑を避けるつもりで昼前に神社へ。ところが餅まきのあとは、地元の青年有志「笑福会」による「うどんとカキ氷のふるまい」があるとあって、親子連れが行列をなしていました。行列を横目に、本殿へと進むと、お祓いや奉納の儀式は一通り終わった後で、本殿前は空いていました。

古いお札を返し、お礼のお参りをしたところで、ご近所の知人友人にあちこちから声をかけられました。これぞ津屋崎コミュニティ、嬉しいですね。いつもお世話になっている方から「今来たの?」と問われて、「はい、お参りだけ」と返したところ、社務所前に連れていかれ「ほら、持っていきなさい!」と手渡されたのは、餅まき用に準備していたのであろう紅白のお餅。「家族分持って帰りなさい!」と、家族の人数分どころか両手いっぱいに持たせてくださいました。おかげさまですっかり温かい気持ちになりました。

波折神社に親子連れ、特に子どもたちの姿があるのを見ると、やはりとても嬉しくなります。今回の八百年祭は単発行事ですが、来月10月8日には、毎年恒例の秋季大祭が開催されます。コロナ禍下では子どもたちの太鼓の行列が出来なかった秋季大祭ですが、今年はコロナ禍前のような体制に戻してのお祭りになりそうです。こちらも楽しみです。