酷暑の夏は夕方散歩―久しぶりにカブトガニを発見して一人大騒ぎ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

酷暑の夏は夕方散歩―久しぶりにカブトガニを発見して一人大騒ぎ。

あまりの暑さにサボり気味のお散歩。我が家は夕食が早いので、最近は夕食後に少し食休みをしたのちに散歩に出るようにしています。まだ日も長いしと思いながら油断していると、気が付いたら暗くなりかけていたりするので、暗いなかは歩きたくないので要注意です。もう立秋も過ぎましたしね。

さて先日も夕食後、ぶらぶらと海の方へお散歩に出ました。お日さまが沈んだ後から暗くなるまでの少しの時間。海水浴客や釣り客はそろそろ帰り支度をして人が減ってくる時間帯ですが、地元の人たちはこれから海に浸かる人もあり、犬の散歩に出る人も多く。いい感じに潮風が吹いて気持ちが良い時間帯です。

堤防沿いに横目で魚でも見えないかと海を見ながら歩いていると、わたしの進行方向と同じ方向に向かって動く影を発見。魚ではないなぁと思いながら近づいてみると、見覚えのある形がスーッと動いています。下の写真、クリックで大きくするとよく見えると思いますが、カブトガニです。まだ小さく、幼生と言われるサイズかな、と。大人サイズはもっと大きいので、これから何回も脱皮を重ねていくはずの個体です。

津屋崎浜のカブトガニ

ずっと天気が良く波が静かな日が続いているので、海水の透明度が高くて、よく見えます。もう少し近づいてみると、こんな感じ↓。

津屋崎浜のカブトガニ

しばらく並んで歩いて(カブトガニは泳いで)おりました。向こうは気が付いていなかったと思いますが。津屋崎浜の干潟は、カブトガニの産卵地になっているので、専門家である友人が長いこと個体数の調査などを行っていました。年々幼生の個体数が減っていたのは、干潟が荒れてきているからと懸念して、取り組んでいました。そのことを知っているので、カブトガニの幼生との出会いは、とっても嬉しく。こういうサプライズギフトがあるから、お散歩は楽しいですね。