他所から来た人の目線を借りていつもの街を歩くことで見えてきたいくつものこと。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

他所から来た人の目線を借りていつもの街を歩くことで見えてきたいくつものこと。

言い換えると、よそから来た人と一緒に街を歩くと、いつも歩いている場所でも、見える景色が変わることがある、ということ。住んでいる街に漠然と向ける目線と、訪ねて行った先に向ける(何らかの目的を持った)目線は、当然かもしれないけれど違うものですね。つい先日、遠方から来たお友だちと一緒に街を歩いたときに、つくづくと実感したのでした。

上の写真は、博多から天神を中心とした福岡市街地のマップなのですが、昨今、住んでいる場所でこの類の地図を手に取るということがまずありません。ホテルに観光客向けに設置してあるというこのマップを見てみると、とってもわかりやすく、観光に限らず便利そうです。もともと紙派のわたしとしては、スマホでグーグルマップを見るよりも、がぜん使いやすく。

仕事での訪問にしても観光での訪問にしても、行先での行動を決めるために、多かれ少なかれ下調べをし、せっかく行くならばその土地らしいものを楽しみたいという気持ちが、「目に見えるもの」を変える原動力になるのだなぁ、と思いました。つい先日アップした「アクロス山登山」も、お友だちがよそから来たからこそ、の体験。わたしは子どもの頃に東京から長崎への引っ越しを経験しているのですが、その引越しが決まって初めて、上野動物園にパンダを観に行き、浅草の雷門をくぐったのを思い出しました。

住んでいる場所での「観光」、たまにやってみると、いつもと違ったものが見えてくること、間違いなしです。視点を変える、視界を広げる訓練になりますね^^