再読書:『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』(笑がお書房)展示会活用アドバイザー・大島節子著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

再読書:『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』(笑がお書房)展示会活用アドバイザー・大島節子著

わたしが勝手にブログの師匠と仰いでいる、せっちゃんこと「展示会活用アドバイザー」であり、有限会社マルワ什器代表の大島節子さん。その初の著書が出たのは、昨年5月のことでした。

お世話になっている信金さんから「商談会」なるものにお誘いを頂きました。わたしたちが津屋崎に移転してきたとき担当してくださって以来のお付き合い。ご本人は異動を繰り返しながらも、担当支店に戻ってくるたびに気にかけてくださるので、うちの仕事をよく理解してくださっています。その方が「ふだんなら商談会は出られないかな、と思うのですが、ぜひもっとたくさんの人に花祭窯さんを知って欲しいと思い…」とお誘いくださるのですから、きちんと理由があるはずです。

ちょうどマーケティング的に反応を見たい案件がありましたので、出展を前向きに検討することにしました。ちゃんとしたブースを構えての商談会への参加は、2013年にジェトロ大阪が主催した海外からのセレクトショップバイヤーさんとの商談会以来になります。実はこのときに、ロンドンから来ていたDo SHOPのオーナーLucaに出会ったことが、ロンドン進出に大きく舵を切る原動力となったのでした。

商談会に出るならば、出展料と労力に見合うだけの成果を得にいくことは必須です。そのためには、ということで本書の出番。尊敬する著者せっちゃんの初出版ということで、迷わず購入した本で、このような形で再読することになるとは嬉しい限りです。商談会の日程は今年後半ですが、本書によれば「一年前から準備」が理想的だということで、いまからスタートするのが良さそうです。

それにしても、この一冊に詰め込まれているノウハウのすごいこと。読後には、商談会当日までの流れと、何が肝になるのかが自然と頭に入り、まず「何から取り掛かれば」という不安が払しょくされました。最初に読んだ時もすごい本だと思いましたが、明確に「商談会参加」という目的を持って読むと、さらにその価値が響いてきます。これは、信金の商談会担当者さんにも紹介せねばです^^

『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』(笑がお書房)展示会活用アドバイザー・大島節子著