久しぶりに補助金申請-申請書類を書き上げる過程は、事業を練るのに最適。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久しぶりに補助金申請-申請書類を書き上げる過程は、事業を練るのに最適。

お世話になっていた商工会の職員さんが春に異動となり、異動のあいさつにお越しになったときに「わたしが異動した後も、商工会、どんどん使ってくださいね!」とあらためておっしゃったので、さっそくお世話になることに。ちょうど、この11月に新しい取り組みの発表機会として「合同商談会」への出展を決めましたので、その準備に補助金申請をかませることにしました。

補助金を申請すること=事業計画を立てることです。これまでにも何回か申請をしてきましたが、花祭窯の場合は毎回、すでに取り組むことを決めている事業に、補助金のタイミングが合えばラッキー♪という感じ。ですので、計画が採択されず補助金が出なくても、計画内容を実施することは変わりません。

さっそく商工会の専門家相談制度を活用しました。これまでにも経営革新計画や事業継続力強化計画の策定で何回もお世話になっている中小企業診断士の先生と、今回の補助金申請で新たに担当してくださる商工会の経営指導員さんのお二人に、事業計画案のダメ出しをお願いしました。

その結果…赤ペン箇所が出てくる出てくる。最初に提出したものは、振り返れば、我ながら突っ込みどころ満載の事業計画書でした。ごめんなさい、「計画を立てるのは、まぁまぁ得意」だと、思いあがっていました。計画を立てるのが好きだということと、得意か(ちゃんと伝わるようにできているか)ということは、全然別ですね。

約2週間の間に商工会に三回足を運び、さらにオンラインでのやり取りでアドバイスをいただいて、ブラッシュアップ。「自分ではわかっているつもり」のことを、他者にもわかるように言語化する過程は、そのまま自分の頭の中を整理整頓する過程となりました。おかげさまで「なぜこの事業をやるのか」をいくつもの視点から言語化することができ、それは「現在の花祭窯の事業の状況」を客観的に見つめ直すことにほかならず、とてもありがたい機会となりました。

そうして状況を整理整頓したうえでも、やはりこの事業は推進すべき、という確信が持てたことが大きかったです。補助金は、締め切りの一日前に無事申請書提出完了。「ここまで詰めた計画で不採択だったら、それは仕方ない」と思えるところまでできました。計画内容を詰めたおかげで、11月までにするべき「いつ、なにを」が具体的に明確になり、とても気持ちの良い状態です。粘り強く対応してくださった中小企業診断士の先生と、経営指導員さんに、心より感謝です。お二方の労力に応えるためにも、がんばります^^