今年も在自(あらじ)の金毘羅さんから、秋祭りシーズンスタート。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

今年も在自(あらじ)の金毘羅さんから、秋祭りシーズンスタート。

9月9日重陽の節句はおくんちの日でもあり。津屋崎近辺では秋祭りの先頭を切る「在自の金毘羅さん」が、今年も無事奉納されました。出立を告げる花火の音が聞こえて、金毘羅さんの大名行列が歩きだしことがわかると、あとは「何時ごろに、近くの接待所に到着するか」が気になってソワソワしだします。今年は「行程表」が配布され、ある程度の到着時刻予測ができましたが、それでも接待所周辺には、早々に集まったご近所さんたちがウロウロソワソワ^^

夕方17時半ごろの到着だろうということで、わたしも17時を回ったあたりで接待所隣にあるみんなの縁側 王丸屋さんへ。玄関先のベンチをお借りして腰掛けて、行列の到着を待ちます。待っている間は、井戸端会議タイム。笛や太鼓の音が聞こえてきて、道路の向こうに行列の先頭が見えてくると、にわかに接待所当番の皆さんが動き出します。大人にはビールやお茶、子どもたちにはサイダーやコーラなどを冷やして準備してあります。暑いなか大名行列の衣装を着けて歩くので、さぞかし喉が渇くことでしょう。接待所で、しばしの休憩です。

行列が到着すると拍手が上がります。行列の中ほどに賽銭箱が引かれていて、そこにお賽銭を入れて低頭すると、神主さんがお祓いをしてくださいます。大名行列を見るのも楽しみなら、お祓いをしてもらうのも楽しみ。無事頭上をさらさらと祓っていただき、大満足です。行列の後姿を見送って、帰途に就くときには皆笑顔になっています。姿が見えなくなってからも、お囃子の音は響いていて、それがまた嬉しい。お祭りの力は偉大ですね。

これから先ご近所では、宮地嶽神社のおくんち、波折神社のおくんちと続きます。楽しみです^^