いよいよ師走に入りました―この期に及んで、干し柿追加(笑)。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

いよいよ師走に入りました―この期に及んで、干し柿追加(笑)。

ダンナがお友だちからたくさん渋柿をいただいてきたので、干し柿。と書いていたのは、つい10日ほど前のことでした。それとは別に、すぐ近所にある柿の木が、見事に鈴なりになっているのを「今年は豊作だね~」と眺めていたのですが、ご近所さんから「藤吉さん、干し柿作るんなら採らんね?」とお声がけいただき、収穫させていただくことになりました。ありがとうございます^^

再びダンナが収穫してきたたくさんの柿を見て、つい「この気忙しいときに」という文言が頭に浮かびましたが(笑)、手を動かすうちに、黙々と柿の皮を剥き紐に吊下げていく作業は、頭のなかを空っぽにしてリセットするのに最適だということに気が付きました。いろいろと考えることが多いときにこそ、単純作業の繰り返しが効くような気がします。そのうえ成果も大きいし。

というわけで、たくさんの柿が軒先にぶら下がっております。上の写真を見ると、先に干した分と、今回干した分との違いがわかりますね。あとはお天気と時間に任せて待つばかり。楽しみです♪

「1年を通して畑の作り方・野菜の作り方をまなぶ」畑レッスン進捗状況その7。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「1年を通して畑の作り方・野菜の作り方をまなぶ」畑レッスン進捗状況その7。

造園家であり花や野菜を作りハーブの専門家であるガーデンアルテさんの畑で「1年を通して畑の作り方・野菜の作り方を、一緒にやりながら教わる講座」。今年2月から受講をスタートした畑づくりも、いよいよ最終コーナー!?です。上達したかどうか不明(上達という言葉がふさわしいのかどうかも不明)ですが、卒業まであと二カ月となりました。


(30)9/21(日) 曇/晴 16-18時 24/29℃

  • ミニ大根、ラディッシュ、レタスミックス種蒔き。ニラとオクラの畝の両側空いているところを使う。
  • 種を蒔いたら土をかぶせて軽く手で押さえる。
  • ナス、オクラ収穫。
  • 崩れた畝を整える。畑の周りの雑草を短めに刈る。畝周りに草をたくさん敷いておく→暑さ除けと保水。

(31)10/5(日) 晴 15-17時 気温チェック忘れ。

  • 日が短くなってきたので、今月から作業時間は15-17時。
  • ナス、オクラ、ミラ、モロヘイヤ収穫。
  • ニンジン、大根の芽が出ていないところに、種を蒔き直し。
  • 崩れた畝を整える。畑の周りの雑草を短めに刈る。

(32)10/11(土) 晴 15-17時 気温チェック忘れ。

  • オクラは今季終了、茎が太く、引っこ抜くのは難しいので地際から茎を切る。大きくなった実があれば、種用に乾かす。
  • モロヘイヤも今季終了。根が強く深いので、スコップで掘り出す。
  • ジャガイモの種イモ植える。畝を少し高めに作り、植えた種芋にしっかり土が被るように。→後日土から種芋が見えたら、土をさらにかける。

(33)11/2(日)晴 15-17時 15/21℃

  • 小松菜の芽が出なかったので、春菊の種を植え直し。←蒔き直しの前に、畝をきれいに作り直して!
  • ナス、黄色インゲン収穫。レタスミックス間引き、ニンジン間引き。レタスミックスとニンジンは順調に成長中。
  • 雑草を刈って畝周りに敷き詰める=気温が下がってきたので保温として多めに。
  • ジャガイモの種イモが出ているところに土をかけてあげる。
  • ナス今季終了→根っこから引っこ抜く。

(34)11/8(土)15-16半 曇 13/23℃

  • ニラ収穫=ハカマの位置からぜんぶ一斉に切る。
  • レタス間引き。土が乾いて堅くなり引っこ抜きにくいときは、葉を切る要領で収穫。
  • ほうれん草の種まき。畝の表面を平らに均して二列に。浅めに種を蒔き、土をかぶせたら軽く手で押さえる。
  • 畝周りに草をたくさん敷く。
  • 畝の上には細かい枯草をたくさん撒く。芽が出ているところをじゃましないように避けて撒く。

畑では、作業をする時間だけでなく、ゆっくりじっくり観察する時間をとるのも大事だということが、なんとなくわかってきました。ついつい「今日やるべき作業を終わらせる」ことに注意が向きがちになりますが、なぜ今その作業が必要なのか、畑の状態に向き合って自分で理解することが、まず第一なのかな、と。

だんだんと寒くなってきますが、冬野菜の成長を楽しみに、残り二カ月頑張ります♪

読書『言語化するための小説思考』(講談社)小川哲著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『言語化するための小説思考』(講談社)小川哲著

いつものカメリアステージ図書館新刊棚から、完全にタイトル借りです。小川哲さんの著書は、これが初読み。直木賞受賞の小説家の著書を、入り口が実用書(エッセイとは少し違うと思うので、たぶんジャンルとしては実用書)になるというのは、読み手としても「しまった!」なのですが、本との出会いもタイミングがありますから、わたしにとっては今がそのタイミングだったということで。

さて『言語化するための小説思考』、上の写真はその表紙なのですが、内容は表紙に連なっている1~12の章立ての通りです。「文章を書く」ことが好きな人には、興味深い内容だと思います。著者の頭のなかを覗き見るような感覚で、じわじわと読み進めました。ときどき現れる、読み手が試されているような文章も面白く。

講談社公式サイトの紹介ページで、冒頭から『その文章、「自分のため」に書いていませんか?』続いて『「伝える」ではない、「伝わる」言葉を、文章を生み出すために、小説家はいつも何を考えているのかーー?』と投げかけられているのですが、まさにそんな本でした。常々「自分のために書いている」「一番の読者は自分」と公言しているわたし。もちろん目的も立場も異なりますが、それでも公開している以上、読んでくださる方がいらっしゃるのだということを、考えさせられました。

本書を通して著者に対する興味が沸いたのはもちろんのこと。「読みたい本」「読みたい作家」の読書リストがまた増えました。

『言語化するための小説思考』(講談社)小川哲著