西麻布・桃居さんで「藤吉憲典 陶展」-実店舗とオンライン両方でスタート。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

西麻布・桃居さんで「藤吉憲典 陶展」-実店舗とオンライン両方でスタート。

桃居さんでの「藤吉憲典 陶展」スタートしました。初日在廊したダンナによれば、オープン前、早い時間から並んでくださるお客様方が何人もおられたため、桃居さんが少し早めに開場してくださったとのこと。とてもありがたく嬉しいスタートとなりました。

振り返れば、桃居さんとのお付き合いは、おおよそ四半世紀。その間ずっと、藤吉憲典のチャレンジを温かく見守ってきてくださっています。隔年開催での個展は、オーナーの広瀬さんに、毎回「新しい藤吉憲典」を見ていただく機会。商業的には厳しいチャレンジをしたときにも、面白がって楽しんで受け止めてくださる懐の深さに、なんども助けられています。桃居さんでの個展にかける作家の意気込みは、そんな広瀬さんの期待にお応えしたい一心でもあり。

一人でも多くの方に、現地会場に足を運んでいただけると嬉しいです。またオンラインでの展覧会もスタートしていますので、遠方の方は、ぜひこちらからご覧いただけると嬉しいです。どうぞご来場くださいませ^^

桃居 Online 展覧会 藤吉憲典の作品は5月11日から5月16日までの掲載となります。

桃居さんで「藤吉憲典陶展」

藤吉憲典 陶展

桃居

港区西麻布2-25-13
TEL03-3797-4494

5月11日(日)-5月16日(金)会期中無休
11-18時(最終日のみ17時まで)

http://www.toukyo.com/

西麻布・桃居さんでの「藤吉憲典 陶展」は、5月11日(日)スタートです!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

西麻布・桃居さんでの「藤吉憲典 陶展」は、5月11日(日)スタートです!

ゴールデンウィークも後半、皆様いかがお過ごしでしょうか。我が家は、5月11日(日)スタートの桃居さんでの個展に向けて、粛々と準備を進めています。ダンナ・藤吉憲典は作陶ラストスパート中。この1~2週間で、本窯と赤絵窯を繰り返し焚いています。わたしはといえば、完成したそばから作品リスト作りと、梱包準備。先ほど段ボールの在庫が足りなくなり、ホームセンターに走って(車で^^)きました。

作品のお届け指定日時から逆算して、発送日を決め、そこに間に合うように窯を焚きます。今日明日が勝負というところでしょうか。毎回「できるところまで」といいつつ、せっかくだから良いものをひとつでも多くお届けしたい」と、結局はぎりぎりまで粘るパターンです。その甲斐あって、力作が次々と出来上がってきていますので、バタバタしながらもワクワクする時間でもあり。

一人でも多くの方に、現地会場に足を運んでいただけると嬉しいですし、桃居さんは初日の晩からネットでも公開してくださいますので、ネットで全国各地からご参加いただけると嬉しいです。

桃居さんで「藤吉憲典陶展」

藤吉憲典 陶展

桃居

港区西麻布2-25-13
TEL03-3797-4494

5月11日(日)-5月16日(金)会期中無休
11-18時(最終日のみ17時まで)

http://www.toukyo.com/

大阪阿倍野の暮らし用品さんでの「茶器展」4月19日(土)スタートです。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

大阪阿倍野の暮らし用品さんでの「茶器展」4月19日(土)スタートです。

大阪阿倍野にあるギャラリー暮らし用品さんでの「茶器展」は、今週末4月19日オープンです。陶・磁・ガラス・木の作り手10名のお茶の器・道具が並びます。一つのテーマでいろいろな作家さんの作るものを見ることができる機会は、とても楽しいです。一昨年、やはり暮らし用品さんで開催された「酒器展」に続いて、今回は「茶器展」。

藤吉憲典も、急須・杯・菓子器など30点以上をお届け完了いたしました。昨年、中国北京の喜水ギャラリーさんで個展をしたご縁から、中国茶器を学ぶことができましたので、その成果も。急須、蓋碗、湯冷まし、杯、菓子皿などをお届けしています。今回の茶器展で、色絵(赤絵)を付ける作家は藤吉だけのようですので、会場に彩をお届けできると良いな、と思います。

通常の個展などより少し長めの会期で、ゴールデンウィーク最終日5月6日(火)までの開催です。大阪万博も始まりましたし、関西方面お越しの際に、お立ち寄りいただける方もあるかもしれませんね。ぜひご覧くださいませ。


茶器展

暮らし用品

場所:大阪市阿倍野区阪南町1-45-15
電話:06-6628-2606
会期:2025年4月19日(土)~5月6日(火)11時~18時
※水・木・金はお休み。
※初日4月19日は15時まで予約制、15時以降は予約不要。

※詳細は、暮らし用品さんのホームページでご確認ください)。

暮らし用品 茶器展

「茶器展」に藤吉憲典も参加いたします―大阪阿倍野の暮らし用品さんにて。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「茶器展」に藤吉憲典も参加いたします―大阪阿倍野の暮らし用品さんにて。

藤吉憲典の2025年展覧会は、大阪阿倍野にあるギャラリー暮らし用品さんからスタートです。4月上旬にDM用の器をお届けしておりましたが、そのDMが届きました。

4月19日(土)スタートの「茶器展」は、陶・磁・ガラス・木の作り手10名のお茶の器・道具が並びます。藤吉憲典も、急須・杯・菓子器など30~40点をお送りしています。

暮らし用品オーナーの米田さんが、今回は会期を長くしてみたとおっしゃっていました。5月のゴールデンウィーク最終日までありますので、関西方面お越しの際に、お立ち寄りいただける方もあるかもしれませんね。

会期中、水・木・金曜日は店休日となっていますので、ご来場の際はどうぞご注意くださいね。また初日は終日予約制で、早くも予約が埋まりつつあるようですので、こちらもまずは暮らし用品さんにお問い合わせくださいね。


茶器展

暮らし用品

場所:大阪市阿倍野区阪南町1-45-15
電話:06-6628-2606
会期:2025年4月19日(土)~5月6日(火)11時~18時
※水・木・金はお休み。
※初日4月19日は終日予約制(詳細は、暮らし用品さんのホームページでご確認ください)。

暮らし用品「茶器展」

KENSUKE EDITIONS-藤吉憲典のシルクスクリーン作品第一弾を納品しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

KENSUKE EDITIONS-藤吉憲典のシルクスクリーン作品第一弾を納品しました。

藤吉憲典の次なるチャレンジ、シルクスクリーン作品。その第一弾が刷り上がりました!のブログをアップしていたのは昨年12月のことでした。

その後、まずはアーティスト保存用を額装し、作品紹介用の動画を撮り、グッドタイミングで開催されたデザインワークショップを活用して、ブランディングの方向性を検討し…気が付いたらもう春です。これから広がっていくシルクスクリーン作品シリーズを「KENSUKE EDITIONS」と名付けました。エディション作品ならではのカジュアルな楽しさを、前面に出していけたらと思っています。

その作品エディションナンバー「1/15」を納品することができました。第一弾は15枚の限定版です。お届け先は、一級建築士事務所の相良設計室さん。もともと歯医者さんだった建物をフルリノベーションして、とってもおしゃれな事務所になさっています。実はKENSUKE EDITIONSのイメージ動画の撮影に、そのお宅をお借りいたしました。今回納品した作品は、玄関開けてすぐ、お客様をお迎えする場所に飾ってくださいました。

藤吉憲典シルクスクリーン「昇龍」

シルクスクリーンのもとになっている原画は墨絵ですが、洋紙に刷り、額装を空間に合わせて選ぶことによって、洋の空間にもばっちり馴染む作品となっています。

実際に飾ってくださっている場を拝見すると、嬉しさもひとしお。「KENSUKE EDITIONS」これからどんどん広げて参ります。

ご質問「いろいろな藤吉憲典作品を、ウェブ上でまとめて見れる場所はありますか?」へのお返事。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ご質問「いろいろな藤吉憲典作品を、ウェブ上でまとめて見れる場所はありますか?」へのお返事。

最近、お客さまから聞かれることが増えてきた質問です。そういえば、藤吉憲典のつくる器もアート作品も、ジャンルを超えて一覧できる場所というのは、ウェブ上にありません。あえて挙げるならば、藤吉憲典の公式インスタグラムでは、そのときどきに撮ったものをアップしていますので、器も彫刻も書画も、いろいろなものが画像としてあがっています。

藤吉憲典公式インスタグラム https://www.instagram.com/ceramicartist_kensukefujiyoshi/

アート作品については、藤吉憲典の公式サイトで作品を掲載しています。

藤吉憲典公式サイト ARTWORK

器については、蕎麦猪口はオンラインショップのサイトでご覧いただけるようにしていますが、それ以外のものにつきましては、一覧でご覧いただける場がありません。また蕎麦猪口も、購入についてはここ数年ずっと在庫希薄でお待たせし続けている状態で、申し訳ない限りです。

花祭窯 蕎麦猪口倶楽部

このように、見ることができる場所が分かれているうえに、掲載されていないものも多数なので、ほんの一部ではありますが、「いろいろな藤吉憲典作品を見れるページ」を作ってみました。

もともと、器に興味のある方々と、アート作品に興味のある方々は異なるので、一緒にしない方が探しやすい、という考えから、「分けて情報発信」をしてまいりました。が、上のようなご質問を頂けるということは、最近は「藤吉憲典作品」というくくりで探してくださる方が、少しづつではありますが、増えてきているということですね。とっても有難いことです。「藤吉憲典作品を、ジャンルを超えて一覧できる場所」ウェブ上にそろそろ作る時が来たのかもしれません。ちょっと模索してみます^^

久しぶりに、藤吉憲典の珈琲碗皿(Cup and Saucer)。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久しぶりに、藤吉憲典の珈琲碗皿(Cup and Saucer)。

久しぶりに珈琲碗皿が出来たので、嬉しくてご紹介。ときどきいただくご質問に、津屋崎の花祭窯に行けばいろいろな器をたくさん見ることが出来ますか?というものがあります。実はいろいろたくさん見るのに一番いいのは個展の時です。その個展も、ときどきによって並ぶものが同じ顔ぶれにはなりませんので、コーヒーカップを目当てに来たけれどひとつもなかった!ということは珍しいことではありません。藤吉憲典が作りたいと思ったときに作るので、そういえば久しく作っていないよね、というものも多々。

ということで、珈琲碗皿が出来上がったのは久しぶりです。写真があまりよろしくなくて申し訳ありません。実物はもっと、かなり、良いです^^

赤絵万暦金襴手珈琲碗皿 藤吉憲典

↑赤絵万暦を金襴手にした珈琲碗皿。金襴手の「金」がどこに入っているのか、よーく見ないとわからないと思います。もっと派手にキラキラさせることももちろんできますが、これくらいの入り方が、品の良さ。

染錦唐草文金襴手珈琲碗皿 藤吉憲典

↑こちらは染錦の唐草文様に金襴手。こちらは金がどこに入っているかわかりやすいと思います。

金襴手珈琲碗皿 藤吉憲典

↑今回出来上がったのは三種。もうひとつは氷烈文様を金襴手にしたものですが、写真がうまく撮れませんでしたので、集合写真のみで失礼します…

いずれも肥前磁器の古典文様を現代的にアレンジしたもの。コレクションしたくなる珈琲碗皿がテーマです。フォルムと文様の美しさはもちろん、手に取って実際に使ってみるとさらに良さがわかるのが、藤吉憲典の器。持ち手のカーブ、指に当たる触れ心地、持ち上げたときの重さ(軽さ)は、ぜひご体感いただきたいものです。

皆さまにご覧いただける機会が揃いましたら、あらためてご案内いたします!

我慢強く付き合ってくださる額縁屋さんに感謝―額装の検討は時間がかかるけれど、楽しい。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

我慢強く付き合ってくださる額縁屋さんに感謝―額装の検討は時間がかかるけれど、楽しい。

藤吉憲典のシルクスクリーン作品第一弾が完成したので、さっそくディスプレイサンプル用に額装することに。「作らない人」であるわたしにとって、額装で作品を飾る仕事は、貴重かつ愉しみな美術的創造力発動の機会です。

いつもの博多中洲川端・大崎周水堂さんへ。額装にしても軸装にしても、毎回ふつうとは違うオーダーを繰り出す私に対して、スタッフの方々も慣れてきてくださったようで、我慢強く付き合ってくださいます。今回も10時のオープン早々におじゃまし、二つの額装をようやく決定したときには、もうすっかりお昼をまわっていました。

フレームの決定、余白の取り方の決定、作品の背景となるマットの決定と、予算内でいかに格好良く仕上げるか。わたしの「あんなのありますか?こんなのありますか?」に対して、大量の在庫のなかから、提案をしてくださいました。上の写真は、背景の候補に合わせてみているところ。

おかげさまで、満足のいく選択ができたはず。はず…というのも、頭のなかで組み合わせの完成図を完璧にイメージするのは、わたしにとってはなかなか難しく、ある程度「これでいけるはず」と思ったらGOするしかないのです。あとは出来上がりを待つばかり。年内にふたつとも仕上がる予定なので、とっても楽しみです。

楽しみにしていた「藤吉憲典のシルクスクリーン作品 第一弾」が完成しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

楽しみにしていた「藤吉憲典のシルクスクリーン作品 第一弾」が完成しました。

藤吉憲典の書画、次なる展開は「エディション作品」です。「エディション作品」というのは、わたしもこの仕事を通して初めて知った呼び方でしたが、リトグラフやシルクスクリーンなど、版を刷って複数完成できる版画作品をこのように呼ぶのですね。英語だと「editioned prints」、あるいは原則的には数を限定して制作することから「limited edition prints」と呼ばれるそうです。

このプロジェクトに具体的にとりかかったのは今年10月のことでしたが、平面作品だからこそできる展開として「手に取れるアート」構想を温めはじめてからは、1年以上が経っています。最終的に「GO!」となったのは、ミラノのギャラリーさんからの「気軽に楽しめる普及版があるともっといいのだけれど」という一言でした。

まずはシルクスクリーンにチャレンジしようと決定し、パートナーさん探しをはじめ、打合せ・発注から納品までは約2カ月。やると決めてからは早かったと思います。なにより信頼できるパートナーさんに出会えたのが大きいです。出来上がりはほぼ期待通り。チャレンジ精神と遊び心を共有できそうなので、これからどのような面白い展開を考えることができるか、期待が高まります。

先月参加した「デザイン開発ワークショップ」でのキーワードでいえば、藤吉憲典の書画作品の中での「エントリーモデル」としてのシルクスクリーン作品。エントリーモデルからハイエンドモデル(肉筆画)までのステップとして何を提供するか、いかにナビゲーションしていくかが、これからのわたしの仕事になります。

2025年度は、エントリーモデルだからこそできることを追求します。まずは、よりたくさんの場所で、よりたくさんの人にご覧いただける機会を作ること。「こんな展示場所・機会があるよ!」のご提案がありましたら、ぜひお寄せ下さいませ^^

ロンドンSLADMORE GALLERYのクリスマス・ショウがオープンしました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ロンドンSLADMORE GALLERYのクリスマス・ショウがオープンしました。

ロンドン訪問時にはいつもアテンドを依頼しお世話になっているNさんから、初日のレセプション前にSLADMOREに行ってきましたよ!と、ご連絡をいただきました。アートや工芸の数々のプロジェクトを担い、日本と英国の文化の橋渡しをしておられるNさんには、もう10年以上お世話になっています。

12月4日晩にオープニングレセプションが行われ、クリスマス・ショウがスタートしました。今回は残念ながら、作家もわたしも会場に足を運ぶことが出来なかったのですが、おかげさまで藤吉作品ファンのコレクターさんからさっそくオーダーが入っているとのこと。ほんとうにありがたい限りです。急遽追加で送った作品も無事、会期前日にギャラリーに到着したということで初日に間に合い、いろいろとホッとしているところです。

SLADMORE GALLERYはロンドンで50年以上続く老舗であり、長年のコレクターさんがついていらっしゃいます。展覧会カタログは、上得意のコレクターさんに優先的に紹介するため、初日の時点で作品が売約済みになっていることが少なくありません。今回は、初日以降足を運んでくださったお客さまにも、藤吉作品をお買い求めいただけるようにと、急遽、カタログに載らない追加をお送りしたのでした。

ロンドンはすっかりクリスマスの景色になっているでしょうね。次回の展覧会には、必ず足を運びたいと思っています。


Unique sculpture by Edouard Martinet and Kensuke Fujiyoshi

4 December 2024 – 20 December 2024

Our Christmas season exhibition showcases Edouard Martinet’s new unique sculptures of insects, animals and birds, all remarkable and witty creations, and Japanese master ceramicist Kensuke Fujiyoshi with his new collection of exquisite porcelain animal boxes.

SLADMOREの公式サイトからお問い合わせくださいませ。