こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
初めての地元BtoB商談会「しんきん合同商談会」レポート-当日編。
初めての地元BtoB商談会「しんきん合同商談会」レポート-準備編に続いては、当日編。
「しんきん合同商談会」のタイトルの、しんきんさん=信用金庫さん。一般社団法人九州北部信用金庫協会が主催する商談会でした。声をかけてくださったのは、津屋崎に工房を移転して以来ずっとお世話になっている、遠賀信用金庫さん。当日は担当の営業職員さんだけでなく、支店長さん、お隣の支店からの応援職員さんまで、何人もの職員さんが朝から撤収までサポートしてくださいました。また朝一番で、いつもお世話になっている福津市商工会の経営指導員さんもお見えになり、花祭窯が今取り組んでいる新規事業についての理解を深めていただくことができました。
今回の出展の目的は、長期的には新規事業である「KENSUKE EDITIONS」=藤吉憲典のエディション作品(シルクスクリーン)の販路開拓ですが、短期的には、アートギャラリーなどに行きつけていない方々が、どのようなものに関心を持つか、反応や意見を集めることを目的としました。そのための仕掛けとして「フォトスポット」の設置と、「シールアンケート」を実施。上の写真はシールアンケートの途中経過、下の写真中央に見えるの黄色い掛け軸の昇龍がフォトスポットです。結果、フォトスポットへの誘導はいまひとつスムーズにできませんでしたが、シールアンケートは、思いのほか多くの方が楽しんでご協力くださいました。シールアンケート、軽い気持ちで用意しましたが、今後の作品制作に生かせる、貴重な結果を得ることができました。

また今回は、シルクスクリーン作品を初めてまとめて展示できる場となりましたので、この事業でたいへんお世話になっている、OIL MOUNT PRINTERSの日高さん、紙漉思考室の前田さんに招待状を差し上げたところ、ご多忙のなか駆け付けてくださいました。このように作品をまとめてご覧いただける機会は、ありそうで無いもの。おかげさまで、完成作品をご覧いただき、今後の展開について意見を交わす、貴重な機会となりました。
事前予約制による商談会があり、花祭窯は2件の会社さんとの商談が組まれました。どちらも販路開拓につながるものではありませんでしたが、楽しくお話ができて、今後の課題解決につながりそうなお話もひとつ確保。これは期待以上の成果です。
350社。さまざまな業種のブースがあり、わたしは限られた数しか見ることができませんでしたが、観察するなかで得られる情報も多く、とても面白い一日となりました。それにしても、撤収時間になって、各ブースの皆さんの後片付けの早いこと。もたもたしているわたしたちを、遠賀信金の皆さんが支店長さんを筆頭に手伝ってくださり、ほんとうに助かりました。当日お手伝いくださった皆様、ブースに足を運んでくださった皆様、応援の差し入れをしてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!



