2018個人的ベスト3。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018個人的ベスト3。

年末なので、ちょこっと振り返り。おかげさまで盛りだくさんの一年でありました(^^)

1位 初台湾・初上海、中華圏進出!

年始の台北台南につづいて、秋には上海個展と、藤吉憲典の中華圏デビューの年となりました。いずれも友人からのお誘いがあっての訪問。このありがたいご縁を、来たる2019年もつないでいきたいと思います。

2位 Meet Me at Art 始動

アート(美術)を通じて自分と出会う。 学芸員資格取得以来ずっと温め続けてきたことを、じんわりスタートしました。「鑑賞教育(Visual Thinking Strategy)」を中心としたエデュケーション、派生した活動である「福岡acad.(アカデミー)」などなど。2019年はもっと大きな波にしていきたいと思っています。

3位 オペラ観劇デビュー・カルメン。

そしてこれはほんとうに個人的なことになりますが、ついにオペラ・カルメンを観劇。わたしにとってオペラのイメージは「円形ホールでドレスアップ」的なものが長くあったのですが、福岡で上演されるからこそ、気負い過ぎずに観に行くことができたのはとっても幸せでした。

2018年は、これまで以上に「周りの方々に、良い方向に引っ張っていただいた」ことを感じています。あらためて感謝申し上げます。

クリスマスケーキは、

こんにちは、花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

クリスマスケーキは、

大好きなケーキ屋さんへ買い出しに。写真はそのケーキが入っていた箱。ケーキは写真を撮る前に、お腹に入ってしまったため悪しからずm(__)m

クリスマスケーキといっても ホールでは食べきれないので、カットケーキをそれぞれの好みで選ぶのが我が家流。「12月24日、25日はクリスマスケーキの注文がたくさんになるため、カットケーキにまでなかなか手が回らなくて種類が少ないんです」と申し訳なさそうな店員さんの後ろでは、パティシエのおじさんが黙々とイチゴのショートケーキを作っていました。

少ないといっても10種ほどはあり、そのどれもが美味しいとわかっているので、選ぶにはじゅうぶんです。嬉々として選んでまいりました。

お店を出ると、扉の外には次のお客さまがお待ちでした。店内のスペースはそれほど広くないので、1組店内に入るといっぱいになってしまいます。実はわたしたちも、前のお客さまが出てこられるのを外で待っていました。ここのケーキが好きだから、待ち時間でまたワクワク。

「お待たせしました」と軽く頭を下げて次のお客さまと交代。皆が「ここのケーキのファン」であるという共通項を持つ者同士。ここでケーキを買う楽しみには、そんな特別感も含まれているのかもしれません。

映画『ボヘミアンラプソディ』

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

映画『ボヘミアンラプソディ』

写真はわたしのお宝Queenの2枚組ベストアルバムに入っている解説書から。

そもそもQueenが好きなので、当たりまえに観に行ったわけですが、好きになって30年ほどを経た今、思いがけず「歌詞の意味、その歌詞が生まれた背景を深く考える」初めての機会となりました。

わたしがクイーンを聴きだしたのは、10代前半からのこと。ラジオで全米チャートを聴き、夜中にMTVでプロモーションビデオをチェックするという、当時の洋楽好きな中高生にありがちなパターン。

クイーンに限らず、洋楽をたくさん聴いてはいても、英語の歌詞は何を言っているかわかりませんでしたし…歌詞カードを読めば少しはわかったのでしょうけれど(笑)、ヴォーカルの魅力は音のひとつとしての魅力でしたから、歌詞の内容を気にしたことがありませんでした。ひたすら「音の格好良さ」に惹かれて聴き続けてきたのです。

映画『ボヘミアンラプソディ』を観たあとで、今まで何百回・何千回と聴いてきた同じCDの音がまた違って聞こえる不思議。

上映期間中にもう一度映画館に行けたらいいな、と思いつつ

地域行事・ミカン狩り。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

地域行事・ミカン狩り。

秋を感じるイベントのひとつに、このミカン狩りがあります。花祭窯のある津屋崎千軒の「新町」では毎年この季節、地域の恒例行事としてミカン狩りがあります。我が家もここに工房を移転してきてから毎年参加しています。

バスを貸し切り、15分ほどで到着するミカン園へと向かいます。三世代でご参加なさる家族も多く、いわば地域総出のピクニック。逆に一人で参加しても、たとえば「ミカンに手が届かない!」と騒げば、誰かが駆けつけてきて手伝ってくれる安心感があります。顔なじみの多いご近所ならではの良いところですね。

バスのなかで、いつも参加している方が来ていないと心配する声が上がり、それに対して誰かが「○○さんは、今日は用事があるって」などと返事があるのも、地域のつながりを感じます。ここ津屋崎千軒でも、「地域行事」は昔に比べたらずいぶんと減ってしまったようですが、要所要所で、世代を超えて顔を合わせる機会があるのはとてもありがたいことです。

 

 

初上海、番外編。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

初上海、番外編。

上海の3日間は、空港とギャラリーとホテルでした。いつものこととは言いながら、ほんとうにまったく観光無し(笑)また普段は海外でも地下鉄などの公的手段を使うのですが、今回は移動もほとんどタクシーだったので、街歩きもほとんどできませんでした。

そんななか、上海のローカル文化を体感させてくれたのは「食」でした。外食文化が発達していると聞いてはいましたが、想像以上。わたしたちも早朝から食堂に入ったり、テイクアウトしたりとチャレンジ。通りを歩けばあっちでもこっちでも店先から湯気があがり、おいしそうに頬張る人々でいっぱいです。

わたし達はといえば中国語がわからないうえにほとんど英語も通じないため、店内に張り出されている写真を頼りに「これとあれ」的なイチかバチかのオーダー方法。ですが、結果ひとつもハズレを出すことなく、すべて大満足のおいしさでした!

そしてこの番外編でもうひとつ書いておきたいのが、春秋航空のこと。佐賀空港からLCCの春秋航空が上海便を出しているというので、使ってみました。佐賀に住んでいたころは、佐賀空港から全日空の東京便しか使ったことがありませんでしたので、使う前からなんだかワクワク。

博多からは上海便に合わせて佐賀空港との間に直行高速バスが走っています。そして、バスが到着したらそこから春秋航空のチェックインカウンターが見えるという素晴らしいアクセス。コンパクトな佐賀空港ならではの、あっという間の搭乗手続きに、思わず笑顔になりました。

博多から福岡空港を使うのに比べたら、たしかに移動時間がかかります(高速バスで約1時間半)。が、空港に到着してからのスムーズさはとても快適でした。これは帰国便からの到着手続きにおいてもしかり。佐賀空港からの上海行き選択肢は、わたし的には今後もアリです(^^)

 

パスポート更新。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

パスポート更新。

行ってきました。さて悩ましいのが「証明写真」。パスポートセンターの前にある証明写真機の前で待っていたら、「こちらでも撮ることができます!仕上がりは断然こちらがおすすめですっ!」というお姉さんが。

証明写真機800円。「○○加工」ごとに、100円~300円プラス。お姉さんのおすすめで撮っていただくと、1200円。うーん…と思ったものの、初志貫徹800円コースを選択。それでも今どきの証明写真機は3回撮ってくれて選べるし、そんなにおかしなことにはならないだろうと期待しつつ。

結果、5年前の幼い我が子の顔写真が成長を感じる顔つきになっている微笑ましさに対し、「やっぱり1200円で撮ってもらうべきだったかしら」とよぎる我が写真の仕上がり具合。

仕方がありません。子どもに合わせて5年期限のパスポートを作ったので、これ幸い(?)ここから5年後には、もっと研究して800円の証明写真撮影に臨もうと強く思ったのでした(笑)

 

中学生職場体験@花祭窯2018。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

中学生職場体験@花祭窯2018。

今年も駐車場の草むしりからスタートしました。男子中学生二人。金曜日まで5日間の職場体験です。

毎年思うのですが、初日の草むしりの作業のようすを見ていると、生徒それぞれの性格が如実に表れるのがわかります。面白いものですね。「掃除から始める」というのは、あながち理由のないことでは無さそうです。写真は、2階の仕事場から駐車場を眺めたところ。とってもきれいにしてくれたのが、よく見えます(^^)

今日は初日ながら、草むしり、事務仕事、雑用、資料集めと盛りだくさん。せっかく来てくれる中学生を遊ばせてしまってはならないと、仕事をリストアップして用意し、着々と進めてもらいました。ちょっとハードだったかもしれませんが、二人ともしっかり頑張ってくれました。

こちらの準備力・リード力も問われる職場体験。うちに預けてくださる学校や保護者さんの期待に応えることができるよう、残り4日間もしっかり頑張っていきます。

 

ごりょんさんの直会(なおらい)。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ごりょんさんの直会(なおらい)。

写真は2018年の山笠新町流のようす。直会の会食シーンを写真に撮ることをすっかり忘れておりました(笑)

7月に行われた津屋崎祇園山笠の裏方・ごりょんさんの直会すなわち打ち上げに行ってきました。山笠が終わるとそのまま夏休みに入るため、ここ数年は、お母さんチームの気持ちが少しゆっくりできる夏休み明けに直会をしています。

毎回、地元福津市内でお店を探します。今年は、福津市内で2014年福岡・佐賀のミシュランガイドに載っている「寿し なかむら」さんに行って参りました。

寿しなかむらさん、外観はお寿司屋さんに見えません。普通に洋風建築のお宅に見えます。ところが玄関をくぐると和空間。飛び石の通路をはさんで、カウンター席と和室の個室があります。かといって、堅苦しい感じはまったくなく、気さくな雰囲気の空間です。

ランチはお吸い物と茶碗蒸しがついた「上にぎり御膳」がお得です。もちろん、おいしいです♪お吸い物と茶碗蒸しと卵焼きはもう少し味が薄くてもいいかなとも思いましたが、これは好みの問題ですね。単品でのメニューもお手頃価格。夜は寿し懐石などもできるようです。

ふだん地元での外食頻度が極端に低い藤吉家。お客さまが遊びにいらして一緒に食事に行く、というシーンで、お客さまにあった近所のお店をなかなか思いつかず困ってしまうことが多々あったのですが、寿しなかむらさんは、そんなときの強い味方になってくれそうです(^^)

 

夕方海散歩。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

夕方海散歩。

早めに夕食をすませたら、ふらっと散歩。ウォーキングをしているご夫婦、定位置で釣り糸を垂れているおじさん、犬と散歩のお姉さん…夕方の海辺は、「近所の人たち」がいつもの生活でくつろぐ場所になっています。

潮が引きはじめた時間で、堤防から海の底がきれいにみえました。クロダイのような魚が泳いでいるのが見えては立ち止まり、クラゲを見つけては立ち止まり、魚の群れが飛び跳ねているのを見つけては立ち止まり。

浜辺に降りると、今度は貝が気になります。残念ながらこの日は陶片は目に留まらず。最初は波打ち際で濡れないように歩いていても、気がつけば足元は水と砂まみれ。それでもいくつかのキレイな貝殻を拾って満足。すぐ手を伸ばせば届くようなところに群れで泳ぐ小魚を見つけては、「網持ってくればよかった」と思うのはいつものことで。

約30分の海辺散歩。すぐそこに海がある贅沢を満喫の夕方です。

 

続々お片付け中。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

続々お片付け中。

写真は、タイトルとの脈絡はありませんが、「馬九頭で、うまくいく」の器。

花祭窯の創業地、花祭を少しづつきれいにしています。

7年前の引越しのとき、気持ちに余裕が無くて、バタバタと引越しをしてきました。花まつりの家が自宅である甘えもあって、「あとから片付ければいいや」とそのままにしてきてしまった荷物が少なからず。

津屋崎に落ち着いてからもことあるごとに花祭には帰っているのですが、梅の収穫だったり、カボスの収穫だったり、伸びすぎた裏山の草払いだったりと、やること多々。窓を開け放って風を通すぐらいのことしかできず、「ちゃんと片付ける」ということまでにまったく手が回らずにおりました。

この春から一念発起。ようやく家の中の片付けに本腰が入りました。捨てる作業がほとんどですが。面白いのは、片付けていく過程で、すっかり忘れていたいろんなことが蘇ってくること。モノであったり、自分自身の動作であったり、会話であったり、そういうものに紐づけられている記憶の存在を感じました。

少し前に流行った(今も?)「断捨離」系の本は、ほぼ読んだことがありませんが、断捨離をよく口にする友人によると、不要なものの断捨離ができたら、そのあとには必要なものが新しく入ってくるとか。期待することにいたしましょう(^^)

 

↓こちらはわたしが唯一読んだことのある片付け本。著者の小川奈々さんが、長年、藤吉憲典の器を使ってくださっているご縁でいただいたものでした(^^)

禅と食と掃除について考える本。