藤吉憲典のボンボニエールが、ふるさと納税返礼品に新登場。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典のボンボニエールが、ふるさと納税返礼品に新登場。

花祭窯では、工房のある福津市のふるさと納税返礼品に提供協力をしています。

この8月から提供内容の一部が新しくなりました。

ふるさと納税がはじまった当初から人気の蕎麦猪口3客組、5客組に加え、昨年からは牡丹唐草文のマグカップや祥瑞文のマグカップを追加。そしてこの夏からは、藤吉憲典最新作のボンボニエールシリーズが登場しています。

染錦網桜文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦網桜文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦蓮華文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦蓮華文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦牡丹唐草文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦牡丹唐草文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦柿右衛門調ボンボニエール 藤吉憲典
染錦柿右衛門調ボンボニエール 藤吉憲典
染錦蛸唐草文ボンボニエール 藤吉憲典
染錦蛸唐草文ボンボニエール 藤吉憲典
赤絵万暦ボンボニエール 藤吉憲典
赤絵万暦ボンボニエール 藤吉憲典

いずれも、ふるさと納税お申込みを確認してからの制作となり、3-4か月ほどお待たせいたしますので、何卒ご了承くださいませ。

福津市でのふるさと納税の使い道には、世界遺産である新原奴山古墳群の整備をはじめとした文化事業をお選びいただくことが出来ます。

機会がございましたら、どうぞご覧になってみてくださいね。

現在、下記ふるさと納税サイトでご紹介中です。

ふるさとチョイス

ANAのふるさと納税

セゾンのふるさと納税

47CLUB

JALのふるさと納税

「箸置き」文化は、魯山人発だった!?

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「箸置き」文化は、魯山人発だった!?

7月に藤吉憲典個展で東京出張した時のこと。在廊した銀座黒田陶苑さんでは、スタッフの方とのちょっとしたおしゃべりのなかで学ぶことが、たくさんあります。時には貴重な古い資料を拝見したり、書籍や図録を拝読したり。上の写真は、拝見した資料のひとつ、銀座黒田陶苑さんが発行する「今月の一品」より。

そこから今回新たに得た知識のひとつが、「箸置き」文化は、魯山人発だった!?でした。銀座黒田陶苑さんは北大路魯山人の公式鑑定人でもあります。その歴史は魯山人とともにスタートしており、サイトに公開されている社史を拝見すると、関りの深さがよくわかります。箸置き文化が魯山人発祥とはまったく知らず、失礼ながら「ほんとうですか!?」と聞き直してしまいました。

この冊子によると、魯山人が自らの料亭に、お膳を廃したカウンター形式での食事を考案した際に、さてお箸をどこに置こうか?で創作したのが、箸置き(箸枕)だとか。ということは、箸置きの誕生、箸置きを使う文化の誕生はつい最近であったということになります。これにはちょっとびっくりしました。

上の写真では、箸置きを筆架(筆掛け・筆枕)として使用していますが、書道具を考えてみると、たしかに筆架としてのこのようなものは、中国に古くから存在します。古いものに造詣が深く、器も明時代の写しをたくさん作っている魯山人。筆架を、筆ではなく箸を置く道具と見立ててたというのは、なるほどイメージできるものです。

これまで、箸置きは和食文化にもともとあるものとして、深く考えていなかったことに気づきました。近代以降の文化であると思うと、少し見方が変わってきますね。箸置きよりも前にある、筆架の文化に興味が湧いて参りました。

そういえば、「禅の十牛図」に会いました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

そういえば、「禅の十牛図」に会いました。

上の写真は、藤吉憲典が数年前に作った干支の丑(牛)。

先日の東京出張の折に、ワタリウム美術館で開催中の鈴木大拙の展覧会に出かけ、そこで「禅の十牛図」についての展示を発見。禅の導師・鈴木大拙にちなんだ展覧会ですから、不思議なことではありませんが、今年はじめのお茶会の際に、初めて「十牛図」についての解説を聞いたところでしたので、グッドタイミング!と思ったのでした。

尋牛(じんぎゅう)
見跡(けんせき)
見牛(けんぎゅう)
得牛(とくぎゅう)
牧牛(ぼくぎゅう)
騎牛帰家(きぎゅうきか)
忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん)
人牛倶忘(じんぎゅうぐぼう)
返本還源(へんぽんげんげん)
入鄽垂手(にってんすいしゅ)

正直に言えば、お茶会の際に教えていただいた「十牛図」の解説が、言葉としては頭に入っても、今ひとつよく理解できていませんでしたので、少しでも手掛かりがあれば、という気持ちで展示を拝見しました。

ワタリウム美術館で開催中の鈴木大拙の展覧会 十牛図
ワタリウム美術館で開催中の鈴木大拙の展覧会 十牛図キャプション

いわく


禅の「十牛図」

臨済宗の伝統のなかで、悟りへと至る10のプロセスを10の図と詩文で表現したもの。

順に

  1. 「尋牛」牛を尋ねる。
  2. 「見跡」牛の痕跡を見つける。
  3. 「見牛」牛そのものを見る。
  4. 「得牛」牛を実際に手に入れる。
  5. 「牧牛」牛を飼いならす。
  6. 「騎牛帰家」牛を使いこなし、平安のうちに家に帰る。
  7. 「忘牛存人」到家忘牛。家に戻ってくると、牛を手に入れたことも、牛そのものも忘れてしまう」
  8. 「人牛倶忘」牛だけでなく、これまで人として生きてきたこともまた忘れ去られ、すべてが空へと乗り越えられていく。
  9. 「返本還源」あらためて、すべての事物がありのままの根源へと戻る。
  10. 「入廓垂手」人々が生活している市場「廓」に入り、手を下げてそのままいる。

となる。

鈴木大拙展 ワタリウム美術館より


うーん。やっぱり、よくわかりませんでした。これは文章を読んだぐらいでは一朝一夕には理解できなさそうです。これから先の宿題がまた一つ増えたような気がいたしました。

波折神社の夏越祭~茅の輪くぐって参りました~

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

波折神社の夏越祭~茅の輪くぐって参りました~

ここ津屋崎の波折神社では、例年7月末に行われている茅の輪くぐり。今年前半の穢れを落とし、無事に感謝します。昨年に引き続き、参加者が神職さんのうしろに続いてぞろぞろと輪をくぐる従来スタイルではなく、神社に来た人ごとに各々くぐるコロナ禍下スタイル。上の写真の通り、氏子総代の方々が、くぐり方指南に待機してくださっているので、安心です。

当日は家族が忙しかったので、わたしが藤吉家代表で行って参りました。大げさな、と思われるかもしれませんが、毎年楽しみな恒例行事なのです。神事が終わり、一般の参拝者がくぐれる時間すぐに駆け付けたら、どうやら一番乗りだった様子。氏子総代の皆さんに確認しながら輪っかを八の字に周りました。その後本堂に参拝して、帰りがけには輪っかの茅を数本頂いて帰ります。

茅で輪っかを編むのは、我が家ではダンナの仕事です。仕事から帰宅したら、編んでもらい、玄関に下げます。下の写真は、数年前のもの。

茅の輪くぐり2018

今年も無事に半年を終え、お参りすることが出来ました。ありがとうございました。来年はまた地域の皆さんと一緒にゾロゾロとくぐることが出来るといいな、と思いつつ。

個展会場にて、お客さまからの宿題。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

個展会場にて、お客さまからの宿題。

先日アップした東京出張報告

その続編です。

個展で在廊するときにいつも意識しているのは、お客さまはやはり作家に会って話を聞いてみたいと思っておられるということ。わたしは作家本人ではありませんので、できることは限られています。それを自覚して個展会場にいることが大切なのではないかと、漠然とですが、強く思っています。

お客さまが作品についての説明を求めておられるとき、特に、作家が作るところを見ているわたしだからこそコメントすべきときには、できる限り丁寧に過不足なくお話するようにと心がけています。これが、心がけてはいるものの、言うは易く行うは難し、で、何年経っても反省しきりだったりするのですが。

さて、タイトル。銀座黒田陶苑さんでの藤吉憲典展、書画をお買い上げのお客さまが、「これ、とっても気に入ったんだけど、この部分が何なのか、よくわからないんだよね」と、画のある部分を差しておっしゃいました。さっそくその部分についての説明を差し上げたところ、とても喜んでくださり、「今の説明を作品と一緒につけてくれる?急がないから」と。

出張から戻ってさっそく紙一枚にまとめ、黒田陶苑さんにお送りしました。そういえば、書画だけでなく器にしても「キャプション」とでもいうべき説明書きを、しようと思えばできるのです。お買い上げのお客さまに、ひとつひとつお付けしたら喜ばれるだろうな、とわかっていながら、これまできちんとしてこなかった部分。もちろん今回のように、ご要望があれば対応してまいりましたが、心のなかで「そういうのがあったらいいな」と思っておられるお客さまはたくさんいらっしゃったはず…。

今回のお客さまからの宿題は、そのお客さまへの対応に限ったことでは無く、今後全般にどのようにしていくべきか、わたしにとって大きな宿題となりました。すべきことははっきりしていますので、それを、どのように始めるか。「当たり前のサービス」として継続できるように、方法を考えて参ります。

ワタリウム美術館で、鈴木大拙展 Life=Zen=Art。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ワタリウム美術館で、鈴木大拙展 Life=Zen=Art。

東京南青山(あるいは神宮前)にあるワタリウム美術館。その前を通ったことは何度もあり、ずっと気になりつつも、館内に足を踏み入れたことがありませんでした。今回の東京出張では、ちょうどアポイントの隙間のタイミングで訪問が実現。ラッキー♪

わたしのなかでは、ワタリウム美術館=現代アート。「鈴木大拙展」と聞いて、その組み合わせに意外性を感じました。でもワタリウム美術館のサイトを拝見すると「南方熊楠、岡倉天心といった日本の文化を支えた人物についても調査し、独自の視点で発表しています。」という表記がありました。もともと取り組んでいらした分野なのですね。

鈴木大拙といえば、「禅」の導師。わたしは禅寺で茶道に入門しておりますので、その方向から馴染んでいるお名前です。そのお名前がアート方面からのアプローチで登場したので驚きつつも、直感的に「面白そう!」と思い、観に行くことに。

面白かったです。作品を点数で見せる展覧会ではなく、「いかに編集するか」にぎゅーっと工夫が凝らされたことを感じる展示でした。パンフレットには、鈴木大拙はじめ、この展覧会に作品展示のある人物紹介がなされています。人によっては関連する作品が1点のみだったりもするのですが、鑑賞者がその文脈をいかに解釈するか、キュレーターさんからの投げかけを感じました。

それにしても、ワタリウム美術館の建物の内側が面白かったです。バリアフリーからは程遠いつくりではありますが、創設者の想いが感じられるような気がしました。この空間を展示会として組み立てるには、相当にクリエイティブな力が要求されるに違いありません。展示会によって、雰囲気がずいぶん変わるのだろうな、とイメージできました。

鈴木大拙展、チケット代は大人1500円で、本人確認さえできれば、会期中はなんどでも入ることが出来るようになっています。これは嬉しいですね。出張から家に帰ってきて、あらためてパンフレットを眺めて気がついたことがありました。それは、今回のサブタイトル「Life=Zen=Art」は、わたしなりの視点で追及していくことのできるテーマかも知れない!ということ。ほんの1時間の鑑賞でしたが、これからの動き方に大きな影響を与える1時間であったかもしれないという予感がしています。

久々の東京出張、藤吉憲典展@銀座黒田陶苑。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久々の東京出張、藤吉憲典展@銀座黒田陶苑。

コロナ禍がはじまって以来、自粛を続けておりましたので、約2年半ぶりの東京でした。飛行機に乗るのも2年半ぶり。こんなに出張に間が空いたのは、妊娠・出産の一時期以来です。東京のスピードについて行けるかしら、とちょっぴり心配しつつ。

まずは銀座黒田陶苑さん。わたしがおじゃましたのは前回の個展以来でしたので、スタッフの皆さんにお会いするのも久しぶりでした。が、日頃から仕事上のやり取りをメールやLINEでしておりましたので、それほどお会いしていない感じはしませんでした。特にLINEでのコミュニケーションは、ビジネスライクになり過ぎず、適度な親しみを込めたやり取りで熱量が伝わります。顔を合わせることで、あらためてLINEの効力を実感。

黒田陶苑さんの皆さんとお会いしてお話をするたびに、そのプロフェショナルさに脱帽します。気楽におしゃべりをしているなかで、きちんとした知識や経験に基づく対応を拝見することが出来、とても勉強になります。今回は特に「書画」を作品として初めて持ち込んだため、それらの作品をどう扱い、お客さまにどうご案内するか、目の前でお手本を拝見することが出来ました。

書画の表装について疑問に思ったこと、どうすべきか決めかねていたことなどについても、ご相談したところ、すっきりと腑に落ちるご説明をいただきました。扱っておられる美術品の数々、多様なお客さまの接客…やはり積み重ねて来られたものが違うと思いました。こうしておじゃまし、いろいろなお話を聞いて学ぶことが出来るのは、役得ですね。ほんとうにありがたいです。

在廊していた日は、友人がたくさん遊びに来てくれました。藤吉憲典が磁器作家として独立する前から見ている友人も多く、その作家としての進化・変化を心から応援し、楽しんでくれます。「今回は○○だね!」と、印象を遠慮なく口にしてくれるので、客観的にどう見えているのか、一面を知ることが出来ます。そんな友人たちの存在はほんとうにありがたく、支えられていることをつくづく実感。

やはり実際に体を動かして、現場に赴くことは、大切ですね。この2年引きこもっていた分、これからしっかり動いていきたいと思った東京一日目でした。

来年こそは!の、津屋崎祇園山笠。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

来年こそは!の、津屋崎祇園山笠。

先週末のこと。藤吉憲典の銀座個展が土曜日にスタートし、

同じ日に福津市の社会教育「郷育カレッジ」の開講式があり、

とバタバタしておりました。日曜日午後に近所を通ったら、いつの間にか山笠の山車がすっかり解体され、何事もなかったかのように静かになっているのに気がつき。

そう、いつも終わるのはあっという間です。それにしても、今シーズンはようやく復活した喜びもしっかり味わうことなく終わってしまい、ちょっぴり寂しく。

と思っていましたら、花祭窯の入っている新町流の会長さんとごりょんさんが、来年に向けての挨拶にいらしてくださいました。いわく、今年は山笠復活したというものの、直会(なおらい=おつかれさま、の飲み会)を禁止にしたため、ごりょんさんには全く声がかかりませんでしたが、来年からはまたよろしくお願いします、と。

今年の山笠が終わったところに、来年の山笠へのお声掛けをいただき、とっても嬉しくなりました。ごりょんさん仕事は、正直に言えば時間も体力も使う仕事です。でも、脇役ながら流れの一員として地域の皆さんと一緒に汗を流せるのは、言葉にしがたい嬉しさと充実感があります。

一も二もなく「こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!」と頭を下げました。こうしてご近所一軒一軒周っておられる、そのお心遣いがとても嬉しくなりました。来年はまた「ゆで卵100個つくる」などのごりょんさん仕事を楽しんでいきたいと思います。

それにしても、ワンシーズンに「山笠」タイトルで3つもブログを上げたのは、今年が初めてかもしれません。無意識ではありましたが、わたしもやはりお祭りが恋しいようです。

文月半ばの花祭窯の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

文月半ばの花祭窯の庭。

昨日~今日と、銀座黒田陶苑さんでの個展に向けて、作品の発送準備をしています。いつもはお客さまを迎える花祭窯の露地に面した和室は、この間、梱包作業部屋に変身。割れ物を扱い緊張が続くなか、ふと外に目を向ければ、すっかり緑の濃くなった露地の草木が目に留まります。

柘榴

ここ数カ月、話題の中心となっている我が家のザクロは、その姿がすっかり「柘榴の形」になってまいりました。10個以上咲いた花も、風で落ちるなどして、実になりつつあるのは、今のところ3つほど。1つでも実になれば上出来だな、と思いつつ。

タカサゴユリ

昨年他所から飛んできて、花をつけたタカサゴユリは、今年はさらに勢力を拡大中です。つぼみが目につき始めましたので、7月のうちに開花するかもしれません。ヤマユリとカノコユリは、いつものようにゆっくりペース。

花祭窯の庭

そして今年は例年より約1か月早く、サルスベリの第一弾が咲きました。毎年、ご近所のサルスベリがお終いになったころに咲く、我が家のサルスベリ。意外な早咲きに、思わずオオっと声を上げてしまいました。

サルスベリ

花祭窯の前にある駐車場の花壇スペース(に勝手にしました)では、ゴーヤ、食用ヒョウタン、ミニカボチャが順調に伸びてきています。

花祭窯の庭

緑を愛でたら気分もリフレッシュ。無事梱包作業も目途が立ち、ひと仕事完了です。

今週末7月16日初日です-藤吉憲典個展@銀座黒田陶苑。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

今週末7月16日初日です-藤吉憲典個展@銀座黒田陶苑

個展案内状が届きました!とアップしてから、あっという間に一か月が経過しておりました。久しぶりの銀座黒田陶苑さんでの個展は、今週末が初日です。DMの発送は早めに完了し、先週あたり、お客様のお手元に届いているようです。「〇日におじゃまします」というご連絡もちらほらいただいております。ありがとうございます。

今回の黒田陶苑さんでの個展は、ご来場日時予約制ではありませんので、開催期間中ご都合の良いときに、いつでもご来場ください。

さて花祭窯では、現在まさに本窯焼成中。この窯が上がったら、今回の展示作品がほぼ出そろいます。先々週から、桐箱やさんに来ていただいて作品の採寸と箱発注をしたり、出来上がったものから通し番号をつけて作品リストを作成したり、ざっと写真を撮ったりと、発送準備を少しづつ進めています。明日は桐箱が納品される予定で、一気に梱包作業まで進むはずです。

個展の作品発送準備は確認作業の繰り返し。リストの入力ミスはないか、桐箱の作成漏れは無いか。梱包作業も緊張の連続。包み方のノウハウは25年積み重ねてきたとはいえ、割れ物を扱うのに「慣れる」という感覚はあまり無く、何度やっても神経を使います。ギャラリーさんまで無事に届けることが使命で、「問題なく届きました」のご連絡をいただくまでは、ドキドキです。

すでに作品のいくつかは、藤吉憲典の公式インスタグラムでご紹介をはじめています。お気に入りが見つかりましたら、それをお目当てに、ぜひ会場に足を運んでいただけると嬉しいです。

https://www.instagram.com/ceramicartist_kensukefujiyoshi/


-なつ そめつけ-
藤吉憲典個展

2022年7月16日(土)-7月21日(木)
※18日(月)は定休日。

午前11時-午後7時

銀座黒田陶苑アネックス
東京都中央区銀座6-12-14銀緑館2階

TEL03-3571-3223

銀座黒田陶苑 藤吉憲典個展