北京・喜水ギャラリーさんから、e-DM(個展案内状)が届きました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

北京・喜水ギャラリーさんから、e-DM(個展案内状)が届きました。

今週末からいよいよ、です。久しぶりの中国、初めての北京。前回の上海は、コロナ禍直前の2019年11月から2020年2月でした。こうしてまた中国でご覧いただけることが、とても嬉しいです。

喜水ギャラリーさんが可愛らしいDMを作ってくださいました。なんともやさしい雰囲気に仕上がっていて、とても嬉しくなりました。オーナーが花祭窯にいらっしゃったときにもおっしゃっていたのですが、喜水ギャラリーのお客さまには、若い年齢層の方々も多くいらっしゃるというということが、このDMデザインを見ても伝わってきました。

添えられている「空山新雨后」は、中国・唐代の漢詩だそうです。「そろそろ夏が終わり立秋だよ。気持ちの良い季節が来るよ」というほどの意味だと教えていただきました。今回の個展開催にあたり、ギャラリーオーナーさんがいろいろと考えてくださっていることが伝わってきて、とても嬉しいです。

北京喜水ギャラリー 藤吉憲典作品展

藤吉憲典 個人作品展

北京 喜水ギャラリーにて

8月4日(日)ー8月11日(日)

※詳細は中国版インスタグラム「小紅書」をご参照ください。
喜水ギャラリー 小紅書ID 675288412

北京喜水ギャラリー 藤吉憲典作品展

北京喜水ギャラリー 藤吉憲典作品展

北京喜水ギャラリー 藤吉憲典作品展

中国にお友だちのいらっしゃる皆さま、ぜひ宣伝していただけると嬉しいです。

ご近所観光案内施設「津屋崎千軒なごみ」で「藤吉憲典 書画展」を開催しました♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ご近所観光案内施設「津屋崎千軒なごみ」で「藤吉憲典 書画展」を開催しました♪

銀座黒田陶苑さんでの個展、博多阪急さんでの個展と続き、七月のラストは、いつもなにかとお世話になっているご近所観光案内施設の「津屋崎千軒なごみ」で、書画を飾りました。

ここ2-3年力を入れてきた、藤吉憲典の書画作品。表装してご覧いただけるようにしたものを、一堂に会して見れるようにする機会をこれまで作っておりませんでした。その前の個展機会も、銀座と博多で分けて展示したので、「ぜんぶいっぺんに観れるように」というのが、わたしたち自身のやりたかったことでした。

藤吉憲典の書画@なごみ

ホワイトキューブのギャラリーと異なり、和室の壁面を使っての展示は、リラックスした雰囲気となりました。ご近所さんやお友だちが立ち寄ってくださり、良い時間となりました。なにより当初の目的通り、わたしたち自身が、今書画作品が全体としてどのような顔ぶれになっているのかを、文字通り一覧でビジュアル的に確認することが出来たのが、良かったです。

遊びに来てくれた友だちのなかには、海外の美術館で展示をする現代アーティストさんのご夫妻や、大型遊興施設を手掛ける建築家のご夫妻などもいらっしゃって、現代生活空間のなかで書画(平面作品)の表装(飾り方)をどう考えるべきかなど、おしゃべりのなかで貴重なご意見をいくつもいただきました。ざっくばらんにご意見をいただくことが出来たのは、プライベートスペース的なこじんまりとした展示だったからこそであり、思いがけずとてもありがたいことでした。

なごみには、展示スペースのレンタルもありますが、時間貸しの和室があり、わたしは仕事で籠りたいときにここを借りることがあります。今回の展示は、この和室をお借りしたのでした。いろいろと使えて便利なご近所さんです^^

七月末、津屋崎・波折神社の恒例行事―今年も茅の輪をくぐって参りました♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

七月末、津屋崎・波折神社の恒例行事―今年も茅の輪をくぐって参りました♪

一年の上半期の穢れを祓い、無事に感謝する夏越祭=茅の輪くぐり。ここ津屋崎の波折神社では例年7月末に行われています。今年も最終日曜日の夕方から神事がスタート。神主さんの後に続いて、みんなで茅の輪をくぐります。時刻になると、あちらこちらからご近所さんが集まってきます。今年は昨年よりもさらに人が増えていたような気がしました。と思っていたら、ほんとうに毎年神事の後に配られる紅白饅頭が、今年は足りないかも!という状態だったということで。こうした地域行事に人が増えるのは、じんわりと嬉しいことです。

左足から入ってくださいね、くぐるときには軽く低頭してくださいね、などのご指導もありつつ、周りの人たちとおしゃべりしながらぞろぞろと歩くのは、なんとも長閑で楽しいものです。くぐり終わって、お饅頭をいただいて、あとは「茅」を何本かいただいて帰ります。いただいて帰った茅で小さな輪っかを編み、これを玄関先に下げるのです。

我が家では、輪っかを編むのはダンナの仕事。一本の茅がけっこう立派なので、数本持って帰るだけで、二つ三つとできあがります。毎年、我が家の分のほか、茅の輪くぐりに参加していなかったご近所さんにお分けしたりしています。と書いて、昨年編んでお守りにしていた茅の輪をまだ返していないことに気が付きました。あとから神社にお返ししてお礼を伝えることにいたします。

↓昨年の茅の輪くぐりレポートはこちら↓

博多阪急さんでの藤吉憲典個展、無事会期終了いたしました―ご来場ありがとうございました!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

博多阪急さんでの藤吉憲典個展、無事会期終了いたしました―ご来場ありがとうございました!

花祭窯のある福津市を拠点に活動するクリエイターの仕事を紹介するイベント「ふくつのね」。そのなかのひとつとしてお声掛けいただいたところからスタートした、博多阪急さんでの藤吉憲典個展です。今年も盛会のうちに終了となりました。取りまとめをしてくださった実行委員の皆さま、いろいろと心配りしてくださった博多阪急スタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。

ふくつのね公式インスタグラム https://www.instagram.com/fukutsunone

個人的には怒涛の七月で、博多阪急さんでの藤吉憲典個展が会期終了まで無事に運営できたことに、ホッとしているところです。

遡れば2021年の福岡アジア美術館での展覧会が、福岡で藤吉憲典の作品を紹介する機会のはじまりでした。

アジ美での個展から、ご案内のたびに毎回足を運んでくださるお客さまもあり、少しづつながら、地元ファンの皆さまにご覧いただける場所を作れていることを、嬉しく思っています。一週間の会期中に二度三度とご来場くださった方も複数あり、地元での展示を喜び楽しんでいただけていることが伝わってきたのは、わたしたちにとっても嬉しいことでした。

ご来場くださいました皆さま、誠にありがとうございました!

津屋崎祇園山笠奉納、無事終わりました―今年は感慨もひとしおです。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

津屋崎祇園山笠奉納、無事終わりました―今年は感慨もひとしおです。

個人的に怒涛の七月。津屋崎祇園山笠が土日に無事執り行われ、ようやくホッと一息です。今年は、銀座黒田陶苑さんでの個展と、博多阪急さんでの個展と、山笠が重なりました。ふだん超マイペースで仕事をしており、出来るだけ重要な予定を重ねないように調整しているので、この七月はスケジュール帳を睨みながら「大丈夫なのか、ワタシ!?」と思っていたのでした(笑)。

祝!復活50周年 勇壮な夏、福津の夏「津屋崎祇園山笠2024」

花祭窯は「新町流」です。今年は息子が「お宮出しの台上がり」という、一生に一度の華やかな役目をいただき、喜びもひとしおでした。地域の皆さんに「息子さん台上がりおめでとうございます!」と声をかけていただき、いつにも増して嬉しい山笠でした。

津屋崎祇園山笠2024

前日・当日と、ごりょんさんの一番忙しいときに博多阪急さんが重なり、じゅうぶんにごりょんさん仕事を果たせなかったのが、唯一申し訳ない反省点でしたが、そこは来年以降頑張って挽回して参ります。サポートしてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました&また来年もよろしくお願いいたします!

銀座黒田陶苑さんでの藤吉憲典個展、無事会期終了いたしました―ご来場、誠にありがとうございました!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

銀座黒田陶苑さんでの藤吉憲典個展、無事会期終了いたしました―ご来場、誠にありがとうございました!

個展最終日、銀座黒田陶苑【新本店】におじゃまして参りました。今回は、博多阪急さんでの展覧会もスタートしていたので、バタバタではありましたが、新しくなった黒田陶苑さんでの展示を自分の目で観たかったので、日帰り出張。

素晴らしかったです。リニューアル後に黒田陶苑さんに行ったという友人が「まるで美術館」といっていた通り、ほんとうに作品ひとつひとつをじっくり見ていただくための、素晴らしい環境でした。黒を基調とした空間に、スポットライトを浴びた作品が浮かび上がる様は、眼福そのもの。6時間余りの滞在でしたが、行ってきて良かったと、つくづく思いました。

わたしは17時半ごろまで在廊することが出来たのですが、最終日にも関わらず開店からずっとお客さまが途切れることなくお越しくださり、ありがたい限りでした。東京での個展のたびに足を運んでくださる方々にご挨拶することができたのが、なにより嬉しかったです。足を運んでくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。

今回の個展に向けて作家がメインに持ってきた「向付」の数々も、とても喜んでいただけたようで、嬉しくホッと致しました。制作のご注文をいただいた皆様には、半年ほど時間をいただきました。お待たせいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

5日間の期間中お世話になりました皆さま、ご来場くださいました皆さまに、あらためてお礼申し上げます。どうもありがとうございました!

東京出張からのお土産の定番は、舟和の芋ようかんとあんこ玉。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

東京出張からのお土産の定番は、舟和の芋ようかんとあんこ玉。

あんこ玉が光ってぼけぼけの写真になってしまいましたが…先日ダンナが東京出張に行ってきましたので、久しぶりに舟和の芋ようかんとあんこ玉をいただいています^^。出張帰りに毎回お土産があるわけではありませんし、期待しているわけでもありませんが、あれば嬉しい。それが舟和の芋ようかんであれば、間違いありません。ちなみにわたし自身は、国内での出張先からお土産を買ってきたことは、ほぼありません^^;

熱いお茶に芋ようかん。あるいは熱いお茶とあんこ玉。幸せです。「これを買っておけば、間違いない」というお気に入りがあるのは、とても嬉しいこと。東京だとあとはお茶の水にある小川軒のレイズンウィッチ(レーズン、ではなく、レイズンだそうです)あたりでしょうか。そういえばこちらはだいぶ食べていません(笑)。舟和は羽田空港内にあるので、お土産として求めるのに便利なのですね。

気がつけば、昨年も同じような時期に、同じような投稿をしておりました。そしてとっている写真もほぼ同じ…無意識に同じ皿を使っているというのがなんとも、ですが(笑)この赤絵万暦の豆皿が、サイズといい文様の雰囲気といい、わたし的にはあんこ玉にぴったりなのです。

↓こちらが去年とったやつで、

舟和のあんこ玉

↓こちらが今年とったもの…

舟和のあんこ玉

写真のぼけ具合まで近いという…^^;

現在はオンラインショップでも購入できるようですが、わたし的には、そうじゃないのです。そのうち浅草にある本店の喫茶でいただきたいな、と思いつつ。仕事で上京しても、浅草までなかなか足を延ばしませんので、それを目的とした旅行でも計画する必要がありそうです。そんな妄想をするのも面白く。

舟和のホームページ

博多阪急さんでの「藤吉憲典個展」初日です―会期は7月23日(火)まで。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

博多阪急さんでの「藤吉憲典個展」初日です―会期は7月23日(火)まで。

花祭窯のある福津市を拠点に活動するクリエイターの仕事を紹介するイベント「ふくつのね」。三回目(=三年目)となる今年も、花祭窯は博多阪急3階の特別室で展覧会を開催することとなりました。本日初日。

ふくつのね公式インスタグラム
https://www.instagram.com/fukutsunone

博多阪急さんとご縁が出来るまで、百貨店さんとのお付き合いをしてきておりませんでしたので、通常のギャラリーさんで開催してくださる個展とは、いろいろと勝手が異なるのが面白いところでもあります。今回は特別室での展示が2回目とあって、だいぶ要領がつかめてきたかな?というところ。

まず第一に、展示用の什器やキャプションボードの準備などは、こちらの要望に応じて相談に乗ってくださり、そのうえで阪急さんの方で制作・準備してくださいますが、作品の展示方法に関しては、こちらに任せられています。ふだんあまりしない仕事なので、これはけっこう楽しい。お客さまが入ってこられる動線を考慮しつつ、どこに何を並べようか、どのように並べようかと頭をひねるのは、面白い仕事です。

それから、会期中は作家かわたしのどちらかが、滞在している時間が長いということ。通常の個展では、すべてギャラリーさんにお任せで、作家は1~2日あいさつ程度に顔を出す感じですが、阪急さんでの接客は基本的にこちらに任せられているということです。レジなどは阪急さんのスタッフがしてくださるのですが。感覚としてはポップアップショップに近いのかなと思いましたが、よく考えたら、百貨店内に並んでいるブランドショップにしても、自社から店員さんを派遣する仕組みになっていますから、なるほどもともと慣習的にそのようになっているのかもしれません。

ともあれ、地元福岡県での個展開催。この機会に、お近くの皆さまに足を運んでいただけるととっても嬉しいです。この1週間は、週末には津屋崎祇園山笠も重なって、少々バタバタしそうですが、楽しんでまいります^^

2024博多阪急 藤吉憲典個展

藤吉憲典 個展

場所:博多阪急 3階特別室 (福岡市博多区博多駅中央街1番1号)

会期:2024年7月17日(水)-7月23日(火)

時間:10時~20時(最終日のみ17時閉場)

博多阪急さんでの藤吉憲典個展も、いよいよ来週7月17日(水)スタートです。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

博多阪急さんでの藤吉憲典個展も、いよいよ来週7月17日(水)スタートです。

黒田陶苑さんの個展準備がひと段落し、つづいては、博多阪急さんでの展覧会準備ラストスパートです。近いので自ら車で搬入できるというのが、ほかの個展との大きな違い。梱包・発送に伴う気遣いと手間がだいぶ省けますので、それはひとつ楽なところです^^

2022年にスタートした「ふくつのね」は、博多阪急さんを会場に「ライフスタイル提案」をテーマに、福津で地域に根付いたものづくりをする人・モノを紹介するイベントです。そのイベントの一環として、昨年・今年と藤吉憲典の個展を開催することとなりました。

3年目となる今年2024年の参加クリエイターは、8社(者)。「ふくつのね」の公式インスタグラムやnoteで、クリエイターの紹介をしてくださっています。

ふくつのね公式インスタグラム https://www.instagram.com/fukutsunone

メイン会場は博多阪急1階メディアステージ。花祭窯のみ、3階の特別室での展覧会となります。ぜひ1階も3階も楽しんでいただけると嬉しいです。

2024博多阪急 藤吉憲典個展

藤吉憲典 個展

場所:博多阪急 3階特別室 (福岡市博多区博多駅中央街1番1号)

会期:2024年7月17日(水)-7月23日(火)

時間:10時~20時(最終日のみ17時閉場)

肥前磁器作家・藤吉憲典の仕事―「向付十二種類制作」のチャレンジ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

肥前磁器作家・藤吉憲典の仕事―「向付十二種類制作」のチャレンジ。

ダンナ・肥前磁器作家・藤吉憲典が向付12種類に挑戦しています、とご紹介したのは、4月のことでした。もうふた月以上が経っていますね。

向付とは、懐石料理に用いられる器のひとつで、お刺身など酒の肴(「お向こう」と呼ぶそうです)になるものを盛り付ける器です。お膳の向こう正面に置かれる、いわばメインの器。和食では季節ごと・料理ごとに器を変えますが、春夏秋冬の四季=4種類では足りなくて、12か月で使い分けたいし、1カ月に数種類あっても良いということを、長年藤吉の器を使ってくださっている料理人さんに伺ったのが、今回のチャレンジのきっかけとなりました。

藤吉憲典 染付向付

藤吉憲典 染付向付

藤吉憲典 染付向付

藤吉憲典 染付向付

藤吉憲典 染付向付

こんな感じで、続々と新作の向付が出来上がっています。窯から上がってくるたびに、ワクワクしました。これらの仕事をまず最初に観ることができるのは、役得♪

お披露目は7月13日(土)からスタートする、銀座黒田陶苑さんでの個展となります。どうぞご高覧下さいませ。


―夏は染付― 藤吉憲典個展

銀座黒田陶苑【新本店】にて

2024年7月13日(土)―7月18日(木)※15日(月)定休

午前11時―午後7時

銀座7-8-17-5F虎屋銀座ビル5階

TEL 03-3571-3223