京都弾丸出張その2-よく歩きました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

京都弾丸出張その2-よく歩きました。

京都弾丸出張その1はこちら。

さてJR山崎駅から京都へは各駅停車で向かいます。移動の間にアポを調整、京都御苑内の迎賓館ガイドツアーに時間を合わせて待ち合わせることとしました。近年の京都市内は、バス移動の時間見積りにリスクが伴うイメージがあるので、可能な限り私鉄や地下鉄を使うようにしています。京都駅からは地下鉄で丸太町駅へ。御苑に入った時点で、予約したガイドツアーのスタートまで1時間以上ありましたので、これは余裕♪のはずでした。

ちょうど京都御所の「秋の特別公開」がはじまっていましたので、アポの前にこちらをチェックすることに。ところがそこに向かう前に「閑院宮邸跡収納展示館」を見つけてしまい、吸い込まれるように中に入りました。

京都御苑 閑院宮邸跡収納展示館

1710年に創建された邸は1788年に大火で焼失したそうで、現在の建物は1883年に建てられたものを2003年度から全面改修・整備し、2006年から一般公開されているということでした。当時使われていたという、様々なパターンの菊の文様が入った器は、もちろん肥前磁器です。

菊文の入った食器は肥前磁器。

当日のお天気の良さも相まって、素晴らしい空間・居心地でした。

続いては、秋の特別公開中の京都御所。公開初日だったようで、ラッキーでした。入り口で荷物チェックを経て御所内へ。アポの時間までに30分ほどありましたので、ゆっくり見れるだろうと高をくくっておりましたが、間違っておりました。観て回れる範囲だけ(おそらく御所敷地全体の半分以下)でも、たいがいの広さです。そのうえ見どころも満載。途中から「これはまずいぞ…」と時計をにらみはじめ、ラスト10分はめちゃめちゃ速足で歩き、御所の出口が見えてきたときは、正直ホッとしました(笑)。あ、一番上の朱が美しい門構えの写真も、御所内で撮ったものです。

京都御所

息を整えながらも速足で京都迎賓館の受付へ。足元が玉砂利で、なかなか進まないんですよね(汗)。

さて京都迎賓館。無事Sさんと落ち合い、ツアーガイドで回りながら、近況報告です。京都迎賓館は2005年に開館したということで、まだ20年しか経っていないのですね。

京都迎賓館

「我が国屈指の伝統技能の粋が現代に結集した、他に類を見ない施設です」(京都迎賓館チラシより)とあるとおり、きっちりとしたみごとな仕事=「現代の伝統的技能」を拝見することができました。なるほど、このような場所で、海外からの重要なお客さまをもてなしているのですね。ここでの印象がそのまま日本のイメージになると思いますから、実際にその空間に入って知ることができたのは、とても勉強になりました。約90分というゆったりとしたガイドツアーで、解説も丁寧でした。

迎賓館ツアーが終了したら、今回の京都出張のメイン業務、お茶をしながらミーティングです。とはいえ、道中でほとんどのことは話をし終わっていましたが。おかげさまで、12月のロンドンもひとまず安心です。

すごくたくさん歩いた!と思いましたが、スマホの歩数カウンターによると、2万歩にも満たず。さてはちゃんとカウントできていないな、ということにして納得して、帰路につきました。実に盛りだくさんの京都でした^^

京都弾丸出張その1-よく歩きました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

京都弾丸出張その1-よく歩きました。

ロンドン出張時のアポやレセプションで毎回お世話になっている、アテンド通訳のSさんが一時的に日本に帰国しているとお聞きし、会いに行ってきました。今年の12月にもSLADMOREのクリスマス・ショウに参加するので、そのアテンドについてご相談するのが主な目的です。いつもお忙しくなさっているので、善は急げ。もちろん通常はメールで済むことではありますが、せっかくお会いできる距離にいらっしゃるのですから、足を運びました。

限られた日本滞在中、あちらこちらを飛び回っていらっしゃる時間をいただくので、午後に京都御所あたりでの待ち合わせ、というざっくりした事前予約のみで、その場その時のご都合に合わせることに。京都に行けば観たい場所だらけですから、願ってもない待ち合わせ場所です。というわけで、朝から新幹線に乗りました。

午前中は時間に余裕がありましたので、新大阪から京都へ向かう途中で下車して、大山崎山荘美術館へ。行ってみたいと思いながらようやく!の館のひとつです。建物を拝見して庭園を散策するだけでも素敵な場所だろうな、と思いながらの初訪問。タイミングよく、今年開館30周年を迎えたということで、ふたつの記念展を拝見することができました。ラッキー♪

まずはジョルジュ・ルオー展。大山崎山荘美術館所蔵の4点に、東京のパナソニック汐留美術館蔵から35点を招いての展示でした。この山荘を自ら設計したという実業家・加賀正太郎氏による建物は、イギリスのチューダー・ゴシック様式を基本としたということです。重厚な雰囲気の展示室は、ちょうどよい規模感でした。個人的には、ルオーの作品は道化師やピエロというイメージが強かったのですが、実は聖書に基づく主題を描いたものがとても多いのですね。展示されていた絵画も、キャプションを読めば、ほとんどがそういうものでした。でもわたしには、宗教画というよりは、市井の地べたの雰囲気が感じられました。黒い線の力強さと、全体として暗めの色調に「土」の匂いを感じました。

思いがけず良いものを見た~と思いながら次の展示室へ。廊下でつながる別館は、安藤忠雄氏による「地中の宝石箱」と名付けられた、地階の展示室です。こちらは「クロード・モネ展」でした。モネは没後100年だそうです。ワンルームの程好いサイズの展示室に、大きなモネ作品が6点。ぐるりとモネの世界に囲まれる、なかなかに贅沢な空間でした。モネが「睡蓮」を何枚も描いているのは有名ですが、今回初めて拝見した「睡蓮」のなかに、赤い花が咲いているのを見つけ、お気に入り認定^^ これは好きな人にはたまらないでしょうね。思わず結界ギリギリまで寄って絵を見ていましたら、監視員のお姉さんにニッコリと笑顔でけん制されました。

常設展では、美術館開館に際してコレクションを寄贈なさったという、アサヒビール初代社長・山本為三郎氏について、少し知ることができました。民藝運動の後援者でいらしたのですね。コレクションには、河井寛次郎、浜田庄司、バーナード・リーチらの作品をはじめ、国内外の工芸の名品が含まれているということです。「自然に囲まれた素敵な山荘で絵を観ることができる美術館」というイメージ以外に、まったく前情報を持たずに訪問しましたが、期待以上にお腹いっぱいになりました。

帰りは庭園をお散歩して、秋晴れの気持ち良い空気を存分に楽しみました。庭園のあちらこちらで絵筆をとっている人があり、これがまた嬉しい景色でした。館内の観覧料はかかりますが、庭園はフリーなのですね。素晴らしい。

と、気が付いたら結構な長文になってしまいましたので、続きはまた明日。

「海外観光客も引き続き無料」についての小さな考察 ― ARTnews JAPANの記事から

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「海外観光客も引き続き無料」についての小さな考察 ― ARTnews JAPANの記事(2026.09.29)から

この2026年10月から、このブログに「ニュースから考える」カテゴリーを追加することにしました。ニュースとはいっても、個人的に興味のある分野に限られますので、美術・工芸系のもの、ざっくりと人文系が多くなるかな、と思います。ニュースソースとしては、新聞・雑誌・ウェブコンテンツなど。ニュース記事の内容について思ったことを、つらつら書くスタイルです。出典元を記載しますので、関心のある方はぜひ元ネタにあたってみてくださいね、という感じで^^

記念すべき第一回目は、株式会社MAGUSさんが運営するARTnews JAPAN(アートニュースジャパン)の記事から。株式会社MAGUSさんは、寺田倉庫さんを中心に設立された、アートのプラットフォームを目指す会社ということで、わたしはそのウェブサイトをつい最近発見したのでした。美術品の物流業からアート関連事業をどんどん拡げておられる寺田倉庫さんの肝入りとなれば、注目度も高そうです。

さて

ARTnews JAPANより「海外観光客も引き続き無料」のニュースは、英国から。「イギリス政府は9月28日、大英博物館やテート、リバプール国立博物館群など、イングランドの国立博物館・美術館で海外観光客から入館料を徴収する案を撤回すると発表した」とありました。そもそも有料化する案が具体化しているということも知らなかったワタクシ、このニュースを見てドキッとするやらホッとするやら。そういう議論があるのは聞いたことがあったのですが、ね。

ロンドン出張時になにがありがたいかといって、主だった美術館博物館が入場無料であり、しかもその常設展示の規模と内容が素晴らしく膨大である、というところなのです。無料だからこそ、アポの合間に15分空いた!といって、近くの美術館に飛び込むことが出来たりもします。各館、無料で入れるとはいえ、ドネーション(寄付)の呼びかけが随所にありますので、わたしも行ったときには必ず幾ばくか寄付をします。たぶん、そういう人がかなりたくさんいらっしゃるはずです。昨年行ったときには、キャッシュレス化が進んでいましたが、コロナ禍前までは多くの館で透明の寄付箱がおいてあり、コインばかりでなく高額紙幣がたくさん入っているのを、ビジュアル的に見ていました。お金を持っていなくてもウェルカム、だけど館の存続運営のために、協力できるとき・協力できる人はよろしくね♪というスタンス。

寄付に積極的に協力するのは、入館料が無料だからこそ!という一面もあると思います。「こんなにたくさんの本物の資料を、無料で見ることができるなんて」という感激が、寄付に向かわせます。海外からの観光客となれば、入館すれば、館内のカフェでゆっくり飲食をしたり、ミュージアムグッズを買ったりして、お金を使うことも多いでしょう。おそらくそういうことがわかっているからこそ、現場である各館からは有料化に反対の声が上がっていたのだと思います。敷居はできるだけ低くして、中でお金を使ってもらうほうが、双方嬉しい結果につながるのではないかしら、というところですね。もちろん比較した試算を見たわけではありませんので、あくまでもイメージですが。

この記事を読んで思い出したのは、わたしが英語学習用を兼ねて勉強に使っているDVD『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』の中のいくつかのシーンです。このなかに、館運営のための予算を検討するシーンがあり、国からのサポートが厳しくなっていることがうかがえる会話が出てきます。日本の美術館博物館も財政的に厳しい状況ですが、英国でもそうなのだなぁと思いました。この映画が公開されたのが2014年でしたので、今はもっと厳しくなっているのかもしれませんね。

秋の夜長の勉強合宿(宿泊はしていないけど)でした。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

秋の夜長の勉強合宿(宿泊はしていないけど)でした。

自分が学びたいと思っている分野について、「勉強会を計画しているので、参加しませんか?」と、声をかけてもらえるのは、とってもありがたいことです。長年、EC系の勉強会でご一緒してきたお友だちからのお誘いは、自分にとってプラスになるのがわかっているので、スケジュールさえ合えば、迷いなくGOです。

というわけで、10月は少人数勉強合宿からスタート。まずは、マニアックな事業をなさっている方の仕事場拝見からです。実はこの4月にも見学させていただいたので、半年しか経っていませんでした。が、その半年の間に、前回の勉強会で学んだことをご自身の業務の多くに取り入れていらっしゃるのを目の当たりにして、思わずうなりました。あたりまえですが、同じ勉強会に参加していても、どれだけ速やかに自分の仕事に具体的にフィードバックできるかで、違い(あるいは「差」)が出ますね。わたしは生かせていないなぁと思いました。ただ、その分野に関しては「うちの場合はそれでOK」という判断の上なので、それが駄目だということでは無く。

そのあとはご飯を食べながらのざっくばらんな情報交換会。今、参加者の皆さんがそれぞれどのようなことを考えて、どのような動き・取り組みをなさっているのか。会話の端々から、たくさんの検討材料を得ました。特に、海外進出に関しての状況をいろいろと伺うことができたのが、わたしにとっては今後に向かって良い機会となりました。北米、台湾、シンガポールなど、これまでに何度も話が出ては、結果としては事業に結びついていないケースについて、あらためて考え直すきっかけになりました。

ご一緒いただいた皆さまに、心より感謝です。ありがとうございました。

ここに全力をかけねば!というタイミングがたまにやってくる。

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ここに全力をかけねば!というタイミングがたまにやってくる。

いつだって全力を出すべきでしょうと言われたらその通りなのですが、そうはいっても、緩急つけないと息切れがしてしまいます。そんななかでも、ここは絶対!というときが、やっぱりあると思います。この30年トライ&エラー&トライの繰り返しで、全力投球したからといって、成功するとは限らないどころか、エラーの方が断然多いのだけれど、まずはチャレンジしないと始まりません。

さて10月。今まさに「ここ!」というタイミングがやってきました。花祭窯おかみの仕事は「雑用全般」なので、さまざまな仕事があります。間接部門としてのルーチンワークのほかに、「面白くて夢中になる」ものが時々現れるのですが、そんな課題のひとつが、今まさに目の前に。これは絶対に実現したいなぁ、実現させねばならないなぁ、という類のものです。現時点で具体的にちゃんとご説明できないのが、あれなのですが、実現の暁には一番にここでご報告したいと思っています。

花祭窯は来年6月で独立して丸30周年なので、そのタイミングに合わせて実現したら最高に嬉しいなぁ、と思いつつ。まあ、タイミングがずれても、時間がかかっても、やるのは間違いありません。これまで支えてきてくださった皆さまに、喜んでいただけるような成果を作り出せることを目指して、頑張ります!と、ここで宣言^^

読書『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)西村佳哲著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)西村佳哲著

今年の開窯記念日にも書きましたが、長年のお客さまからの「弟子はとらないんですか。藤吉(憲典)さんの、やきものの技術と哲学をきちんと遺さないと、ダメですよ。それは、磁器の文化に対する藤吉さんの責任だと思う」の言葉を受けて、模索を始めています。文化を継承する方法論を考えるのに、チャッピーと壁打ちをするなかで、参考になりそうな研究者や組織の名前、関連書籍をいくつか探して来てもらいました。そのなかにあった一冊です。

以下備忘。


  • 道具の精度によって、モノづくりの精度が規定される
  • 模倣は基本的な上達法だが、そのポイントはまず観察を通じたイメージ精度の向上
  • 本人の「解像度」の高さが、その人のアウトプットの質を決める
  • 世界を感じ取る解像度のことを思うと、そのフィルターとなる身体について考えざるを得ない
  • 技術には、それを行う身体が伴う。そして高度に調整された身体においては、感覚の中に美意識が育まれる
  • 「こんなもんでいいや」という気持ちで作られたものは、「こんなもんで…」という感覚を、ジワジワジワと人々に伝えてしまう
  • 「考えること」と「つくること」は、いつ頃から分離したのか
  • 小さくて具体的な工夫の積み重ね
  • 自分を大事にすること
  • モノを通じて、それを作った人が生きてきた経験のあり方はわかります
  • モノづくりの基本は、やはり“身体”というアンテナ
  • モノづくりは無数の判断の積み重ねだ。もし、つくり手が自らの判断力に自信を失ったら、一体何がつくれるだろう
  • モノの価値も、結局のところはそれを「つくりたい」という純粋な気持ちの品質にかかっている
  • 放っておいても自然に出るのが個性である
  • 「人は気持ちよく働いているときにいい成果を出す」という、いたってシンプルな事実

2003年9月に単行本として刊行され、2009年に文庫化、わたしが入手したのは2026年2月の第24刷。息の長い本です。帯には「働き方のバイブル」とありました。変化の激しい時代を20年以上も読まれ続けているのですから、すごいことですね。

ワークショップ第2回目-令和8年度ジャンププログラム・ビジネスコース。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ワークショップ第2回目-令和8年度ジャンププログラム・ビジネスコース。

7月のキックオフからお世話になっている、福岡県の中小企業向け施策ジャンプ・プログラム。ワークショップの第2回目に参加して参りました。前回に引き続き、公式のワークショップがはじまる前に、グループワークの時間が別途1時間半ありました。これが、とても良かったです。今回わたしは、自分の考えている新しい取り組みについて説明する時間をいただきました。グループのファシリテーションをしてくださるトーマツのスタッフさん(以下、Iさん)が、素朴な疑問と言いながら核心を突いた問いを投げかけてくださって、それに回答する形で口に出しながら、自分のなかで勝手に整理されていくものがありました。

結果、今回の事業説明用に用意した資料から、だいぶ大きな変更が加わることに。そしてその変更は、ほんとうに自分がやりたいことに近づくためものであるのは間違いありませんので、とてもワクワクしています。わたしが用意した資料に対して、Iさんが連休中に読み込んで準備をしてくださっていたのは明らかで、とってもとっても嬉しくなりました。また、同じグループ内でディスカッションをする皆さんも、「業界的によくわからない」とおっしゃりながら、鋭くも温かい意見や提案を投げかけてくださり、こういう方々との出会いこそが、こういう集まりのありがたいところだよなぁと、つくづく感じました。

さて、ワークショップのテーマは「事業計画・マネタイズモデル」で、講師は有限責任監査法人トーマツの清老 伸一郎氏。お話の合間に、自分で手を動かすワークが何度も盛り込まれ、頭を使う時間となりました。話の内容を「自分事」に引き寄せるのに、手を動かすのは最適ですね。具体的には、最初の1件から1年後の売上目標にむかって具体的な売上構成要素を考え、成長を実現するために考えられるKPIツリーを書いてみて、自分で書いたKPIツリーをもとに、またマネタイズの構成要素に戻って考え直す、というサイクルを繰り返しました。

このサイクルは、実際に事業を進めるうえで同じことをすることになるわけです。ワークでは、最初から正解を目指すのでは無く、というか決まった正解というものは無いので、より自分の理想の状態に近づけていくために、繰り返しこの要素を分解して再検討する作業に慣れていくことを、目的としていたのだと思います。間違えて良い、まずは机上でたくさん間違えて、修正していくことの意味を感じました。紙に書きだす手が止まりがちな部分は、マネタイズのイメージが自分の中で出来ていないということであり、自分が避けて通ろうとしている部分・苦手意識のある部分に気づかされる作業となりました。なかなか難しいワークでした。

「事業計画は、仮説と根拠を編集したもの」「現状と目指すべき将来像とのギャップに気付き、それを埋めるためにはどうしたらよいか?」「無形のノウハウもまた資産である」を、ワークの形で体感できた、良い時間でした。

インプットツアー in 佐賀県武雄市。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

インプットツアー in 佐賀県武雄市。

花祭窯の創業地は佐賀県江北町花祭。花祭に居たときは武雄市は生活圏でした。窯業産地である有田に、材料の仕入れや資料の勉強などに足を運ぶのに、通り道である武雄市は必ず通る場所。図書館や宇宙科学館などの公共施設があり、品質の良いものが集まる農産物直売所があり、泉質の良い日帰り温泉もあって、とってもお世話になった場所でもあります。そんな、馴染み深い武雄温泉エリアですが、津屋崎に移転してからは、「通過する場所」になってしまっていました。この連休中に、武雄に行く用事ができましたので、この機会にインプットツアー^^

まずは佐賀県立宇宙科学館へ。子どもが小さいころによく連れて行きました。連休中とあって、朝一番から、家族連れや子どもを主体とした団体がたくさんでした。まずは各フロアの展示を拝見。基本的なフロア構成は20年近く前から変わっていませんでしたが、相変わらず充実しているなぁ、これは子どもを連れてきたいと思うよなぁ、という感想です。参加型・体験型の設備がより充実していたり、展示の色使いに工夫が凝らされていたり、さりげない心遣いによる改善が、あちらこちらに見えました。今回は、今まで行ったことの無かったプラネタリウムも初体験。プラネタリウムの番組もいろいろありますね。久しぶりのプラネタリウムは、人気があるのかなぁと心配していましたが、なんとほぼ満席でした。

佐賀県在住時に武雄市内で一番よく通ったのは、図書館です。武雄市図書館といえば、蔦屋書店でお馴染みのCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)が指定管理者に入り、大きく変貌したのが2013年からのことでした。全国から図書館関係者が視察に押し寄せ、一躍有名になりましたので、覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。花祭窯が津屋崎に移転した1年後のことでしたので、わたしたちが馴染んだ武雄市図書館は、変化する前の図書館でした。10数年を経て、ようやく訪問。わたしがよく知っていたあの同じ空間が、こんなふうに変わるなんて!とある種の感慨がありました。店舗設計の力を感じました。図書館エリアも本屋さんエリアもカフェも、地元民に愛されていることがよくわかる賑わいぶりで、楽しい視察となりました。

最後は、御船山エリアにある陽光美術館へ。「日中文化交流の懸け橋になることを願い、日本磁器発祥の地である佐賀において、そのルーツである中国陶磁器を展示しています」とある通り、中国磁器の名品を所蔵しておられます。ずっと気になっていましたが、今回が初めての訪問でした。ちょうど、陽光美術館開館30周年記念展ということで、所蔵名品展のうち『青と赤-鉄と銅と炎の世界-』と題したテーマ展を観ることができました。展示スペースはこじんまりとしていて、観ることのできる点数は決して多くはありませんが、良いものを拝見できて大満足。隣接する日本庭園「慧洲園」を、ゆっくり眺めることができたのも良かったです。上の写真は、陽光美術館の休憩エリアから眺めた庭園。

いずれも武雄温泉駅から車で5分以内にある施設。丸1日で、ゆっくりじっくり楽しむことができました。わたしは車で動きましたが、武雄温泉駅内にある武雄市観光協会で、電動自転車のレンタサイクルもあります。お天気にも恵まれ、大満足のインプットツアーになりました^^

秋が来て、お茶のお稽古がはじまりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

秋が来て、お茶のお稽古がはじまりました。

博多の禅寺・円覚寺で、南方流の茶道に入門しています。毎年八月の一カ月間はお稽古が夏休みで、九月から気持ちも新たにスタートします。お茶の世界では、風炉から炉に代わる十一月に、新茶の封を切る「口切の茶事」を行い、「お茶のお正月」と呼んでいますが、南方流ではそのような茶事は行っていません。なので、わたしの気分的にはこの夏休み明けの九月と、お正月一月の初釜茶会が、ひとつの区切りのような気がしています。

さて久しぶりのお茶のお稽古は、やっぱりいいですね♪お休みの間に作法をすっかり忘れているのはいつものことで、そうだった!と言いながらのお点前は、なんとも楽しく。この九月は、暑い時期にしかできないお点前を習うことにして、平茶碗(ひらじゃわん)と呼んでいる浅いお茶碗、それも片口型のものでお稽古をしました。形が変われば扱い方が変わるのは、お茶碗もお棗も同じこと。なぜそのように扱うのか、ちゃんと理由があるのですね。

年に一度のシーズンものなので、せっかく習ってもまた来年は忘れていますよね~と笑いながらのお稽古でした。今この季節だけ、というのもまた、お茶のおもてなしの楽しさです。来月は、これまた恒例の野点の茶会がありますので、楽しみです^^

最近の英語学習状況。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

最近の英語学習状況。

再び、英字新聞「The Japan Times Alpha」で英語学習♪と書いていたのは、ずいぶん前のことのように思っていたのですが、ブログを遡ってみたら昨年の11月のことだったと判明。ということは、再開してから止めることにするまで、半年もかからなかったようです。はい、止めました。理由は、以前とっていたときよりも、現在の政治や経済についての記事が多くなっていて、結果として悲観的な内容というか、読んで嫌な気持ちになるニュースも増え、読むのが楽しくなくなったから。まあ「新聞」ですし、世相を反映しているだけ、ということではあるのですが。わたし個人的に「読みたい!」と思える内容が少なくなってしまったので、残念ですが、というところでした。

というわけで、現在は週1ペースに戻したリアルでの英会話レッスンが、英語学習の柱となっています。英会話レッスンは、しばらく月1ペースの個人レッスンを受けていましたが、数年ぶりにグループレッスンに戻しました。個人レッスンに変更したのがたしかコロナ禍前後だったと思いますので、5-6年ぶりというところですね。その前は5-6年グループレッスンを受けていたと思うので、10年以上通っていることになります。…と考えると、うーん、そのわりに上達していないなぁというのが正直なところですが(笑)、これは自己責任。とりあえず、英会話レッスン中の1時間は英語オンリーになりますので、「今よりもしゃべれなくならないように」キープするための策になっています。

個人レッスンに切り替えたときの主な理由は、自分が発話する時間を集中して持ちたかったから、でした。数年間その状態でやってみて、それはとても良い時間ではありましたが、どうも自分の話しやすい内容だけで終わってしまうなぁ、と反省しだしたのが、グループレッスンに戻すことにした理由です。グループとはいえ少人数。そして、自分よりもちゃんと話せる人と一緒に学ぶことが、「もっとちゃんと勉強しなきゃ」という刺激にもなります。参加人数分、話題が広がるのも、利点ですね。グループでの学びがとても良い感じですので、しばらくはこの形を続けようと思います。

先日、たまたま友人が紹介していた英会話関連のYouTube動画があって、わたしはYouTubeでの英語レッスンをしたことは無く、今後もやるつもりはないのですが、試しに見てみました。そのなかでユーチューバーの方がおっしゃっていたことのひとつが、とっても腑に落ちたので、あらためて実践することに。それは、ざっくりいえば「英文法のパターンを体に覚えこませる」というようなことでした。そこで、わたしが覚えたい文章例がたくさん載っている『英語のお手本』を、あらためて引っ張り出すことに。というか、引っ張り出すまでも無く、本書はほんとうに良く使うので、常に仕事机、目の前に置いてあります。

『英語のお手本 そのままマネしたい「敬語」集』(朝日新聞出版) マヤ・バーダン 著

この本に出てくる文章を暗記するまで何度も読みこむ、という方法です。何度も繰り返し読んではいますが、「暗記するまで」というか「自然に出てくるようになるまで」は、まだ身についていません。2015年に出た本で、発刊後わりとすぐに購入していますので、もう10年は使っていることになります。うん、書き込みやら、めくり跡、折り跡などで、だいぶ姿がくたびれています(笑)が、もうひと頑張りしていただきましょう。マヤ・バーダンさんは、このあとに続編的な本をもう1冊出していらっしゃったので、そちらもチェックしてみようかな、とは思いつつ。

DVDとBBCによる英語耳強化は、機嫌良く継続中です。やっぱり自分の「好き」や「やりたい」につながっているほうが続きますね。今更ですが。あ、この機会に、いつの間にか自然消滅していた「3行日記」を復活しようかな。今日から復活します!と、ここで宣言^^