こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
気がつけば20年以上-このたび「オンラインショップ」サービスを終了いたしました。
と、タイトルを書いて、これってまあまあ大きいことというか、節目感のあることかもしれない、と思いました。わたしが今でいう「EC業界」に足を踏み入れたのは、花祭窯をダンナとともにスタートして3年が経った30歳のころ、2000年のことでした。今でこそ、世間ではそのころのことを「EC黎明期」と呼んでいますが、当時はECという言葉もありませんでした。通信環境僻地であった佐賀の山の中でダイヤルアップ接続からスタートし、ISDN、ADSLと変化を経て、Wi-Fiが当たり前の今を考えると、実に隔世の感があります(笑)。
2026年7月、花祭窯蕎麦猪口倶楽部(https://hanamatsurigama.com/)を藤吉憲典公式サイト(https://fujiyoshikensuke.com/)に統合し、オンラインでのカートによるショッピング機能を終了いたしました。これまで長きにわたりオンラインショップ「蕎麦猪口倶楽部」と、その前身である「やきものや ふじゆり」に親しんでくださいました皆さまに、心より感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
ここ数年、蕎麦猪口や小皿豆皿の制作が追いつかず「在庫切れ」表示が常態となっていたことを、申し訳なく思っていました。もともと2000年当初から「受注制作」での販売を行っていましたが、ここ数年は、お待たせする期間が半年以上になることも少なからず。個展開催がどうしても限られた場所になってしまうため、全国各地の皆さまにお買い求めいただく機会として、オンラインショップを維持したいと考えていたのですが、機能し難い状態になっておりました。藤吉憲典が作品を「一人で作る」スタイルは、今後も基本的には変わりませんので、制作数(ひいては在庫)を増やすことは難しく、今回の決断に至りました。
幸い、藤吉憲典のお取引先のギャラリーさんでは、オンラインショップも手掛けておられるオーナーさんがいらっしゃいますので、今後はギャラリーさん経由でお求めいただけるようになればと考えております。
もちろん、メールやお電話でのお問い合わせには、花祭窯でも引き続き対応しております。例えば「この写真の器が欲しい」というようなご希望やご質問がありましたら、お気軽にメールでお問い合わせいただければ幸いです。これまでに発表した蕎麦猪口や小皿豆皿のラインアップは、藤吉憲典公式サイトに写真と情報を掲載いたします。現在まだ作品情報を追加している最中(途中)ですが、ご覧いただくことができます。
佐賀の山の中から、いかにして「藤吉憲典の器」の情報を発信するか。なんの後ろ盾も伝手もコネもなく独立したわたしたちにとって、「オンラインショップ」という方法が目の前に現れたのは、ありがたいことでした。器を置いていただきたいギャラリーさんに足を運んで、オーナーさんに作品を見てもらい知ってもらうという、真正面からのアプローチをする側ら、藁にもすがる思いで「インターネット」の可能性に手を伸ばしました。パソコンの向こうから応援してくださる皆さんの存在に、どれだけ励まされ助けられたか、言葉に尽くせない思いがあります。
オンラインでの情報発信とお問い合わせ対応は、引き続きオープンしております。
今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます!









