同じ規模感で相談できる仲間のいるありがたさ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

同じ規模感で相談できる仲間のいるありがたさ。

年に数回、家族ぐるみで一緒にご飯を食べる仲間がいます。うち=花祭窯と同様、ほぼ夫婦二人で事業を営んでいること、創造的な仕事をしていること、仕事≒生活であることが、共通点です。事業単位が似ていると、業種や売上規模は異なっていても、似たような課題に直面することが少なからず。集まれば自然と、事業のことと家族のこととが話題の中心になります。わたしたちにとっては、これらは切り離すことができません。

先日は、暑くなりすぎる前に、ということで久しぶりのバーベキュー。初夏の爽やかなお天気のなか、開放的な空間でおしゃべりをしていると、日ごろ仕事をしながら気になっていることなども、意図せずとも話題に上り、すんなりと解決策を発見する場になるのが不思議です。一人親方的な仕事の仕方をしている人は皆そうかもしれませんが、同じ目線で話ができる同志を見つけることはなかなか難しい。このような仲間に恵まれていることは、ほんとうにありがたいことです。

そんななか、ちょっぴり深刻そうな顔で「実は悩みごとが…」というT氏。聞けば、状況はまったく同じではないものの、我々も通ってきた道です。その不安はよくわかる!不安になるのは当たり前!けど、ぜんぜん大丈夫だよ!むしろチャンスにして生かせるよ!と、その場にいる全員が非常に楽観的なリアクションを返しました。そう、この仲間たちの良いところは、苦境も客観的に楽観視できる強さを持っているところです。まあ、それだけ、苦しさも含めていろんな経験を積んできているということだと思います。

おかげで悩みごとは一つ解決。もともと解決策は既に氏の内にあり、周りの我々はそれを後押ししたに過ぎませんが、そうした後押しに勇気づけられて前に進めることも、経験してきているわたしたちです。「飲食」と「外気」の効用を大いに感じたバーベキューでした^^

アーツスタッフ養成講座『知的財産講座』で勉強してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アーツスタッフ養成講座『知的財産講座』で勉強してまいりました。

北九州市芸術文化振興財団が主催する「アーツスタッフ養成講座」に参加してまいりました。「文化芸術分野に携わるスタッフの専門性向上と現場対応力の強化を目的として、著作権や商標、契約、AI生成物の取り扱いなど、知的財産管理について実践的な知識を学びます」ということで、嬉々として申し込みいたしました。アート関係者であれば、作る側にとっても使う側にとっても、関心の高いテーマです。主催は北九州市の文化財団でしたので、北九州市内からの応募が優先されるよね、と思っていましたが、無事抽選に通りました。ありがとうございます^^

講師は明倫国際法律事務所の代表弁護士であり弁理士である、田中雅敏先生。もう10年以上も前に、わたしたちが初めて海外進出を考えたときに、当時の「福岡アジアビジネスセンター」で相談に応じてくださっていたのが、田中先生でした。おかげさまで、安心して海外との商談やお取引を進めることができました。その田中先生のお話は、パワーポイント資料87ページにわたるボリューム。毎年のように増えたり変わったりしているという知財関連の法律と解釈、考え方について、実例を交えながらユーモアたっぷりにわかりやすく解説してくださいました。

特に興味深かったのは、AI生成物との関連での権利の考え方でした。法律の制定が追いついていないというか、現実に対して後追い状態のなかで、どのように考えていくべきなのかを、いくつもの例題を出して考えさせ、解説してくださいました。アーティストやその周りの人だけでなく、今や誰もが、侵害する側・される側どちらにもになりうる状況です。実際に田中先生の事務所で担当している係争中の案件のお話を聞くこともできて、とても参考になりました。

前回アーティストマネジメント関連で知財についてまとまった勉強をしたのは、2016年の学芸員研修会でのことでしたので、ちょうど10年前になります。その後、必要に応じて単発的に弁護士相談等を活用して知識を仕入れることはたびたびありましたが、久しぶりにまとまった勉強ができて、良かったです。10年での世の中の変化の大きさと、それに伴う法解釈の変化の大きさを感じる時間となりました。変化のスピードが速いので、毎年でもこのような勉強の機会を持った方が良いかもしれないと思いました。

北九州市芸術文化振興財団は、公益財団法人。公的機関が文化芸術イベントを開催することは、あちらこちらの自治体でなされていることですが、このように人材を育てていこうとする地に足の着いた施策はあまり知りませんでした。素晴らしい取り組みに参加できた感謝を胸に、北九州を後にいたしました。

お客さまが嬉々として作品を選ぶご様子に、こちらまで嬉しくなる。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お客さまが嬉々として作品を選ぶご様子に、こちらまで嬉しくなる。

お取引先のギャラリーオーナーさんが、京都から福岡方面への出張ついでに、花祭窯にも立ち寄ってくださいました。ここ津屋崎は、福岡市内博多から車でも公共交通機関でも1時間~1時間半ほど、つまり往復だけでも2~3時間かかります。冷静に考えると、何かのついでに「寄る」には微妙に距離と時間がかかるところです。過密であろう出張スケジュールのなか、「行きます!」と言ってくださるありがたさ。

挨拶もそこそこに「見ていいですか?」と立ち上がり、嬉々として次々と作品を手に取るお姿を拝見すると、ほんとうに好きなんだなぁと思います。実は、花祭窯の工房ギャラリーにお越しになっても、ご覧いただける在庫がほとんどないこともあります。せっかく足を運んでくださっても、こればかりはなんともならず。今回は、まあまあのボリュームをご覧いただくことができましたので、良かったです。こういうのって、タイミングがありますね。

手に取りながら、気になる点や箱についてのご要望などを次々と問いかけてこられるオーナーさんの表情を見ていると、どういうお客さまに向けて、どのような形でご提供するか、頭のなかで明確にイメージができていることが伝わってきます。ロンドンのギャラリーでもそうなのですが、作品を見たときに、ある程度お客さまのお顔がイメージできているというのは、ギャラリーとその先にいらっしゃるお客さまとの信頼関係が垣間見えるところ。選んでいる間ずっと、ほんとうに楽しそうで、やっぱり「好き」の気持ちが一番だと思いました。

これから箱を整えて、準備が出来上がったものからお届けいたします。ほんとうに好きだと思ってくださる人のところに作品を送り出すのは、毎度ワクワクと嬉しい仕事です。そして、藤吉憲典の作品を扱ってくださっているギャラリーオーナーさんたちは、皆さんそういう方々であることが、わたしたちの喜びであり誇りです^^

毎度プロの動きと腕に感嘆-器作品の撮影に立ち会って参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

毎度プロの動きと腕に感嘆-器作品の撮影に立ち会って参りました。

これまで藤吉憲典の作品でプロに撮影をお願いするものといえば、アート作品に偏っていました。それも撮影のタイミングで手元にあるものに限られますので、すべてを撮れていたわけではありません。実は現在ウェブサイトの統合を検討していまして、そのリニューアルのタイミングで、これまでに「器の写真は見れないんですか?」というお声をいくつかいただいていましたので、器も載せようかな、ということになりました。

撮影をお願いしたのは、いつものabc pictures 赤司憲壕さん。これまで撮っていただいたアート作品群と、器とではだいぶ趣が異なりますので、まずはセッティングにしっかり時間をかけてくださいました。赤司さん曰く「器の方が難しいですね」。たしかにそうかもしれません。磁器は特に、生地の「白」に反射したり映り込んだりするので、とても撮りにくいのです。

ですが、一度つかんだら早いのが、さすがプロですね。1点ごとに形も文様も異なりますので、シャッターを切るたびに細かい調整をなさるのですが、その細かい調整がほぼ1回でドンピシャなのです。今は撮った画像をディスプレイで一つ一つ見ながら進めることができますので、出来上がりのイメージをその場で確認できるのがいいですね。シャッターを切るごとにあらわれる画像の変化に、「ほほぉ~!」と感嘆しながらの撮影でした。30点ほどの撮影が終了するのにかかった時間は、約1時間半。最後の1点が終わったときには、思わず拍手しました。

毎度のことではありますが、安心してお任せできる方がいることのありがたさ。ウェブ上で皆さまにご覧いただけるのが、楽しみです。頑張ってアップします^^

住太陽さんの「AI検索時代に中小企業が勝つ方法」で勉強してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

住太陽さんの「AI検索時代に中小企業が勝つ方法」~加速するゼロクリック検索を味方につける~で勉強してまいりました。

先月、住さんの著書『AIで集客する仕組み』を読んで、これはECをするか否かにまったく関係なく、必要な知識だと思いました。読んでよかった~!と思っていたところに、九州ECでお世話になっている方が、住さんを招いての勉強会を企画してくださり、ありがたく参加してまいりました。開催1週間前の急遽決定にもかかわらず、会議室はほぼ満員。やはり皆さん関心の高いテーマなのだなぁと、思いました。

勉強会では、著書の内容を前提に、さらに新たに加わった最新知見と、本の中に書いたことのなかでも特に強調したいところを、詳しく解説してくださいました。今気が付きましたが、わたし、まだ読書記録をブログにアップしていませんでした^^; が、せっかく勉強会に行ってきましたので、順番が逆になりますが、先に勉強会記録。

以下備忘。


  • Googleはなぜ「AIによる概要」をトップに置いているのか?
    • 検索エンジンの役割の変化:リンクを選ぶ場所→回答を見る場所
    • 検索エンジン→回答エンジンへ
    • 「自然な言葉で質問し、答えだけがえられる」検索
    • 2026年現在実装済み→あとはユーザーが慣れるだけ
    • 「今後、検索流入はゼロになる」を前提として考える
    • 実は一般の中小零細企業にとってはチャンス
  • AIはどんな情報を「回答」に使うのか?
    • 1.独立した第三者による口コミやレビューの評価。
    • 2.自社が発信する公式情報:自社について・製品サービスについての評価。
    • 実際に我々が何かを探すときと同じで、AIも「人による情報・評価(Web上の)」を借りて、判断する。

↓↓↓これを受けて↓↓↓

  • 実際にやるべきことは?
    • 回答の情報源となっているサイトを確認→1つの手としては、そこに載ることを目指して情報発信する。
    • 「自分はどんな質問で探してもらいたいか?」を明らかにする→質問に対する回答にあたる情報を充実させる。
    • サイト外:外部の第三者からの評価構築=口コミとメディア露出を増やす。
      • お客様にブログやSNSへの投稿を依頼する。
      • 報道価値のある企画にリリースを打ちパブリシティを狙う。
    • サイト内:客観的データを正しく出す。
      • 基本情報(事実)の正確な発信。
      • 事例掲載は大事。
    • AIは「第三者の証言」と「公式な一次情報」を信頼する=「人にわかりやすく」はAIにとってもわかりやすい(良い)情報。

住太陽さんの「AI検索時代に中小企業が勝つ方法」~加速するゼロクリック検索を味方につける~より


「SEO」という言葉を使って説明しておられましたが、住さんはじめ信頼できるSEOコンサルの方は、ウェブ上にあっても結局は本質的なことが大切なのだということをおっしゃるので、とても安心します。住さんの著書『AIで集客する仕組み』の読書記録は、明日アップいたします^^

自ら足を動かして、勉強して、考えて仕事に向かっている人の説得力。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

自ら足を動かして、勉強して、考えて仕事に向かっている人の説得力。

長年、藤吉憲典の器を使ってくださっている料理人さんが、花祭窯にお越しになりました。もう何度もいらっしゃっていますが、今回はお店でお仕事をご一緒になさっている奥様が初来窯とあり、いっそう嬉しい機会となりました。お店の切り盛りで忙しいでしょうに、店休日もじっとしていられない性分ということで、あちらこちら(国内に限らず)の産地に足を運んで、食材や器や道具の勉強をなさっている姿は、ご自身の仕事に対する誇りと愛情そのものです。

お話をしていて思うのは、その志の高さと探求心の気持ち良さ。上海で3店舗を成功させ、そちらを信頼できる料理人さんに任せて、東京に出店なさったのが一昨年。一年目にしてさっそくミシュランの星を獲得するというご活躍ぶりに、あの腕とこだわりをもってすれば当然の評価だろうとは思いつつ、それでもやっぱりすごいな、と思います。今回もたくさん意見交換をするなかで、理想を追求する姿勢と価値観があらためて伝わってきて、その熱さは二十歳のころから変わらないなぁと、嬉しくなると同時に気が引き締まる思いでした。

志・美意識の高い料理人さんに器を使っていただくのは、作家としてとても嬉しいことです。その期待に応え続けるべく、ダンナ・藤吉憲典もまた進化し続けます。作家側にしても、いろいろな料理人さんとたくさん話をして、お店でお料理をいただいて、という体験のなかで、より「良い器」の定義が洗練されていくものだと、この30年近くで実感しています。「器が実際に使われているところ見る」のが一番。

ぜひ一人でも多くの方に、その味と世界観を体験していただきたいと思います。と言いながら、わたしはまだ東京・広尾のお店におじゃましておりませんでした。お料理は何度もいただいているんですけれどね^^; 近いうちに伺わねば。

日本料理 佐々

花祭窯の小さな畑の近況報告-2026年6月1日。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の小さな畑の近況報告-2026年6月1日。

いよいよ夏野菜の苗の植え付けが本格化。5月中に植えたほうが良いよ~!と、ご近所の家庭菜園の先輩方から教えていただきながらも、なかなかサクサクとは進みません。「焦るな焦るな」と自分に言い聞かせつつ、畑仕事です。野菜の直売所に行っても、ホームセンターに行っても、ついつい野菜苗に目が行きます。上の写真は、こんな風に収穫できたらいいな♪のイメージ。

そして、いよいよ本日から、新しい畑がはじまります。1年半お世話になった「旧畑」は7月末までですので、これから少しづつ移行してまいります。

【6/1時点での顔ぶれ(旧畑)】

カボチャ(3/15)タマネギ(ジャガイモ収穫完了)
サンチュ(3/15)
ニラ
(ジャガイモ収穫完了)
オクラ(4/25)
シソ(4/5)
九条ネギ(3/15)
ピーマン(4/5)サヤエンドウ

5月中旬に、ジャガイモを無事に収穫しました。小さいサイズのジャガイモながら、5キロ以上はあったと思います。と書きながら、収穫量をはかっておくんだった!と反省。カボチャは二つの苗がどうやら根付いてくれたようで、なんともう花が付いていました。サンチュは採っても採ってもどんどん新しい葉っぱが出てきて、エンドレス収穫祭の様相です。サンチュ最高。ピーマンも白い花が付きだしました。種から植えたシソもやっと葉っぱがしっかり出てきて一安心。

サヤエンドウは、もうそろそろお終いになります。タマネギの収穫をもうやったほうが良いよね、と思いつつ。ニラと九条ネギは、葉の部分を収穫した後、根っこを掘り出して、新しい畑に移行します。オクラの芽がなかなか出てこないのが気になります。もう1カ月以上経ちますから、出てこないかもしれないなぁと思いつつ。

実は、新しい畑の契約は本日からなのですが、貸してくださる方のご厚意で、既に少しづつ植え付けを始めています。これまでより少し広くなりましたので、まずはサツマイモとカボチャを植えました。暑くなりすぎると植え付けのタイミングとしてよくないようなので、できるだけ早めに整えていきたいと思います^^

「うっかり」転じて福となる―「額縁仕事」でまた表現の新境地。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「うっかり」転じて福となる―「額縁仕事」でまた表現の新境地。

失敗した!と思ったものが、うまいこと化けることもあるから面白い。」と書いていたのは、5月初めのことでした。「面白い」と断定していましたが、面白くなるかどうかは、そのあとのわたしの仕事にかかっていたわけで、額縁画材の専門店・大崎周水堂さんに駆け込み、フレーマーさんにずいぶん時間を割いていただきながら、いろいろと検討しておりました。「フレーマー」日本語にすると「額装師」。「額縁(フレーム)」を作る職人さんのことで、額縁選び・マット等付属品の組み合わせのアドバイスから、作品に合わせた加工・セットまでを一貫して行う専門家です。

「額の加工に少し時間がかかるかもしれません」とおっしゃりながら、5月内に仕上げてくださったフレーマーさんから「できました!」とお電話をいただき、引き取りに行ってまいりました。額装は、ああだこうだと選ぶ時間も楽しいし、完成した作品に会いに行くのがまたワクワクドキドキ。もちろん、選ぶときにある程度の完成図は頭に描くのですが、きっちりはまった状態になったときにどのように見えるかは、未知の世界です。制作数が増えれば増えるほど、完成図のイメージがもっとはっきり見えるようになるだろうと思います。

染付絵皿額装 藤吉憲典

↑この写真は、今回出来上がった作品のひとつ。藤吉憲典作の染付絵皿を額装したものです。撮影者がガラスに映りこんでいるのは、ご愛敬^^; 

初挑戦、もちろん反省材料もいくつかありますが、ここからまた世界が広がりそうで楽しみです。なによりも、これを飾る空間をつくりたい!と自分自身が思えるものが出来上がったのが嬉しいチャレンジとなりました。次はさらに完成度の高いものを目指します。

初心にかえり「お薄」のお点前―お茶のお稽古2周目に入りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

初心にかえり「お薄」のお点前―お茶のお稽古2周目に入りました。

入門している茶道南方流では、基本のお棗(なつめ)での薄茶点前からお稽古をスタートし、平棗、中継ぎ、吹雪、弦付きなど、種類に合わせて微妙に扱いの異なるお点前に進みます。その後、濃茶手前、炭点前、懐石茶会、奥点前…と、次第に複雑になるお点前をお稽古し、最高位のお点前として天目台を用いた「お献茶」があります。ともあれ、薄茶が一番最初=基本ということです。

干支を一周する時間をかけて、わたしが「お献茶」まで辿り着き「天目」のお免状を拝受したのは、つい先月の事。お献茶までは、学ぶお点前の順番がきちんと決まっていますが、お献茶を経たのちは毎回のお稽古で何を習うかは、各人に任されます。どうしようかとさほど考えるまでもなく、一番最初に戻ることにいたしました。

なにせ習ったのが10年以上前のお薄点前。みごとに忘却の彼方です。先生に「すっかり忘れています。ご指導よろしくお願いします!」と言い訳しながら、臨みました。そうして実際にお点前を終えたときに感じたのは、なんとも言えない清々しい潔さ。先月までお稽古をしていた「天目」では、ひとつのお点前が完了するのに1時間近くかかっていましたが、30分もかかりません。とてもシンプルです。そしてシンプルだからこそ、たいせつな要素がぎゅっと詰まっているような感じがしました。

「薄茶の一番最初って、こんなふうだったのね!」と、なんだかとっても嬉しくなりました。初めて習ったときには必死過ぎて何も見えていなかったのが、少しは見えたような感じ。何が見えたのかは、いまだ定かではありませんが(笑)これからひとつひとつ復習していくのが、とても楽しみなっている2周目です。

花祭窯の海外向け商談資料の制作。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の海外向け商談資料の制作。

3月にジェトロさんの海外ビジネス人材育成事業のフォローアップがあったのをきっかけに、数年ぶりにジェトロさんのサービスにお世話になることになりました。10数年前から、海外ビジネス関係での情報集めやスキルアップに、いくつもの公的機関にお世話になっています。国関係では、ジェトロ、中小機構、九州経済産業局などなど。福岡県の機関でお世話になりまくった「福岡アジアビジネスセンター」は、昨年に組織替えで新たに「グローバルコネクト福岡」となりましたが、こちらはわたしにとっては少々使い難くなったかな、というところ。

各機関が提供している様々な支援事業は、日々更新されるので、わたしは主に各機関が発行するメールマガジンでチェックしています。タイミングよく自分たちの欲するものがあれば、その施策を活用すべく申込。このとき、支援事業の内容が合うかどうかというほかに、その時に対応してくださる担当者さんとの相性もあるのが、現実的なところです。そして実はここ数年、ジェトロの地方での窓口であるジェトロ福岡さんとは、どうもうまく繋がらない状態が続いていました。ジェトロさんは異動があるので、こういうときは次を待ちます(笑)。

この4月にジェトロ福岡の担当者さんが新たに着任なさり、落ち着いたかなという頃にお電話したところ、とても親切丁寧に対応してくださいました。さっそく活用したい施策をご相談したところ、的確にご案内をくださり、おかげさまで少し前に進むことができそうです。先日のフォローアップでご紹介いただいた「プラットフォームサービス」の活用と「TAKUMI NEXT」へのチャレンジです。

プラットフォームサービスは「現地での知見、地場企業、地元政府当局等とのネットワークに強みを持つ現地在住のコーディネーターを配置し、日本からの進出・輸出、海外現地法人の運営に関する課題・悩みに関するご相談に対応します」(ジェトロの公式サイトより)というもの。花祭窯は、その情報提供のなかでも「取引先候補となる事業者のリストアップ」のサービスをお願いすることに。申し込むにあたり、申請フォームに自社情報を入力していくという作業に加えて、必要に迫られたのが「海外商談資料」あるいは「パンフレット」の提供でした。

というわけで急遽、海外向け商談資料の制作。ほんの10年ほど前を振り返ると、この手の資料は印刷物としての提供が当たり前で、印刷経費を考えれば、そこそこ汎用性のあるものを制作するものでした。今ではPDFで送信する形でOKですし、むしろその方が喜ばれますから、そうなると汎用性の高さよりも、提出先への個別最適化重視です。花祭窯の最新情報を入れ込み、目的に合った内容にフォーカスして「その都度編集」しています。

いちいち個別に最適化した資料をつくるのは、内容の検討がたいへんなようにも感じますが、これもまた生成AIのおかげで、便利に短時間で作れるようになりました。「花祭窯」あるいは「藤吉憲典」について、これまでのインプット情報が残っていますから、そこに必要に応じて参照資料をプラスして、「こんな海外商談資料を作りたい」といえば、構成案から文章の候補まで出てきます。修正を繰り返しながら、自分の意図を実現するものを、約半日で作り上げることができました。

すごい時代だなぁ、と思いつつ、無事必要な資料を提出完了出来てホッ。