第118回九州EC勉強会「越境ECの始め方・勝ち方」。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

第118回九州EC勉強会「越境ECの始め方・勝ち方」。

九州EC(九州ECミーティング)は、経営者やECに取り組む方々が幹事となり、事業運営に役立つ情報交換・提供を行う会です。完全ボランティアで続いている、稀有な勉強会組織。毎回、充実したテーマと講師による勉強会を博多で開催してくれる、とてもありがたい存在です。

第118回目となった今回のテーマは越境ECで、講師は、この分野ではわたしが一番尊敬している世界へボカン株式会社代表取締役の徳田祐希氏。そしてグーグルからも講師の方がいらっしゃって、AIと検索についての最新情報をお聞きすることができました。グーグルさんの方は、話した内容は録音・撮影等厳禁ということでしたので、秘密ということで。

以下、備忘。


  • ほんとうの価値を言語化し、海外のお客さまに伝わる形にする。
  • 認知低・昨日ではなく情緒的価値→共感価値。
  • 売りたいものを売る、ビジネス。
  • 成長に必要なのは、商品を変えることではなく、価値の伝え方を変えること。
  • 誰に選ばれているのか。「人」で見る。
  • 顧客の解像度を上げる。
  • 選ばれている理由を明確にする。
  • 何を売るか、入り口を決める。
  • サイトにちゃんと情報を載せないとAIに情報を拾ってもらえない。
  • そのものを作っている人の、個人的な考え、意見、やり方をきちんと発信する。

九州EC勉強会「越境ECの始め方・勝ち方」より。


花祭窯としては、カートによるショッピングのシステムとしてのECは国内外問わず今後行わない予定です。が、リアルでの海外ビジネスにおいても重要な、根本的な考えと、今取り組むべきことを確認することができました。

九州ECの勉強会は、やっぱりいつも素晴らしい。次回も楽しみです^^

お盆が終わって、8月も後半。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お盆が終わって、8月も後半。

世間のお盆休み中は、ふだん後回しになっている仕事をすすめる絶好の機会だと思うので、張り切ってやることリストをつくるのですが、まあ、思うようには進みませんね(笑)。取り組み順位をつけずに、手近でやりやすいところから手をつけましたら、いろいろと中途半端。こんなことなら、例えば「仕事環境整備」とか、何か一つに絞った方が良かったかしら???と思いつつ、それでもオフィスチェアの入れ替えが出来たのと、ダンナのインド出張の手配がこのお盆期間中にほぼめどがついたので、まあ良しとしましょう。

8月後半。ダンナ・藤吉憲典は、まずロンドンSladmoreギャラリーでのクリスマス・ショウに向けた作品作りが大詰めになります。食器の制作とアート作品の制作とでは、使う脳が違うらしく、切り替えて集中した時間をとることが必要なようです。この切り替えがあるからこそ、どちらの仕事もますます面白くなるというのが、作り手の弁。

一方、北京の喜水ギャラリーさんでは、今年1月の予定から延期になっていた藤吉憲典の個展が、いよいよ開催されます。

喜水ギャラリーのインスタ https://www.instagram.com/xishuigallery/

見どころは、今回の個展用に制作した赤絵の中国茶器。会期が延期になっている間に、喜水のオーナーさんから追加で入ったご注文にお応えしています。前回2024年8月の北京個展からテーマにしてきた茶器の制作ですので、力入ってます^^。そしてたいへん残念なのですが、今回は作家在廊ができません。日程調整がうまくいかず、申し訳ありません。全体的に、スケジュールにもう少し余裕を持たせるようにせねばと反省。

というわけで、作家はしばらくはガッツリ制作モード。その後、国内では11月に南青山・百福さんでの個展がございます^^

新しい仕事椅子で、ながらエクササイズ♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

新しい仕事椅子で、ながらエクササイズ♪

花祭窯おかみの仕事は、パソコンに向かうデスクワークの時間が、まあまあ、あります。今は腰痛なども無いので、あまりオフィスチェアにこだわっていません。それでも「座りっぱなしで姿勢が悪くなる」を防ぎたいという意識はあり、これまでに何回かは椅子を変えてきました。バランスチェアが出始めたころには、バランスチェアを試してみましたし、バランスボールを椅子代わりにしていたこともありました。バランスチェアは、使ってみたら腰から下が固定されるような感じになるのがややストレスで、欲しい!というお友だちに譲りました。バランスボールは、仕事机に合わせる椅子としては場所をとりすぎて、途中で断念しました。

ここ10年以上(20年近く?)は、オフィス家具のメーカーさんが作る、なんてことないスツール型のオフィスチェアでした。キャスターが付いていて、座面が昇降できて、回転して、というごく標準的でシンプルなもの。そういえば、布張りの座面の黄色が気に入って買ったのでした。ときが流れ、気がつけば布張りの黄色は薄汚れ、あちらこちらが擦り切れてきています。クッションは薄いものを選んでいたのですが、薄いなりに「座り癖」が付いて凸凹。椅子としての機能自体はまったく問題ありませんので、新しく厚手のカバーをつけたらいいかな、などとぼんやり考えていたところに「スクワットができる椅子」の新聞広告が目に入りました。

ぱっと見の写真だけでは、わたしが使っているスツールとたいして変わらないように見えます。メーカー名が「ミズノ」となっていましたので、あのミズノ?と思いながらネットで探してみたところ、くだんの椅子を発見。スポーツ用品から広がって、「ヘルシーインテリア」なる分野の商品をいろいろと出していらっしゃるのですね。よくよく説明を読んでみると、スクワットができるだけでなく、体幹を鍛える仕組みになっているものもあり、仕事をしながら密かに運動できるのであれば、ラッキー♪と、久しぶりに椅子を入れ替えることにしました。

で、先ほど到着。さっそく、今まさに、その「スクワットのできる椅子」に座ってブログを書いております。効果のほどは…まだよくわかりません。ただ微妙にゆらゆらするので、無意識にバランスをとろうとするのはたしかで、これは体幹に効いているのかもしれません。数か月後、筋力が付いた実感が出てきたら面白いですね。そのときはまたご報告いたします。先代のスツールは、新しくカバーをつけてアップサイクルすることに決定、これからは来客用椅子として活躍してもらいます^^

降って湧いたような「インド」にドキドキ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

降って湧いたような「インド」にドキドキ。

インド出身で現在米国留学中のお友だちから、久しぶりにメッセージが届きました。曰く「インドでウェディングパーティーをするので、参加してくれたら嬉しい」とのこと。いつ?と聞いたら、なんとパーティー当日まであと約一カ月しかありません。

実はほぼ同じタイミングで別の国に出張予定が入っていたのですが、なんとこれが、彼女から連絡をもらった数日後に、諸々の事情で仕切り直しになりました。これは…インドに行けということか!?(笑)。そういえば数年前に一度、インドにある企業さんとの商談(商談未満)が持ち上がったことがありました。インドについての情報をまったく持たないなかでのお話でしたので、まず最初に彼女に相談したのでした。彼女がいつでも力になると言ってくれたのが、とても心強かったです。結局その話は立ち消えになり、インドに行くこともありませんでした。これはもしかして、インドとの縁をつなぐチャンス。

というわけで、まったく行ったことの無いインドですから、まずは情報集めです。とりあえず近所の本屋さんに駆け込んで、一冊だけあった『るるぶインド』を発見。ネットでの情報収集も、もちろんやりますが、まずは「紙情報」で基本情報を!です。ざっと目を通しながら、インドについての雑誌がたしかあったよなぁと記憶がよみがえってきました。少し前に定期購読していた『TRANSIT』で、インド特集号があったような…と。で、探してみたら、ありました!

『TRANSIT』No.59が東インド・バングラディシュ特集で、これを読んだのが2023年のことでした。上の写真は、その表紙。これでがぜん情報の質・量ともに大幅アップです。なんとなく全体像がつかめてきました。今回の目的地が、インドのなかでもコルカタに近い東インドエリアですので、ドンピシャの特集でした。この本がこのような形で役立つ日が来るなんて、と思いつつ、まずは読むことに。まさに付け焼刃ではありますが、まったく知らないよりはマシなはず、と言い聞かせつつ。近代の政治的な変遷(英国統治と独立後)のことや、地域性について、毎度ではありますが、知らなかったことばかりです。

現在鋭意インド手配中。この後どうなるか、乞うご期待!です。

読書『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著

「この本は夏までに読んでおきたい!」というビジネス系・実用系書籍が数冊ありましたので、えいやっとまとめ買いしてきたうちの一冊です。フルタイトルは『フィジカルAIの衝撃「身体をもった人工知能」は2030年の世界をどう変えるか』とあり、帯には「『これまで通りのやり方がそのまま通用し続ける世界が終わりを迎える。」とあります。なにかの記事で、ソフトバンクの孫さんが今一番投資しているのがフィジカルAIだというのを読んで、興味をそそられていました。「フィジカルAI」だなんて、ほんの少し前まではそんな単語、まったく知らなかったのですけれど。

以下、備忘。


  • (フィジカルAIは)「身体に根差した知」を書き換える。
  • これまで経験と勘に支えられてきた領域が、センサーと人工知能によって再構築される。
  • ここでAIが果たしている役割は、人と置き換わることではない。人が人にしかできない仕事に集中できる余地を生み出すことである。
  • 重要なのは、これがプログラムではなく、「学習」だという点
  • 現実世界を学習の糧とし、経験によって進化する知能
  • 現実世界の「身体感覚」を獲得する
  • 現場を支える重要な資産であると同時に、属人的で、継承の難しいもの
  • 熟練者がいなくなれば失われてしまう暗黙知
  • 仕事は消えなかったが、前提が変わった
  • 目標や制約条件は、依然として人間や組織によって設計される。AIに委ねられるのは、その枠組みの中で最適な行動を選択し続ける権限
  • 「自動化(Automation)」「自律化(Autonomy)」
  • (生成AIについて)大規模言語モデルの本質は、あくまでも「記号操作」
  • (フィジカルAIについて)物理法則のエッセンスを、自らの行動原理として血肉化
  • 「脳×身体×現場」
  • これらは美しいが、ビジネスとして成立するのか
  • 人間の形をしているほうが、この世界に既に存在しているインフラを、そのまま使える
  • 人間の仕事を思い出してみると、その多くは「動作」そのものよりも「判断」によって成り立っている
  • 人間が意味を介して世界を理解するのに対し、ヒューマノイドは関係性(因果の傾向)を通じて世界を把握する
  • 価値観や目的や意図そのものは、人間が与える

『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著 より


フィジカルAIについては、福岡県では北九州市が、安川電機さんを中心に力を入れていることが、このところよく西日本新聞に取り上げられています。本書を読んだことでアンテナが少し伸びて、身近にこの技術に取り組んでいるがあることに気が付きます。「知らないから・まったくわからないから不安」を少しでも解消するためにも、読書は役に立ちますね。アナログ頭なわたしにもわかりやすいように落とし込んであり、事例による解説も多く、ふつうの人にわかるように書こうという著者の気持ちが伝わってくるようでした。ものすごいスピードで動いている分野であり、門外漢ながら、今このタイミングで読んでよかった一冊です。

『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著

藤吉憲典公式サイト更新情報-2025アート作品をアップしました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典公式サイト更新情報-2025アート作品をアップしました。

藤吉憲典公式サイトのなかに、作品のアップを進めています。先日のブログでは、蕎麦猪口のアップをお知らせしました。アート作品も、最新版の2025年新作をアップすることができましたので、ご案内です。

藤吉憲典公式サイト ARTWORKS(作品)

アート作品、特にAnimal Boxesシリーズは、毎年作ってもほとんどをロンドンのSladmoreギャラリーに納品していて、またありがたいことにエキシビジョンでほぼ完売するため、なかなか国内でご覧いただくことができずにおりました。国内のお客さまからお問い合わせをいただくたびに、実物をご覧いただく機会をつくらねば、つくりたいな、と思いながらのここ数年。

来年の話になりますが、ついに国内で、アート作品での個展開催が決定いたしました!

2027年秋、場所は東京です。とってもとっても嬉しいです。詳しいことはこれから詰めていくところ。情報解禁になりましたら、こちらでもご紹介して参りますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

さしづめ「蕎麦猪口文様のデザイン帳」-藤吉憲典公式サイトを整備中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

さしづめ「蕎麦猪口文様のデザイン帳」-藤吉憲典公式サイトを整備中。

藤吉憲典公式サイトのなかに、作品のアップを進めています。ようやくひと段落したのが蕎麦猪口の写真。オンラインショップのときも一覧で見ることができましたが、やはり「販売用」と「観覧用」とではページのつくりが異なります。期待していた以上に見え方が変わって雰囲気が良くなり、この意思決定をして良かったと思いました。さしづめ「蕎麦猪口のデザイン帳」とでも呼びたくなるような一覧が出来上がりつつあります。

藤吉憲典公式サイト 蕎麦猪口一覧のページ

器(VESSELS)の写真は、「懐石の器」「小皿豆皿」「蕎麦猪口」のジャンルに分けて、ご紹介しています。いずれも、作ったものすべてを掲載できるわけではなく、写真を撮るタイミングで在庫のあったものをボチボチ追加していく感じになります。ジャンルについては、ご覧になりたいというご要望の多いジャンルを優先しました。料理人さんからのお問い合わせが多いので、このような顔ぶれに。上記以外にも、たとえば珈琲碗皿やらマグカップやらご飯茶わんやらといろいろありますが、この辺りを追加していくかどうかは、今後要検討。その前にまず、「懐石の器」「小皿豆皿」はまだまだアップしていくべきものがありますし、蕎麦猪口も未掲載のものが残っていますので、そこからです。

ECカートによるオンラインショップサービスを終了いたしました、とご挨拶したのはつい先月のことでした。今後のご注文ご検討につきましては、藤吉憲典公式サイトをご参照のうえ、メールでお気軽にお問い合わせくださいませ。蕎麦猪口と小皿豆皿につきましては基本的に注文制作が可能ですし、懐石の器につきましても向付は注文制作に応じることができるものが少なくありません。また東京・南青山の百福さん大阪・阿倍野の暮らし用品さんでも、ご相談いただけると嬉しく思います。百福さんでは今年2026年11月、暮らし用品さんでは来年2027年10月に、藤吉憲典の個展開催が決定しています^^

ひとつ手放すと、ひとつ生まれる―新しいチャレンジにワクワク♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ひとつ手放すと、ひとつ生まれる―新しいチャレンジにワクワク♪

花祭窯開窯当初から常に意識の上にはあった「肥前磁器文化の継承」という仕事というか、使命というか。古くからのお客さまから「藤吉(憲典)さんの、やきものの技術と哲学をきちんと遺さないと、ダメですよ。それは、磁器の文化に対する藤吉さんの責任だと思う」と、愛のあるダメ出しをいただいたのは、つい先月のことでした。それを受けて、6月9日の開窯記念日に30年目に向けてのテーマを掲げました。

藤吉憲典が弟子をとらないと決めたのは、独立から早い時期でしたので、ずいぶん前に「作品そのものの姿形で、肥前磁器の文化を遺し伝えていく」という結論に、一度は辿り着いていました。が、その一歩先に踏み出して「藤吉憲典の肥前磁器の技術と哲学を継承する仕組みをつくる」にチャレンジします。タイミングよく福岡県のビジネスプログラムへの参加をお誘いいただきましたので、この機会をフル活用することに決めました。

たまたまですが、ほぼ同じタイミングで、おおよそ四半世紀続けてきたオンラインショップを閉店することに。これはもう1年以上前から考えていたことでしたが、昨年末から具体的に進め方を検討してきました。サポートしてくださるウェブ制作会社さんたちに恵まれて、7月初めにつつがなく移行完了。まだちょこちょこと残務はありますが、一番神経を使う部分が終わり、次に突き進むことができる状態になりました。

こうなると、さっそく新しいテーマに向けた情報集めをしたくなります。まずはチャッピーと壁打ち。チャッピーが提案してくる内容の情報源を確認しながら、ヒントをくれそうな組織名や人名のリストアップからスタートです。新しいことにチャレンジするのは、やっぱりワクワクしますね。時間のかかる仕事だと思うので、腰を据えつつダラダラならないように、進めていきたいと思います。

年に一度の健康診断、今年もミッションコンプリート♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

年に一度の健康診断、今年もミッションコンプリート♪

年に一度の健康診断に行ってまいりました。受診するのは毎年「基礎健診」と呼ばれるもので、いわば健診メニューとしては「必要最低限」のもののようですが、今のところそれで十分かな、ということで。追加しようと思えば、各種がん検診もオプションであり、良心的な負担額で実施できます。電話で簡単に予約できて、予約日に都合が悪くなれば、これまた電話ですぐに日程変更をお願いできるのですから、とても親切です。ありがたいですね。

受付時間に会場に出かけると、まあまあ人の数が多く見えて、今日は時間がかかるかな…と覚悟しました。が、蓋を開けてみれば、10時の受付でスタートし、健診メニューを終えて家に着いたのが11時でしたから、とってもスムーズだったことがわかります。ほとんど待たされなかった、ということ。これも毎年感心していることですが、見た目に大きな変更は無くても、動線を改善したり、少しづついろいろな点で改善がなされているのでしょうね。その積み重ねなのだろうな、と。ちなみに家から健診会場までは、車で15分かからないくらいの距離で、この近さもまた恵まれています。

わたしよりもひと月ほど早く健診を受けに行っていたダンナは、まあまあ時間がかかっていました。聞けば、わたしと同じ「基礎健診」でも、血圧の測定値によって「心電図」と「眼底検査」が自動的に追加とななるのだそうです。ダンナはそちらにもお世話になったから時間がかかったのですね。なるほど、たしかに「心電図」や「眼底検査」の受診コーナーがありました。これらも希望によるオプションの検査なのかしらと思っていましたが、対象者に対する半強制的な追加メニューだったのですね。と、長年受けてきているにもかかわらず、今更判明。

身長、体重、血圧、聴診器による内科チェックなど、問題なくクリア。あとは血液検査と尿検査の結果による診断レポートが数週間後に届きます。とりあえず今年も、つつがなく健診を受けることができたことに感謝です。

読書:図録『眼のごちそう 食器』サントリー美術館 発行

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書:図録『眼のごちそう 食器』サントリー美術館 発行

先日観に行ってまいりました、サントリー美術館での同タイトルの展示会図録です。わたしが展覧会を観た後に図録を購入するのは、まあまあ珍しいことです。図録を買わなくていいぐらいに、現地で実物を納得するまで見る、というのが、ふじゆり流の美術鑑賞。特に出先では、図録は重くて嵩張って持ち運ぶのがたいへんなので、よほどのことが無いと買いません。が、今回は「これは持って帰らねば!」と、現地購入しました。上の写真は、サントリー美術館での展覧会鑑賞前後に気兼ねなくゆっくりできる、お気に入りのスペース。

一番の購入理由は、作品解説をはじめとした巻末の資料が欲しかったから。展覧会会場では、基本的に「キャプションをほとんど読まないで、見るに徹する」のを旨としています。が、今回の展覧会はテーマが「食器」ですから、自分の勉強のために解説資料も読みたいと思いました。実際に自分の目で見てきたインパクトを前提に作品解説を読むことで、さらに理解が深まります。解説を読んでは写真で器の姿を再確認し、そしてまた解説を読み、という繰り返しをするのに、図録はとっても便利です。

さて持ち帰って本書を開いてみると、まず巻頭のサントリー美術館副学芸部長・安河内幸絵氏による「所感 近世の陶磁器の食器」の文章が、簡潔にまとまっていながら、とても興味深くおもしろかったです。ふだん、ややもすると「肥前磁器」の括りのなかだけでものを考えがちになってしまうわたしに、「日本の近世の陶磁器の食器は、もっと多様なのだよ」と諭してくれる内容でした。しばらく仕事机の上に鎮座しそうな一冊です^^

サントリー美術館で開催中の「眼のごちそう 食器」展は、2026年8月30日(日)まで。