花祭窯の経営革新計画が福岡県に承認されました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の経営革新計画が福岡県に承認されました。

新たな経営革新計画を策定しようと決めたのは、昨年末のことでした。

年明けから計画を立て、3月に中小企業診断士の先生の面談を経て、4月に申請。先日承認書が届きました。通算5回目、福岡県では4回目の承認です。近年は、この承認があることで享受できる公的サポートがかなり増えてきており、経営革新計画の制度がスタートしたころに比べて、その使い勝手は隔世の感があります。活用できる補助金の種類もずいぶん増えてきているので、最初からそれを目当てに申請する事業者さんも少なくないようです。

とはいえ、わたしが思う経営革新計画承認を目指す一番の良さは、事業計画を立てる際に、商工会の指導員さんや中小企業診断士の先生との面談で、ガッツリ意見交換ができること。わたしは毎回、提出すべき資料をほとんど自分で仕上げたうえで、面談を申し込みます。そうすることで、事業計画における課題=外からの助言が必要な部分がより具体的になり、限られた時間内での面談でもピンポイントでアドバイスを頂くことが出来ます。

前回に引き続き、福津市商工会の経営指導員さんにたいへんお世話になりました。ともすれば経験値からの感覚的な論調になりがちなわたしに対し、産業統計など業界の客観的な数値データを準備してくださるなど、まさに足りないところをフォローしてくださいました。また今回お世話になった中小企業診断士の先生は、はじめましての先生でしたが、一般論ではない的確な疑問を投げかけてくださり、アドバイスもひとつひとつが腑に落ちるもので、面談の時間がとても楽しかったです。面談までにこちらの仕事や業界のことを調べたうえで、先生自身の考えをまとめて臨んでくださったことがわかり、とてもありがたかったです。

そんな皆さまのサポートのおかげで、新しい事業計画が承認されました。絵に描いた餅にならぬよう、しっかり推進してまいります。

中国ドラマを見て考えた、お酒と芸術のこと。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

中国ドラマを見て考えた、お酒と芸術のこと。

昨年あるいは一昨年前あたりからだったと思いますが、ダンナが「中国ドラマ」にはまっています。福岡ローカルのTV局で夕方5時からの1時間が「中国ドラマ枠」になっていて、日中の仕事を終えてから晩酌までの、ちょうどよいリラックスタイムになっているようです。初めて見たのは「三国志」のドラマでした。登場する諸葛孔明が、ビジュアル的にも頭脳の切れ具合も素晴らしい男前で、晩御飯の用意をしながらわたしもついついテレビを覗いていました。

三国志のあとも、中国の史実をもとにしたものや、時代がまったくわからない架空の歴史ものや、登場人物がタイムワープするものなど、当たり外れはありながらも、中国ドラマが続いています。もう7-8本観ているのではないでしょうか。わたしはずっと見ているわけではありませんが、台所に立っているとテレビの音が聞こえます。いずれも字幕で音声は中国語のままなので、意味は分からずともだんだん中国語が聞き取れるようになってきたような気もします(笑)。

さて何本も観ていると、中国ドラマならではの共通点というのが、いくつか見えてきました。そのなかのひとつが「酒と漢詩」。

  • 悲しいことが起こる→やけになって酒を呑む→酔っぱらって漢詩を詠む
  • 嬉しいことが起こる→楽しくて酒を呑む→酔っぱらって漢詩を詠む

つまり、何かあると「酒を呑んで、酔っぱらって、漢詩を詠む」のです。ドラマの中で読まれる漢詩は、昔から詠み継がれている名人の詩であったり、あるいはその番組のセリフ用に作られた詩であったりするようです。いずれにしても、音を聞けば韻を踏んで美しく響き、字幕で意味を見れば自然や季節を取り入れた情緒あふれる内容であり、思わず聴き入ります。

つい先日読んだ『名画の生まれるとき 美術の力II』のなかに、「酒と美術」なる目次があり、洋の東西で、「酒と美術」の解釈が大きく異なることを考えていたところでもありました。

中国では「酒を呑んで酔っ払い、さまざまな制約が精神から取り除かれることで、芸術的な才能が花開く」的な考え方が古くからあるようです。そういえば中国ドラマに登場する「名人」や「達人」は、酒の入った徳利を持った姿で登場することが少なからず。日本でもまた、酒は芸事の力になるという考え方があったというか、芸術家が酒に溺れても大目に見られるような風潮が古くからあったのは、中国と近いものがありそうです。対して西洋美術の世界では、酒に溺れることは破滅的でおろかな行為であり、まったく褒められるものではないという捉え方だということが、『名画の生まれるとき』のなかで述べられていました。これは文化的・宗教的な考え方の違いが大きいのかな、と思います。

わたし自身は、芸術家の酒呑みを肯定するものでも否定するものでもありませんが、溺れるのは言外。身近にいる酒呑みアーティストに対しては、「ほどほどにしましょう」と言いたいところです(笑)。

藤吉憲典公式インスタグラムに、続々動画アップ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典公式インスタグラムに、続々動画アップ。

インスタの「ストーリーズ」「ストーリーズハイライト」を上手に使った方が良い!というアドバイスを、これまでに複数の方からいただきながら、実行に移すことが出来ずにおりました。動画を投稿することによる効果を数字的に理解することは出来ても、なかなか「サッと撮ってパッとアップする」といかないのは、自分自身に「SNSで動画を見たい」という気持ちがあまり無いのも大きいかもしれません。

とはいえ、当然仕事としてはそんなことは言ってられず、ずっと気にかかっていました。「作家のブランディングを考えたら、ちゃんとしたものをアップしたい」という気持ちもありましたので、今回いつもの動画クリエーター日浦さんにお仕事をお願いできたのが、良い機会となりました。そもそもは、この七月に博多阪急で開催予定の地域イベント「ふくつのね」宣伝用に撮った動画素材。たくさん撮ってくださったなかから、テーマ別にインスタ用に再編集していただきました。

↓それらをストーリーズハイライトにアップしたのが、こちら↓

藤吉憲典公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/ceramicartist_kensukefujiyoshi/

「underglaze blue(染付)」「potters wheel(ろくろ)」「dragon(龍・書画)」「molding(造形)」をアップしています。プロの手による出来映えは、大満足の仕上がりです。ストーリーズハイライトを活用するまでに、ずいぶん時間が経ってしまいましたが、この完成度を見るにつけ、つくづく、自分でやろうとしなくて良かったです。

興味のある方はぜひ藤吉憲典公式インスタグラムのフォローお待ちしております♪

蕎麦猪口倶楽部の価格改定と商品ページ修正が一段落しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

蕎麦猪口倶楽部の価格改定と商品ページ修正が一段落しました。

オンラインショップ「花祭窯 蕎麦猪口倶楽部」の修正作業に入ったのは、三月下旬でした。四月上旬には完了する予定が、ほぼ1カ月予定を押してしまいました。

連休中に作業を進め、ようやくほぼ完了。染付・赤絵の157種類の蕎麦猪口をご覧いただくことが出来ます。まだ在庫切れの状態が続いておりますので、そのままご注文いただくことはできませんが、ご予約注文という形でお受けすることはできますので、ご希望の際は問い合わせフォームからご相談くださいませ。

今回新たにラインナップに加わったものもありますので、蕎麦猪口が好きな方は、ぜひ顔ぶれをチェックしてみてくださいね。このあと11客を追加予定で、こちらは7月頃に作業完了を予定しています。それが加われば、藤吉憲典のデザイン168種類の蕎麦猪口を、サイト上でご覧いただけることになります。江戸時代に作られた蕎麦猪口の文様レパートリーから見れば、まだまだの数ではありますが、それでもなかなか壮観といえるのではないでしょうか。

今回のページ修正作業のメインは、蕎麦猪口の写真を差し替えることでした。ご近所カメラマンさんに撮っていただいた写真は統一感があって美しく、ご覧になる皆さんに蕎麦猪口の魅力がより伝わるのではないかと思っています。

オンラインショップ「花祭窯 蕎麦猪口倶楽部」

花祭窯おかみの仕事の半分以上は「新しい展開に向けての仕込み」なのかな、と。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯おかみの仕事の半分以上は「新しい展開に向けての仕込み」なのかな、と。

先日読んだ『陸王』は、創業100年以上の老舗メーカーが舞台でした。この本の主役は中小企業ながらも百年続く老舗の足袋メーカーで、そこが「ランニングシューズ」という新規事業に取り組む話。もちろんドキドキしながら面白く読んだのですが、百年続く老舗では新規事業を考える必要がそれほど無かったらしいというのが、わたしにとってはちょっとした衝撃でした。あくまでも小説の設定ではありますが。

というのも、「新規事業」という大げさなものではないにしても、わたしが花祭窯でしてきていることは、「次どうするか、どうなるか」を考え、「その時」に備えてできる限り仕込みをすることだからです。事業を続けていくための変化を、いつも迫られているような気がします。『陸王』のなかでも最終的にたどり着いた結論でしたが、リスクをとってチャレンジしないことには、既存の仕事を守ることにもならない、というのは、ずっと頭にあることです。まあ、花祭窯の場合はとっても小さな規模の話であり、そもそも守らなければならないようなものは、理念や志のほかには無いともいえるのですが。

そんなわけで、自分自身も新しいことをどんどん勉強して行かないと、すぐに手持ちの札が尽きて、変化に対応できなくなってしまいます。人に会うこともとっても大切。この連休中は在宅でデスクワークに勤しんでいるので、お休みが明けたらフットワークを軽くして参ります。

このゴールデンウィークは英語と格闘!?になりそうです。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

このゴールデンウィークは英語と格闘!?になりそうです。

世の中が連休だから、その間仕事をしつつも少しゆっくりお掃除でも、と思っていたのは、ほんの数日前のこと。

ゴールデンウィークは関係無いロンドンから、5月5日締め切りの仕事が飛び込んでまいりました。内容は、英国の雑誌「Homes & Antiques」の特集テーマ「Heirloom of the Future」での、藤吉憲典へのインタビュー。ギャラリーSladmoreを通して問い合わせがあり、ギャラリストが「良い機会だと思うよ」とおっしゃってくださったので、受けることにしたのでした。

最初、電話インタビューを打診されたのですが、そこに対応できる英語力はとてもありませんので、まずはメールで質問票を送っていただく形にしたのでした。そうして届いた質問が、A4サイズ1ページにぎっしり。質問内容も、すでに藤吉憲典の公式ホームページ等で出している作家情報を読みつくしたうえでの問いだとわかるものでした。

たしかに、すでに公式に出しているもので足りるならば、インタビューの必要は無いわけです。インタビュアーの姿勢としては当たり前なのだと思いますが、作家を深く掘り下げようとしてくださるその姿勢がとっても嬉しく、こちらもしっかり用意せねば!と力が入ります。

質問内容を日本語に直して作家に渡し、作家からの回答をまずは日本語で整理したうえで、英訳します。先方からは、日本語のまま送ってもOKで、日本語の分かるスタッフに訳してもらうこともできると、ありがたいお申し出を頂きました。そこでこちらからの回答は、日本語版と英語版の両方を用意することに。両方あることで、作家の回答の意図が、より正確に伝わるといいな、と思っています。

そんなわけでこの1週間は英語漬けになりそうです。ある意味、連休中だからその時間を確保しやすい、ともいえるかもしれません。とてもありがたい機会ですので、頑張ります。

藤吉憲典の墨絵の龍を額装してみました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典の墨絵の龍を額装してみました。

写真は、藤吉憲典画の昇龍。

数年前から、額装の面白さを楽しんでいます。きっかけは、藤吉憲典が陶板作品を制作しはじめたこと。陶板作品が増えるほどに、額装の可能性を考え始め、数点試みておりました。

今年度から藤吉憲典が本格的に「作品」として発表する書画。これまでのメインである三次元(立体)の磁器作品が、ある意味それ自体で完成しているのに対し、二次元(平面)である書画作品は、飾るにあたり表装や額装を施すことが大前提となります。

額縁屋さんであーだこーだと時間を費やした甲斐あって、イメージ通り、イメージ以上の仕上がりです。作品のサイズに対して、もう少し額縁が太い方が良いだろうか、というのは、発注する段階でかなり悩んだところでしたが、この作品ではこの細さでよかったと思いました。

額装の仕方で見え方が変わるマジックは、これまでにも体感してきましたが、何度やっても面白いですね。特に書画は、今まで長年あたりまえに目にしてきた藤吉憲典の字や画に、他所行きの服を着せるというか、ドレスアップさせる楽しさがあります。あなた、きちんとした格好をしたら、こんなに見映えるのね、というような。

面白すぎて、どんどん額装したくなりました。額装や表装を含めての書画オーダーも承りますので、ぜひご相談くださいませ。会社のオフィス装飾や、移転祝い、ご自宅の引越し記念などなどなど、飾る場所に合わせて、藤吉憲典の書画と組み合わせたご提案をいたします。もちろん、ご自身で額装したい、というのもおススメです。楽しいですよ~!

福岡ABCにてお勉強-中華圏(香港・中国)における「アフターコロナの海外進出」とは?-

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

福岡ABCにてお勉強-中華圏(香港・中国)における「アフターコロナの海外進出」とは?-

長年たいへんお世話になっている、福岡アジアビジネスセンター(福岡ABC)さんで、久しぶりにリアル開催のセミナーに参加して参りました。コロナ禍下では、Zoomを用いたオンラインセミナーに移行しておられ、今回も会場とオンラインのハイブリットでした。

上の写真は、2019年の上海個展の時のもの。もうずいぶんと時間が経ってしまったような気がします。思い返せば、いろいろな方のおかげで、上海・台湾と中華圏とのかかわりはけっこう長いのです。上海での活動を再開し、さらにもう一歩、香港へと踏み込んでいくためにも、今回のセミナーを楽しみにしておりました。

講師は日本国弁護士でありNY州弁護士であり香港ソリシター(事務弁護士)の、絹川恭久氏。香港永住権を持ち、香港と沖縄の2か所の法律事務所に所属し、企業法務を中心に弁護士活動を行っておられます。

以下、備忘。


  • 香港、2014年からの流れ。2014年雨傘運動/2019年逃亡犯条例改正反対デモ/2020年香港国家安全維持法施行/2022年香港返還25周年・ゼロコロナ政策解除・高度人材ビザ発給開始。
  • 2020年以降、外国人(日米欧)駐在員減少・移民流出/中国本土系高度人材の流入。
  • GBA(Great Bay Area)地域(マカオ・香港・中国広東省)での活発な人流・インテリ層人材の入れ替え。
  • トランプ政権=経済紛争→バイデン政権=軍事紛争
  • 現在香港で起こっていることは、香港のみの問題ではない。
  • 現地支援の活用:香港貿易発展局(HKTDC)、Enabay(BtoBプラットフォーム)など

福岡アジアビジネスセンター セミナー:中華圏(香港・中国)における「アフターコロナの海外進出」とは? 絹川恭久氏より


まとめるとこのように簡潔になりますが、現地での体験・事例を含めた生の情報はとても濃い内容で、1時間があっという間でした。リアル参加の人数が少なく限定されていたため、セミナー後に個別に相談し、しっかりお話を伺うことが出来たのがラッキーでした。やはりセミナーはリアル参加がいいですね。セミナーをご案内くださった福岡アジアビジネスセンターさんに感謝です。

額縁屋さんで、あーだこーだと。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

額縁屋さんで、あーだこーだと。

昨日は博多の額縁屋さんへ。今年から藤吉憲典の書画作品を本格的に売り出すにあたり、自分自身が、飾ったときのイメージをいろいろと試しておかなければ、お客さまへのご提案もできないよね、というところで、花祭窯の展示スペースに飾る書画を額装する第一弾です。

お手伝いいただくのは、額装も表装も手掛ける老舗の額縁屋さん。前に藤吉憲典の陶板レリーフの額装もしていただきました。今回「書というか水墨画だけれども、あえて表装ではなく額装で」の意図を伝えたところ、いろいろなご提案で助けて頂きました。

毎回そうなのですが、額縁屋さんに行くと、まずその「縁=フレーム」のサンプルの多さに圧倒され、軽くパニック状態になります。今回は「どこに飾るか」を決めたうえでの相談でしたので、飾る場所がどんな場所であるか、から考えをまとめていきました。額縁屋さんからは「その場所にある『素材』」「その場所にある『色』」を細かく聞かれ、そのうえに、どんなイメージにしたいかという方向性を載せていく、という手順です。

フレームの候補を数点に絞り込んだうえで、作品周りのライナー(あるいはマット)と呼ばれる部分の候補を合わせていきました。紙にするか、布にするか、そのなかでどのような素材・色を選ぶか。まだまだ額縁初心者のわたしとしては、目の前で合わせて、自分の目で見てみないことには、どのように仕上がるかのイメージがわきません。そして実際のところ、そのように合わせてみて初めて、ガラッと雰囲気が変わることに驚かされます。一度却下したフレームをもう一度引っ張り出して合わせてみたりもしながら、いろいろと試しました。

下の3つはある程度方向性が決まったあとの組み合わせイメージのテスト。ここにたどり着くまでに1時間半かかりました。

藤吉憲典の書画

藤吉憲典の書画

藤吉憲典の書画

スタッフの方がいろいろと素材を出してきては、目の前で組み合わせて見せてくださるのですが、一緒に面白がってくださっているのが伝わってきたので、助かりました。結局この場では決定に至らず、いくつかの候補を頭と写真に残し、一度持ち帰ることに。スタッフさんが「たくさん見過ぎて、たぶん頭のなかがごちゃごちゃしていると思います。ここで決めてしまうより、一度額縁から離れたほうが決めやすいかもしれませんよ」と、アドバイスをくださいました。

その言葉通り、額縁屋さんを出てしばらく歩いていたら、どれにすべきかが自分のなかでスーッと降りてきました。帰宅して、実際に飾る場所を再度確認して、確信を持つことも出来ました。「一度離れた方が決めやすいかも」とは、さすがプロですね。長時間お付き合いいただいたうえに、心遣いのアドバイスまでいただき、感謝感謝です。仕上がりは、ゴールデンウィーク頃にはご紹介できるのではないかと思います。とても楽しみです。

春ですね、人の動きが増えて参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

春ですね、人の動きが増えて参りました。

この春は、空港や駅での利用客がとっても増えているという話をよく耳にします。実際に使っていても、人が増えたなぁ、と実感。いろいろな制限が撤廃されてきたから、ということに加え、春は「動く」季節なのでしょうね。そういえば先日の東京出張の際には、卒業旅行と思しき若い方々の姿がたくさんありました。上の写真は我が家の春の楽しみハナモモ。例年よりも1週間以上開花が早いです。

ここ津屋崎の花祭窯にも、ここ1-2か月ビジネスのアポイントが増えてきたように思います。ふだんからそれほど来客が多い方ではありませんので、たまたま数件続いただけで、ずいぶん増えたような気がするのかもしれませんが。一般のお客さまよりも仕事関係でのご来店の方が多いのが、「動き出している!」という感じを後押しするのでしょうね。

春分は占星術的には1年のスタートとも言われています。その春分が過ぎて、これからまた新しいことがはじまる空気感が満ちているような気がします。なんにせよ、旧知の皆さん方、はじめましての方、ともに仕事を進めるなかで「花祭窯に話をしてみてはどうだろう」と思い浮かべてくださるのは、ありがたいことです。できること、できないこと、やること、やらないこと、もちろんありますが、いろいろな可能性を探っていけたら良いな、と思いつつ。

2023年の花祭窯のテーマは「表現の多角化」と「奥行きのある仕事」です。固定観念を取り払い、のびのびと仕事をしてまいりたいと思っています。