初めての地元BtoB商談会「しんきん合同商談会」レポート-準備編。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

初めての地元BtoB商談会「しんきん合同商談会」レポート-準備編。

ほぼ初体験、ということで、今年2月に参加を決めてから、せっちゃんこと展示会活用アドバイザー・大島節子さんの著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』(笑がお書房)を何度も読み直しながら、準備を進めてきました。この1冊の指針書があったからこそ、時間軸に沿いながら、迷いなくやるべきことをできたと思います。

『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』(笑がお書房)展示会活用アドバイザー・大島節子著

準備の過程で一番悩んで検討に時間をかけたのは、ブース装飾と必要備品の決定でした。初めてでわからないことが多かったので、その都度、業者さんに電話やメールで問い合わせ、いろいろとご指南いただきました。あまりに何度もやり取りしたからか、気にしてくださったようで、前日準備で設営している最中に、業者さんの責任者の方が「足りないものあったら今からでも追加できるものもあるので、言ってくださいね」と、わざわざ顔を出してくださいました(ブースはぜんぶで350社もあるのに!)。

会期が1日だけだったからでしょうか、ブース設営に時間と手間がかかっているように見受けられるところはさほど多くなく、看板に机とパソコンだけ、というようなところもあり、ちょっと拍子抜け。350社ほどの出展だったようですが、展示商談会への出展に慣れていらっしゃるところも多かったようで、力のかけ具合(あるいは抜き具合)がわかっているのだろうな、という感じがしました。

花祭窯のブース設営で「これはやってよかった!」と思ったのは、カーペット敷設と、スポットライト。スポットライトは、さして広くないブース内に5つ設け、多すぎるのか?それとも足りないのか?イメージできずにいましたが、ちょうど良かったです。展示内容によると思いますが、うちの場合はカーペットと照明を業者さんにお願いして、大正解でした。

ポスター・チラシなど、展示商談会用に新たに制作した販促印刷物に関しては、デザインは自分ですべて作ることができましたので、実質かかったのは印刷代金のみ。これもネット印刷のグラフィックさんで、納得できる品質のものを、リーズナブルな価格で発注することができました。

今回の出展(会期2025年11月12日の1日間)にかかった費用は、おおよそ下記のような感じです。

内容費用概算
出展料66,000円
ブース設営・電気・備品等77,000円
テーブルクロス6,000円
看板用ポスター(2種)5,000円
チラシ4,000円
旅費交通費(2人分)30,000円
雑費(シール・用紙など消耗品費、当日弁当代、招待状切手代など)5,000円
合計193,000円

この「しんきん合同商談会」は二年に一度の開催だそうです。もし今後、同じ商談会に出展を検討する方がいらっしゃったら、費用の一例として少しは参考になるかもしれません(なるといいな)。

200,000円以内でおさまっているのは、会期が1日だけであったことも大きいかもしれません。また、今回は設営トラブルがあった場合に慌てなくていいようにと、前泊で臨みましたが、花祭窯から会場の福岡マリンメッセまでは車で1時間から1時間半ぐらいの距離ですので、前日の設営と当日とで泊まらずに「通う」方法も無きにしも非ずでした。前泊するかしないかによっても、経費的には変わってきますね。結果的には、前日設営の段階で特にトラブル無く時間的に余裕がありましたが、それでも近所に泊まっておくのは安心で、精神衛生上良かったと思います。

グラフィックデザインツール「Canva」その後-楽しんで活用中。

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グラフィックデザインツール「Canva」その後-楽しんで活用中。

「ゆる~い勉強会でした」と投稿していたのは、10月初めのこと。yukottoのデザイナー大鶴さんにいろいろと教えていただいた、その後の約一カ月のあいだに「外注でプロにお願いするほどではない制作物」を作らねばという場面が立て続けに発生したため、学んだことをフル回転で生かす機会となりました。

イベント関連のチラシ、ポスター、ランディングページ(ウェブサイト)、商品紹介のパンフレットやカードなど、今までならキャパオーバーと思われる制作物の数々を、短時間で作り上げることができました。制作に入るまでに素材や構想がある程度できていたのももちろんあるのですが、それにしても「構想を形にする」のがこれほどスムーズにいくと、気持ちがいいものですね。

懸案であった「紙の制作物のデザインが完成した後、どこにどのように印刷を発注するか」についても、データ入稿の仕組みが秀逸な印刷会社さんを新たに教えていただき、その簡便さと印刷の仕上がりに大満足。「Canvaで作って、ダウンロードデータを入稿」がストレスレスに出来るようになり、これからしばらくはこの流れで行けそうです。

もとはといえば「これまで使っていたソフトが使えなくなった!」という困りごとからのスタートでしたが、おかげさまでツールの見直しだけでなく印刷会社さんの見直し機会にもなりました。これまで使っていたところも良い印刷会社さんで満足していましたので、このようなこと(データ入稿に支障をきたすようになった)が無ければ、見直すことも無かったと思います。おかげさまで、かなりの省力化・省時間化ができるようになりました。

再び、英字新聞「The Japan Times Alpha」で英語学習♪

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再び、英字新聞「The Japan Times Alpha」で英語学習♪

英字新聞「The Japan Times Alpha」に追い回されています。と、ブロブにアップしていたのは、2021年のことでした。その年末に「教材チェンジで気分一新!」のために解約したジャパンタイムズアルファを、再び教材として購読することにいたしました。前回から4年ほど経っていますので、また新たな気持ちで学習に取り組みます。

教材として活用する側の自分たちの現在の状況としては、まずコロナ禍下での自粛からすっかり国内引きこもりになっていたわたしが、そろそろ海外に行こうという機運になり、英語をもう少しレベルアップせねばと切迫してきていることがあります。そしてもう一つ、ダンナが英会話を習い始めてからもうすぐ2年が経ちますので、4年前に比べたら、だいぶ英文も読めるようになっているのではないだろうか!?という期待。

実際のところ、ビジネスの場面では通訳さんを伴うことがほとんどですので、わたし自身にもダンナにも「流暢な英語をしゃべることができる」状態は求めなくても大丈夫です。ただ、やはりまったく分からない、まったく伝えることができないというのは、あまりにも不便なので、下手なりに意思疎通を図る努力を、というところ。

あの手この手で、だらだらと(というのは変な言い方ですが)身の回りに「英語」の環境をつくることによって、めざましい英語力アップ!にはならなくても、なんとなく「英語を話す」ことに対する心理的ハードルを低い状態にキープすることができると感じています。「英語を発語する」を誘発しやすい状態をつくるのが、一番大事。ジャパンタイムズアルファが毎週届くのも、その一助になるのではないか、という目論見です。

で、久しぶりに開いたジャパンタイムズアルファ。いいですね。英文記事の下に、引っかかりそうな単語の意味がまとめられていたり、日本文で要約が載っていたりと、読みやすく工夫がされています。ダンナも「これなら少しは読めそう!」と。まずは興味のあるジャンルの記事から読み進めていくのが一番です。

そして前に購読していたときからそうだったのですが、オンラインでの教材提供がとても充実していますので、今回はこちらをもっと活用できるようになりたいと思っています。まずは「スマホにイヤホンをつける」ところからです(笑)。紙の新聞が届くタイミングで、オンラインコンテンツの活用を促すメールマガジンも到着。ここからスムーズにオンライン学習へとつながる習慣を定着させたいと思います。

The Japan Times Alpha

おかげさまで、藤吉憲典公式インスタグラムフォロワー2000名超え♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

おかげさまで、藤吉憲典公式インスタグラムフォロワー2000名超え♪

と、タイトルをつけたものの、フォロワー数は日々増減するものなので、ずっと2000以上をキープできているのか?という疑問は残りつつ。実は書き始めてからすぐにフォロワー数が2000を切りました…。というわけで、再度超えるまで待ってから続きを書き、ようやく投稿に至っています。とはいえこの記事を読んでインスタに飛んでくださった方がご覧になったときには数字が変わっている(減っている)可能性は残るわけで。その際は、悪しからずご了承ください(笑)。

まず最初にお断りとして、わたしはインスタもフェイスブックも、「藤吉憲典」の公式「中の人」をしています。インスタ、いつから始めたんだろう。で、遡ってみたところ、どうやら2015年頃のようでした。なんとなく、もっと以前からやっているような気がしていたのですが、まぁそれでも少なくとも10年ほどやっている、ということですね。ちゃんと調べたら、正確なところが出てくるはずですが。10年かかって2000名という数字を考えると、まぁなんと「コツコツ」なことかという気がします。が、実情を暴露しますと、たとえばNHKBSプレミアム『美の壺』に藤吉憲典が出演した際に大量に伸びた!というようなこともあり、各種メディアの影響を大きく受けての数字、というところです。こういう現実を目の当たりにすると、テレビってまだまだ瞬発的な影響力があるなぁ、と思います。

じわじわと増えたり減ったりしながらも、写真を撮るのが上手とは言えないわたしのユーザーフレンドリーとは言い難い投稿の数々をご覧くださり、ときにアクションを起こしてくださる皆さまがいらっしゃることのありがたさ。フォロワーの皆さま、ほんとうにありがとうございます。年に1回以上は、SNS運用関連のセミナーを受けたりして最新の動向を仕入れるようにはしているものの、なにせ進化・変化スピードが速い世界なので、なかなか追いつきません…と言い訳しつつ、少しでもご覧いただいて楽しいものを投稿できるよう、頑張ります。

昨今は偽アカウントが増産されているなどのトラブルをよく耳にします。そういうトラブルが増えると、インスタもフェイスブックも当初期待していた役割を担えなくなっていくよなぁ、と感じることも少なからず。ですが、現時点ではイベントの告知や、特に海外からのお問い合わせなどは、インスタはやはりとても便利です。というわけで、今のところ藤吉憲典の個展等最新情報をご覧いただくツールとしては、インスタが一番早いかもしれません。

藤吉憲典公式インスタグラム

読書『ミシュランガイド東京 2026』日本ミシュランタイヤ発行

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『ミシュランガイド東京 2026』日本ミシュランタイヤ発行

これを「読書」とすべきかどうかはさておき。ミシュランガイド東京の最新版、2026年版が発表されましたね。これまでにも、また東京に限らず、藤吉憲典の器を使ってくださっている料理屋さんに、ミシュランの星付き店の料理人さんは何人もいらっしゃいます。ただ実のところ、ミシュランガイドにはほとんど興味がありませんでした。というのも、ミシュラン掲載の有無にかかわらず、味もサービスも素晴らしい料理人さんを何人も存じ上げているので。今回、友人から「○○さんがミシュランの星とってたね!」と電話をいただき、なるほどわたしたちの仕事柄、少しは情報として知っておいたほうが良いのかも…と思ったのでした。

というわけで、ミシュランガイドを初購入。わざわざ本を手に取らずとも、ミシュランガイドの公式ウェブサイトでもお店の名前はチェック可能ですが、やはり紙で持っておきたいのです。その甲斐あって?さりげなく凝った作りの表紙でした。紙の手触りに、ほぉ!と思いながら価格を見てびっくり。けっこうなお値段ですね。でもまぁ、これだけのお店を選び出すために、どれほどの数のお店に足を運んで食事をして検討に時間をかけたのかと考えたら、高くはないのかもしれません。内心、わたしは日本料理と鮨ジャンルだけあればいいのだけれど…と思いつつ(笑)。

お世話になっている料理屋さんのお名前をいくつか発見しました。わたしたちのなかでは、星が付いているからどうだということではありませんが、料理人さんの日頃の精進が評価される世間的な指標のひとつであると考えるならば、「おめでとうございます」というべきものなのかもしれません。ただ一方で、その評価に満足していないだろうなとか、逆に本心ではまったく気にもしていないだろうな、と思うところもあり、微妙です。驚いたのは、掲載されている1店1店の情報量がとても少なかったこと。掲載店数が多いから必要最低限こんな感じ、とでもいうのでしょうか。お店の紹介文を読んでもいまひとつピンとこない、というのが正直なところでした。紹介文の内容よりも、「ミシュランガイドに載った」を価値とする本なのでしょうね。そういうことも、実際に手に取って読んでみなければわかりませんので、買ってみてよかったと思います。

一方で「このガイド本には掲載されていないけれど素晴らしい料理人さん」が何人もいらっしゃることを知っている身としては、そういうお店のことを「大切な友人に口コミで教える」スタンスで、微力ながら情報発信できるといいな、と思いました。

以前に読んだ、フランスの三ツ星シェフが主人公の小説『シェフ』を思い出しました。

芙蓉(フヨウ)の花を見ると、思い出すギャラリーオーナーさんがいます。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

芙蓉(フヨウ)の花を見ると、思い出すギャラリーオーナーさんがいます。

ご近所のあちらこちら、庭先にフヨウの花が咲いているのを見かけます。見た目にふわふわとしていて、優しさと柔らかさの象徴のような姿。

芙蓉の花

その方は、大阪梅田にある「工芸店ようび」オーナーの眞木啓子さん。初めてお伺いしたのは、藤吉憲典が肥前磁器作家として独立してから数年の頃でした。当時、器ギャラリーの名店と呼ばれるところに、作った器を持って伺い、見て(評価して)いただくということを繰り返していました。『家庭画報』『婦人画報』などに特集されていた、作家ものの器を扱うギャラリーさんは、ほとんどが東京都内や関西圏のギャラリーさん。インターネットが今ほど当たり前ではなかった時代です。ギャラリー情報を集め、実際に足を運んでお店の雰囲気を確認し、オーナーさんと対面でお話をしたうえで、双方納得してお取引がスタート、というのが藤吉のやり方でした。

肥前磁器に描かれる古典文様には「芙蓉手(ふようで)」という様式があります。下の写真の器の文様は「染付間取芙蓉手岩花鳥文(そめつけ まどりふようで いわかちょう もん)」。

染付芙蓉手輪花縁小鉢 藤吉憲典

作家として独立したての頃、藤吉憲典の描く線はとても細く几帳面でした。繊細といえばよく聞こえますが、その線は使う人に緊張を強いるものだったかもしれません。藤吉の作った芙蓉手(ふようで)の器を見ての眞木さんの第一声が「芙蓉手って、どういう文様か考えた?」ということでした。「芙蓉の花は知ってる?ちゃんと観察した?」と。「芙蓉手」は「フヨウの花のような雰囲気の文様様式」のことで、花のやさしくやわらかくおおらかな雰囲気こそが文様の魅力となります。

もう20年以上前のことですが、フヨウの花を見るたびにはっきりと蘇ってきます。この出来事が、わたし以上に藤吉本人に響いていたのは言うまでもありません。仕事を続けていると、折々に原点回帰を促される地点(あるいは出来事)が生まれてきますが、その重要な地点のひとつです。現在、藤吉憲典とようびさんとのお取引はありませんが、共通の知人から、眞木さんが「藤吉さん頑張ってるようね、元気かしら」とおっしゃってたと聞きました。ほんとうにありがたいことです。今ふりかえって考えると、ダンナが作家としてスタートした時代は、「作家ものの器」というジャンルを切り開いてきた、器や伝統工芸について造詣が深く確固たる信念を持つ、厳しくも愛情あふれるオーナーさんたちに出会うことができた良い時代でした。素晴らしいギャラリーオーナーさんたちに鍛えていただいて、今があります。

福岡県中小企業ステップアップ支援事業「サッシン・ベース」ワークショップ第二回目。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

福岡県中小企業ステップアップ支援事業「サッシン・ベース」ワークショップ第二回目。

福岡県の商工部スタートアップ推進課からご案内をいただき、8月から参加している支援事業「サッシン・ベース」。サッシン・ベースでのワークショップは、事前にいただいたスケジュールによると、ぜんぶで3回。そのほかに企業訪問ツアーがあり、3回のワークショップが終わったら、デモに向けてピッチ資料を作りこんでいく、という順番になりそうです。

ワークショップ第2回目は「事業開発で必要な考え方とビジネスモデル」ということで、きざしデザイン合同会社の代表・月原直哉氏のお話でした。ワークショップは毎回1時間半なのですが、「事業開発」についてガッツリ話をしたら1時間半ではとてもおさまらないということで、短縮(あるいは凝縮)バージョン。そのなかで、わたしに響いたポイントは、以下の5つ。


  • 売り手の意図と、買い手の行動は異なる=思いがけない需要に辿り着くことがある。
  • その事業によって、世界はどう変わる?
  • 実現するために、誰に伴走してもらうのか、どんなチームでやるのか。
  • 最初に買ってくれる人(イノベーター)は誰?
  • 事業開発の肝は「他力」=仲間を見つける。

ここ数年のわたしのテーマ「他力本願」が、やはり最重点事項であることを再確認する時間となりました。そのことは、頭では既にわかっているんですよね。だからこそ「他力本願」のチーム作りを実現するにはどうしたらよいか、行動ベースでの解決策が必要で。その手掛かりを得たくてサッシン・ベースに参加した、と言っても過言ではないのですが、なんにせよまずは自分が動かなければ、チームを作ることはできません。

ということで、わたくし個人的に、一番苦手とするところへのチャレンジを迫られています。がんばろう。

オンライングラフィックデザインツール「Canva」のゆる~い勉強会でした。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

オンライングラフィックデザインツール「Canva」のゆる~い勉強会でした。

今年の初めにパソコンをWindows11にアップデートしたところ、これまで使っていたグラフィックソフトが動かなくなってしまいました。まぁ、ずいぶん昔に購入したものをずっと使っていましたので、仕方がありません。さてどうしよう、わたしの利用範囲のレベルなら、新たにアドビのサービスを契約するほどでもないんなんだよな~と思っていたところに「Canva、けっこう使えるよ♪」との声。

そんなわけで、春ごろから「Canvaでデザイン」にちょこちょこチャレンジしていました。なるほど便利です。デザインされたテンプレートがたくさんあるので、それを活用すると、わたしでもそこそこおしゃれな制作物が作れる優れもの。名刺、ポストカード、三つ折りパンフレット、ピッチ資料などなどなど、サクサクと作れます。自分で一からやっていたことを思うと、かなり時間短縮が図れます。有料版と無料版がありますが、とりあえずは無料版でいろいろとやってみました。

実際に制作物を作っていくと「これ、どうしたらいいのかな」という点がちょこちょこと出てきます。そんなところに友人から「Canvaの勉強会するけど、興味ありますか?」とグッドタイミングなお誘い。嬉々として参加表明し、行ってまいりました。講師を務めてくださったのは、ウェブデザイナーでありウェブ解析士マスターであるyukottoの大鶴久子さん。Canvaの基本操作からスタートし、実際に使ってみて困っていること・質問をどんどん受け付けてくださいました。「ゆる~い勉強会」どころか、ガッツリ学ぶことができました。春から積み上げてきたわたしの「これ、どうしたらいいのかな」も、スッキリ解消。

おかげさまで春から制作してきたデザインものを、アウトプットしていく目途がつきました。こんなふうに声をかけていただけることが、とってもありがたく。勉強会を企画してくださったお友だち、一緒に楽しく学ぶ場を作ってくださった講師とお友だちの皆さんに、心より感謝です^^

陶片ミュージアム@花祭窯、始動に向かってまずは展示資料陳列棚の検討から。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

陶片ミュージアム@花祭窯、始動に向かってまずは展示資料陳列棚の検討から。

そろそろ有言実行で、陶片ミュージアムを整備したいと思います。とはいっても、花祭窯のギャラリースペースの一角に「いつでもすぐにご覧いただけるよう、展示用の陳列棚を設置する」程度ですので、「ミュージアムを整備」という字面は少々大袈裟(笑)。畳一畳ほどの美術館からスタート!とでも言いましょうか。それでもわたしにとっては嬉しい一大事業の第一歩です^^

形から入る、というのは案外良いことなのかもしれません。容れ物が決まることが推進力になるのは確かです。花祭窯の什器でたびたびお世話になっている大川家具ドットコムさんに、今回もお世話になることは早々に決めました。どういうものを作っていただくのが良いか検討した結果、今回はオーダーメイドではなく、既存の「着物箪笥」を流用して陶片の展示棚として使うことを決定。アドバイスをいただいていくつかの候補を挙げたところ、大川家具ドットコムさんのアテンドで、メーカーさんのショールームを見学できることになりました。ありがたいことで、感謝感謝です。

いざ、福岡県大川市にあるメーカーさんのショールーム「カグハウス」さんへ。花祭窯のあるここ津屋崎からは高速道路を使って約1時間半のドライブです。足を運んで実物を拝見しに伺う理由は、頭のなかにある「陶片展示棚」のイメージがはっきりしているので、そこに当てはまるかどうか、というところです。事前のやり取りでほぼ間違いないだろうという確信はありましたので、念のための確認というところでしょうか。

大川家具ドットコムの代表堤さんのアテンドで、カグハウスさんの営業担当さんから説明をお聞きすることができました。現物は、やはりとっても素敵でした。嬉しくなって引き出しを何度も開け閉め。そしてなんと、既製品として紹介しているものの、メーカーさんだから箪笥の引き出しの数や深さを希望に合わせて作り変えるセミオーダーが可能!ということで、思いがけず活用イメージの幅が広がりました。もちろんオーダー分は有料でプラスですが、これはとても魅力的です。

というわけで、この箪笥にすることは、ショールームに入って5分もしないうちに即決。あとはどのようにアレンジしていただくか、あるいはアレンジなしでそのまま使ってみるのか、決めるだけとなりました。やはり現物を見ると早いですね。メーカーさんに直接お話を伺うことができたのも、良かったです。

おかげさまで、今年内にはまず陶片ミュージアムの第一弾展示ケースを完成させることができそうな道筋が見えてきました。嬉しいです。頑張ります♪

読書『AI時代の知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク』(SB Creative)永田豊志著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書AI時代の知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク』(SB Creative)永田豊志著

いつものカメリアステージ図書館から。「このテーマの本が必要」と目的がはっきりしているときは、まず図書館の蔵書検索です。福津市の図書館のサイトで、キーワードを打ち込んで簡易検索すれば、候補が上がってきます。リストにざっと目を通して、よほど中身が外れていると思うものを除いて片っ端から予約を入れます。福津市には図書館が2館あって、蔵書も分かれていますが、どちらにも予約を入れることが可能です。開館日であれば、そして該当する本が貸出可能な状態であれば、だいたい午前中に予約を入れれば午後3時過ぎごろには、カメリアステージ図書館のカウンターでまとめて受け取ることができます。便利の一言。

先日のブログ「サッシン・ベースの宿題…」にも書きましたが、「ピッチ資料」を書き上げるために、たくさんの本を予約して借りてきました。久しぶりにガッツリとビジネス書を借りて参りましたが、おかげさまでピッチ資料は無事完成しました。本書はその立役者ともいえる一冊です。SB Creativeの公式サイトでの紹介によると「6万部突破のロングセラー『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』が大幅アップデート!」だそうで、人気の高いシリーズなのですね。

そもそも、融資や補助金申請などでプレゼン資料として「事業計画書」を作ることはあっても、「ピッチ資料」なるものを作る機会がこれまでほとんどありませんでした。プレゼン資料ももちろんそうなのですが、ピッチではなおのこと図表や写真やグラフなどを使いこなしてビジュアルに訴えることが必要!というイメージがあります。放っておくと説明・解説はすべて「文章」になりがちなわたしにとって、フレームワークを使いこなした資料は憧れです。その第一歩を踏み出すためにも、この本は「買い」だと思いました。

読んでまずわかったのは、様々なパターンのフレームワークを、目的に応じていかに使い分けるかが大切だということ。もちろん本文中には、どのような目的でどのように活用できるかが例示されていますが、そのまま使っても、わけがわからないことになりかねません。自分の事業に置き換えたときに、どう表すのが効果的なのか。本書で紹介されているたくさんのフレームワーク、そのどれを、何を伝えるために、どのように使うか、センスが問われます。これもきっと数こなすとコツがつかめてくるはず、と思いつつ、ともあれ強い味方になってくれました。

AI時代の知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク』(SB Creative)永田豊志著