こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
紫陽花!
ご近所さんからたくさんいただきました。紫陽花の種類・色、すごくたくさんありますよね。おかげさまで只今、花祭窯は紫陽花がいっぱいです。




こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
初心に戻って、名前を書こう!ということで、今回は自分の名前に取り組んでみました。
名前、日常のなかで一番書く頻度が高い文字であるものの、上手に書くことができない!と思っている方、少なくないと思います。かく言うわたしも。のし袋への記名など「自分の名前を書く機会」に、日ごろからダンナ頼りなのがいけないとわかってはいるのですが(笑)
今回は半紙のサイズに書いていますが、これを実用的な文字サイズ、つまり芳名録に書くくらいのサイズに小さくしていくと、途端に字の形が崩れてしまいます。もっと小さいサイズで書く練習も必要ですね。来月はそれに取り組んでみようかな、と思いつつ。
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
創業から23年目に入った花祭窯。わたしたちにとって、花祭窯を継続するということは、「陶芸作家・藤吉憲典」を生業(なりわい)として成り立たせるためにどうしたらいいか?の問いかけに答え続けることです。これまでもこれからも、ずっとそうなのだろうと思います。
「陶芸作家」を名乗っている人は世のなかにたくさんいます。プロもアマチュアも同じように名乗るし、プロのなかでも専業作家と兼業作家があります。集合体の代表としてのプロデューサー的「作家」業も一般的です。 その在り方は千差万別。これは「アーティスト」や「芸術家」も同じですね。
陶芸作家としていろいろな在り方があるなかで「ほんとうにやりたいことは何か」「何をプライドとするのか」が、常に自分たちの進むべき道の基準になってきました。事業における「志(ビジョン)」とか「使命(ミッション)」とか言われる部分。
目指す方向に進んでいくためには、常に「新しい何か」に取り組みながらの変化が生まれました。そして新しいことを採り入れるときには、必然的にそれまでのやり方との決別や見直しが伴います。それが小さなことであっても「スクラップアンドビルド」の繰り返し。
これまでうまくいってきた部分を新しい要素に置き換えることは、上手くいっていなかった部分に改善を試みることよりも、心理的にプレッシャーがかかります。いろいろと準備をしても「これで十分」と思えることはほとんどなくて、たどり着くのは「イチかバチか」の心持ち。
そんなわけで、23年目に入った今も「生業としての、陶芸作家」の「自分たちが求める、あるべき姿」への探求は続いています。20年後も30年後も、同じことを言っているような気がしますが、もしかしたら、その探求の試行錯誤こそが醍醐味なのかもしれませんね。
こんにちは。花祭窯おかみ・ふじゆりです。
1997年6月9日ロックの日を花祭窯創業日と決めてまるっと22年。結婚記念日は覚えていませんが、創業日は忘れない藤吉家です。
あらためて数字をみると、よくまぁ続けてきたと思います。置き換えてみれば、生まれて、大学まで卒業して、就職して、という年月に匹敵する長さ。かといって、すごいことでもなんでもなくて、ただ単に「やめなかった」だけなのですが。
商い=飽きない。よく言ったものだなぁと思います。飽きてるヒマなどありません(笑)
花祭窯ならびに藤吉家を応援してくださるすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございます。23年目も「笑顔で全力疾走」で参ります。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます!
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
「コミュニティカフェ」とか「コミュニティスペース」などの言葉を日常的に聞くようになってきたのはいつ頃からだったでしょうか。津屋崎千軒にある王丸屋も「コミュニティスペース」とついていて「誰でも気兼ねなくふらっと立ち寄れる場所」になっています。
花祭窯から歩いて30秒ほどなので、我が家の家族は(特にダンナ!)しょっちゅう立ち寄っています。何をするわけでもなく、そこに行って、そこに「たまたま」いた人としゃべる。コーヒーを飲む。息抜きの場であり気分転換の場。
わたしはわたしで、 スマホ仕事に集中したいときに、王丸屋のフリーWiFi環境で長居。店主のとーる君はじめ、そこには「私より若い誰か」が居る、あるいは現れる確率が非常に高いので、スマホを触りつつ分からないことがあると、誰彼構わず聞いて教えてもらったりしています。
地元の人も、旅人も、子どもも、大人も、いろいろな人が気兼ねなく立ち寄れるのは、そのオープンな店構えもさることながら、店主とーる君のゆるい雰囲気が安心感を誘うのだと思います。地域コミュニティ!居場所づくり!的な張り切った雰囲気がまったく無いからこそ、居場所足り得るという逆説的な事実。
津屋崎方面お越しの際は、ぜひ王丸屋を体験してみてくださいませ(^^)
こんにちは、花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
西麻布桃居さんでの藤吉憲典陶展に在廊してきたついでに、国立新美術館へ。このところ、出張のタイミングで隙間時間を見つけては「ふらりと展覧会」に足を運べるようになりました。
桃居さん界隈で徒歩圏の美術館は、森美術館(六本木ヒルズ)・サントリー美術館(東京ミッドタウン)、そして国立新美術館。月曜休館の美術館が多いなか、「今日開いている!」「企画展会期中!」という条件に当てはまった国立新美術館に行って参りました。
お天気も良く、お散歩がてら15分ほど。桃居さんのオープン時間まで約1時間、しっかり観覧することができました。
正式の展覧会名は「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」。英語版の「VIENNA ON THE PATH TO MODERNISM」の方がストレートでわかりやすいタイトルだと感じましたがそれはさておき。
素晴らしかったです!
このところブログでの展覧会訪問録は「素晴らしかった!」と書いていることが多く、何を観ても「素晴らしい」と言っていると思われるのではないかと危惧しつつ(笑)。実のところ、展覧会の感想は毒を吐くことも多いのですが、このところは「ちょうど自分の関心が向いているもの」を「秀逸な展示で見ることができる」ラッキー♪が続いています。
絵画だけでなく、ウィーン工房の工芸品の数々や、近代建築の先駆者と言われるオットー・アーグナーの設計計画図面、模型なども多数展示してありました。「分離派(セセッション)」の時代であり、これはつい先日の「世界史を建築家の視点で学ぶ アールヌーボー」で学んだばかりだったので「なんとタイムリー!」と一人で大満足。
クリムトの絵も好きですが、今回わたしがもっとも気に入ったのは、エゴン・シーレの「ひまわり」でした。1本すっくとした立ち姿の、華やかでない存在感に惹きつけられました。そして同行した中学生の息子を感動させたのは、「音楽の教科書に載っているシューベルトの肖像画」。
美術展では「自分のペースで勝手に見る」のが習いの藤吉家。今回もさっさと歩きだした息子がしばらくして興奮した様子で戻ってきて、「ほんもの?ほんものよね!」と腕を引っ張るので何かと思えば、お馴染みのシューベルトの肖像画の「ほんもの」でした。ついでにメガネの実物も。
「帰ったら音楽の先生に報告しなくっちゃ!」と大喜びの息子。こういう発見があるから、やっぱり本物を観に行くのはいいですね♪わたし個人的には、もっとゆっくりできるときに、3階にあるという美術図書館に行ってみなくちゃ!と思いつつ。
大満足の新国立美術館でした。「ウィーン・モダン」の会期は8月5日(月)まで。
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
6月2日(日)~3日(月)桃居さんにおじゃましておりました。つくり手であるダンナは、初日から二日目にかけて在廊。期間中たくさんの方にご挨拶することができて、とても嬉しい滞在となりました。
今回は、テーマを「蓋もの」と絞り込んだため、これまでのような食の器を期待してお越しくださったお客さまには、少しびっくりなさるかもしれないと思いながらの個展スタートでした。そんな気がかりもあって、今回の作品群についてお客さまから質問があればひとつでも多くお答えしたいと思い、ダンナと日程をずらして滞在しておりました。
国内のギャラリーでこのようにまとめて「蓋もの、箱もの」をご覧いただく機会は、今回が初めて。初めての取り組みというのは、やはりいつも結果が読めずにドキドキするものです。まずはとにかく、作家が楽しんでつくった作品を、お客さまが楽しんでご覧くださったらいいな、の一心でした。
ご来場の皆さんがワクワクした表情で蓋を開けてご覧になったり、「一番お気に入りの箱」をお探しになるにこやかなご様子を拝見して、少しホッと致しました。
桃居さんでの藤吉憲典陶展2019は、6月4日(火)が最終日。全展示作品は藤吉憲典公式サイトでもご覧いただくことができます。
こんにちは。花祭窯おかみ・ふじゆりです。
数カ月前にアカウントを開設するも「こまめにツイートする」に至らず、いまだまったく使いこなせずにおります。ご覧の通り、フォロワーの数もこれからどんどん増えてくれたら嬉しいな、というところ。
とにかくコツコツ続けることが大切!という友人の言葉に励まされ、ここ数日ちょこちょことつぶやいております。
やきもの・器・アート作品・彫刻・美しいものなどなどに興味のある皆さまのフォローをお待ちいたしております。よろしくお願いします♪
こんにちは。花祭窯おかみ・ふじゆりです。
2019年は西麻布桃居さんでの個展が最初。楽しみにしてくださる皆さまには、たいへんお待たせいたしました!の初日です。
今回の個展テーマは「蓋もの」。「蓋がついているもの」にこだわった結果、重箱・陶箱がいろいろと並びます。
和の箱、洋の箱。古典の写しから、コンテンポラリーアートと呼ぶべきものまで、培ってきた肥前磁器の伝統工芸文化・技術と現代美術との融合点をご覧いただける個展です。どうぞお越しくださいませ。
藤吉憲典陶展
2019年5月31日(金)→6月4日(火)
AM11:00→PM7:00(最終日PM5:00)
会期中無休
桃居
港区西麻布2-25-13
TEL03-3797-4494