あと0.5秒ゆっくり。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

あと0.5秒ゆっくり。

昨日はお茶のお稽古でした。月に2回のお稽古は、自分の心身の状態に向き合う時間でもあります。前回のお稽古から、一足早く風炉になりました。季節により設えが変わり、設えが変わることにより作法が少々変わります。稽古をする者としては、作法のひとつひとつを習得しきれないままに変わってしまうことが悩ましい半面、この変化があるからこそ楽しいのだとも思います。

現在わたしがお稽古しているのは、奥点前のひとつ「袋茶碗」。基本の作法は濃茶ですが、仕覆(しふく)からお茶碗を出したり、仕覆を拝見に出したりと、付随する所作が相応に増えます。この次はこれ、その次はこれ、と、忙しい気持ちが動きに現れていたのでしょう、ひと通りのお稽古を終えた後に、見てくださっていた先生から言われたのが「あと0.5秒ゆっくり」でした。

「全体にはとっても良くできていますから、あとは、一つ一つの所作に、あと0.5秒ゆっくりかける気持ちでやってごらんなさい。そうしたら、もっとお点前が落ち着いてきれいに見えますよ」と。

とてもありがたいご助言でした。せっかちで大雑把な性格が所作に出ますね…と反省の弁を申しますと、「お茶のお稽古の時だけでなく、ふだんの生活から、一つ一つの動きに0.5秒余分に時間をかけてごらんなさい。そうすると動きが優雅になりますよ」と。お茶室でだけ意識をしても、結局は常日頃の動き方(生き方)が所作に現れるということですね。お稽古をしていていつも思うことであり、先生方から助言をいただくたびに心あたることでもあり。

50年以上生きてきての、動きや思考の癖ですから、一朝一夕には変えることはできないでしょう。ここから50年かけて、「0.5秒ゆっくり」が習慣になり、自然と所作に現れるよう、まずは意識していきたいと思います。

上の写真は、昨年のお茶会のときのもの。床の間で季節を感じるのも、お茶の楽しみのひとつです。筍シーズンですね。

足したり、引いたり。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

足したり、引いたり。

花祭窯の建物は、昭和元年(1926年)に建てられた商家。もうすぐ築100年というところです。当時栄えていた津屋崎千軒のなかにあって、商いをしているお宅ゆえの粋がちりばめられた建物です。堅実なつくりで、建築士さんが「これだけ時間が経っているのに、歪みが少ないのがすごい」とおっしゃっていました。わたしたちがここに入った11年前には、途中で入った方々が住みやすいようにリフォームした跡があちらこちらに残っていましたので、できる限り古い状態に戻す方向で「引き算」の修繕を施したのでした。

入居の際の「やや大規模な修繕」から10年以上が経ちましたが、古民家にはその維持がテーマとしてついてくるもので、常に「ここはそろそろ直さねば」のメンテナンス箇所との追いかけっこです。むやみに近代化することなく、古い状態(材料)をできる限りそのまま生かすことを心がけて…というと格好いいですが、実際には、ぜんぶ完璧に修繕するのには莫大なお金がかかる…という側面があるのも確かです。花祭窯の佐賀時代も築80年を超える古民家でしたので、「古い木造日本家屋」の不便さには慣れていて、不便だからこその良さも楽しんでいます。

ちょっとした不具合は、手先の器用なダンナが治せることもあります。なかでも一番多いのは、建具の不具合。その修正作業を見ていると、基本は表からは見えない部分での「足したり、引いたり」の微調整で解決しているようです。もちろん、根本的な解決にはならないことも多いのですが、上手に付き合っていくことが肝要かな、と。

そうはいいつつ、ご近所の古民家住まいのお友だちと会えば、日々どんな困りごとがあるか、どうやって維持する方向に考えるか、修理をどこの大工さんに頼んだか等々、おしゃべり&情報交換に花が咲く今日この頃。ご近所にそのように雑談できる人があるというのもまた、ありがたいことですね。

お久しぶりです、と、はじめまして。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お久しぶりです、と、はじめまして。

お誘いいただいて、とある集まりに参加。大切なお友だちを応援する会でした。そこには、その友人を応援する人たちが集まっていて、久しぶりにお会いする方もあれば、初めましての方もあり。コロナ禍以降「初めまして」の方と食事の席でご一緒するケースがほとんどありませんでしたので、なんとなく新鮮な感じでした。

「応援する会」とはいっても、美味しいものを食べながら、近況を伺うぐらいのもの。そう、ほとんどのことは本人がすでに前進の準備を整えていますし、わたしよりも近い場所で現実的なサポートをしている人たちもあります。わたしが具体的に力になれることはほとんどありませんが、なにげない時間のなかで、少しでも彼女と一緒に笑う時間を共有できたら嬉しいな、と思いつつ。

初めましての方々も含めて、「これからの話」が出来たのは、面白かったです。なかでも残ったキーワードは、「教育」「インバウンド」「海外とのつながり」。事業としての教育の話が出てくるのは、世代的なものもあるかもしれませんが、このところさらにこの傾向が強くなっていると思います。『あらゆる企業は教育化する』の本を読んだのは、約2年前のことでしたが、確実に加速していますね。

ともあれ、久しぶりの友人の笑顔にあえて嬉しい時間でした。そんな友人とも、もう20年来のお付き合いになるのだと気づき、時の流れの速さをあらためて。

四月八日は花まつり。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

四月八日は花まつり。

お釈迦様の誕生日です。花祭窯の窯名は、創業地の通称である地名「花祭」からいただいたもので、お釈迦様の誕生日とは関係ありませんが、毎年なんとなくお祝い気分になります。創業時に窯の名前を考えていたときには、実は「花まつり」の意味を知りませんでしたが、つくづくと良い名前を頂いたと思います。

現在わたしは、禅寺で茶道に入門しておりますが、花祭窯の名前を付けたときには、将来そんなことになるとは思いもよらず。茶道を習い直そうと思ってさまざまな流派の情報を探した結果、自分に合いそうだと感じたところが、たまたま禅寺で受け継がれていた流派だったのです。

そういえば、わたしが博物館学芸員資格を修了したのは佛教大学で、それは単に通信教育をメインにした学習で学ぶことが出来るから、でしたが、修了に向けて書いた論文の中に、お釈迦様が誕生したとされる蓮の花についての考察があったのを思い出しました。知らず知らずのうちに、なんとなく関心が向いているのだなぁ、と我ながら面白く思います。

現在、株式会社Natu Rise(ナチュライズ)さんが発行するニュースレターに、コラム「日日是好日」の提供しており、そのなかで「日常の禅語なるコーナーを書いています。素人の禅語考ですが、この原稿を書くのに毎回かなり頭に汗をかいていますので、よかったら読んでみてくださいね。

お釈迦様は誕生の時に、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」とおっしゃった、と語り継がれています。その真偽はさておき、そんな偉大な存在が生まれた花まつり。毎年この日には、なんとなくありがたい気持ちになるのです。

再読『コレクションと資本主義』(角川新書)水野和夫・山本豊津 著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

再読『コレクションと資本主義』(角川新書)水野和夫・山本豊津 著

『「美術と蒐集」を知れば経済の核心がわかる』とサブタイトルにあります。経済学者の水野和夫さんと、東京画廊社長の山本豊津さんとの対談本。思うところがあり、本棚から引っ張り出してきました。本書が刊行されたのが2017年9月で、すぐに読んでいましたので、最初に読んでから5年半ほどが経っています。その間にコロナ禍下の3年間がありましたので、いろいろなことが大きく変わりました。

アート分野においても、コロナ禍は、将来振り返ったときにエポックメイキングな出来事であったと位置づけられるのではないかと言われるのを耳にします。それは、アーティストの表現方法や作品そのものに現れるものもあれば、アート市場の動きやアートの社会的な位置付けの変化もあると思います。そしてそのような兆しは既に現れつつあるのを、感じます。そのように考えたときに、もう一度読んでみよう、と思ったのが本書でした。

上の写真は、コロナ禍前2019年秋に開催されたアートフェアアジア福岡のイベントで、宮津大輔さんによる「現代アート経済学」の講演のときのもの。ここからでも既に3年半が経っていますね。

以下、『コレクションと資本主義』再読で目に留まったフレーズ備忘。


  • 美術品や文化遺産を自分たちのもとに集め、自分たちの価値基準によって分類し、評価する。それは自分たちの価値基準で一元化しようとする試みでもあるのでしょう。
  • コレクションを展示することで、自分たちの国家や文化の優位性を誇示する
  • 「蒐集」の本質が「自らの価値を広げていこうとする暴力性」
  • 経済・軍事力から文化力に価値をシフトさせる
  • 「長い二十一世紀」
  • 「長い十六世紀」
  • 自我意識が誕生することによって、美術が宗教的な装飾から、独立した「作品」としての価値を持つものになる
  • 知識と情報を共有することで、モノの価値が定まる
  • 客観性の根本には、「ものを見る」という行為があります。それは絵画や芸術の態度そのものでしょう。科学と芸術というのはその意味で、親和性がある
  • 利子率ゼロというのは、希少性を否定する世界
  • スターリンは個人の自由な芸術活動を抑制したけれど、作品を捨ててはいなかった。
  • 最後に頼るのは国家でもシステムでもない、自分自身と自分の身体一つ、確かなのは自分の感覚や肉体だけ
  • 「花」ではなく「種」を買う、言い換えればそれこそが「投資」
  • 西欧には、美術作品は半永久的に残していくものという意識がある
  • いまやアートに関しては世界の中心は再びヨーロッパに戻っています。
  • 絵画と三次元的表現の垣根がなくなったという意味で、絵画そのものも終焉を迎えた
  • 芸術は必ず、反芸術によって延命してきた
  • テーマを失った時代にあえて模倣すること自体から新しい価値を提示
  • アート作品が持っている価値転換、すなわち使用価値の低いものほど交換価値が上がるというパラドックス
  • 人類は虚構の物象化を時間をかけて積み上げ、それが今日の資本主義社会の土台となった
  • 芸術の資産化
  • (美術品は)希少性を持ちながらも無限性を有しています

『コレクションと資本主義』(角川新書)水野和夫・山本豊津 著 より


コロナ禍を経て、本書で述べられていることが、よりイメージでき、理解できたような気がします。投資先をなくしたお金が軍事・戦争に流れるのではなく、アート作品・芸術的活動がそのお金の受け皿になることを願います。

花祭窯の卯月の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の卯月の庭。

ここ津屋崎では花散らしの雨が降り、桜シーズンもそろそろお終いです。新芽も雑草もすくすくと伸び出しました。これからは新緑が楽しみですね。そんな雨上がりの露地を撮ってみました。

スノーフレーク

↑カブが年々増えて行くスノーフレーク。他の花のスペースを侵食するので、適度に間引かねばなりません。

庭

↑植えてはいないけれども、どこからともなく蔓が伸びてきて、夏になると色を添えてくれます。

庭

↑二階から庭を見下ろしていて、たくさん赤い蕾がついているのを見つけたのは、ほんの数日前。一気に花が開いてきました。

柘榴の木

↑ザクロの木の赤い新芽がたくさん出ています。今年も花が咲いてくれることやら、楽しみです。

庭

↑昨年は花がつかなかった芍薬。今年は咲くといいなと期待しています。奥にはカノコユリの葉も伸びてきています。

芝桜

↑シバザクラも一気に花が咲きました。これからしばらく楽しめます。

映画『生きる LIVING』を観て参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

映画『生きる LIVING』を観て参りました。

「月に1本映画を観に行く」。2023年はスタートから「月1回」の波に乗れなかったので、「月1回ぐらいのペース」ということで、仕切り直し。2023年の2本目は、いつものご近所イオンTOHOシネマではなく、博多で。というのも、久々に「これは絶対観たい!」と思った最寄りの館が博多だったのです。

さて『生きる LIVING』。絶対観たいと思った理由は、脚本がカズオ・イシグロだったから、の一点です。黒澤明の映画『生きる』が元であり、イギリスを舞台に撮り直したもの、ということで話題になっていますが、わたしは黒澤版を観ておらず、ストーリーも何もまったく知らない状態で、映画館に参りました。

カズオ・イシグロ脚本の『生きる』。舞台は第二次世界大戦後のイギリスです。余命宣告を受けた市役所職員の主人公が、「死ぬ前に、生きたい」と願うところから動き出すストーリー。全編にただよう静かさが、登場人物の心の変化や揺らぎを際立たせていました。主人公の抑制された雰囲気が、物語をぐいぐいと引っ張っていく不思議な感覚。時代もストーリーもまったく異なりますが、カズオ・イシグロ原作で映画になった『日の名残り』をほうふつとさせるものを感じました。

周りの観客は、ほぼわたしより上の年齢層の皆さま。平日の午前中にもかかわらず、わりと席が埋まっていたのは、やはり「黒澤明」と「カズオ・イシグロ」効果かしら、と思いつつ。本家の黒澤版も観てみたいと思いました。

読書『ガウディの遺言』(PHP研究所)下村敦史著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『ガウディの遺言』(PHP研究所)下村敦史著

ガウディといえばサグラダファミリア、サグラダファミリアといえば某インスタントコーヒーのテレビCM「違いがわかる男」外尾悦郎氏。と連想するのは、ある年齢層以上の方には思い当たるのではないでしょうか。ガウディについて、すごい!面白い!との認識はもちろんありましたが、その作風があまり好みではなく、深堀りしたことはありませんでした。個人的にはどちらかというと、パトロンであったグエル氏への興味の方が強かったかもしれません。

ですが本書を読んで、建築物サグラダファミリアに興味が湧いてきました。宗教観と、それを形にする方法としての建築、現場を動かす職人たちの誇り。本書はジャンルで言えばおそらくミステリーで、その謎解きを通してガウディ建築の謎と魅力が語られています。フィクションですので、物語に登場するエピソードを全て鵜呑みにするものではもちろんありませんが、それでもこれまでにない興味深さが読後に残りました。

上の写真は、2021年度の郷育カレッジ講座での「学ぼう!スペイン」の資料。このときに講座を担当してくださった方が、スペインバルセロナに残るガウディの仕事というか、グエル氏の仕事というか、を、とても誇らしく解説してくださったことを思い出しました。

この本を読んだ後にサグラダファミリアに行けば、建築物の見方が変わるだろうな、という一冊。わたしはまだ一度もスペインに行ったことがありませんので、今後バルセロナに行くことになったときには、本書を読み直して復習してからサグラダファミリアを観に行きたいと思いました。

ガウディの遺言』(PHP研究所)下村敦史著

お気に入りのパン屋さん。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お気に入りのパン屋さん。

気がつけばここ数年で、花祭窯のある福津市内は「パン屋さん激戦区」となっていたようです。「美味しいパン屋さんが近くに無いから」という理由でホームベーカリーを手に入れ、自分でパンを焼くようになったわたしにとっては、とってもありがたい状況です。もともとパン作りやお菓子作りが得意だったわけでもないわたしが焼くよりも、プロのパン屋さんが焼いた方が、美味しいパンが出来るに決まっているのですから。実は数カ月前からホームベーカリーの調子が悪くなり、パンを焼きにくくなっていましたので、これを機会にしばらく手作りパンをお休みしています。

上の写真は、現在最も利用頻度の高いご近所のパン屋さん、Boulangerie pomme de terre ポムドテール福津。バケットが美味しい、食パンが美味しい、クロワッサンが美味しい、カヌレが美味しい、クリスマスのシュトーレンも美味しかった…つまり、今のところどれをとっても外れ無しなのです。なかでもわたしのお気に入りはクリームパン。自家製カスタードクリームがどっしりと入ったクリームパンを、クリームを落とさないようにとニヤニヤしながらかじるのは、最高の贅沢です。

我が家から自転車で10分ほどの距離にあるので、食べたい!と思ったときにすぐに行けるというのもまた嬉しく。週末は特に混むので、平日の午前中11時ごろが狙いどきです。それより早いと、バケットがまだ焼き上がっていないことがあり、お昼近くになると今度はお客さまが増えて混むので。

パン好きの方、福津方面お越しの際には、ぜひお試しください。「光の道」で人気の高い宮地嶽神社の参道から少し歩いたところにありますので、参拝帰りにでも♪

春の福岡は美術展が熱い!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

春の福岡は美術展が熱い!

振り返れば先月は、3つの展覧会に足を運んでいました。アートエデュケーションを仕事にしている者としては、決して多い回数ではありませんが、「ついでに」ではなく、その展覧会を観ることを目的に足を運ぶときは、それなりにエネルギーも必要です。古今東西、作家が自分自身をかけて全力で作った仕事に向き合う、というのは、そういうことだと思います。思いがけずフットワークよく動くことができたので、「わたしもようやくコロナ禍下の行動パターンから意識が抜け出しつつあるのだな」という確認になりました。おかげさまで、良いインプットになりました。

さて新年度。4月スタートの福岡の美術館・博物館での特別展も、熱いです。もちろん個人的な好みはありますが、おそらく大人気だろうな、という展覧会が3つ。ここに記録することで、観に行くぞ!の決意表明です。

古代エジプト美術館展 福岡アジア美術館

年初めに『おとなのOFF 2023年絶対見逃せない美術展』をチェックした際、観に行きたい展覧会ベスト3に入れていたものです。

先ほどあらためて展覧会の特設サイトをチェックしていましたら、展覧会の「学術協力」のところに、近藤二郎氏のお名前発見。この方の著書『古代エジプト解剖図鑑』を図書館で見つけて面白く拝読したのは、ちょうど2年前のことでした。ますます、展覧会への期待が高まります。

ミュシャ展 福岡市美術館 
◆アール・ヌーヴォーのガラス 九州国立博物館

ほぼ同じタイミングで、県内でこの二つの展覧会が開催されることの不思議。どちらも観て「アール・ヌーヴォー」にどっぷりと浸かる、ことを促されていると考えざるを得ません。この時代のデザインに惹かれる日本人は、とても多いですよね。2018年~2019年に開催した福岡ACAD.「世界史を建築家の視点で学ぶ!」の講座でも、アール・ヌーヴォー、アール・デコの時代は、大人気だったのでした。

展覧会の告知チラシを見ただけでも、ワクワクしてきます。福岡市美術館のミュシャ展も、九州国立博物館のアール・ヌーヴォーのガラス展も、全作品写真撮影OK(ただしフラッシュ撮影、動画撮影は禁止)ということで、昨今の流れではあるものの、嬉しい限りです。

福岡にお住まいの方、福岡方面お越しの方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか^^