おはようございます!ふじゆりです。
花祭窯は、土間から和室への上がり口にかけてを
ギャラリースペースにして、展示をしています。
土間はとっても便利。
家の外でもなく、中でもなく。
この中間的なスペースが
外を通る方との程好い距離感をつくってくれます。
外を通る方が、なかの様子を伺うことのできるスペース。
必要に応じて声をかけてくださるスペース。
昨日の朝、玄関前の小路を掃除していると
いつも朝うちの前を通る素敵なご婦人が
「ちょっとうちにいらっしゃいませんか、すぐ近くなのよ」と声をかけてくださいました。
毎朝の挨拶のなかで、ご近所の方とは思いつつ
失礼ながらどちらのお宅の方かわからずにおりました。
それを察してか「わたしのこと、知らないでしょ」とニッコリ。
ついて伺えば、路地をふたつ東に上った、すぐのところにある
古民家の奥さま。
古いものをそのまま残しておられるというお宅で
古民家のしつらえや、古いお道具を、いろいろと見せてくださいました。
そして、おっしゃられるには
「いつも、お宅の前を通りながら、なかの展示とかを拝見していて
うちの古いものを一度見せてあげたいな、と思っていたの」と。
ほんとうにありがたいことです。