読書『AIで集客する仕組み』(技術評論社)住太陽著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『AIで集客する仕組み』(技術評論社)住太陽著

フルタイトルは『AIで集客する仕組み~クリックされない時代に選ばれるAI検索のセオリー⁠~』です。SEOコンサルタント・住太陽(すみ もとはる)さん。九州ECの勉強会で何度かお話を聞いていますので、著書が出たという情報に飛びつきました。その流れで、ご本人登壇の勉強会「AI検索時代に中小企業が勝つ方法~加速するゼロクリック検索を味方につける~」に参加した記事を昨日アップしておりました。順序が逆になりましたが、読書記録。読んで、勉強会参加して、読書記録付けて、で、結果として「予習復習」になりました^^

以下、備忘。


  • 信頼できるウェブページやウェブサイトとは、作者の実体験や人生経験、専門知識や専門技能が投影されており、情報源として参照されたり引用されるもの
  • 検索エンジンがあってもなくても、「実際の人々から信頼されること」は私たちが事業を運営していくにあたって必要なもの
  • 使用するブランド名を少数のわかりやすいものに絞る
  • 社名や屋号を表す「ビジネス名」は、実際に人々に使われている名称を使う
  • ニュースバリュー
  • (AIを使う)広報活動のためのアイデア出し
  • 業界の文脈に合っているか?/自社の理念から逸脱していないか?/お客さまにとって本当に価値があるか?
  • 専門家として大手メディアに寄稿する
  • 専門家として情報を発信することによって、専門家として知られるようになる
  • 実体験、鋭い洞察、深い知見、建設的な提言など、あなただけの独自の意見
  • 一次情報や当事者ならではの視点
  • あなたでなくても答えられる質問に答えるウェブページを作る必要はありません
  • あなたの会社に固有の情報ですから、あなたがきちんと発信しない限り、ウェブ上には出てきません
  • ブログ記事と同じ内容をそれぞれのSNS向けにアレンジして発信する
  • 人は、(中略)企業ではなく人と交流したいもの
  • 「だれに、どんなふうに探されたいか」
  • AIが使用した情報源は(中略)情報源をすべてリストアップし、1つ1つチェック
  • AI回答の情報源となったページに働きかける
  • 普段の取り組みの延長線上にある

『AIで集客する仕組み』(技術評論社)住太陽著より


「普段の取り組みの延長線上にある」というのが、本質だと思いました。これを、どれだけ真摯に着々と続けていけるか、ですね。

『AIで集客する仕組み』(技術評論社)住太陽著

ありがとう 桃居(とうきょ)の広瀬さん

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ありがとう 桃居(とうきょ)の広瀬さん

藤吉憲典を長年サポートしてくださった桃居さんが、2026年5月26日でお店を閉じられました。1987年東京西麻布に開店した桃居さん。藤吉憲典が陶芸作家として独立した初期からのお付き合いです。陶(土もの)の作家さんが中心の桃居さんでしたが、当時さまざまな雑誌記事などで桃居さんの美意識・スタンスを拝見していた藤吉が、広瀬さんに自分の作ったものを見てもらいたい一心で、アポを取って訪問したのが最初でした。

常設展示でのお付き合いからスタートし、桃居さんが個展中心の運営方法にシフトなさってからは、隔年での個展をずっと開催してくださいました。桃居さんでの個展は、藤吉憲典にとって毎回「新たにチャレンジしたものを、最初に見ていただく機会」となっていました。作家が「今度の個展はこういうものを考えています」というのに対して、広瀬さんはその取り組みを心から楽しんでくださっているようでした。そして個展での売上が芳しくなくても、毎回個展の終了時には「次回」の話をしてくださるのでした。

そこには、作家・作家が作るものに対する圧倒的な信頼と期待がありました。広瀬さんはとても大きくて暖かい方で、作家のことをよく見てくださっていました。同時に「ものづくり」という点に関しては、とても厳しい眼をお持ちの方でもあります。ですから、わたしたちはいつも「広瀬さんに、藤吉憲典は面白い!と思ってもらえる制作活動を続け、桃居さんで発表する」ことでその信頼に応えていきたいと常に考え、それは作り手としての気概となっていました。

藤吉にとっては、一年前、2025年の5月が桃居さんでの最後の個展となり、このときに広瀬さんから直接、2026年5月で閉店なさることをお聞きしました。作家が受けたショックはとても大きいものでした。長年のお付き合いの中で、広瀬さんは作家に対してなにかアドバイスをしたり、過度な計らいをするようなことは一切ありませんでしたが、広瀬さんの仕事への姿勢・作家に対するスタンスそのものが、作家にとってはメンター的な存在となっていました。初めて出会ったときから今まで、広瀬さんの作り手に対する態度は、まったく変わっていません。未熟なわたしたちは、なかなかあんなふうにはなれないけれど、人として、あんなふうにふるまえるようになりたいと、ずっと思っています。

先週末、六本木で「ありがとう 桃居の広瀬さん」なる集まりが開かれ、藤吉憲典も参加してまいりました。帰ってきたダンナに話を聞いたところ「めっちゃ楽しかった!すごく刺激になった!」と。桃居さんで個展をしていた作家さんたちだけでなく、桃居さんの古くからのお客さま、デザイン関係の人、メディアの人、アート系の人、さまざまな方が全国各地からいらっしゃっていたようです。参加申し込み「先着50名」だったそうで、入りきれなかった方々がたくさんいらっしゃったのは容易にイメージでき、その場に藤吉が居ることができたのは嬉しいことでした。呼びかけ人の皆さんには、このような機会を作ってくださったことに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

思えば「桃居さんが扱っていらっしゃったから」「広瀬さんが高く評価しておられたから」という理由で、花祭窯に訪ねてこられてたギャラリーオーナーさんが何人もいらっしゃいました。桃居さんは、多くの工芸・器ギャラリーさんにとっても、目標とする存在だったのですね。これからの広瀬さんは、2026年秋にアパレルブランド45Rが立ち上げる工芸ギャラリー「茶馬亭」のキュレーターとしてご活躍なさいます。まず銀座店、追って京都店ができるとのこと。藤吉憲典も、またそこでご一緒させていただくことが決まっています。詳細決定次第、あらためてご紹介いたします。

桃居の広瀬さん、ありがとうございました!そして今後ともよろしくお願いいたします!

住太陽さんの「AI検索時代に中小企業が勝つ方法」で勉強してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

住太陽さんの「AI検索時代に中小企業が勝つ方法」~加速するゼロクリック検索を味方につける~で勉強してまいりました。

先月、住さんの著書『AIで集客する仕組み』を読んで、これはECをするか否かにまったく関係なく、必要な知識だと思いました。読んでよかった~!と思っていたところに、九州ECでお世話になっている方が、住さんを招いての勉強会を企画してくださり、ありがたく参加してまいりました。開催1週間前の急遽決定にもかかわらず、会議室はほぼ満員。やはり皆さん関心の高いテーマなのだなぁと、思いました。

勉強会では、著書の内容を前提に、さらに新たに加わった最新知見と、本の中に書いたことのなかでも特に強調したいところを、詳しく解説してくださいました。今気が付きましたが、わたし、まだ読書記録をブログにアップしていませんでした^^; が、せっかく勉強会に行ってきましたので、順番が逆になりますが、先に勉強会記録。

以下備忘。


  • Googleはなぜ「AIによる概要」をトップに置いているのか?
    • 検索エンジンの役割の変化:リンクを選ぶ場所→回答を見る場所
    • 検索エンジン→回答エンジンへ
    • 「自然な言葉で質問し、答えだけがえられる」検索
    • 2026年現在実装済み→あとはユーザーが慣れるだけ
    • 「今後、検索流入はゼロになる」を前提として考える
    • 実は一般の中小零細企業にとってはチャンス
  • AIはどんな情報を「回答」に使うのか?
    • 1.独立した第三者による口コミやレビューの評価。
    • 2.自社が発信する公式情報:自社について・製品サービスについての評価。
    • 実際に我々が何かを探すときと同じで、AIも「人による情報・評価(Web上の)」を借りて、判断する。

↓↓↓これを受けて↓↓↓

  • 実際にやるべきことは?
    • 回答の情報源となっているサイトを確認→1つの手としては、そこに載ることを目指して情報発信する。
    • 「自分はどんな質問で探してもらいたいか?」を明らかにする→質問に対する回答にあたる情報を充実させる。
    • サイト外:外部の第三者からの評価構築=口コミとメディア露出を増やす。
      • お客様にブログやSNSへの投稿を依頼する。
      • 報道価値のある企画にリリースを打ちパブリシティを狙う。
    • サイト内:客観的データを正しく出す。
      • 基本情報(事実)の正確な発信。
      • 事例掲載は大事。
    • AIは「第三者の証言」と「公式な一次情報」を信頼する=「人にわかりやすく」はAIにとってもわかりやすい(良い)情報。

住太陽さんの「AI検索時代に中小企業が勝つ方法」~加速するゼロクリック検索を味方につける~より


「SEO」という言葉を使って説明しておられましたが、住さんはじめ信頼できるSEOコンサルの方は、ウェブ上にあっても結局は本質的なことが大切なのだということをおっしゃるので、とても安心します。住さんの著書『AIで集客する仕組み』の読書記録は、明日アップいたします^^

緒方先生の「博物館浴」研究が、じわじわと広がっています。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

緒方先生の「博物館浴」研究が、じわじわと広がっています。

2016年から継続的に、九州産業大学地域共創学部・特任教授の緒方泉先生が主導してくださる博物館学芸員研修に参加しています。気が付けばもう10年。間にコロナ禍があり、研修の方法は現地開催からオンラインへと主な軸足を移しましたが、オンラインならではの広がりを持つ「オンライン語り場」など、全国各地の学芸員さんたちと一緒に学ぶ機会が続いているのは、館に所属せずに動いているわたしには特にありがたいことです。

さてその緒方先生の提唱する「博物館浴」。昨今は各種メディアに取り上げられることも増えてきたようで、そのニュースをお聞きするたびに嬉しくなります。先日は、NHKラジオ「Nらじ」に、博物館浴特集のテーマで生出演なさったとの情報をいただきました。そこで緒方先生がお話しなさった最新の動きのなかから、またいろいろと思うところがありましたので、以下考察。


  • 日本国内の博物館当施設のうち、年間入館者数が1万人に満たないのは、全体の47%にあたり、前回5年前より減少傾向(2026年3月日本博物館協会発表・有効回答数2507館)。
    →約1200館で、入館者年間1万人=週1休館として1日当たり約30名に満たない状態。
  • 「教育の場=敷居が高い」から「健康増進の場」へ。
    →これは、変えていくというのではなく(無意味な敷居の高さは取りはらっていくべきだけれど)、両方の役割を果たせる場所としての進化が必要。
  • スローウォーキング&スロールッキング。
    →スローアート。「たくさん見る」よりも「じっくり見る」=鑑賞の本質。
  • デジタルストレス。
    →デジタル化が進めば進むほど、「実物(本物)を見る(触れる)」というアプローチはますます価値あるものになっていく=身体性。
  • 例えば「こんな状態のときには、こんな絵」→個別対応が有効であると実証できれば、「処方箋に『博物館』と書く」は、ますます具体性と現実味を帯びてくる。

最新の知見を得て、広がった考察はこんな感じ。今特質すべきキーワードとしては、個人的には「スローウォーキング&スロールッキング」、デジタル化の逆をいく「身体性」だと、強く感じています。

緒方先生の博物館浴の実証実験は、今年も国立西洋美術館(東京上野)をはじめ、各地で予定されているようです。美術鑑賞と健康増進との関係性にご興味のある方、もしお近くの博物館施設で実施されるときは、ぜひ一度参加してみてください。「博物館浴」で検索すると、関連情報がいろいろと出てきます^^

久~しぶりに「星」を見てもらいました^^

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久~しぶりに「星」を見てもらいました^^

お友だちに占星術(占星学)を生業としているプロフェッショナルがいます。スピリチュアルな位置付けの占いというよりは、占星学の統計学的な側面を垣間見ることが出来るのが、彼女の見てくれる「星」であり(とわたしは感じていて)、自らの行動や思考パターンを省みるのに使えるツールのひとつだと考えています。もともと占い師に見てもらうということを、自分からしたことはありませんでしたが、彼女の方法と学んできたものを知り、これなら見てもらいたいかも、と思ったのが最初でした。

出生地とその日時などの情報を毎回提供して、というのも毎回見終わった時点ですべて破棄するからなのですが、何回目かのオーダー。自分の誕生日や、お正月、旧正月などのタイミングで、毎年定期で見てもらう方が多いようですが、わたしは「見てもらおうかな」と思いついたときなので、不定期、それもかなり間が空きます。原則的には対面でのコンサルテーションしか受けていない彼女に、無理を言って報告書形式でお願いしました。これは、今までの付き合いがあればこそ、人となりがわかっているのが大前提で受けてもらえるものですが。

さて到着したレポートは、質・量ともに期待以上に充実したもので、彼女の仕事にあらためて頭が下がりました。これを形にするのに、どれほどの労力がかかったかを考えると、「もっと値上げしなきゃ!」な仕事です。おかげさまで、いろいろなことが見えてきました。とはいっても、具体的に何がどうなる、というような種類のものではありません。わたしは占星術の素人なので、これを言葉で説明するのは難しいのですが、いろいろなことに「タイミング」があるということが見えてきます。

彼女が言うには、彼女の元に訪れる顧客のほとんどのケースでは、本人が自分のなかに解決策や意思決定がある状態で、占星術カウンセラーとしてできることは、それを意識の上に見えやすくしたり、ちょっと背中を押してあげることだけ、だということ。そういうスタンスで見てくれるからこそ、わたしも「ちょっと聞いてみようかな」と思うのです。

八田占星学研究所

自ら足を動かして、勉強して、考えて仕事に向かっている人の説得力。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

自ら足を動かして、勉強して、考えて仕事に向かっている人の説得力。

長年、藤吉憲典の器を使ってくださっている料理人さんが、花祭窯にお越しになりました。もう何度もいらっしゃっていますが、今回はお店でお仕事をご一緒になさっている奥様が初来窯とあり、いっそう嬉しい機会となりました。お店の切り盛りで忙しいでしょうに、店休日もじっとしていられない性分ということで、あちらこちら(国内に限らず)の産地に足を運んで、食材や器や道具の勉強をなさっている姿は、ご自身の仕事に対する誇りと愛情そのものです。

お話をしていて思うのは、その志の高さと探求心の気持ち良さ。上海で3店舗を成功させ、そちらを信頼できる料理人さんに任せて、東京に出店なさったのが一昨年。一年目にしてさっそくミシュランの星を獲得するというご活躍ぶりに、あの腕とこだわりをもってすれば当然の評価だろうとは思いつつ、それでもやっぱりすごいな、と思います。今回もたくさん意見交換をするなかで、理想を追求する姿勢と価値観があらためて伝わってきて、その熱さは二十歳のころから変わらないなぁと、嬉しくなると同時に気が引き締まる思いでした。

志・美意識の高い料理人さんに器を使っていただくのは、作家としてとても嬉しいことです。その期待に応え続けるべく、ダンナ・藤吉憲典もまた進化し続けます。作家側にしても、いろいろな料理人さんとたくさん話をして、お店でお料理をいただいて、という体験のなかで、より「良い器」の定義が洗練されていくものだと、この30年近くで実感しています。「器が実際に使われているところ見る」のが一番。

ぜひ一人でも多くの方に、その味と世界観を体験していただきたいと思います。と言いながら、わたしはまだ東京・広尾のお店におじゃましておりませんでした。お料理は何度もいただいているんですけれどね^^; 近いうちに伺わねば。

日本料理 佐々

読書『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』(講談社)市塔 承 著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』(講談社)市塔 承 著

いつものカメリアステージ図書館新刊棚より、豪勢な雰囲気の表紙につられて借りて参りました。その分厚さ(33mm、480ページ!)に少々ひるみつつも、まあ、途中でギブアップしてもいいや、と手に取りました。第66回メフィスト賞受賞作ということで、どんな賞なのかしらとググりましたら「京極夏彦さんが先鞭をつけ、森博嗣さん、清涼院流水さん、西尾維新さん、辻村深月さんなどミステリー、エンターテインメントの異才を送り出してきたのがメフィスト賞です」と出て参りました。なるほど。

読み始めて間もなく、早くも手が止まりかかりました。というのも、本書の半分以上を「本の中に本」の入れ子構造が何重にもなって現れたので。まず本書『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』の中に『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』があり、その中に『本泥棒と少女』、その中に『ヒアヌビレの業績録』、その中に『砂漠に残された真実』、その中に『水神叙事詩』が出てきます。5階層になっている物語を行ったり来たりしながら進んでいくので、頭がこんがらがりそうになりながら、手を止めること数回。ところが途中から、本の中でもこの構造のややこしさに対して登場人物が「もう読むのをやめたい!」とキレはじめるので、その喜劇的な雰囲気が面白くて、読み続けることができました。

さて内容はといえば、喜劇ではまったくありません。複雑な構造が神秘を感じさせる冒険・歴史小説的でありながら、現代まで続く、宗教・権力・戦争をテーマとした社会小説だと、わたしは思いました。分厚くて面倒くさい(笑)一冊ですが、いろいろな意味で面白い一冊です。ぜひチャレンジしてみてください^^

『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』(講談社)市塔 承 著

「ひとまわり以上、年齢の離れたお友だちはいますか?」の問いが意味するもの。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「ひとまわり以上、年齢の離れたお友だちはいますか?」の問いが意味するもの。

言い回しはそれぞれなれど、このようなニュアンスの問いかけを、まったくジャンルの異なる場所で読んだり聞いたりすることが続きました。ひとつは、地域コミュニティの役割とフレイル予防の話題が上がった、あるミーティングで。別のひとつは、タイトルは忘れましたがビジネス書のなかで。そのほかにも、SNSでビジネス系の友人たちの間で意見が交わされているのを見かけたり、という感じ。ふだんから立場や考え方の異なる人と交流することは、視野を広げることにつながるし、自分を成長させてくれる。「ひとまわり以上、年齢の離れたお友だち」というのは、その分かりやすい、象徴的な言い方なのだと思います。

己を顧みれば、仕事つながりのお付き合いからいろいろな方と知り合う機会があり、とてもありがたいことです。そして「お友だち」の定義というか範囲についても、いまやSNSでつながっている「お友だち」というジャンルがありますので、だいぶ広く考えることができます。加えて、これまでの自分の人生の中で巡り合ったお友だち、地域でのつながり、子どもを通した活動からのつながりなどもあります。こんなふうに緩やかに考えると、友だちって、付き合いの程度の濃淡はもちろんあれど、自分で思っていたよりもたくさんいるような気がしてきました。

「ひとまわり以上、年齢の離れた」という部分にあらためて注目して頭に思い浮かべてみると、これまた意外と、けっこう年の離れたお友だちがいることがわかりました。ふだん年齢を気にしていないので、我ながら、へぇ~!という感じ。ただ、どちらかというと同年代から年上のお友だちの方が多く、一回り以上若いお友だちは、比較的少ないかもしれないということも判明。気が付けば芸能人でもスポーツ選手でも小説家でも、いろんな人がどんどん「自分より年下」になっていくなかで、年下のお友だちが少ないのはある意味不自然!?などと思いつつ、自分が動かなければ、若い方との接点は減っていくだろうと容易に想像できました。

というわけで、今後のわたしの緩やかな方針として、仕事を新たに外部にお願いするときには、できるだけ「若い方」にお願いすることを意識していこう!と思う今日この頃です。

花祭窯の小さな畑の近況報告-2026年6月1日。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の小さな畑の近況報告-2026年6月1日。

いよいよ夏野菜の苗の植え付けが本格化。5月中に植えたほうが良いよ~!と、ご近所の家庭菜園の先輩方から教えていただきながらも、なかなかサクサクとは進みません。「焦るな焦るな」と自分に言い聞かせつつ、畑仕事です。野菜の直売所に行っても、ホームセンターに行っても、ついつい野菜苗に目が行きます。上の写真は、こんな風に収穫できたらいいな♪のイメージ。

そして、いよいよ本日から、新しい畑がはじまります。1年半お世話になった「旧畑」は7月末までですので、これから少しづつ移行してまいります。

【6/1時点での顔ぶれ(旧畑)】

カボチャ(3/15)タマネギ(ジャガイモ収穫完了)
サンチュ(3/15)
ニラ
(ジャガイモ収穫完了)
オクラ(4/25)
シソ(4/5)
九条ネギ(3/15)
ピーマン(4/5)サヤエンドウ

5月中旬に、ジャガイモを無事に収穫しました。小さいサイズのジャガイモながら、5キロ以上はあったと思います。と書きながら、収穫量をはかっておくんだった!と反省。カボチャは二つの苗がどうやら根付いてくれたようで、なんともう花が付いていました。サンチュは採っても採ってもどんどん新しい葉っぱが出てきて、エンドレス収穫祭の様相です。サンチュ最高。ピーマンも白い花が付きだしました。種から植えたシソもやっと葉っぱがしっかり出てきて一安心。

サヤエンドウは、もうそろそろお終いになります。タマネギの収穫をもうやったほうが良いよね、と思いつつ。ニラと九条ネギは、葉の部分を収穫した後、根っこを掘り出して、新しい畑に移行します。オクラの芽がなかなか出てこないのが気になります。もう1カ月以上経ちますから、出てこないかもしれないなぁと思いつつ。

実は、新しい畑の契約は本日からなのですが、貸してくださる方のご厚意で、既に少しづつ植え付けを始めています。これまでより少し広くなりましたので、まずはサツマイモとカボチャを植えました。暑くなりすぎると植え付けのタイミングとしてよくないようなので、できるだけ早めに整えていきたいと思います^^

「うっかり」転じて福となる―「額縁仕事」でまた表現の新境地。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「うっかり」転じて福となる―「額縁仕事」でまた表現の新境地。

失敗した!と思ったものが、うまいこと化けることもあるから面白い。」と書いていたのは、5月初めのことでした。「面白い」と断定していましたが、面白くなるかどうかは、そのあとのわたしの仕事にかかっていたわけで、額縁画材の専門店・大崎周水堂さんに駆け込み、フレーマーさんにずいぶん時間を割いていただきながら、いろいろと検討しておりました。「フレーマー」日本語にすると「額装師」。「額縁(フレーム)」を作る職人さんのことで、額縁選び・マット等付属品の組み合わせのアドバイスから、作品に合わせた加工・セットまでを一貫して行う専門家です。

「額の加工に少し時間がかかるかもしれません」とおっしゃりながら、5月内に仕上げてくださったフレーマーさんから「できました!」とお電話をいただき、引き取りに行ってまいりました。額装は、ああだこうだと選ぶ時間も楽しいし、完成した作品に会いに行くのがまたワクワクドキドキ。もちろん、選ぶときにある程度の完成図は頭に描くのですが、きっちりはまった状態になったときにどのように見えるかは、未知の世界です。制作数が増えれば増えるほど、完成図のイメージがもっとはっきり見えるようになるだろうと思います。

染付絵皿額装 藤吉憲典

↑この写真は、今回出来上がった作品のひとつ。藤吉憲典作の染付絵皿を額装したものです。撮影者がガラスに映りこんでいるのは、ご愛敬^^; 

初挑戦、もちろん反省材料もいくつかありますが、ここからまた世界が広がりそうで楽しみです。なによりも、これを飾る空間をつくりたい!と自分自身が思えるものが出来上がったのが嬉しいチャレンジとなりました。次はさらに完成度の高いものを目指します。