この年齢になると生きざまが顔に出るよね、と考えてちょっとげんなり(笑)

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

この年齢になると生きざまが顔に出るよね、と考えてちょっとげんなり(笑)

茶道南方流での「天目」のお免状をいただいたのは、4月のことでした。「献茶」のお点前を献上させていただいたときに、記念だからと写真を撮ってくださる方がありました。10年以上続けていて、年に4回ほどのお茶会があっても、なかなか「お点前をしている姿」を撮る機会は無いものです。これまでに自分の写真はほとんどというか、まったくありませんでしたので、ありがたいことでした。

写真が出来上がったよ~、と、プレゼントしていただいたのがつい先日。一目写真を見た感想が「怖っ」でした(笑)。緊張していたからだと言い訳はできなくもないけれど、それにしてもあまりにも表情が厳しくて、我ながらげんなり。こんな顔つきをしていたのですね。撮ってくださった方はとても腕の良い方で、だからこそ本質が写ってしまったのだと思いました。そういえば、献茶式が終わった後に、親しくしてくださっている方から「やっと表情が和らいだね♪」と声をかけていただいたことを思い出しました。周りでサポートしてくださった皆さまに、気を遣わせてしまっていたことに今さら気が付き、恥ずかしくなりました。

お茶でご一緒する方々でも、経営つながりの仲間でも、わたしの尊敬する方々は、皆さんほんとうにいつお会いしても素敵です。それは顔の表情だけでなく、全身から出ている雰囲気が、芯の強さはありつつも余裕を感じさせる穏やかさ・しなやかさがあるのです。こんなふうになれたらいいなと、いつも思います。自分では、年齢を重ねてだいぶ穏やかになってきたのではないかと思っていたのですが、写真には、穏やかどころでは無い表情が(汗)。こうしたものは、一朝一夕に取り繕えるものではありません。わたしのこの厳しい雰囲気はどうしたものかなぁ、と思いつつ、まずは穏やかな表情をイメージするところから始めることにします^^

北九州での九響定期演奏会は、ハイドン→ベートーヴェン→ショスタコーヴィチ♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

北九州での九響定期演奏会は、ハイドン→ベートーヴェン→ショスタコーヴィチ♪

ときどきクラシック。九州交響楽団のコンサート会員になってから、年4~5回程度演奏会に足を運ぶことができています。わたしにとっては貴重なリラックスタイム。九響の定演はアクロス福岡のシンフォニーホールでの開催がメインですが、今回の会場は北九州芸術劇場。そういえば、先月『メアリー・スチュアート』を観に来たのもここでした。

15時開演のコンサートですが、14時半からの「プレトーク」に間に合いました。九響の演奏会では、この「プレトーク」が設定されていることが少なくありません。素人観客であるわたしにとっては、これから行われる演目の背景を垣間見ることができる、ありがたい機会です。10分程度のトークですが、主席指揮者の太田弦さんのお話はいつも、作曲家や曲に対する深い愛情が感じられるもので、拝見していて嬉しくなります。

演奏会では、毎回演目の解説が載った冊子をいただくことができます。そこで基礎知識を読み学ぶこともできますが、そもそも曲名も作曲家名もほとんど知らないわたしには、「先入観の無い状態で演奏を聴くことができる」という利点があるので(笑)、できるだけ開演前には解説を読まないようにしています。そのスタンスから考えると、プレトークは少々先入観を取り入れてしまうものではあるのですが、それはそれということで^^

2曲目、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37」なるものの演奏で、ピアニストの田所光之マルセルさんが登場。今回のわたしの席は3階の最前列でしたので、ピアノ全体を上から見ることができ、鍵盤上の手の動きが目で追える、とっても良い席でした。すごいですね。音を聞くだけでもすごいですが、合わせて手がどんなふうに動いているかが見えて、圧倒されました。そして、鳴りやまない拍手に応えたアンコール曲がまた、凄まじかったです。

北九州芸術劇場は、休憩時間に窓の外の小倉城を高い位置から眺めることができるのが、これまたご褒美的な魅力です。お城の景色を眺めつつ体操して体を伸ばして、後半へ。ショスタコーヴィチは、『グッバイ、レニングラード』を読んで以来、気になっている作曲家さんです。戦時下における芸術家やその作品の政治利用は、音楽だけでなく、演劇、絵画と古今東西でなされてきていますが、それを強く考えさせられた存在です。そんな理由で名前を覚えるというのは、少し悲しいことなのかもしれません。こうして九響の演奏会でたびたび聴く機会に恵まれるのは、社会のなかでの芸術・芸術家の在り方を考えさせられることにもなり、わたしにとってはこれも大切な時間です。もちろん、ホールの席に座って音楽を聴いているときは、あれこれ頭で考えることなく、単純に音楽自体にたいする「すごい!」の畏敬の念のみですが^^

ともあれ今回も大満足の演奏会でした。次の定期演奏会も楽しみです♪

六月・水無月(みなづき)の花祭窯の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

六月・水無月(みなづき)の花祭窯の庭。

6月も気がつけば下旬、もう7月が目の前です。ここ津屋崎では、梅雨らしい天気が続いています。この季節、仕方のないことではありますが、強い雨が続くと心配になることも多いです。一方で、昨年から続いている福岡県内の水不足には、恵みの雨であり。雨が無いと困るけれども、でもどうか災害になりませんようにと祈りつつ、です。そんななか、歩いていても、自転車に乗っていても、車を運転していても、あちらこちらに見える紫陽花は、雨の憂鬱をつかのま晴らしてくる、心強い味方です。

久しぶりに青空を見つけたタイミングで、花祭窯の小さな露地の景色をパシャリ。

花祭窯の庭

↑葉っぱのギザギザは、もともとの形に加えて、ところどころ虫食いです。

花祭窯の庭

↑ザクロの花がたくさんついています。つぼみもたくさん。

花祭窯の庭

↑アップするとこんな感じ。

花祭窯の庭

↑立派な体格のアブ。飛んでくると怖いですが、こんなふうに見ると画になっているといえなくもなく。

花祭窯の庭

↑緑色メインの庭に、差し色。

花祭窯の庭

↑カノコユリのつぼみもたくさんついています。

久しぶりの晴れ間に緑色がみずみずしく映えて、気持ちの良い時間となりました。

肥前磁器作家・藤吉憲典の個展情報等を案内するニュースレター。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

肥前磁器作家・藤吉憲典の個展情報等を案内するニュースレター。

『藤吉憲典公式ウェブサイトを、ちょっぴりリニューアル。』のタイトルでブログをアップしたのは昨日のことでしたが、それに合わせてメール配信システムを新たにすることにしました。実はメールマガジンは、わりと長いこと書き続けています。花祭窯の創業から間もなく、別事業として「やきものや ふじゆり」なるオンラインショップを立ち上げ、蕎麦猪口をご紹介するメールマガジン『ふじゆりの蕎麦猪口蒐集』を配信したのが一番最初(だったはず)。おおよそ四半世紀前のことになります。今ふりかえっても、なんとマニアックで限られたお客さまに向けた情報発信だったのだろうと、我ながら可笑しく楽しくなりますが、ここがスタートでした。

その後もいろいろと形を変えながら、ここ数年は配信頻度はだいぶゆったりとなりましたが、「メールマガジンで作家活動の情報を伝える」というスタイルは維持してきました。メールマガジンに登録してくださっている人数は、正直なところ、スタートした時点から今現在までずっと、「たくさん」の人数ではありません。でもだからこそ、お一人お一人に向けて、情報をお届けしていきたいという気持ちがあります。

そして時代は「メールマガジン」から「ニュースレター」へ!?特に海外のギャラリーのサイトを見ていると、「newsletter」という言い方が一般的のように見えましたので、単純に呼び方の違いかしらとも思いつつ、念のためチャッピーに尋ねてみました(笑)。曰く「(藤吉憲典さんの場合は)販促メールではなく、作家活動の便りという性格なので、『ニュースレター』の方が適しています」との仰せ。というわけで、今回から「ニュースレター」と呼ぶことにいたしました。わたし自身が、ついついメルマガと言ってしまいそうですが。

花祭窯・藤吉憲典(ふじよしけんすけ)ニュースレターの登録はこちらから

今はSNSサービスが多様になっているので、わざわざメールで届ける情報にしなくても良いのだろうな、と頭ではわかってはいます。でもしばらくはまだ、この形で続けてみようと思っています。藤吉憲典の展覧会情報などご希望の方は、ぜひご登録くださいませ^^

藤吉憲典公式ウェブサイトを、ちょっぴりリニューアル。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典公式ウェブサイトを、ちょっぴりリニューアル。

藤吉憲典公式サイト。ここ数年はほぼ毎年、1年間の間に発生した更新すべき内容を、アップデートするようにしています。お願いしているのは、福岡を拠点にご活躍のウェブデザイナー・ハラプロの原田大輔さん。気がつけばもう10年以上のお付き合いです。初めてウェブデザインを提案していただいたときから、こちらの言葉の足りないところを的確に読み取ってくださり、その上でひとつひとつ確認しながら工程を進めてくださる姿勢は変わりません。おかげさまで、安心してお願いしています。

藤吉憲典公式サイト https://fujiyoshikensuke.com/

今回のリニューアルの一番のポイントは、作品紹介のコーナーに「器」が追加されたこと。これまではアート作品のみのご紹介でしたが、器もこちらでご覧いただけるようにいたしました。アート作品もそうなのですが、作ったすべての作品がここにアップされるわけではありません。カメラマンさんに写真を撮っていただくタイミングで「手元にあるものの中から選んだもの」を、ここに追加していくことになります。現在もまだ初期追加作業中ですが、ひとまず落ち着いたら、今後は年に一度のタイミングで作品を追加していくことになると思います。

藤吉憲典公式サイトより「懐石の器」

↑上の写真は、その一覧ページの一部。

意図としては、藤吉憲典の作品をご覧いただくというだけでなく、藤吉が制作した作品を並べることで、結果として「肥前磁器のデザイン帳」のようなものが出来たら素敵だな、という気持ちがあります。この企みはまさにスタートしたばかり。これからコツコツ積み重ねていった先に、どんなが可能性が広がるか、とっても楽しみです^^

公的な手続きいろいろ―意外とあっさり自力で出来ることもある。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

公的な手続きいろいろ―意外とあっさり自力で出来ることもある。

久しぶりに法務局に行きました。用件は、花祭窯の創業地である佐賀・花祭にある土地の地目変更。残していた家屋(作業場)が数年前に台風で破損したため、危険回避のためにすぐに撤去をしていたのですが、その跡地がそのまま宅地になっていました。目下は宅地としての利用を予定していないスペースなので、これは地目の変更を申請したほうが良いよね、ということで。

まずは土地自体がある佐賀の法務局支局に電話で問合せ。「福岡にお住まいでしたら、郵送でも手続きできますから、まずはそちらの最寄りの法務局で書類を揃えたら早いですよ!」と、丁寧に教えてくださいました。最寄りの支局にお電話すると「ご自身での手続きをご希望でしたら、相談窓口がありますので、そちらを予約しますか?」ということで、予約。予約した日時に伺うと、まったく待たせられることなく、書類の様式から書き方、必須ではないけれど添付したほうが良い書類まで、希望を叶えるための手続きをナビゲートしていただくことができました。

おかげさまで書類提出は、ストレスなくすんなり郵送で完了。そのうえ思いのほか早く、「地目変更手続きの完了」のご連絡をいただきました。当初相談窓口では「宅地から雑種地への種目変更はけっこう難しいところもあって、だから早く変更したい人は駐車場にしたり資材置き場にしたりするんですよ」とおっしゃっていましたが、どうやら現況を見て明らかに「雑種地」だと判断していただけたようでした。良かったです^^

今回は法務局の支局でしたが、そういえば税務署の職員さんも、「わかりません、教えてください!」でお訪ねすると、丁寧にわかりやすく教えてくださると感じることが多い昨今です。わからないときはプロに聞け!ですね。長いことわたしの課題である「プロに任せる」「人に任せる」を、ここ数年意識して進めてきているつもりではあるのですが、「プロに聞きながら、自分でできることは自分でやってみる」の楽しさというか自己満足感も、やはり捨てきれませんね(笑)

6月9日は開窯記念日-おかげさまで花祭窯は30年目に入りました―

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

6月9日は開窯記念日-おかげさまで花祭窯は30年目に入りました―

もう6月も下旬ですが…^^; おかげさまで花祭窯は30年目をスタートしております。当日は、ラジオから流れてきた「今日6月9日は、ジョニー・デップの誕生日です!」の声に、開窯記念日だ!と気づいたのでした。そうか、ジョニー・デップと花祭窯は、年こそ違えど同じ日に生まれたのねと、6月9日ロックの日にもうひとつ嬉しい意味付けをプラスしてほくそ笑んでおります。

30年、けっこうな長さですね。時間だけは経っていますが、いつも言っているのですが「やめなかっただけ」。亀の歩みで進んで参りましたので、まだこれから実現したいこと、すべきことが盛りだくさんです。同世代の友人でも、会社員をしている人たちはそろそろ「定年」の二文字が頭に浮かび、セカンドキャリアを検討し始めるところだという話を聞くと、彼我の間にある大きな違いに気が付きます。人よりゆっくり進むわたしたちにとっては、年齢による定年の概念が無い働き方はありがたいこと。

先日、古くからのお客さまとお話していて、深く考えさせられることがありました。曰く「弟子はとらないんですか。藤吉(憲典)さんの、やきものの技術と哲学をきちんと遺さないと、ダメですよ。それは、磁器の文化に対する藤吉さんの責任だと思う」と。肥前磁器文化の継承は、独立時からずっと課題にしていることではありました。ただ「弟子をとる」という方法が、藤吉の制作スタイルに合わないことは、わりと早い時期に判明したので、その後は「作品そのものの姿形で遺し伝えていくしかないよね」という結論にしようとしていたわたしたち。お客さまの言葉は、藤吉憲典に対する評価があればこそで、とてもありがたいものでした。しっかり受け止めて、遺し継承していくべきものを、どのように伝えていく道筋をつけるのが、30年目からのテーマの一つになります。

ここまで関わってくださった皆さま、支えてくださったすべての皆さまに、心からの感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございます!そしてこれからもまだまだわたしたちのチャレンジは続きます。今後とも、よろしくお願い申し上げます!

郵便で案内が届くことの価値-個展案内状の宛名書きをしながら考える。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

郵便で案内が届くことの価値-個展案内状の宛名書きをしながら考える。

相変わらず手書きで宛名書きをしています。現在まさに、銀座黒田陶苑さんでの藤吉憲典個展のDM宛名をせっせと作成中。黒田陶苑さんは毎回、ハガキではなく二つ折りのパンフレットのような形になっていて、透明の封筒に入れてお送りするので、ラベルに宛名を書いて封筒に貼り付けるようになります。印刷ならともかく、手で字を書こうとすると、まあまあ小さく感じるラベルサイズ。老眼進んでる…と、現実を突き付けられながらの宛名書きです(笑)。

あらゆるものがオンライン化されて、通知系の郵便物も「省資源のために」の名目で廃止あるいは有料化される昨今。もう郵送しなくていいと思っているお客さまも、いらっしゃるかもしれません。あらためて郵送希望の意思確認をしたほうが良いよな、と、ここ数年思いつつ、先延ばしになっていました。この夏あたりにちゃんと取り組もうと思います。ここで宣言。

さて「受け取り側」として考えると、わたしはハガキで作家さんの個展DMが届くと嬉しくなりますし、ハガキ片手に観に行くのが楽しくもあります。そして宛名は印刷であっても、作家さんからの一言が直筆で入っていたりすると、なお嬉しい。世の中が「郵便」から離れていく方向にあるならば、逆を張ってアナログを貫くのも良いよねと、思います。と、ここまで書いてハタと気が付きました。郵便で届くことと、宛名書きを手書きすることとはまた別ものですね。つまるところ、宛名を手で書く行為自体は、あくまでも自己満足に過ぎないのかもしれません。

自己満足でも良いではないかと自分をかばいつつ、決して字がうまいとは言えないので、できるだけ丁寧に書くことを心掛けています。皆さまの心に届きますように♪

銀座黒田陶苑 藤吉憲典個展

藤吉憲典個展

会期:2026年7月11日(土)-7月16日(木)※13日(月)は定休日

時間:午前11時-午後6時30分

場所:銀座黒田陶苑【本店】東京都中央区銀座7-8-17-5F 虎屋銀座ビル5階

TEL:03-3571-3223

同じ規模感で相談できる仲間のいるありがたさ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

同じ規模感で相談できる仲間のいるありがたさ。

年に数回、家族ぐるみで一緒にご飯を食べる仲間がいます。うち=花祭窯と同様、ほぼ夫婦二人で事業を営んでいること、創造的な仕事をしていること、仕事≒生活であることが、共通点です。事業単位が似ていると、業種や売上規模は異なっていても、似たような課題に直面することが少なからず。集まれば自然と、事業のことと家族のこととが話題の中心になります。わたしたちにとっては、これらは切り離すことができません。

先日は、暑くなりすぎる前に、ということで久しぶりのバーベキュー。初夏の爽やかなお天気のなか、開放的な空間でおしゃべりをしていると、日ごろ仕事をしながら気になっていることなども、意図せずとも話題に上り、すんなりと解決策を発見する場になるのが不思議です。一人親方的な仕事の仕方をしている人は皆そうかもしれませんが、同じ目線で話ができる同志を見つけることはなかなか難しい。このような仲間に恵まれていることは、ほんとうにありがたいことです。

そんななか、ちょっぴり深刻そうな顔で「実は悩みごとが…」というT氏。聞けば、状況はまったく同じではないものの、我々も通ってきた道です。その不安はよくわかる!不安になるのは当たり前!けど、ぜんぜん大丈夫だよ!むしろチャンスにして生かせるよ!と、その場にいる全員が非常に楽観的なリアクションを返しました。そう、この仲間たちの良いところは、苦境も客観的に楽観視できる強さを持っているところです。まあ、それだけ、苦しさも含めていろんな経験を積んできているということだと思います。

おかげで悩みごとは一つ解決。もともと解決策は既に氏の内にあり、周りの我々はそれを後押ししたに過ぎませんが、そうした後押しに勇気づけられて前に進めることも、経験してきているわたしたちです。「飲食」と「外気」の効用を大いに感じたバーベキューでした^^

アーツスタッフ養成講座『知的財産講座』で勉強してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アーツスタッフ養成講座『知的財産講座』で勉強してまいりました。

北九州市芸術文化振興財団が主催する「アーツスタッフ養成講座」に参加してまいりました。「文化芸術分野に携わるスタッフの専門性向上と現場対応力の強化を目的として、著作権や商標、契約、AI生成物の取り扱いなど、知的財産管理について実践的な知識を学びます」ということで、嬉々として申し込みいたしました。アート関係者であれば、作る側にとっても使う側にとっても、関心の高いテーマです。主催は北九州市の文化財団でしたので、北九州市内からの応募が優先されるよね、と思っていましたが、無事抽選に通りました。ありがとうございます^^

講師は明倫国際法律事務所の代表弁護士であり弁理士である、田中雅敏先生。もう10年以上も前に、わたしたちが初めて海外進出を考えたときに、当時の「福岡アジアビジネスセンター」で相談に応じてくださっていたのが、田中先生でした。おかげさまで、安心して海外との商談やお取引を進めることができました。その田中先生のお話は、パワーポイント資料87ページにわたるボリューム。毎年のように増えたり変わったりしているという知財関連の法律と解釈、考え方について、実例を交えながらユーモアたっぷりにわかりやすく解説してくださいました。

特に興味深かったのは、AI生成物との関連での権利の考え方でした。法律の制定が追いついていないというか、現実に対して後追い状態のなかで、どのように考えていくべきなのかを、いくつもの例題を出して考えさせ、解説してくださいました。アーティストやその周りの人だけでなく、今や誰もが、侵害する側・される側どちらにもになりうる状況です。実際に田中先生の事務所で担当している係争中の案件のお話を聞くこともできて、とても参考になりました。

前回アーティストマネジメント関連で知財についてまとまった勉強をしたのは、2016年の学芸員研修会でのことでしたので、ちょうど10年前になります。その後、必要に応じて単発的に弁護士相談等を活用して知識を仕入れることはたびたびありましたが、久しぶりにまとまった勉強ができて、良かったです。10年での世の中の変化の大きさと、それに伴う法解釈の変化の大きさを感じる時間となりました。変化のスピードが速いので、毎年でもこのような勉強の機会を持った方が良いかもしれないと思いました。

北九州市芸術文化振興財団は、公益財団法人。公的機関が文化芸術イベントを開催することは、あちらこちらの自治体でなされていることですが、このように人材を育てていこうとする地に足の着いた施策はあまり知りませんでした。素晴らしい取り組みに参加できた感謝を胸に、北九州を後にいたしました。