岡山出張報告その2-久しぶりの岡山でしたので、ほんの少しウロチョロ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山出張報告その2-久しぶりの岡山でしたので、ほんの少しウロチョロ。

藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ、足を運んでまいりました。の、報告その2。今回は日帰り出張だったのですが、栂さんが「せっかく岡山までお越しになったのだから、何か観ていかれませんか?」と気遣ってくださったので、お言葉に甘えてギャラリーを少し早めに失礼し、ずっと気になっていた「岡山市立オリエント美術館」へ向かいました。

なぜ気になっていたのか。あちらこちらの美術館・博物館の特別展に足を運んだ時に、「お!」と目を引いた展示のキャプションを確認すると、作品所蔵館として「岡山市立オリエント美術館」の名前が書いてある、ということが過去にたびたびあったからでした。「これもオリエント美術館なのね!」に遭遇するたび、いいもの(わたしが観たいと思うもの)をたくさん所蔵している館に違いない!という印象がどんどん深まっていました。

というわけで、オリエント美術館初訪問。閉館時間まで1時間を切っており、バタバタと入館しました。展示内容はどれも興味深く大満足。エントランス上に飾られた巨大なタペストリーにもなっている、アッシリアレリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫」はとってもカッコよく、ハンムラビ法典のくさび型文字が彫り込まれた石碑は複製品とはいえ迫力ありました。現在の展示テーマは「シティ・ライフのはじまり」でしたが、その文脈で展示された作品の数々と解説がとても分かりやすくて「ほほ~!なるほど~!」と頷きながらの鑑賞でした。

岡山市立オリエント美術館

美術関係の施設はすべて17時で閉館となっていたので、閉館ギリギリまで観た後は、少し足を延ばして岡山城を拝みに。お天気が良く、見事な景色でした。橋を渡れば特別名勝・大名庭園である岡山後楽園でしたが、新幹線の時間が気になりましたので、今回は断念。またの機会の楽しみです。

岡山城

ところで岡山駅からオリエント美術館までは、路面電車を使いました。3駅とすぐの距離でアクセス至便。岡山駅前の電停で行き先を調べていたら、隣にいたご婦人が「どこに行くの?」と声をかけてくださり、電車の行き先と降車すべき電停名を教えてくださったうえに、「はい、どうぞ!」と「岡山カルチャーゾーン周遊マップ」なるものをくださり、びっくり。「いいんですか?」と尋ねたら「わたしはまたもらうから。ここに入館料の割引券もついてるから使ってね」と。歩いて回れる芸術・文化施設が地図で一覧になっていて、とても便利なマップでした。そんな出来事もあり、すっかり嬉しい岡山出張となりました。ありがとうございました♪

岡山出張報告その1―藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山出張報告その1―藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展開催中のギャラリー栂さんへ。

藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ、足を運んでまいりました。栂さんでの個展は4回目になりますが、わたしが和気にあるギャラリーを訪問するのは、なんと今回が初めてでした。オーナーの栂さんにお会いするのも、お久しぶり。いつも仕事上のやり取りをしているので、そんなにお会いしていない感じはしないのですが^^

さて初上陸の和気エリアは、岡山から在来線で約30分、沿線に見える川の景色がいい感じの、のどかな場所でした。そして栂さんのギャラリースペースの素敵なこと!斜面の敷地を生かした高低差のある空間に、窓からの外光を存分に生かした造りが居心地よく、作品も展示映えしていてとっても嬉しくなりました。

今回は、栂さんが個展タイトルに「描」をつけてくださったとおり、藤吉憲典の書画・シルクスクリーン作品をご覧いただける、貴重な機会となりました。

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

備前焼の窯元が連なるエリアが近く、藤吉の個展期間中には、毎回備前の作家さんが何人も見にいらっしゃるとお話を聞いていました。今回も大御所の作家さんをはじめ、何人もの方が足を運んでくださっていて、わたしの短い滞在中にも、おひとりご挨拶することができました。「これだけの絵付をできる人は、もういないですよね」「ここまで細かく丁寧な仕事をして、この価格は安いですよね」…そんな、陶芸のプロだからこそご理解いただける感想を聞いて、とても嬉しくなりました。

併設するお蕎麦屋さんは、平日にもかかわらずお客さまが途切れなく、厨房がひと段落したところでお昼をいただきました。美味しかったです^^

個展会期は今週末3月28日(土)まで。


藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

わたしのなかでの恒例行事-あんずの里でお買い物がてらお花見♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

わたしのなかでの恒例行事-あんずの里でお買い物がてらお花見♪

国道495号線を、菜の花の黄色に包まれた古墳エリアを横目にドライブがてらあんずの里へ向かうコースは、ここ津屋崎に来て以来、大好きな「日常の贅沢」のひとつです。そしてあんずの里の小高い丘の上から、玄界灘を見下ろす景色は、いつ見ても絶景。先日のあんずの花は、五分咲き程度でした。

あんずの里

あんずの里

あんずの里

あんずの里

朝8時半からのオープンに合わせて行くと、農産物直売所には買い物客がいても、あんず並木のあたりはまったく人がいなくて貸し切り状態です^^。

「口伝」とか「お免状」とか―次なるステップに向けてお茶のお稽古中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「口伝」とか「お免状」とか―次なるステップに向けてお茶のお稽古中。

茶道南方流に入門し、お稽古を始めてから10年以上が経っています。禅寺でのお稽古は「禅茶一味」を旨とし、「茶の本道は修行による人格の向上、和敬の道こそが本意」(茶道南方流公式サイトより)。実は、南方流に入門するそのずいぶん前に、3年ほど裏千家の先生について習ったことがありました。お茶を習うことにしたそもそもの動機は、仕事上お付き合いのある方々(特に日本料理・懐石料理の料理人の方々)と、ちゃんと話ができるようにしておきたいから、でしたので、そう考えると少々(かなり?)実利的でした。

南方流でお稽古を続けていくなかで、「このようなスタンスを保てる人になりたい」と人間的に尊敬する先生方や先輩方にたくさん出会い、今ではすっかり「お茶のお稽古に行くこと」自体が目的!な感じになっています。いずれにしても、お茶の世界にある「お免状を取得する」こととは、まったく結び付いていませんでした。南方流は、ほかの流派に比べるとお免状の階位や数が少ないと思いますが、それでもあります。実は入門して間もないころに、師匠たる和尚様に「お免状は要らないのですが」とお尋ねしてみたことがありました。それに対する和尚様のお返事は、「ちゃんと順番があるんですよ」というものでした。

というわけで、現在、お免状の次のステップ「献茶」に向けてお稽古中です。南方流の作法はすべて「口伝」とされており、お点前の所作を記したような教科書がありません。「これを見れば正解がわかる」というものが無い。お稽古中にはもちろん先生が口頭で指導をしてくださいますが、お作法を忘れないように「メモする」なんてことも、憚られます。お稽古は、原則的に月に2回。特別に増やして4回。覚えの悪いわたしにとって、どうやって当日に向けて所作を頭と体に叩き込んでいくかは、切実な課題です。ほんとうにびっくりするほど、すぐに手順を忘れてしまうので(笑)。苦肉の策としてここ数回は、お稽古が終わりお茶室を出たその足で最寄りのカフェに入り、今やってきたお稽古をノートに書きだす、ということをしています。

自分用の一時的なメモなら許容範囲かしら、ということで。お茶室に入る最初のご挨拶からどのように動いたか、先生が何とおっしゃったか、順を追って思い出しながら文字にしていくと、自分の動きが多少は客観的に見えてきます。そうして書き出した後に、動きに無駄・矛盾が無いかを考えながら見直し&修正を繰り返します。書き上げた!と思ったら書いたものは破り、帰りの電車では頭のなかでひたすらイメージトレーニング。自分が書きだしていた内容が間違っていたらアウトなのですが(笑)、それは次のお稽古のときに確認して修正することにして、頭のなかで繰り返します。というのが、本番まで1カ月を切った、ドキドキの今日この頃の状態。

さて和尚さんの「ちゃんと順番があるんですよ」の意味。先生方・先輩方がわたしにお稽古をつけてくださり、道を示してくださったように、わたしもまた相応のお稽古を積んだ暁には、後進の方々にできる限りのお手伝いをすることが勤めである、ということなのだと思います。わたしの「お免状は要らない」という発言は、なんとも自分勝手で図々しいことであったと、お稽古を重ねるほどに理解できるようになりました。未熟ながらも少しでもできることがあるならば、お返しして行くのが筋というもの。なんてことを考えながら、とりあえずは自らの目の前にある課題に向けて、頑張ります。

Fukuoka Flower Show番外編-福岡市植物園まで来たら動物園にもGo!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

Fukuoka Flower Show番外編-福岡市植物園まで来たら動物園にもGo!

Fukuoka Flower Show 2026の会場が福岡市動植物園の「植物園」でしたので、隣接する動物園にも、足を延ばしてまいりました。午前中は青空で陽射しの強さを感じていましたが、午後になると天気予報の通りに雨が降り出し、傘をさしての動物園。雨にもかかわらず、まあまあの人出で、人気の高さがうかがえました。雨だしサクッと回ろう!と思っていましたが、なかなかの広さで高低差もある動物園は「サクッ」とは行かず、しっかり歩き回りました。

雨のなか、厩舎に入ってしまう方々も多いなか、ファンサービスで顔を見せてくださった皆さまのなかから、ベストショット3枚。

福岡市動物園

↑悠然とした姿のオランウータンさんは大迫力。

福岡市動物園 カバ

↑流し目も決まっているカバのタロウさん。

福岡市動物園

↑姿が断然美しいヒョウ。眠そうにしながらも起き出してくれました。

今回一番サービス精神旺盛だったのは、カバのタロウさん。カバは藤吉憲典作品にもよく登場するので、観察必須なのですが、水のなかを悠々と泳いでは顔を上げてこちらに視線を寄越してくれる姿は、とても力強く圧倒されました。ヒョウやらトラやら、ガラス越しにまあまあ近い距離で観ることができる工夫がされていて、「ほほう、この模様はこのようになっているのね」などと思いながら観察することができて、大満足。

噂には聞いていましたが、長い工事期間を経てリニューアルオープンした福岡市動物園は、かなり見応えのある空間になっていました。今回はサイやゾウはあまり近くに来てくれず、遠めに眺めるだけでしたので、次は晴れた日に来たいと思います。

初開催の「FUKUOKA FLOWER SHOW 2026」を見に行ってきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

初開催の「FUKUOKA FLOWER SHOW 2026」を見に行ってきました。

もう何年も前から、福岡市内では「一人一花運動」が続いていて、天神を中心に市内の繁華街には、企業の協賛によるプランタや植栽の花があちこちに増えていました。福岡市でのフラワーショー開催を目指して、実績を積み重ねてきていたのでしょうね。関わってきた方々の嬉しさはさぞかし大きいだろうな、と思います。古くからの友人に園芸関係の業界人がいて、Fukuoka Flower Show開催初日に視察とレセプション参加のために東京から来るというので、視察にご一緒させてもらうことに致しました。

さて、Fukuoka Flower Show。英国で開催される、歴史あるチェルシーフラワーショーに憧れて、国際的なフラワーショーを福岡でもやりたい!となったのだろうな、と思いつつ。初日は特に業界関係の方が多かったのもあるとは思いますが、あちらこちらでのおしゃべりの声に、チェルシーフラワーショーに行ったことのある人がとても多いことが伺えました。そして、そうした方々が全国からここ福岡に集まってきていることに、少々びっくり。聞けば、フラワーショーの開催にはかなりお金がかかるので、各地で企画が立ち上がっても継続することが難しく、日本国内ではフラワーショーの開催自体が数少ない機会になっているということでした。

ガーデンコンテスト、ベランダガーデンコンテスト、ハンギングバスケットコンテスト、プランツアワーズと、来場者が自分の「好き」を投票できる参加型の仕組みになっていました。メインは「ガーデンコンテスト」。審査員によるグランプリは既に決定していて、あとは来場者の投票による「ピープルズチョイス」が、会期中の投票を集計して、最終日の3月26日に決まるということでした。審査員には、本場である英国王立園芸協会からお二人来日しておられて、ガーデンコンテストに出ていた5つのガーデンについて「解説ツアー」をしてくださるということで、わたしもそちらに参加。

審査員長であるジェームズ氏による解説は、園芸素人にもとても分かりやすかったです。コンテスト用に作られたお庭の技術的評価にはほとんど触れず、否定的なコメントは一切出さず、どういう視点で楽しめるのか、この庭に来ると何が嬉しいのか、という部分を一番に強調していらっしゃいました。そして、今回が第一回目となったガーデンコンテストについて、これから回を重ねるにつれてどんどん良くなっていくであろうという「ポテンシャル」への期待を何度も口になさったのが印象的でした。

一番上の写真は、会場となった福岡市植物園で、最もわたしの目を引いたモクレンの大木。あんなに大きくなるのね、とびっくり。

KENSUKE Fujiyoshi 作家紹介の三つ折りパンフ、新作を制作中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

KENSUKE Fujiyoshi 作家紹介の三つ折りパンフ、新作を制作中。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)の作家紹介パンフを制作中。名刺をはじめとしたこれら紙製販促物の制作も、AIのおかげですっかり楽になってきています。今回は、Canvaとチャッピー(Chat-GPT)にだいぶお世話になりました。昨年、仲間内で開催してくださったCanvaの勉強会に参加して、ほんとうに良かったと思います。テクニック的な部分で、かなり時間短縮&ストレス軽減。その分、全体図を見たときの視覚的なイメージや、読み上げたときのテキストの内容の聴こえ方など、自分の目や耳を使っての確認と修正に、時間をかけることができています。

そもそも、ばんばん配布する感じではないので、量は要りません。なので、刷りすぎて内容が古くならないように、頻繁に作り変えることができるように、できるだけ少ない数で印刷に出すようにしています。それでもすべて使い切ってしまう頃には、書き換えたい部分がたくさん出てきます。今回は約二年ぶりの作り変え。たった二年の間に、盛り込みたい内容だけでなく、自分が使うツールまでもがすっかり変わっていることに、あらためてびっくりしながらの作業となりました。

作家紹介文を書いていると、どうしても「こちらが言いたいこと」を前面に押し出しがちになります。略歴やアーティスト・ステートメントなど、おおよその掲載項目は決まっていますが、それ以外にどのような要素を載せようかと迷ったときに、チャッピーが提示してくれた参考情報は、受け取り手の客観的な視点を考慮するうえで参考になりました。

たとえば

「近年の主な展覧会情報」「取り扱いギャラリー情報」「近年のメディア掲載情報」の中から、一つだけ掲載すべき内容を選ぶとしたら、アートコレクターの方々に対してどの情報が一番望ましいか?

というわたしの質問に対する返答とその理由付けなど、なるほどさもありなんと思うものがいくつもありました。ちなみに上の問いに対するお返事は「展覧会情報」で、「なぜならば」とともに、しっかり情報提供してくれました。

おかげさまで、これまでの半分以下(たぶん)の時間で原稿を仕上げることができました。読んだ人にとって、少しでも作家や作家の作品を理解する手助けになるパンフが作れたら嬉しいな、と思いつつ。

再読書『嵐が丘(上・下)』(光文社古典新訳文庫)エミリー・ブロンテ著/小野寺健訳

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

再読書『嵐が丘(上・下)』(光文社古典新訳文庫)エミリー・ブロンテ著/小野寺健訳

先日観た映画『嵐が丘』で、映画の良し悪しとはまったく別のところで、こんなストーリーだったかしら???がぬぐえませんでしたので、「読んでいなかった名作を」シリーズ読書『嵐が丘』再読です^^。映画を観終わってすぐに、いつものカメリアステージ図書館に予約を入れました。古典文庫には珍しく、上下巻とも貸し出し中になっていたので「わたしと同じように、映画をきっかけに読み直している人がたくさんいるのかも!」と思いました。が、2週間ほどで順番が回ってきましたので、たまたまだったのかもしれません。

さて、いざ検証。まずは上巻を一気に読みました。「こんなストーリーだったかしら???」は、「そんなストーリーだったのね!」に、無事修正されました。登場人物の顔ぶれや役割が少々変わっているものの、映画『嵐が丘』は、この上巻の筋をきちんとなぞっていたことがわかりました。上巻は主人公キャサリンが亡くなるところまででお終いで、映画もまたキャサリンが亡くなるところがラストシーンでした。

そうなると今度は、ほぼ同じ分量ある下巻の内容を読まねば!となり、引き続き下巻へと突入。こちらにはキャサリンが亡くなる前に生んだ子どもと、ヒースクリフの子どもが登場します。ヒースクリフが、自分とキャサリンの不幸を呪い、次の代にまでもその恨みをぶつける、という構図。なるほど、これはこれで続編映画が一本作れるボリュームかもしれない…と一瞬考えましたが、映画ではキャサリンの赤ちゃんはお腹の中で亡くなっていることをにおわせていましたので、これを覆すのは難しいかしら、とも思いつつ。

というわけで、上下巻通して読了。前回読んだ時よりも、だいぶ短い時間で読むことができたように感じるのは、映画でビジュアルイメージが頭にあったのも要因の一つかもしれません。前回読んだ約6年前の読書記録では、「ドロドロ路線の昼メロ(ドラマ)顔負け」と印象を書いているのですが、今回の読書ではそのイメージが払しょくされました。昼メロ愛憎劇めいたストーリーの奥にある、登場人物(特に、ヒースクリフ!)の心の機微が、かなり切なかったです。

本は、読む自分の状態によっても、読み取れるものや残るものが変わってきますから、何度も読み直すと面白いですね。とはいえ今回は、自分があまりにもストーリーを忘れてしまっていた事実に、呆れかえってしまう読書にもなりました(笑)。

郷育カレッジ「切り貼り絵(コラージュ)講座」を実施しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

郷育カレッジ「切り貼り絵(コラージュ)講座」を実施しました。

郷育カレッジでの『「切り貼り絵(コラージュ)」作りで自分発見』講座開講も、もう何年目になるでしょうか。美術鑑賞の講座とともに、数少ない芸術分野の講座でありつつ、「心身の健康」を目指した内容にしています。コラージュ制作を通じて、自分の内側をアウトプットし、客観的に眺めて受け入れていくことで、心のリフレッシュを図る。わたしはこのワークショップを「Meet Me at コラージュ(=コラージュ制作を通じて自分に出会う)」と名付けています。

今回の講座は年度末の3月となりましたので、コラージュ制作にちょうど良いタイミングだったかもしれません。コラージュはいつやっても効果があるものではありますが、新しい年度を迎えようとしている季節に、手を動かして淡々とコラージュを作っていく時間が、気忙しさから逃れる受け皿になるといいな、と思いつつ。

同じコラージュ制作でも、講座ごとに、集まってくださった方々により、場の雰囲気が変わります。今回は「作業スタート!」となってから、すぐに皆さん黙々と手を動かし始め、迷う雰囲気が無かったのが印象的でした。動きや表情から、楽しんで積極的にかかわってくださっていることがわかりました。考えすぎると手が止まってしまうことがあるので、毎回「あまり頭で考えすぎずに、直感的にやってみてください」と申し上げるのですが、そのまま受け取り実践してくださったようで、嬉しかったです。

毎回、皆さんの制作物を、その制作過程から拝見できるのは、とても楽しい時間です。制作者の数だけ、それぞれのアプローチ方法があります。正解が無いのがコラージュの良いところで、何年やっても、何回やっても、作品を通した新鮮な驚きと発見があります。制作の作業終了後は、グループで「分かち合い」と称した作品の発表会。「ポジティブな(肯定的な)言葉で、感想を伝える」という一つのルールに則って、お互いの作品への感想を伝え合うことで、自分では無意識だった思いに気が付くことも多々。各グループともに盛り上がってる様子だったのが、これまた嬉しかったです。

ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました!

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展「描」スタート!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展「描」スタート!

2026年最初の個展は、岡山・和気のギャラリー栂さん。昨日3月17日、無事初日を迎えております。オープン早々に、岡山県内はじめ近隣の近畿圏、そして東京からもお客さまがお見えでしたと、オーナーの栂さんから嬉しいご連絡をいただきました。ご来場くださいました皆さま、誠にありがとうございました!

オープン前の様子を、栂さんが送ってくださいました。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

今回の個展では、久しぶりに、蕎麦猪口をまとまった数ご覧いただくことができます。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

いつも通り、酒器もいろいろ。今回はぐい呑・盃が特に充実しています。

シルクスクリーン作品も、今回の目玉のひとつ。その完成度を、ぜひ間近でご覧いただけると嬉しいです。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

会期は3月28日(土)まで。ギャラリー栂さんはお蕎麦屋さんを併設していて、お蕎麦屋さんも大人気とのこと。今週末の三連休など、お時間がございましたら是非お立ち寄りくださいませ。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817