花祭窯の二月・如月(きさらぎ)の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の二月・如月(きさらぎ)の庭。

元旦で始まった一月が終わったら、立春大吉で本格スタートを切り、このあとには旧正月もやってきます。日本人の、いろんな文化を生活に取り込んでいく柔軟さ(あるいは節操のなさ?)を感じつつ、暦を味方にして何度でも仕切り直せる良さ・強さってあるよなぁと、思います。そんな二月の花祭窯の小さな露地は、こんな感じ。

今か今かと待ち構えているジンチョウゲは、つぼみが濃く色づいてきて、いよいよもうすぐ咲くはず!?

ジンチョウゲ

遊びに来たご近所さんに「サザンカのじゅうたんが素敵」とおっしゃっていただき、「庭の掃除ができていなくて」と言い訳したところでした^^;

サザンカ

スイセンの黄色が少しづつ増えています^^

スイセン

縁の赤が可愛い!南天は葉っぱも見応えがあると気が付きました。

ナンテンの葉

ラスト1本になった干し柿。この冬も存分においしくいただきました♪

干し柿

2026節分から立春へ―我が家の恒例行事・豆まきを無事完了♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2026節分から立春へ―我が家の恒例行事・豆まきを無事完了♪

2月3日の節分は、今年もご近所「波折神社」の豆まき神事から。こじんまりとした、ザ・ローカルな神社ですが、ここ2-3年は年々豆まきへの参加人数がじわじわと増えているように思います。地元民としてはとっても嬉しいことながら、家族全員で行くと混雑に加担するよね、ということで、我が家からは代表でダンナが参加。ダンナは今年が干支の丙午でもありますので、是非とも参加すべきでしょう、ということで。無事家族の人数分の豆をゲットしてくれました。

豆まき行事をする神社は、近隣でも年々増えている感じがします。これまでわたしが気付いてなかっただけかもしれませんが。午後からお茶のお稽古で博多に出ると、承天寺、東長寺でも時間を決めて豆まきをしていたようで、たくさんの人が集まっていました。櫛田神社での毎年恒例の豆まきは、今年は歌舞伎役者の中村獅童さんだったということで、ニュースになっていました。お稽古でご一緒したお友だちによると、香椎宮でも豆まきが行われて、すごい人出だったとか。

我が家では、晩御飯の後に毎年恒例の豆まきをしました。仕事場と住居と、上ったり下りたりしながら「鬼は外、福は内」の掛け声とともに…大人なので、ご近所の手前あまり大きな声は出せませんが…おかげで外も内も豆だらけです。翌朝の今日は、その豆掃除からスタートするのも、わたしの恒例行事。掃除=祓い給へ清め給へ、なので、なるほどこの掃除までを含めて豆まき神事なのかもしれないな、などと勝手に解釈して納得しつつ。

ともあれ、無事に豆撒き完了です^^

読書『あなたについて知っていること』(集英社)エリック・シャクール著/加藤かおり訳

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読書『あなたについて知っていること』(集英社)エリック・シャクール著/加藤かおり訳

いつものカメリアステージ図書館新刊棚から借りてきた一冊。図書館の貸出期間が2週間なので、2週間以内に1回の頻度で足を運んでいます。新刊棚からの選書は、前情報無しで博打的に借りてくることがほとんど。借りる前に表紙裏や裏表紙に載っている著者紹介は確認するものの、家に帰ってページを開いてみないと内容がわからない面白さがあります。期待に対して「当たり外れ」はあるのは大前提ですが、これまでのところ肌感覚的には「当たり」の方が圧倒的に多いです^^

本書もそんな「大当たり」の一冊。エジプト・カイロを舞台とした物語の登場人物は、わたしの知らない文化的背景を持った人たちです。1961年~2001年と時代を追って記されていて、わたしが生まれたのは少しあとではありますが、重なっているところも多いにもかかわらず、本書もまさに「わたしの知らない現代史」を垣間見ることができるものでした。不思議な二人称で語られるストーリーは、最初なんとなく違和感を感じながら読みましたが、その二人称語りに慣れてきたころに、語り手の存在が明らかになるという、思いがけない展開。

切ない物語でした。登場人物それぞれの立場から見たら、それぞれに「あの人が悪い」「あの人のせいで」と責めを負うべき相手を決めることができるのかもしれないけれど、読者として眺めると「仕方がなかった」としか言いようのない出来事・事態が積み重なっていきます。登場人物たちは特別に魅力的であるというわけではないけれど、なんとか味方をしたいという気持ちになるのは、不思議な感覚でした。

本書がデビュー作だという著者は、カナダのフランス語圏に生まれ、エジプト人の両親を持つということで、自身のルーツに迫る物語なのかもしれません。本書は会社員としての仕事をしながら約15年をかけて書き上げたとのことでしたので、次作がいつになるのかはわかりませんが、密かに楽しみにしたいと思いました。

『あなたについて知っていること』(集英社)エリック・シャクール著/加藤かおり訳

カメリアステージ歴史資料館 令和7年度企画展「新原・奴山古墳群と古環境」を見てきました。

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カメリアステージ歴史資料館 令和7年度企画展「新原・奴山古墳群と古環境」を見てきました。

ご近所複合文化センターのカメリアステージ歴史資料館。カメリアステージ図書館の1階にあり、コンパクトな展示エリアながら、空調管理のできる特別展示室を備えた資料館です。毎年、その年の発掘調査の報告展示があったり、研究成果をテーマ展示にしてくれたりする、とても身近で嬉しい場所です。今年も今年度の企画展示がはじまりました。

テーマは「古環境」。世界遺産の関連遺産群の構成資産である「新原・奴山古墳群」の保存整備を進めていくためには、古墳の立地場所の自然環境整備が必要であり、自然環境整備のためには、土壌の自然科学分析を行い古墳時代の自然環境推定をする必要があるという、その調査研究成果の一部を公開してくださっています。まあまあマニアックさを感じるテーマですね。

まず最初の展示ケースに並んだ、古墳時代の木器の立派な姿に驚きました。木でできたものが整った形のまま出土するのは、よほど周辺環境が保存に適した状態であった場合であり、希少なことです。思わず「すごい!」と声を出してしまいました。あれはぜひ、たくさんの人に見て欲しいです。会場に設置されていて自由に持ち帰ることのできる「展示解説書」に掲載されている、発掘現場の自然科学分析の結果を眺めていると、つい先日読み終わったばかりの『土と生命の46億年史』を思い出しました。発掘しているのは5~6世紀の古墳ですので、46億年史から見ればスケールがまったく違いますが、「土」からアプローチする考え方に、なんとなく重なるものを感じた次第。

カメリアステージ歴史資料館での発掘調査報告展示が嬉しいのは、単純に古いものへの興味関心というよりは、ふだんの自分の生活圏に歴史の姿が立ち上がってくる面白さがあるからです。「あそこはそんな場所だったのね!」という楽しみが生まれます。

古墳好きの方、福津・宗像方面お越しの際は、ぜひカメリアステージ歴史資料館にもお立ち寄りくださいね。

シルクスクリーン画を収納するための桐箪笥が到着!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

シルクスクリーン画を収納するための桐箪笥が到着!

「陶片ミュージアム」の第一歩となる資料展示棚(箪笥)が到着!と騒いでいたのは、二カ月ほど前のことでした。「箪笥収納&展示」がすっかり気に入ってしまい、年末にシルクスクリーン作品の収納をどうしようかと考えたときにも、真っ先に頭に浮かんだのが「箪笥」でした。というわけで、今回も大川家具ドットコムさんにお世話になりました。大川家具ドットコムさんが素晴らしいのは、質の良いものを扱っておられるというのは大前提として、既成のものを選ぶこともできるし、既成のパターンからセミオーダーすることもできるし、ゼロからフルオーダーで依頼することもできる、と、選択肢が広いところ。その時々の用途や予算に合わせて検討することができるから、とてもありがたいのです。

今回は、既成の着物収納用の桐箪笥を、そのまま発注いたしました。セミオーダーにした陶片資料展示棚もそうなのですが、もともと着物収納用に作られた箪笥は、その引き出しの「浅さ・長さ」が、わたしの考える「展示」用にとてもぴったりです。そして桐材の持つ「調湿機能」が、資料の「保存」の観点からとても魅力的です。そのうえに外観がスタイリッシュときたら、これ以上望むことはほぼありません。まさに「見せる収納」。

シルクスクリーン収納用箪笥
シルクスクリーン保管箪笥

縦長サイズのシルクスクリーンも、このとおりきれいに収まりました。ギャラリースペースに行っては、タンスの引き出しを開けたり閉めたりして、ニヤニヤしているわたしです。陶片ミュージアムの資料箪笥ももうすぐ展示が完成予定なので、完成したらお披露目の機会を作りたいなぁと考えています^^

ピッチ登壇の予定も意欲もないものの、ピッチ資料制作過程で見えてくるものは大きかった。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ピッチ登壇の予定も意欲もないものの、ピッチ資料制作過程で見えてくるものは大きかった。

福岡県の商工部スタートアップ推進課からご案内をいただき、8月から参加している支援事業「サッシン・ベース」。プログラムでは「新規事業に関する具体的な構想(アイデア)を策定」「プログラムを通じて知識習得やネットワークを構築」することが、ゴールとして提示されていました。昨年8月以降、月1回のワークショップなどに参加してわかったことは、そのすべてが、具体的には「ピッチ用の資料を作る」ゴールを目指しているということでした。

2月にプログラムのラストにある「デモデイ」なるものが、このプログラムで学んだことをピッチ形式で発表する場になります。そこへ向けて、現在ピッチ資料作成中。白状すると、最初は「ピッチ資料作っても、出る予定も出る気も無いんだけどなぁ。間違えたかなぁ」と思っていました(笑)。でも時間を割いて参加する以上は、研修のための研修にしてはなりません。そんな暇はない。けれども、そこに集っている皆さんが魅力的な方々ばかり。ということで、継続決定、受講中は「花祭窯の事業に生きる形にするには、今日の内容をどう解釈・活用できるか」だけを、ひたすら考えることにしました。

「ピッチに出る予定も出る気も無い」は、今も変わっていません。ですが「ピッチ資料を作る」を目指して学び調べ作業をしているうちに、その思考過程や作業自体が、ブランディングの構築と、それをいかに「伝わる言葉」に落とし込んでいくかに、めちゃめちゃ役に立つことが判明。目から鱗の発見がいくつもありました。当初「間違えたかなぁ」なんて思いながらも、続けて参加してよかったです。というか、間違えたかもなんて思ってゴメンナサイ!。結局は、自分がどう生かせるか、よね、と、あらためて思ったのでした。

というわけで、プログラム終了までもう少し。この機会をフル活用できるよう、頑張ります^^

2026年映画2本目は、ジョニー・デップが監督の『モディリアーニ!』。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2026年映画2本目は、ジョニー・デップが監督の『モディリアーニ!』

モディリアーニの絵が特別好きなわけではありませんが、ジョニー・デップが監督だと聞いて、途端に興味がわいてきました。近所の映画館では上映されていませんでしたので、はてどうしよう…の結果、車で30分ほどドライブした先にある映画館に初上陸することに。天気も良く、ちょうど水曜サービスデーでお得でしたので、サクッと行ってまいりました。上の写真は、我が家にある画集。ここでもモディリアーニとユトリロはセットになっていました。

配給会社ロングライドの公式サイトでは「モディリアーニの人生を変えた激動の72時間」と紹介されています。舞台は、第一次世界大戦の影が色濃くなりつつある1916年パリ。芸術家・画家として長いこと認められず、売れずにいたモディリアーニが、これで駄目ならキャリアを捨てて故郷へ帰ろうとしていた、そのラストチャンスで彼の人生を変えるコレクターと対峙するまでの三日間です。ラストチャンスと書きましたが、それはまったく「ドリームズカムトゥルー」的なワクワクキラキラしたものではなく、むしろとどめを刺されに行ったとも取れるシーンでした。

その、コレクターのモーリス・ガニャとモディリアーニが対峙するシーンの、二人の言葉の応酬が、とても良かったです。どちらの言うことも、いかにも、よくわかる。アーティストの「もう見下ろされ値踏みされるのはまっぴらだ」という気持ちに対して、芸術家を名乗るのであれば結果(作品)で勝負するしかないという現実を突きつけるコレクター。丁々発止のやり取りと、そのあとのモディリアーニの荒れ方(自分の描いたものに火をつけ投げ捨てる…)を見れば、この出会いが彼の人生を「成功への道筋へと」変えるものだったとは、単純には解釈しづらいものです。ラストの、大理石(だと思いますが、とにかく彫刻用の石)にノミを打ちこむシーン。とっても短いそのワンシーンが、その先にあるモディリアーニの成功の姿をイメージさせる、という感じで、ひさびさに「語り過ぎない映画」を見ました。

モディリアーニとつるんでいる、ユトリロとスーティンの存在感が、とても良かったです。そして、この映画のおかげで「えいやっ!」と出かけた映画館が、意外と近くて車でのアクセスがスムーズであることが分かったのは、わたしにとって収穫でした。「近くの映画館」の選択肢が広がりました^^

ジョニー・デップが監督の『モディリアーニ!』

読書『土と生命の46億年史』(講談社)藤井一至著

こんにちは、。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『土と生命の46億年史』(講談社)藤井一至著

講談社の「BLUE BACKS」シリーズです。メールマガジン「ビジネスブックマラソン」(以下、BBM)で紹介されていた本。ブルーバックスシリーズは、子どもから大人まで楽しめる「一般向け科学シリーズ」ということで、わたしのような文系頭の読者にやさしい位置付け。正直言えば、書いてあった内容のうちどれだけ自分が理解できたものか、怪しくもありますが、この手の本を「楽しく読んだ」ということだけでもすごいことです。小説のように「引きこまれて一気読み!」という感じではありませんが、少しづつ、丁寧に、じわじわと読むことができました。

タイトルの通り、内容はとっても壮大です。が、それを身近なところに引き寄せて解説してくださっています。人間が人工的に作り出すことができないものが「土と生命」である、ということを主題にしています。なるほどなるほどと、微生物の偉大さや、植物の仕組みの凄さ、昆虫の逞しさに感心しながら読み進み、そのずっと先につながって、哺乳類、ヒトであるわたしたちの存在があることが見えてきました。後半に向かうにしたがって、ふだん自分がなんとなく理解している(と思い込んでいる)温暖化や気候変動の話というのは、とても近視眼的で表面的な理解に過ぎないということが突き付けられてきました。土の研究者である著者の抱く「20万年にすぎない私たちホモ・サピエンスの文明はなぜこんなに早く危機に直面したのか?どうすれば繁栄を継続できるのか?」という本題が、終盤になって明らかになります。

本書での読書体験が嬉しかったので、ブルーバックスシリーズに興味がわいてきました。こういう科学系の本を読むと、ふだんとは違う世界が広がりますね。

『土と生命の46億年史』(講談社)藤井一至著

読書『世界の美しい美術館』(パイ インターナショナル)

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『世界の美しい美術館』(パイ インターナショナル)

先日参加した「サッシン」の「ピッチ講座」会場は、福岡天神のワンビル内の蔦屋書店さんのシェアラウンジでした。あんなところに講座ができるスペースがあるのね、と半信半疑でしたので、場所確認を兼ねて早めに到着。幸い、場所がすぐにわかりましたので、開始時間までは本屋さんスペースをウロウロ…で、眼に留まり、即買いしてしまったのが本書でした。上の写真は、本書にも載っているヴィクトリア&アルバート博物館、の、宝飾関連の展示室。

パイインターナショナルさんの刊行で、わたしが最近ゲットしたものとしては、『世紀末の光と闇の魔術師 オーブリー・ビアズリー』(パイ・インターナショナル)海野弘解説・監修がありました。美術系・芸術系の美しい良書を出してくださる出版社、ですね。

本書は全ページカラーの、いわば写真集です。が、サイズがA5判変型の16×15cmですので、嵩張らず重すぎず手に持って扱いやすく、お値段も手ごろ。写真集というと、重くてかさばって、たしかに写真はきれいだけれど価格もそれなりに張る…というのは、もう過去の話なのかもしれませんね。おかげで「これは!」というものを、購入しやすくなりました。

さて『世界の美しい美術館』、掲載されている美術館の顔ぶれは、

ヴェルサイユ宮殿美術館 / ルーヴル美術館 / オルセー美術館 / コロンナ美術館 / ウフィツィ美術館 / ヴァチカン美術館 / プラド美術館 / ダリ劇場美術館 / 美術史美術館 / ヴァン・ゴッホ美術館 / ナショナル・ギャラリー(ロンドン) / ルイジアナ現代美術館 / デザイン美術館 / エルミタージュ美術館 / ルーヴル・アブダビ / イスラム美術館 / 三鷹の森ジブリ美術館 / メトロポリタン美術館 / フリーダ・カーロ美術館 / ニテロイ現代美術館 ほか(パイ インターナショナル公式サイトより)となっています。その数84館。

タイトルの通り美しい写真の数々で、ページをめくるごとに、思わず頬が緩みます。ロンドンのナショナルギャラリー、ヴィクトリア&アルバート博物館、ウォレス・コレクションなど、足を運んだことのある美術館が取り上げられているのを見つけては、「やっぱりそうよね~」とご満悦。それでも掲載されている美術館のうち行ったことがあるのは、ほんの数館ですから、あちらこちらに行きたい場所がたくさんです。

なかでも、ヴェルサイユ宮殿美術館とオルセー美術館、フィレンツェのウフィツィ美術館やバチカン市国のバチカン美術館、ウィーンの美術史美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館は、特に「行きたい!」場所になりました。こういう気持ちがそのまま仕事のモチベーションになります。世界中の美術館が待っていると思うと、ワクワクします。

『世界の美しい美術館』(パイ インターナショナル)

サッシン(ジャンプ編)「ピッチ講座とプレゼン指導」に参加してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

サッシン(ジャンプ編)「ピッチ講座とプレゼン指導」に参加してまいりました。

福岡県の商工部スタートアップ推進課からご案内をいただき、8月から参加している支援事業「サッシン・ベース」。この「ベース」を受講した後に、次年度以降「サッシン・ジャンプ」なる「伴走支援制度」を活用することもできるらしく。今回はその「ジャンプ」で新規事業のスタートを図っている事業者の方々の、ピッチ演習と講座を拝見してまいりました。

以下、備忘。


  • ピッチの目的=目指すゴールは何か?→花祭窯の場合は、事業連携パートナー発見。
  • 前知識無しの人に向かって、ロジックよりもイメージが沸く写真やストーリーで。
  • 聞き手へのAsk=このピッチで聞き手にどんなリアクションを求めているのか?を、ちゃんとわかるように必ず入れ込む。
  • Why(ビジョン、ミッション)→How or What(プロダクト、サービス)→Who(お客様のストーリー)。
  • スライド作成のポイントは「直感・簡潔」「何がどう変わるかを語る」「ニーズ=Askを明確に主張」。
  • 視覚イメージ:文字は18pt以上、1スライド1メッセージ、テキスト少なく。
  • 機能説明よりも、何がどう変わるか。
  • 競合優位性は図表や画像を使ってわかりやすく。
  • 客観的評価(例えば、お客様の声)をを入れる。
  • 市場規模と、そこに自社がどのように・どれぐらい入れるのか?のイメージ。
  • 誰とどんな連携を希望しているのか」を明確に、1枚つくる。
  • 究極のゴールは「自社・自分の味方をつくる」こと。
  • 見た目6割・音3割・内容1割。
  • 誰に届けたいのか、の「誰」に、具体的な顔(お客様)を思い浮かべて、その人に語り掛ける。
  • 人を巻き込むストーリー(=ドラマ)とは「困る」こと→困っている状態から成功した状態へ。
  • そのためにはまず、個人的な問題提起(=痛み)をさらけ出す→それは「わたし自身の痛み」か?
  • すべての感情の起点は「驚き」である。
  • 自分にとっての「最適」なピッチのやり方がある。自分らしくやるには、ひたすら練習。
  • 時間を短くするには「面白いところだけ、しゃべる」。
  • 1スライド1メッセージ、さらにそのなかでもがメインなのか。

講師を務めてくださったのは、トーマツの中小・スタートアップ支援マネジャーの相川さんと、本業は舞台監督でいらっしゃるという、株式会社kotosakAの三浦佑介氏。自分のピッチ資料を完成させる前にこの講座を受講してよかった!と思える内容でした。特に三浦さんのお話は、ふだんビジネスシーンではなかなかお目にかかることのないアプローチで、それなのに腑に落ちること多々で、とっても面白かったです。「見た目6割、音3割、内容1割」って、身もふたもないですが、きっとそうなんだろうな、と。なによりも、究極のゴールは「自社・自分の味方をつくる」こと、なのが分かったのが、わたしにとっては良かったです。

さあ、あとは自分のピッチ資料を作って、来月の発表会を乗り越えたら、サッシン・ジャンプのプログラムもそろそろお終いです。今回も場をおぜん立てしてくださった、トーマツのスタッフの皆さまに感謝。頑張ります^^