格好いいケーキ屋さん。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

格好いいケーキ屋さん。

誕生日だったので、お気に入りのケーキ屋さんに、ケーキを買いに行ってきました。カッコよくて、もちろん最高においしいケーキ屋さんです。

幹線道路沿いにそのケーキ屋さんを見つけたのは、津屋崎に越してきて1年くらいたったころだったと思います。タルトの種類とおいしさにすっかり惚れ込みました。オーナーパティシエを中心に、何人ものスタッフがケーキ作りに取り組んでいる活気あるキッチンがガラス越しに見える人気店。

何年目かのクリスマスケーキを買いに行ったときに、オーナーパティシエのおじさんが「ここを閉めます」とおっしゃって、ビックリしたのでした。そして「別の場所に移転してこっそり小さな店を開くんです」と。

聞けば、もっとこじんまりとしたお店をつくって、自分のつくりたいものだけをつくるのだと。自分のつくるケーキをほんとうに好きだって言ってくれるお客さまだけが来てくれるお店にするのだと。

これを聞いたときに「格好いい!」と感激したのでした。

移転先の新しいお店は、ほんとうにこじんまり。ケーキのショーケースのサイズも以前の5分の1くらいに見えます。そのなかに、定番のタルト数種類と季節の生ケーキが並んでいます。お店もお客さんが一組入ったら、次のお客さんが入れないくらい。でも、不思議なほどうまいタイミングで、入れ替わり立ち替わりお客さまがやってきていました。

キッチンで忙しく手を動かしているオーナーパティシエの顔はとってもおだやかで、実は今年でお店をオープンしてから30年になり、感謝の夏祭りをするからとお誘いいただきました。

30周年を迎える前に、自分のほんとうにやりたいかたちでのケーキ屋さんを実現なさったのだなぁと、その格好良さにあらためて感激した誕生日でした。

 

 

 

読書『15歳から、社長になれる。』

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『15歳から、社長になれる。』 家入一真著

先日オープンしたばかりのカメリアステージ図書館(福津市津屋崎)で、さっそく本を借りてきました。

既に「書籍の数が少ない!」との苦情が多く寄せられているようです。たしかに書架を見ればかなり余裕のある配置で本が並んでおり、空白があちらこちらに。ビジュアル的に「本の数が足りない」感が満載なのです。

でも、並んでいる本をよくよく見ながらぐるりと一周してみると、個人的にはけっこう面白いと思えるタイトルが並んでいて、分野によりかなり癖のあることが感じられる本揃え。聞けば紀伊國屋さんが本の選択などのコンサルで入っているということで、もともと紀伊國屋さん大好きのわたしとしては、ますます期待大なのです。

ということで、今回借りてきたなかで特に面白かった一冊が、これ。


序章にある、このセリフにつきます。(以下引用)

“そもそもこの時代、どんなに有名な大企業でもいきなりぺシャント倒産しかねないし、「安定」の代名詞みたいな公務員の立場だって、どうなっていくかわからない。
(中略)そんな時代を生きていくために、何が必要なのか。
それは、「自分で仕事をつくって、稼いでいける力」を身につけることだと僕は思う。”(『15歳から、社長になれる。』家入一真 より)

現役の小中高生・大学生はもちろん、「気持ちは15歳」の大人にも楽しんでもらえると思います。