ひと足早く、今年のお茶のお稽古納めでした~来年も精進いたします!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ひと足早く、今年のお茶のお稽古納めでした~来年も精進いたします!

月に2回のお茶のお稽古。まだ11月ですが、12月のお稽古日が、外せない仕事と重なりましたので、皆さんより一足早く今月でお稽古納めとして参りました。わたしが現在お稽古をつけていただいているのは、「天目(てんもく)」と呼ばれる奥点前。通しでお稽古をしたら、1時間近くかかるものです。実際にお茶席でこの点前を披露する機会は、まず無いであろうといわれていますが、南方流のお点前として学ぶべきひとつとして、一年以上かかって教えていただいています。

そもそもひとつのお点前も、季節ごとに設えが変わればお作法が少しづつ変わってまいります。そんなわけで、わたしの場合、一年通してお稽古をしていても、設えが変わるごとにまったく新しいお点前をするような気持になって、動きがバラバラになる、ということが繰り返されます。少しは身についたかな、と思ったら、また一からやり直し、という感じ。それでも、まったくのゼロになるわけではなく、先生方も「誰でもそうよ」と励ましてくださるので、めげずに続いています。

年納めのお稽古は、わたしにしては珍しく、とてもスムーズに運びました。いくつかの「うっかり」はありましたが、全体の流れはバタバタすることなく心地良くおさまり、自分でもびっくり。なにが理由かはわかりませんが、心身の状態がうまくいっているときは、こんな感じになるのかもしれません。「頭で考えず、自然と身体が動くように」を理想形に掲げていますので(…頭で理解し覚えるのを諦めたとも言えますが(笑))、このような感触のお稽古をひとつでも増やしていけるといいな、と思いました。

道のりはまだまだ遠く。来年も精進いたします!

読書『住まいの昭和図鑑』(エクスナレッジ)小泉和子編著/小野吉彦写真

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『住まいの昭和図鑑』(エクスナレッジ)小泉和子編著/小野吉彦写真

いつものカメリアステージ図書館新刊棚から、表紙&タイトル借り。タイトル全文は『住まいの昭和図鑑-昭和レトロ住宅のゆたかな暮らし-』です。花祭窯の工房兼ギャラリーは、昭和元年建築の古民家。同じ津屋崎千軒内にある古民家では、豊村酒造さん、藍の家、玉乃井旅館などが文化財指定されています。それらは明治時代に建ったものですが、元号に寄らず考えるならば「津屋崎千軒エリアが栄えていた時期」のことであり、同時期の建築物。というわけで、この時代の建造物には興味があります。

さて『住まいの昭和図鑑』。もともとはNHK BSで放送された『美の壺』の、昭和建築特集に端を発していたようです。この回の人気が高く何度も再放送された、ということで、書籍としての刊行につながったようです。昭和百年の記念、というのもありそうですね。エクスナレッジ公式サイトの紹介文にもありますが、「著名な建築家の作品だけでなく、文豪が暮らした家や、小規模な庶民の住宅、同潤会の建物、団地などの集合住宅、共同住宅まで幅広く取り上げ」ているのが特徴的です。個人的には『「集合住宅」の時代』として、公団が建てた団地の初期の姿を見ることができたのが、とても興味深かったです。

たくさんの写真や間取り図が載っているのはもちろん、設備や家具などの設えの変化がわかる解説もついて、面白いです。事例に上がっている家々が、持ち主たちによって現在も継承されているというのが、なんとも心強いです。事例として挙がっているものの多くは文化財指定を受けているということで、確実に遺そうと思えばそういう形になるのだろうな、と、あらためて思いました。古いもの、特に建築物のように大きくて動かしにくいものを遺していくことの難しさは、学芸員課程を学んでいた当時のカリキュラムのなかでも強く印象に残っています。

エクスナレッジさんの本、以前何を読んだかな、と自ブログ検索。『ちょっとイイ家』増田奏 著『ウィリアム・モリスのぬり絵』『世界で一番美しいマンダラ図鑑』正木晃著『くらべてわかる世界の美しい美術と建築』五十嵐太郎 編『古代エジプト解剖図鑑』近藤二郎 著…という感じで出て参りました。建築・アート・デザイン系ですね。これからも、お世話になることが多々ありそうです^^

『住まいの昭和図鑑』(エクスナレッジ)小泉和子編著/小野吉彦写真

花祭窯の十一月(霜月)の露地-小さな庭にも秋の気配到来です。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の十一月(霜月)の露地-小さな庭にも秋の気配到来です。

毎週日曜日は「お掃除の日」です。ふと庭先を見たら、夏の間に青々と茂っていた草の方々がすっかり枯れているのに気が付きました。ぐるりと見まわしたら、ツワブキの黄色い花も第一号が咲いているし、

ツワブキの花

いつの間にか南天の実も赤く色づいているし、

ナンテン

ザクロはすっかり開いているし、

ザクロ

ヤツデの花?もたくさんついているし。

ヤツデの花

これから先のお楽しみとしては、沈丁花のつぼみがたくさんついているのを発見。

ジンチョウゲ

サザンカも準備万端。

サザンカ

スイセンは、いつ咲くかな???

スイセン

という感じです。

冬に向かって、小さいながらも楽しみはいろいろです。

ダンナがお友だちからたくさん渋柿をいただいてきたので、干し柿。

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ダンナがお友だちからたくさん渋柿をいただいてきたので、干し柿。

ダンナがお友だちのところから、たくさん柿をいただいて(摘んで)きました。大きな袋いっぱいに入った渋柿。丸々と大きく、濃い橙色が魅惑的です。干し柿は、食べるのは美味しいし、お正月にあると嬉しいけれど、仕込みに手間がかかる…という思い込み(あるいは真実)があり、やらなきゃやらなきゃと思いながら、数日横目に見ておりました。

これ以上置いたら、そのまま熟してしまう!という危機感が迫り、ようやく包丁を手にしました。熟してしまったら、冷凍柿にする、という手もありはしますが、まずは干し柿。皮を剥き始めるまではなんとなく面倒くささが先に立ちつつも、いざ剝き始めると、意外にサクサクと進む干し柿仕事。というのも、わたしが皮を剥く側から、ダンナが紐に括り付けて吊るす、という流れ作業によるものです。食いしん坊による、協働仕事。

吊るした日は、ちょうど寒気が流れ込んだ寒い日でしたので、干し柿日和となったはずです。あまり早くから吊るすと、かびるのが心配というのもありますね。カビを防ぐのに、吊るす前に熱湯に通したり、焼酎を振りかけたり、という方法もありますが、今回はとりあえずはそのままで吊るしました。

これでお正月の一品が仕込み完了。あとは、自然の力にお任せして美味しくなるのを待つばかりです。

福岡県中小企業ステップアップ支援事業「サッシン・ベース」ワークショップ第三回目。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

福岡県中小企業ステップアップ支援事業「サッシン・ベース」ワークショップ第三回目。

福岡県の商工部スタートアップ推進課からご案内をいただき、8月から参加している支援事業「サッシン・ベース」の第三回目。「地場企業オフィスツアー:株式会社カホエンタープライズ新規事業、刷新事業を学べ!」ということで、企業訪問+ワークショップのてんこ盛りでした。全7回(+キックオフ)のプログラムのなかでも楽しみにしていた企業訪問は、ホームセンターグッディさんの姪浜店へ。

現在「嘉穂無線ホールディングス」としていくつもの事業会社を統括運営なさっている会社が「嘉穂無線株式会社」であったころに、サラリーマンとして仕事で少しだけ関わったことがあった身としては、その事業の拡大ぶりは「すごいなぁ」の一言で、その強さの秘訣を垣間見る一日にもなりました。

以下、備忘。


  • データドリブン→AIドリブン。
  • Tableau、Google work space、Chat GPT、Gemini、Notebook LM…
  • 生成AIの進化によって、内製DX・身の丈DXが容易に安価になった。
  • 数値の可視化、あらゆる情報の共有化。
  • 必要な資料を膨大に読み込ませて「○○アシスタント」を制作する。
  • 端末(スマホ)ひとつで、誰でも、簡単に、すぐにできる←そのための基礎研修。
  • ここから数年の間に、何を学び、どう行動し、何者になっていくのか。
  • エフェクチュエーション。

正直言いますと、まずわたしの頭に浮かんだのは「ドリブンって、何?」でした。「データドリブン経営」とかの言葉を聞くことはありましたが、それが何を意味するのか考えたことは無く。さっそく検索したところ、「driven」に由来した言葉の使い方のようです。drive→drove→drivenですから、過去分詞形。走らせる、動かす、駆り立てる…。データドリブンなら、データによって動かされる、といった感じですね。

企業訪問と講座の後は、ワークショップ「アイデアソン」。で、やはり「アイデアソン」の言葉がよくわからず調べましたら、「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、特定のテーマや課題に対し、多様な参加者が短期間で集中的に新しいアイデアを創出するイベント、と出てきました。アイデアソンへの取り組み姿勢における「エフェクチュエーション」思考については、何度も本を読み、腹落ちしていましたので、講師の言わんとすることがばっちり理解できましたが、ビジネス用語、カタカナ多すぎです(笑)。

アイデアソンのワークショップは、短時間でしたが、面白かったです。次回はワークショップの最終回で、そのあとはデモ用のピッチ資料制作になります。次回も楽しみです。

ここ1年ほど探し続けていた「箪笥の引き出しの取っ手」をついにゲット。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ここ1年ほど探し続けていた「箪笥の引き出しの取っ手」をついにゲット。

ずいぶん長いこと使い続けてきた木製の整理箪笥がひとつ空き、引き出しの取っ手(ここはプラスチックだった!)が壊れたりもしていたので、粗大ゴミに出そうかどうしようか、と思いながらも、取っ手さえちゃんとしていたらまだ使えるんだよなぁ、という状態になっていました。どれぐらい長く使ってきたかというと、わたしが大学生のときに一人暮らしの道具として近くのナフコで買ってきて以来ですから、もう35年以上です。木製のタンスの寿命としては、35年はふつうというか、さほど長くないかもしれませんが、貧乏学生が当時4,000円ぐらいで買ったものとしては、じゅうぶんに長く働いてくれています。

で、タンスの引き出しの取っ手。「100均で見たことあるよ!」と友人に聞いて、100均に通りかかるたびに入って探したものの、見つけることができずにおりました。アイテムとしてはあるのかもしれないけれど、限られた店内に並べるものとしては、優先順位が下がるのも仕方がないよなぁ、と思いつつ。近所のホームセンターも2軒見てみましたが、やはり見つけられず。通販で買えば早いのはわかっているものの、最近はできるだけ「オフライン」での買い物を心掛けているので、通販には手を伸ばさず、気長に探しておりました。

で、ついに発見したのは、サッシン・ベースの企業訪問でおじゃましたグッディさん。DIYに強いグッディさんにはあるかもしれない!と密かに期待しつつ、勉強会の集合時間よりもだいぶ早く現地に到着したので、ぶらぶらと店内を歩き回りながら取っ手を探したところ、ついに発見!しました。しかも、木製の、感じの良いもの。さすが「グッディならできる」ですね。

タンスの引き出しの取っ手

さっそく取り付け。

タンスの引き出しの取っ手

こうして写真で見ると、だいぶ本体との質感に隔たりがある感じがしなくもないですが(笑)、見事にはまってくれました。ミッションコンプリート。学生時代からの付き合いの箪笥、これでまたしばらく使えます^^

最近の津屋崎浜~宮地浜散歩で出会った「おっ!」あるいは「えっ?」な景色。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

最近の津屋崎浜~宮地浜散歩で出会った「おっ!」あるいは「えっ?」な景色。

空気が、風が、すっかり冬っぽくなってまいりました今日この頃。浜辺の散歩で眼に入ってくる景色も、冬らしさを増してきています。そんななか、ぼんやりと歩いていても、おっ!とか、えっ?とか目を見開いてしまうような画が飛び込んでくるのも、散歩の楽しみ。

下の写真は、なんてことないカモメの姿。11月に入って、カモメの数もだいぶ増えて参りました。面白かったのは、この後。津屋崎浜・宮地浜は「遠浅」で、結構遠くまで歩けます。わたしが近づいてきたのを察知したカモメが、この後にとった行動としては、波のほうに歩いて行って波に乗って泳いで距離をとる、というのが通常です。ところがこのカモメ、波に乗った後の動きが何だかぎこちない。で、よーく見たら、浅瀬で足がついていて、水面下で歩いていることがわかりました。渡り鳥なんだから、泳ぐか飛ぶかしてよ!と突っ込みたくなりましたが、この方々、結構歩くんですよね。

宮地浜のカモメ

次に出会ったのが煮干し大のお魚。ぴちぴちと跳ねていました。ちょうど満潮から潮がひきはじめたところで、時々似たような景色を見かけますが、引き潮に乗り切れず取り残されてしまったようです。イワシの稚魚かな?と思しき姿。写真に写っているのは1匹ですが、歩いていくほどに、波打ち際にたくさんの稚魚が上がっていました。連れて帰って干したら煮干しになるのかしら…と思いつつ、海岸線の先の方を眺めたら、波打ち際にずらりと並んだカラスやカモメの姿。ああ、ちゃんと食物連鎖になっているのね、と納得しました。

津屋崎浜のお魚

そしてラストは、遠くから見えたときに目を疑い、思わず声を出してしまった出会いです。波打ち際に、緑色も鮮やかなカマキリの姿。どうしてこんなところにいたのでしょう。潮は引き始めていますが、タイミングによっては大きな波が打ち寄せて、潮水まみれになってしまう距離でした。無事に自力で草のある所まで這い上がってくれることを祈りつつ、ちょっとだけ海から離してあげました。

津屋崎浜のカマキリ

散歩、面白すぎます^^

2025北九州国際音楽祭―ハーゲン・クァルテットwith 谷昴登-を聴きに行ってきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2025北九州国際音楽祭―ハーゲン・クァルテット(弦楽四重奏)with 谷昴登(ピアノ)-を聴きに行ってきました。

九響の北九州定期演奏会に足を運んでまいりました」のは8月下旬のこと。ピアニスト・谷昴登氏の演奏を初めて聴いて、ものすごく惹きつけられ、そのまま次のコンサートのチケットを買って帰ったのでした。で、楽しみにしていたそのコンサートに足を運んだのが、先週末。チケットを購入したときには気づいていませんでしたが、「2025北九州国際音楽祭」のステージのひとつでした。この音楽祭は1988年を第1回として、今年は38回目だとのこと。ここ数年、北九州の文化芸術のポテンシャルの凄さにおののいていますが、まだまだ知らないことがたくさんありそうです。

会場の「響ホール」は、わたしには初めましての場所でした。開場時間前から15分ごとに最寄りのJR八幡駅からホールまでの無料シャトルバスが出るという、心遣い。歩いても10分強ほどの距離のようでしたが、初めてで迷子になったら嫌なので、シャトルバスを使いました。少し小高い場所にあらわれたホールは、こじんまりとしておしゃれで素敵な佇まい。会場内に入ってまず目についたのが、舞台に沿って横と後ろ側にぐるりと設けられた二階席でした。コンサートホールで、演者の後ろ側から見ることができる席は、とても興味深く。知っていたらあの場所に座りたかったなぁ、と思いました。次の機会があったら、必ずそこを狙います。

さて、コンサート。前半はドイツからいらしたハーゲン・クァルテットの演奏で、弦楽四重奏曲をふたつ。息のぴったり合った演奏は、ほんとうに楽器が四つだけ?と感じるほどに重層的に聴こえてきて、とても心地良いものでした。休憩をはさんでは、お待ちかねのピアノの登場です。驚いたのは、休憩時間のタイミングで観客が増えたこと。北九州市は谷昴登氏の出身地ということもあるのでしょう。音楽をなさっているのであろう若い方々も多く、歓迎の空気感がさらに盛り上がるのを、体感しました。

で、演奏。とっても感情に響きました。ハーゲン・クァルテットとピアノがまたしっくりと合っていて、プロってやっぱりすごいものだなぁと、うっとりしました。わたしはクラシック素人で、演奏された曲の作曲家の名前は聞いたことがあるけれど、というレベルですが、わかる・わからないではなく、好きだと感じるかどうか。画家の名前を知らなくても、絵画を見て心に響いてくるものがあるのと同じです。北九州国際音楽祭のパンフレットに、曲の紹介・解説が丁寧に載っていましたので、あとから読みました。定期的にコンサートを聴きに行くようになったのは昨年からなので、こうして毎年少しづつ通ううちに、耳馴染みになる曲も少しは増えていくかもしれないな、と思いつつ。

響ホールからの帰りは徒歩で、距離的にもちょうど良いお散歩コースでした^^♪

十一月は立花実山忌-南方流々祖実山居士献茶式-のお茶会でした。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

十一月は立花実山忌-南方流々祖実山居士献茶式-のお茶会でした。

南方流を継承する博多の円覚寺に伝承される『南方録』。南方流茶道の根本です。南方録研究には諸説あるようですが、先生方に教えていただいて、わたしは熊倉功夫先生解説の『南方録を読む』(淡交社)を、教科書としています。千利休・南坊宗啓・立花実山の三名の存在があって、『南方録』は完成しているのだと解釈しています。その一人、立花実山を祀る茶会が毎秋十一月。

今年の実山忌は、わたしが入門した時からずっとご一緒にお稽古をさせていただいている方が、「お献茶」を奉納なさるとあって、特に嬉しい日でした。南方流での、お稽古の進み具合を確認する節目には大きく三つあり、「お献茶」は「懐石」に続く二つ目のタイミングとなります。お献茶することが決まってからの、稽古に勤しんでおられる姿も拝見していましたので、無事に終えられた安堵の表情に、こちらまで嬉しくなりました。

献茶式が終わると、こちらも恒例となった、和尚さんによる南方流を読み解くお話があります。本を読んでも、なかなか頭に入ってこないことも、和尚さんに読み聞かせていただくと、少しは理解できるような気がするから不思議なものです。南方録は分量がありますので、毎回少しづつ。それが終わると、お昼のお弁当をいただいて、濃茶・薄茶の拝服です。今回はお茶席の組み合わせなどを決める係を仰せつかっていましたので、とても緊張しましたが、どのお席からも楽しそうな談笑の様子が伝わってきて、ホッと致しました。

おかげさまで、今年の実山忌も、とても充実した一日となりました。ありがとうございました。

なごみで勉強会「毎日5分でできる!くじけないInstagram講座」に参加しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

なごみで勉強会「毎日5分でできる!くじけないInstagram講座」に参加しました。

ご近所「なごみ」は津屋崎千軒の観光案内施設ですが、現在ここを運営している「ひかりのみちDMO福津」さんは、福津市全体の観光推進を担っておられ、ときどき地元事業者向けの勉強会を企画してくださいます。インスタグラムの勉強会は以前にも一度ありました。と思ってブログを遡ったら、なんとまぁ、ちょうど一年前の今日、その報告をアップしていました!というわけで、一年ぶりのお勉強。

インスタに限らず昨今のSNSは、しょっちゅう、仕様と言いましょうか、アルゴリズムと言いましょうか、が変わります。なので、日々使ってはいても、ちゃんと使いこなしている方に話を聴く機会は大切。このような機会を意識して確保しないと、浦島太郎になってしまいます。講師は前回と同じく、福津市のグルメ&お出かけスポット情報を発信している山下ことみさん。地域密着のインスタグラマー、ウェブライターなどのお仕事をなさっています。

今回は、インスタの最新動向と、インサイトのデータの簡単な読み取り方と活かし方、動画ツールである「リール」「ストーリーズ」の活用方法について勉強しました。講座タイトル「毎日5分でできる!くじけないInstagram講座」のタイトル通り、難しさや手間を感じさせることなく、今インスタをどう使うか「how to」を上書きする時間となりました。

講座から帰ってから、あらためてチャッピー(ChatGPT)で「リールとストーリーズの違い」を尋ねてみたところ、おおよそ下記のようなお返事で、講座で学んだことの補完ができました。


リール:広く届けたい、見つけてもらいたい、作品性を出したい

  • 拡散力が高くフォロワー以外にも表示されるので、新規ユーザーに届きやすい=新規フォロワー獲得に向いている。
  • 長めの動画もOKで、編集機能や音源選択が豊富で、作品としての完成度を高めやすい。
  • 残る投稿で、プロフィールの「リール」タブに蓄積されるため、後から見返されたり、検索から発見されることもある。
  • アルゴリズム重視のコンテンツで、「面白い」「ためになる」「美しい」など価値を感じる内容が伸びやすい。

      ストーリーズ:フォロワーと交流したい、日常やお知らせに使いたい

      • 24時間で消える「日常アップ」向けで、消える前提なので、ラフな内容やお知らせ向き。
      • 主にフォロワーに届くので、新規拡散には向かず、既存フォロワーとの関係強化に向いている。
      • インタラクション(反応)が得やすく、アンケート・質問箱・リンク・スタンプなど、ユーザーにアクションを促す仕掛けができる。
      • プロフィールに残すことも可能で、「ハイライト」に保存すれば24時間後も表示できる。

        というわけで、せっかく学びましたので、コツコツやっていきたいと思います。おかげさまで、インスタ継続のモチベーションにつながりました。講座を主催してくださったDMO福津さんと、講師を務めてくださった山下さん、一緒に学んだ皆さまに、心より感謝です^^