こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
北九州での九響定期演奏会は、ハイドン→ベートーヴェン→ショスタコーヴィチ♪
ときどきクラシック。九州交響楽団のコンサート会員になってから、年4~5回程度演奏会に足を運ぶことができています。わたしにとっては貴重なリラックスタイム。九響の定演はアクロス福岡のシンフォニーホールでの開催がメインですが、今回の会場は北九州芸術劇場。そういえば、先月『メアリー・スチュアート』を観に来たのもここでした。
15時開演のコンサートですが、14時半からの「プレトーク」に間に合いました。九響の演奏会では、この「プレトーク」が設定されていることが少なくありません。素人観客であるわたしにとっては、これから行われる演目の背景を垣間見ることができる、ありがたい機会です。10分程度のトークですが、主席指揮者の太田弦さんのお話はいつも、作曲家や曲に対する深い愛情が感じられるもので、拝見していて嬉しくなります。
演奏会では、毎回演目の解説が載った冊子をいただくことができます。そこで基礎知識を読み学ぶこともできますが、そもそも曲名も作曲家名もほとんど知らないわたしには、「先入観の無い状態で演奏を聴くことができる」という利点があるので(笑)、できるだけ開演前には解説を読まないようにしています。そのスタンスから考えると、プレトークは少々先入観を取り入れてしまうものではあるのですが、それはそれということで^^
2曲目、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37」なるものの演奏で、ピアニストの田所光之マルセルさんが登場。今回のわたしの席は3階の最前列でしたので、ピアノ全体を上から見ることができ、鍵盤上の手の動きが目で追える、とっても良い席でした。すごいですね。音を聞くだけでもすごいですが、合わせて手がどんなふうに動いているかが見えて、圧倒されました。そして、鳴りやまない拍手に応えたアンコール曲がまた、凄まじかったです。
北九州芸術劇場は、休憩時間に窓の外の小倉城を高い位置から眺めることができるのが、これまたご褒美的な魅力です。お城の景色を眺めつつ体操して体を伸ばして、後半へ。ショスタコーヴィチは、『グッバイ、レニングラード』を読んで以来、気になっている作曲家さんです。戦時下における芸術家やその作品の政治利用は、音楽だけでなく、演劇、絵画と古今東西でなされてきていますが、それを強く考えさせられた存在です。そんな理由で名前を覚えるというのは、少し悲しいことなのかもしれません。こうして九響の演奏会でたびたび聴く機会に恵まれるのは、社会のなかでの芸術・芸術家の在り方を考えさせられることにもなり、わたしにとってはこれも大切な時間です。もちろん、ホールの席に座って音楽を聴いているときは、あれこれ頭で考えることなく、単純に音楽自体にたいする「すごい!」の畏敬の念のみですが^^
ともあれ今回も大満足の演奏会でした。次の定期演奏会も楽しみです♪








