肥前磁器作家・藤吉憲典の近況-北京個展と銀座個展に向けて、鋭意制作中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

肥前磁器作家・藤吉憲典の近況-北京個展と銀座個展に向けて、鋭意制作中。

北京での個展予定を延期にしたときに、喜水ギャラリーオーナーの楊さんから、茶器セットをもっと送って欲しい!というご相談がありました。花祭窯はふだんからあまり在庫が無いので、追加分=新たに制作になります。まあまあな数のご希望がありましたが、せっかくの個展機会ですので、了解!ということで制作に入りました。藤吉憲典の磁器制作は工程が多いので、完成までに時間がかかります。幸い北京への物流は現在はまったく問題なく動いていますので、作品がすべて出そろい次第、個展会期の検討に入る手はずになります。

一方で、7月開催の銀座黒田陶苑さんでの個展に向けても、鋭意制作中。そろそろ案内状用の作品を選んでお送りするタイミングです。個展案内状(DM)に掲載されているものをご覧になって、ねらいを定めてお越しになるお客さまも少なくありません。今回の個展でどういうものをお披露目したいのか、作家の心意気が伝わるものを、DM用にお届けしたいところです。7月という季節柄、前面に出るのはやはり染付の器になりそうです。銀座にいらっしゃるお客さまをイメージして、どれにしようか検討するのも楽しい仕事。

新たに個展案内状の郵送をご希望のお客様は、藤吉憲典公式サイトに記載のお問い合わせ方法で、ご連絡くださいませ^^

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)の三つ折りパンフ最新版が出来上がりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)の三つ折りパンフ最新版が出来上がりました。

作家紹介の簡易パンフレットです。前回制作したのが、たしか2024年でしたので、約2年ぶり。A4サイズの用紙を三つ折りにしたコンパクトなものです。今回はCanvaでのデザイン制作で、いまだかつてなく短時間で仕上げることができたと思います。助かりますね。毎回「どの子を表紙に使おうかな」を選ぶのが楽しみのひとつ。今回は久しぶりに貝の陶箱を載せてみました。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)の三つ折りパンフ

写真では見えていませんが、昇り龍の部分を開いた内側には、日本語だけでなく英文での紹介も載せています。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)の三つ折りパンフ

ご希望があれば、送料手数料だけでお届けすることも可能です^^

『温故知新 第4弾』現代陶芸(誠文堂新光社)(2026年4月刊行)に、藤吉憲典が登場。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

『温故知新 第4弾』現代陶芸(誠文堂新光社)(2026年4月刊行)に、藤吉憲典(ふじよしけんすけ)が登場。

『温故知新 第4弾』(誠文堂新光社)

藤吉憲典、久しぶりのメディア登場です。和食の名店・銀座小十の店主・奥田 透さんからお電話をいただいたのは、ちょうど一年前ぐらいのことだったと思います。それまでにお会いしたことはありませんでしたが、事前に銀座黒田陶苑さんからご連絡をいただき、藤吉憲典の器をたびたびお買い上げになり、お店でお使いくださっていたことを知りました。『温故知新』は、奥田さんが監修している、日本料理を取り巻くさまざまなトピックスを取り上げる季刊誌。陶芸作家の特集号で、総勢16名のなかの一人として取材してくださいました。

取材チームの方々が、ここ津屋崎にお越しになったのは、2025年8月のこと。当初2025年12月とされていた刊行予定が延期になって、忘れかけていたところに、記事校正の依頼が入ってきました。嬉しかったのは、取材チームの皆さんがとても丁寧に取材してくださったうえ、原稿に使うテキスト・画像共に、校了前にこちらの意向を丁寧に確認して下さったこと。テレビの場合は、放映時点まで内容を観ることができませんので、どのように紹介していただけるかを事前に確認することができませんが、紙媒体・ウェブ媒体はこのようにきちんと事前確認をしてくださるので助かります。

『温故知新 第4弾』(誠文堂新光社)

これまではメディア登場の機会が多いとは言えない(むしろ少ない 笑)藤吉憲典ですが、紙媒体で見開き10ページにも及ぶ取材&掲載は初めて。以前に英国の雑誌『Homes & Antiques』で掲載された記事が4~5ページあって驚いたことがありましたが、それ以来じゃないかしら、と思いつつ。ともあれ作家生活30年目のタイミングで、ありがたい機会をいただきました。つないでくださった黒田陶苑さんにも心より感謝です。書店で見かける機会などありましたら、ご覧になってみてくださいね^^

『温故知新 第4弾』現代陶芸(誠文堂新光社)

岡山出張報告その1―藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山出張報告その1―藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展開催中のギャラリー栂さんへ。

藤吉憲典個展開催中のギャラリー栂さんへ、足を運んでまいりました。栂さんでの個展は4回目になりますが、わたしが和気にあるギャラリーを訪問するのは、なんと今回が初めてでした。オーナーの栂さんにお会いするのも、お久しぶり。いつも仕事上のやり取りをしているので、そんなにお会いしていない感じはしないのですが^^

さて初上陸の和気エリアは、岡山から在来線で約30分、沿線に見える川の景色がいい感じの、のどかな場所でした。そして栂さんのギャラリースペースの素敵なこと!斜面の敷地を生かした高低差のある空間に、窓からの外光を存分に生かした造りが居心地よく、作品も展示映えしていてとっても嬉しくなりました。

今回は、栂さんが個展タイトルに「描」をつけてくださったとおり、藤吉憲典の書画・シルクスクリーン作品をご覧いただける、貴重な機会となりました。

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

ギャラリー栂 藤吉憲典個展

備前焼の窯元が連なるエリアが近く、藤吉の個展期間中には、毎回備前の作家さんが何人も見にいらっしゃるとお話を聞いていました。今回も大御所の作家さんをはじめ、何人もの方が足を運んでくださっていて、わたしの短い滞在中にも、おひとりご挨拶することができました。「これだけの絵付をできる人は、もういないですよね」「ここまで細かく丁寧な仕事をして、この価格は安いですよね」…そんな、陶芸のプロだからこそご理解いただける感想を聞いて、とても嬉しくなりました。

併設するお蕎麦屋さんは、平日にもかかわらずお客さまが途切れなく、厨房がひと段落したところでお昼をいただきました。美味しかったです^^

個展会期は今週末3月28日(土)まで。


藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展「描」スタート!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展「描」スタート!

2026年最初の個展は、岡山・和気のギャラリー栂さん。昨日3月17日、無事初日を迎えております。オープン早々に、岡山県内はじめ近隣の近畿圏、そして東京からもお客さまがお見えでしたと、オーナーの栂さんから嬉しいご連絡をいただきました。ご来場くださいました皆さま、誠にありがとうございました!

オープン前の様子を、栂さんが送ってくださいました。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

今回の個展では、久しぶりに、蕎麦猪口をまとまった数ご覧いただくことができます。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

いつも通り、酒器もいろいろ。今回はぐい呑・盃が特に充実しています。

シルクスクリーン作品も、今回の目玉のひとつ。その完成度を、ぜひ間近でご覧いただけると嬉しいです。

岡山・和気のギャラリー栂さんにて、藤吉憲典個展

会期は3月28日(土)まで。ギャラリー栂さんはお蕎麦屋さんを併設していて、お蕎麦屋さんも大人気とのこと。今週末の三連休など、お時間がございましたら是非お立ち寄りくださいませ。

藤吉憲典(ふじよしけんすけ)個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

「伝統的工芸と福祉が拓く新たな可能性」のテーマに、頭が下がりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「伝統的工芸と福祉が拓く新たな可能性」のテーマに、頭が下がりました。

ここ津屋崎に越してきてからもうすぐ15年。創業地である佐賀の花祭での年月が15年でしたので、もうすぐで同じだけの時間が経とうとしています。おかげさまで地域に根付いてきた部分があるのでしょう、ここ数年、移転してきてからのご縁が、面白い形でつながってくる場面に出合うことがあります。

10年来のお友だちがいます。最初のきっかけは、お友だちのお友だち、という感じで、津屋崎の花祭窯に遊びにいらしてくださったのでした。仕事でのかかわりは皆無。長年、お隣の宗像市を拠点に福祉の業界で責任ある立場で活躍しておられることを、見聞きしていた、というぐらいのものでした。一方、ここに来てからずっとお世話になっている増田桐箱さんとも、はや10年以上のお付き合いとなります。増田桐箱さんの立地は、これまたお隣の古賀市。こちらはがっつり、お仕事のパートナー。津屋崎のある福津市をはさんで、両隣、という感じです。

このお二方が、ご一緒に新たな事業をスタートなさると聞いて「そんなことがあるんやね~!」と面白がっていましたら、開所イベントにお誘いをいただきました。事業名は「ハコタス」。それぞれのお得意なところを生かしての、社会的意義の大きな事業です。開所イベントに先立って、あらためて事業のご説明をお聞きする機会をいただきました。その目指しておられるところの素晴らしさに、頭が下がりました。

4月1日の事業所オープンを目指して、今はその準備も大詰めでしょう。開所式日には、ダンナ・藤吉憲典も「地元の工芸作家のひとり」という位置づけで、おじゃますることになりました。1929年創業の増田桐箱さん、桐箱もまた、伝統的工芸なのですよね。伝統的工芸と、それに付随した技術・職業が廃れてゆくスピードは加速するばかりで、「職人」と呼ばれる担い手が全国的に不足していく現状があります。そのなかで、「ハコタス」は、伝統的工芸の技術を遺していくための方法のひとつ、仕事と働き手のミスマッチを解消する選択肢のひとつの在り方を、提示する事業になりそうです。

個展準備大詰めです―藤吉憲典個展「描」@ギャラリー栂(岡山・和気)。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

個展準備大詰めです―藤吉憲典個展「描」@ギャラリー栂(岡山・和気)。

栂さんから「展示に少し時間をかけたいので、早めに送っていただくことはできますか」というご相談をいただきましたので、週末から発送手配準備中にかかっています。たしかに、今回は器と書画がありますので、器だけのときとは展示の考え方が異なってくると思います。個展会場での「見せ方」はギャラリーオーナーさんにすべてお任せしていますので、「どんなふうに展示してくださっているかな」は、作家にとっては楽しみのひとつでもあり。

通常は初日からで計画することが多い作家の在廊日ですが、今回は会期に連休が含まれていることから、お客さまが足を運びやすい週末に予定しています。お天気が良くなるといいな、と思いつつ。春の一日、ぜひお越しくださいませ。

染付根付松文茶器揃 藤吉憲典
藤吉憲典個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

「藤吉憲典(ふじよしけんすけ)について説明して」に対する返答を言語別に比較してみたら。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「藤吉憲典(ふじよしけんすけ)について説明して」に対する返答を言語別に比較してみたら。

先日のこと、友人から「藤吉憲典」は「ウィキ(Wikipedia)」に載ってるの?と聞かれました。ほとんど「エゴサーチ」をしないので分からないけどまだだと思うよ~、と返事したところ、友人がその場でスマホでAI検索をスタート。その結果、ウィキには載っていないけれど、まあまあちゃんと説明文が出てくるよ、ということで。そうか、どんなふうに情報が検索されていて、どんなふうに結果が出ているのか、たまにはチェックしなきゃね、と思ったところでした。

その友人は、日本語・中国語・英語のトリリンガルなので、それぞれについての結果を、出典付きで読み上げてくれました。面白かったのは、日本語での説明文が最も「あれ?」と思う内容が含まれていたこと。藤吉憲典(ふじよしけんすけ)の読み方が「ふじよしのりのり」になっていたりして、そうか、フリガナつけたほうが良いよね、という基本的なところから反省材料を得ることができました。英語での説明文と中国語での説明文の方が、「これ違うよね?」という部分が少なかったのは、当該言語での「藤吉憲典」に関する情報発信が極めて少ないからだろう、と予測できました。ちなみに中国語での説明文に関しては、友人が書いてある内容を口述で日本語訳してくれました^^

いずれも出典元は「藤吉憲典公式サイト」か、このブログ「ふじゆりスタイル」が上位で表示されてきました。ただ「え?わたしそんなこと書いてないぞ」という内容も出典元が「ふじゆりスタイル」になっていたり、まだまだAIの検索では曖昧なところがあるのだなぁと実感。このズレを埋めていくには、とにかくちゃんとした情報をコツコツと積み上げていくに限る!ですね。最近のEC業界では「AIに選ばれる」というキーワードを頻繁に耳にするのですが、なるほどそういうことよね、と思ったところでした。

ギャラリー栂さん(岡山・和気)での、藤吉憲典個展「描」の見どころ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ギャラリー栂さん(岡山・和気)での、藤吉憲典個展「描」の見どころ。

DMの個展タイトルを見た友人から「ねこ!?」と言われて、いやいや、「ねこ」ではなく「えがく」あるいは「びょう」だよ~!と笑ったところでした。「描」と「猫」、たしかに見間違えますよね。この個展タイトルは、栂さんがつけてくださったもの。今回の個展にお持ちする内容についての打ち合わせで、こちらが予定している作品の顔ぶれをお伝えしたところから、このタイトルに。

今回の個展での特徴は、二つあります。まず一つ目は「中国茶器」がいろいろと揃うこと。2024年開催の北京のギャラリーさんでの個展以降、藤吉憲典はさまざまな茶器を作ってきました。そんな話をしていたら、栂さんから「実は岡山でというか、わたしの周辺でも、最近中国茶をする人が増えているんです」と。それならば、ということで、染付・赤絵の茶器揃いを、いろいろとお持ちすることになりました。

二つ目は、昨年リリースした藤吉憲典の書画作品を元にした、シルクスクリーンによるエディション作品をご覧いただけること。高度なシルクスクリーン版制作技術を持つ職人さんとの出会いで実現した、ユニークな作品群をお持ちする予定です。平面作品の制作をスタートしてからずっと、「質の高い美術作品をもっと気軽に生活空間に取り入れて(飾って)欲しい」と考えていました。そして辿り着いた方法(技術)のひとつが、版画でありシルクスクリーン。

今回の会期は10日以上とゆっくりめです。ぜひ春の一日、足をお運びいただけると嬉しいです。

藤吉憲典個展 ギャラリー栂
※会期最終日の曜日がDMでは間違えていました。
正しくは2026年3月17日(火)~3月28日(土)です。
藤吉憲典個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817

三月は岡山・和気町のギャラリー栂さんです―藤吉憲典個展『描』。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

三月は岡山・和気町のギャラリー栂さんです―藤吉憲典個展『描』。

藤吉憲典の2026年展覧会予定など。をお知らせしていたのは一カ月ほど前のことで、そのときは、年初は少しゆっくり、という気がしていたのですが、3月のギャラリー栂さんから、早くも案内状が完成して届きました。おかげさまで、時間に余裕をもって、皆さまにご案内ができます。いつも素敵なDMを作ってくださる栂さん、ありがとうございます!

藤吉憲典個展 ギャラリー栂
※会期最終日の曜日がDMでは間違えていました。
2026年3月17日(火)~3月28日(土)です。
藤吉憲典個展『描』

会期:2026年3月17日(火)~3月28日(土)※3/23(月)休廊

Open:11時-17時

ギャラリー栂 岡山県和気郡和気町清水288-1 TEL0869-92-9817


ところで、個展・企画展の際に、主催するギャラリーさんが制作してくださる案内状。藤吉憲典の場合は、毎回作品を先方にお送りして、そのなかから何を選んで、どんな写真を撮って、どのように案内状に仕上げてくださるか、すべてギャラリーさんにお任せしています。なかには「指定の写真がありましたら、写真を送ってくださってもOKです」とおっしゃるケースもあるのですが、「作品をいくつかお送りするので、そちらで選んで撮ってください」とお願いしています。

その心は、ギャラリーオーナーさんの目線で作ってくださった案内状をご用意いただくことで、オーナーさんが個展にどのような期待を持ってくださっているかを、垣間見ることができるから。今回の栂さんのように会期1カ月以上前に届けてくださると、初日までに時間が少しありますので、その期待に多少なりとも沿う形で、準備をすることも検討します。もちろん、作り手の作りたいもの、ご覧いただきたいもの、という大前提の中での検討になりますが。

お蕎麦屋さんも併設する、ギャラリー栂さん。ドライブがてらぜひお越しくださいませ。