「粋」ってなんだ!?

こんにちは。ふじゆりです。

まだ花祭窯として独立する1年ほど前のある日のこと。
有田のとある窯元で商品開発をしていたダンナは、
「粋なデザイン」の新商品をたくさん出せと社長に言われたのでした。

勤めから帰って来ての第一声

「粋」ってなんだ!?

独立してからもずっと、この言葉はどこかに引っかかっていて
ことあるごとに「これは粋なのか、粋じゃないのか」が気になるものの、
そもそも「粋とはなんぞや」を本質的にわかっているかと問われたら、その自信も無く。
「これは粋だ!」と断言できないままに月日は流れて。

そんななか、古本屋で見つけた、そのものズバリのタイトル「粋」。

その前文にこうありました。

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江戸後期、江戸の市民たちは、
「粋」という洗練された美学をもっていました。垢抜けて、しゃれていて、すっきりしていて
それは長い間の泰平が生みだした、
ゆとりと遊びの文化といってよいでしょう。

(中略)

そして「粋」のなかに、私たちが “豊かに活き活きと生きる” ための
重要な指針が秘められているように思えます。

(後略)

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そして「粋」を紐解くさまざまな写真と文章で構成されているのですが、
この本を一読してわかったのは「本を読んだだけでは『粋』はほんとうにはわからない」ということ(笑)

「垢抜けて、しゃれていて、すっきりしていて」「ゆとりと遊びの文化」が生み出したもの・ことを
実際にたくさん見て、たくさん触って・・・体・五感で感じる経験を積み重ねた先にしか
「粋ってなんだ!?」への解は無いように思いました。

果たして「粋ってなんだ!?」に辿りつくのはいつの日か。
そこをめざして、ものづくりに取り組んで行きたいと思うのです。

 

ところでこの本、資生堂さんの企画でした。

なるほど、資生堂さんといえば、これ。

以前にこのブログでも紹介しました、資生堂名誉会長の福原義春氏が書いた
『美 「見えないものを見る」ということ』

本ふたつ

繋がっていますね(^^)

 

 

続々・蕎麦猪口のこと。

こんにちは。ふじゆりです。

蕎麦猪口(そばちょこ)のこと。

続・蕎麦猪口のこと。

と語ってまいりましたが、その最終回(の予定)。
蕎麦猪口にすっかり魅入られた理由、それは

蕎麦猪口の文様

江戸時代につくられた蕎麦猪口の文様の種類が数千にも及ぶという話を聞いて、
ひとつの形状にそんなにたくさんのデザインが実現するなんてすごい!」と感動したのが最初です。

骨董品や、その破片(陶片)、写真で見る資料に残っている文様の豊かさは見ていて楽しく、
なるほど骨董の蕎麦猪口を蒐集する方の気持ちがわかります。

草花、動物、干支、昆虫、爬虫類、幾何学文、文字、人物、山水、気象などなど

文様の題材にならないものは無いと思えるくらいに、デザインの宝庫です。

日本へのやきもの伝来のルーツとなる中国大陸・朝鮮半島の影響はもちろん、
インドペルシャ文化の流れを感じさせるもの、仏教文化に根ざしたものもたくさん。
そのうえに、日本独自の文化や環境が生んだ文様も加わっています。

身近で素朴な草花や四季を感じる風物の描写は、当時の陶工の周りにあった
豊かな自然を思わせます。

またおめでたい吉祥文様は、中国のやきものにも好まれて描かれていますが、
江戸の時代を反映した縁起担ぎ・駄洒落の効いたものもあり、
文様から日本の風俗文化を感じるものです。

蕎麦猪口という限られた形状に広がる文様の世界。
その面白さにすっかり取り込まれています。

こんな蕎麦猪口の文様の楽しさをもっと知りたい方へのおすすめ本は
「年代別蕎麦猪口大事典」です。

監修の大橋康二さんは、佐賀県立九州陶磁文化館名誉顧問。

九州陶磁文化館といえば、肥前磁器の研究・所蔵が素晴らしく、
特に柴田夫妻コレクションはその数も内容も秀逸で
藤吉憲典が最も勉強をさせていただいた場所。
やきものを志す方には、ぜひ通って欲しい美術館です。

梅シーズン到来。

こんにちは。ふじゆりです。

この季節になると、そわそわしてきます。
店頭に「青梅」が並ぶのを見てしまうと、居ても立ってもいられなくなります。
ちょっと大げさですが・・。

梅シーズン到来

創業地・花祭は山のなか。
そう。場所探しのとき、なぜか山間ばかり探していたんですね。
「窯といえば、山!」という一般的イメージにそのままに(笑)

山に囲まれた古い農家屋での生活は、
自然の恩恵の素晴らしさも、その恐さも学び、「畏敬の念」という言葉の意味を体感するものでした。
ここがあるから今がある。
愛着をこめて「野生の王国」と呼んでいます。

で、梅です。
庭に立派な梅の木が3本も4本もあって、毎年みごとな実をつけます。
当初、ご近所のおばちゃんたちに「梅、漬けんともったいなかよ~」といわれても、
結婚するまでサラリーマン生活をしていたわたしは、どうしたらよいかわかりませんでした。

でも、長崎に住んでいた祖母がずっと梅干と味噌を手づくりしていたのを知っていたので、
よし、せっかくあるんだから自分もやってみよう!
と一念発起してまず買ったのが「梅ぢから」という本でした。

その本に導かれ、梅サワー・梅シロップ・梅酒・梅肉エキス・梅干と、いろいろチャレンジ。
なにしろ毎年たくさんの梅がとれるので、無駄にせぬよう必死です。
梅収穫前の草刈にはじまり、梅摘み、仕込と・・梅シーズンは体力勝負でした。

最近は必ず欲しいものとして「梅干」と「梅シロップ」を大量に漬け込んでいます。
おかげでここ20年、梅干に困ったことがありません。
すっぱいもの好きにとっては、たまらない贅沢です。

というわけで、梅の育ち具合チェック&草刈に佐賀・花祭へ。
今年もたくさんついています。
チェックだけのつもりが、思わず、すぐに採れるところから手を伸ばして収穫。
ぼうぼうの草もずいぶん刈ることができました。

そしてこの季節の楽しみのもうひとつは、ハチクと呼ばれる筍。
昨日も草刈をしていたら、近所のおじちゃんが
今採ってきたばかりと言って、たくさんの筍を持たせてくださいました。

近々の収穫第2弾が楽しみです。

続・蕎麦猪口のこと。

こんにちは。ふじゆりです。

引き続き蕎麦猪口のこと。

蕎麦猪口ってなに?

蕎麦猪口が最も盛んに作られたのは、江戸時代中期から後期
蕎麦やうどんが庶民の食文化として広まるタイミングで、蕎麦猪口も広まっていきました。
もともと小さな碗や小鉢が「猪口」と呼ばれていて、
蕎麦やうどんのつけ汁を入れる器、つまりお蕎麦用の猪口だから「蕎麦猪口」。
ところが江戸の当時には、まだ「そばちょこ」とは呼ばれていなかったようです。

猪口(ちょく・ちょこ)の語源は諸説あり、
中国語で盃(さかずき)の意味を持つ「鐘(しょう)」の発音から派生したという説が有力です。
「猪口」の漢字をあてたのは、器の形がイノシシの口に似ているからとか。

江戸時代当時の猪口は、小鉢や小碗の総称でサイズ・形・用途もさまざまでした。
料理を盛る、汁物を容れる、飲み物を飲むなど。
そうした猪口のなかから、蕎麦を食べる際の出汁を入れるに程好く、
蕎麦湯を飲むのに勝手の良いサイズ・形のものが蕎麦猪口と呼ばれるようになっていったようです。

なるほど、蕎麦猪口の用途が広く使い勝手の良い理由がわかりますね。

蕎麦猪口、どう使ってますか?

我が家でも、蕎麦などの出汁入れとしてはもちろん

●お茶・コーヒーを飲むとき
●焼酎お湯割りでもロックでも
●小鉢として和え物や汁気のあるものの盛り付け

など、常に蕎麦猪口が食卓にあります。

お客さまからは、ゼリー・プリンなどの冷果や茶碗蒸しなどの調理にもちょうど良いとのお声も。
そのまま食卓に出せるのも便利なのですね。

先日は、お世話になっている信金の担当者さんがお見えになり
「うちの支店の湯飲みがもう古くて汚くなってて・・・」と。
聞けばお客さま用の湯飲みが欲しいけれど、最近はコーヒー出すことも増えてきたということだったので、
どちらにも使える蕎麦猪口をおすすめしたのでした。

宝珠蕎麦猪口 藤吉憲典

蕎麦猪口だと一般的なお茶托のサイズとバランスがいまひとつなので、
うちは木製の銘々皿に載せてお出ししていますよ、と見ていただきました。
また、夏は冷たいものをお出しすることもあるということでしたので、
そういう場合には布製のコースターなどでも合いますよ、とお話したところでした。

 

と、とにかく使い勝手の良い蕎麦猪口。
ずぼらなわたくしは、蕎麦猪口に日々助けられております。

蕎麦猪口(そばちょこ)のこと。

こんにちは、ふじゆりです。

写真は昨年2015年のビストロ&カフェSUNNYさんでの蕎麦猪口展の様子。
今年も6月25日(土)から7月3日(日)まで開催です。

 

蕎麦猪口(そばちょこ)が好き

わたしの蕎麦猪口へのこだわりがはじまったのは2000年の年末。
江戸時代につくられた蕎麦猪口の文様の種類が数千にも及ぶという話を聞いて、
単純に「ひとつの形状にそんなにたくさんのデザインが実現するなんてすごい!」と感動し、
毎月2種類の新作をつくって紹介していきたいと計画を思い立ったのでした。

「花祭窯」独立から約3年が経ったところでした。
そもそもわたしはやきもののド素人からのスタートで、ド素人ですから、つくり手のたいへんさなど考えず。
ダンナはダンナで、これができたら自分にとってもすごい財産になると、やることを決意。

毎月新作の蕎麦猪口を紹介する「蕎麦猪口蒐集」なるメールマガジンを2001年創刊したのでした。

今でこそ「蕎麦猪口」と言ってすぐに何のことだかわかる人も増えてきましたが、
当時は「そばちょこ」と言ってすぐにわかるのは、一般の方では骨董好きの方ぐらい。
メルマガ「蕎麦猪口蒐集」もとても少ない読者数からはじまり、
一人増えた、また一人増えたと嬉しかったのを覚えています。

そんな時代にスタートした「蕎麦猪口蒐集」の読者の方々は、とても熱心かつマニアックな方々でした。
この計画が継続できたのは、ひとえに読者の方々の熱意によるものでした。
創刊から15年以上を越えた今も、藤吉憲典の蕎麦猪口のファンでいてくださる方が何人もおられます。
メルマガからのお付き合いで、10年以上経って初めて個展会場でお会いした、訪ねて来てくださった
なんてケースも少なくないのは、ほんとうにありがたく嬉しいことです。

 

さて毎月2種類の新作。
やきものの世界には「写し」の文化があり、古典の写し=江戸時代に描かれた文様をそのままコピー
ならば、それほどたいへんなことではなさそうにも思えます。

でも、古いものの良さを、もっと良くデザインしなおすところまでやらなければ、
わざわざ現代作家として手づくりでやる意味がありません。

わたしはクリエイターでは無いのでさっぱりわからなかったのですが、
既にあるものを、もっとよく「リデザイン」するのは実は結構たいへんなのだそうで、
当時のダンナはわたしがメルマガ原稿の締切日を言うたびに胃が痛んでいたのだそうです。

6年以上を経て、その間わたし自身の妊娠出産があったり生活環境が変わり
毎月の予定が遅れがちになったり、月に1種類しか出せなかったり・・。
文様数が150種以上になって、毎月2種のデザインというペースをお終いにしたのでした。

 

現在、藤吉憲典のつくる蕎麦猪口の文様は約160種。
メルマガ「蕎麦猪口蒐集」から、サイト「蕎麦猪口倶楽部」へとステージを変えて、継続中です(^^)

蕎麦猪口倶楽部 http://sobachoko.fujiyoshikensuke.com/

 

と、もっと「蕎麦猪口とは」とか、使い方についてとか、お役立ち情報も書こうと思っていたのですが
ついつい熱が入ってしまいましたので、今日はこのあたりで^_^;

 

 

 

お茶会のお手伝い。

おはようございます。ふじゆりです

週末はお茶会のお手伝いに行って来ました。
準備の土曜日、茶会当日の日曜日ともお天気に恵まれ、
新緑輝くなかでのお茶会日でした。

(注:画像はお茶会の場ではなく、花祭窯で撮ったものです)

お茶会のお手伝いは貴重な勉強の機会。

博多の禅寺・円覚寺に伝わる南方流(なんぽうりゅう)でお茶のお稽古をはじめて4年目。
月に2~3回のお稽古に通うほか、年に数回お茶会前日の準備や当日運営のお手伝いに声がかかります。

稽古時間に習う茶道のお作法が大切であるのはもちろんですが、
茶会の準備やお手伝いは実践的な礼を学ぶ場であり、その空間を体験できる貴重な機会なので、
できるだけ時間を作って参加するように心がけています。

大切な茶会のサポートですから、緊張します。
稽古ではなく実践ですから、緊張します。
まだまだ知らないことも多く、また一度習っても忘れてしまうことも多々あり、失敗の連続です。

ありがたいのは、そのたくさんの失敗を受け入れてくださる土壌があることです。
どんなチョンボをしでかしても、咎めることなく心から指導してくださる先生方、先輩方ばかりなのです。

人前でたくさんの失敗をすることは、正直恥ずかしいです。
勉強不足が露わになって、冷や汗モノです。
ですが、それを恐れずに出せる場があるというのは、とても幸せなことだとも思っています。
というのも、恥をかいた分だけ自分の身につくことを、肌で感じるからです。

準備やお手伝いのなかで動きまわる方々の姿を目の当たりにし、毎回ひしひしと感じるのは、
お茶会は作法の正しさや美しさにも増して、人としてのあり方が問われる場だということです。

そして実際のところ、素敵な方はお作法もとっても美しいのです。

さまざまな場面での先生方や先輩方のありようを拝見するごとに、そう思い至ります。

 

これまでにも、仕事の場で「この人すごいなー!」と尊敬する人にたくさん出会いました。
勉強会などでご一緒するなかにも、スゴイ経営者・人間的にも素晴らしい方がたくさんおられます。
ところが「すごいなー!」とは思っても「この人のようになりたい!」と感じるかどうかはまた別なのですね。

今習っている茶道の場には、「この人のような心の持ちようができる人になりたい!」と
これから生きていくなかでお手本にしたい方がたくさんおられます。
これって、かなり幸せなことですよね。
この環境をつくづくとありがたく感じています。

 

本来無一物

昨日のお茶会、待合のスペースとなった広間の床にかかっていたお軸のひとつに書いてありました。
お寺の方に伺ったところ、禅の言葉で「ほんらいむいちもつ」と読むのだそうです。

言葉の意味はよくはわかりませんでしたが、なんだか楽になる、心地の良い響きでした。

わたしの習っているお茶は博多の禅寺に伝わるお茶ですので、
こうして少しづつ、禅のことにも触れていく機会があることが、とてもありがたく楽しみです。

ギャラリー栂さんで藤吉憲典作品展。

こんにちは!ふじゆりです。

春っぽいDMに思わずワクワクしました。
岡山・和気のギャラリー栂さんで、藤吉憲典の作品展です。

蕎麦+ギャラリー栂
2016年3月1日(火)~3月13日(日) (*3月7日(月)はお休みです)
10時~17時
岡山県和気郡和気町清水288-1
TEL0869-92-9817

ギャラリー栂にて藤吉憲典作品展

栂さんでの藤吉憲典の個展は初めて。
そして実は中国地方での個展も初めてです。

染付も赤絵もいろんな顔を楽しんでいただけたらと、
手にとりやすい小皿豆皿から徹底的に手の込んだ祥瑞まで
さまざまな器をお送りしています。

新作もたくさん。

お蕎麦屋さんを併設しているので、お蕎麦を食べる楽しみも兼ねて
ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

小学校でやきものの話をしてきました。

こんにちは!ふじゆりです。

小学校の先生から
社会科で「やきもの」の勉強をしたので、「やきもの」の話をしてもらえませんか?
というご相談をいただきました。

福岡県の地域と産業の学習で、東峰村(旧小石原村)の小石原焼について学習したそうで、
この機会に関連する話を聞くことができれば、子ども達の理解も深まるのでは、ということでした。

ここの小学校ではことあるごとに地域の大人を「ゲストティーチャー」として招いて
子ども達の学習を深める機会を設けています。
やきものの話で少しでも子ども達の役に立てるならば喜んで!です。

つくり手であるダンナの話を期待されていたいたのは重々承知のうえでしたが、
ダンナに「たくさんの人の前で話をする」ことを期待するのは厳しく、わたしが話をすることに。

うちのやきものは、何焼きかと問われれば、有田焼。
子ども達は小石原焼の学習をしたということでしたので、
ふたつのやきものを関連付けて話をするとわかりやすいかなと、いただいた45分間を組み立てました。

●有田焼と小石原焼の違い・・実物鑑賞、つくっている場所の確認、材料(原料)・つくり方の違い
●焼き物の歴史のなかでの有田焼と小石原焼のつながり
●制作工程のお話・・ロクロ、絵付けの線描き、絵付けの色塗り(ダミ)の様子の動画

120人ほどの小学校4年生。
実物を手にとって観てもらうときには、やきものはワレモノであることを最初に強調。
割れないようにするにはどう扱えばよいかを説明すると、皆そのとおりに扱ってくれていました。

九州の地図と朝鮮半島・中国大陸との位置関係を見てもらいながら、やきものの歴史を説明し
最後に、作っている様子の動画を見てもらいました。

やはり、実際に作っている様子を見るのが一番インパクトがあったようで
あっちこっちから「すげー!」という声が上がりました。

終わってみれば45分はあっというま。
子ども達がおしゃべりしたり、騒がしくなることもあるかもしれないな、という事前の予想は裏切られ、
みんな最後まで集中して静かに話を聴いてくれたのが印象的でした。

おかげさまで楽しい経験でした(^^)

更新:2016年藤吉憲典の予定。

こんにちは!ふじゆりです。

一昨日は節分、昨日は立春。
桜の開花予想も発表されましたね。
まだまだ寒い日が続きますが、春の足音が近づいています。

さて、現時点で決まっている2016年の藤吉憲典の予定。
日程決定などがありましたので、あらためてご紹介です。

※5月の予定を追加しました(2/8)

<3月>
岡山のギャラリー栂(とが)さんで個展。
3月1日(火)~3月13日(日)
・・栂さんでの個展が初めてなのはもちろん、実は中国地方での初個展!とても楽しみです。

●3月~4月はこのほか
JR新宿駅周辺でルミネがオープンする新しい複合施設NEWoMan内に入るAKOMEYA TOKYOさんの期間限定ショップでも蕎麦猪口を中心にご覧いただける予定です。

<5月>
ロンドンSladmore Contemporary にて exhibition ”Ceramic Sculptors”
5月5日(木)~5月30日(月)
・・Sladmore所属の ”Ceramic” アーティスト作品のエキシビジョンです。

<6月~7月>
熊本SUNNYさんでの蕎麦猪口展。
6月18日(日)~7月10日(日)
・・SUNNYの3周年記念。蕎麦猪口展も3回目でじわじわと蕎麦猪口好きさんが増えています。
今回も前期と後期で蕎麦猪口を入れ替え、100種以上の文様をご覧いただける予定です。

銀座黒田陶苑さんで個展。
7月16日(土)~7月21日(木)(※18(月)は店休日)
・・黒田陶苑さんで初めての個展です。窯を開いて19年。原点回帰で取り組みます。

<11月>
SladmoreContemporary50周年。
・・Ceramic Sculpture Artist(磁器彫刻家)として2年目を迎えます。

<12月>
町田ももふくさんで個展。
・・2年ぶりのももふくさんでの個展。「藤吉憲典入門」をテーマに構想中です。

今年も各地で一人でも多くの皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

 

そして花祭窯での予定は次の通りです。

2月17日(水)~2月27日(日):お茶室お披露目

4月未定:オープン呈茶

6月9日(木):開窯記念

10月未定:オープン呈茶

12月中~下旬予定:祝の器展

少しづついろんなことが決まってきています。
さらに詳細がわかり次第、案内状をお出ししたりフェイスブックページで告知したり、
このブログでもお知らせするようにいたします。

京都のおみやげ。

こんにちは!ふじゆりです。

久しぶりに京都に行って参りました。
その日の京都は、朝から雪!しかも積もっている・・・!

ということで
あっちのギャラリー、こっちの美術館、そしてお寺さん・・・行きたいところはたくさんあったのですが
足元の悪さにへこたれて必要最小限の動きになってしまいました。

でも、そんななかでも嬉しいおみやげを持って帰ることができました。

京都みやげ、黄瀬戸の豆皿と平等院の図録。

ひとつ目(写真中央):宇治平等院の雲中供養菩薩の図録。

実は3年ほど前、博物館学芸員資格の実習で訪れたときに
この雲中供養菩薩像を拝見して、思わず涙がでてきたのでした。

そのときは平等院鳳凰堂が改修工事中だったため、
平等院ミュージアム鳳翔館内の一室に、高い壁面を利用して菩薩像が舞うように展示されていました。

美術館などで、展示されているものの迫力に足が動かなくなることがたま~にありますが
このときはまさにその状態で、しばらくその場を動けなかったのでした。

ミュージアムショップでこの図録が欲しいと思い尋ねたところ、
平成18年に出版された図録は、すでに在庫が無いといわれてしまい・・・。

先日の京都、京阪三条でふらりと入ったブックオフでそれを発見したのです!
即買いです(^^)

 

ふたつ目(写真右上):黄瀬戸の豆皿。

酒器と豆皿をテーマになさっているギャラリーうるうさんで発見。

2015年の12月にオープンなさったばかりのうるうさん。
雪の日の訪問だったので、タイミングよく(!?)他にお客さまがおられず
ゆっくりと店主の橋爪さんにお話を伺うことができました。

やわらかい黄色に緑が効いた愛らしい姿に
手にとって思わず「わぁ~!」と声の出たつくりの素晴らしさ。

実はわたしはあまり陶芸作家さんのお名前を知らないのでおたずねしたところ、
(お名前を聞いても、すぐに忘れてしまうのです(汗)
瀬戸で作陶なさっている柴垣六蔵さんということでした。

価格を伺い、またもや驚きの声がでてしまいました。
ご本人が自分は職人だとおっしゃって、価格を抑えておられるとのこと。
思わず頭が下がりました。こちらも即買いです。

うちでつくっているものは磁器なので、土ものの器は他の作家さんのものになります。
土ものも好きなので、ギャラリーに行くとついつい探してしまいますが
それでもよほど気に入らないと買いません(笑)

帰宅して豆皿を広げたところ、ダンナが
「ちょうどこの人のつくるものが気になっていたんだ~!」ということで、有名な方だったようです。
いい買い物ができたと、ますます嬉しくなったところでした。

仙太郎の「すはま」

そして、おみやげ最後は和菓子。

京都は魅力的なお店が多いので迷いに迷うのですが、
今回はこちら。仙太郎の「すはま」。

大豆と小豆の滋味をいただきました。