津屋崎祇園山笠絵皿 藤吉憲典

そろそろ山笠絵皿。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

そろそろ山笠絵皿。

例年ならば6月最初の日曜日からスタートする津屋崎祇園山笠。いつもならソワソワし始めるところなのですが、今年の山笠奉納は一年延期となりました。街も静かなら、気持ち的にも静かな感じです。

梅雨も本番のなか、こんなときこそ気分だけでも盛り上げたいと、山笠の絵皿を飾り棚に出しました。

津屋崎祇園山笠
津屋崎祇園山笠絵皿 藤吉憲典

写真左から「岡流」「新町流」「北流」の三つの流れ。2014年に津屋崎祇園山笠発足300年を迎えたとき、その記念に制作したのでした。

花祭窯にお越しのお客さまが目に留めては「山笠ですね!迫力ありますね!」と声をかけてくださいます。特に地元の方々に好評で、皆さん「今年は無いからね…」と遠い目。出してよかったなぁと、つくづく思いました。

津屋崎祇園山笠絵皿。7月いっぱい、花祭窯のギャラリーに飾っております^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。