万年筆デビュー

万年筆デビュー。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

万年筆デビュー。

パイロットが20代、30代の方々の万年筆デビューを応援するという売り文句のCOCOONを手に入れました。年代的にはずいぶん上ですが、デビューには間違いないので、使っても怒られないでしょう(笑)。

文具屋さんで万年筆コーナーを眺めていると、美しいものが多くてワクワクするのですが、いざ買うとなると価格幅の大きさもあり、そもそも使い慣れていないので「どう選べばよいのかわからない」状態が続いていました。パイロットさんが初心者向けと明示してくださり、チャレンジしやすい価格設定で助かりました。

写真は、ここ数年気に入ってよく使っているMIDORIの「きれいな手紙が万年筆で書ける便箋」とこのたび手に入れた万年筆COCOON。もともと、ハガキや便箋や封筒を選ぶのも大好きで、常に手帳にはハガキと記念切手を持ち歩いています。そこに足りなかったのが「これ!」という筆記具でした。

さて実際に、上の写真の組み合わせでお手紙を書いてみました。…良いです!まだ使い慣れていないことも一因かも知れませんが、ボールペンで書いていた時よりも、一文字一文字を丁寧に書こうという意識が自分の手に伝わっているのがわかります。これは、生来大雑把な性格のわたしにとって、とても良い傾向です。

直筆で手紙を書く頻度が、少なくありません。私信はずいぶん減りましたが、仕事上お客さまに納品をする際などにも、相手がギャラリーさんでも個人の方でも、出来る限り一筆添えるようにしています。ようやく1本目の万年筆を手に入れ、ますます「手紙を書く」が楽しみになってきました。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。