ロンドンシャーロックホームズミュージアム

シャーロックホームズミュージアム。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

シャーロックホームズミュージアム。

12月5日。今回訪問を楽しみにしていた場所のひとつが、シャーロックホームズミュージアムでした。小説にはじまり、テレビドラマ、映画と、その世界観が広がっているシャーロックホームズ。中学生になった息子は、映画版のシャーロックホームズから入って、小説を読み、今回のミュージアム訪問となりました。

こじんまりとした空間である本館は、チケット販売が当日現地のみで、常に行列ができていて、入れ替えをしながらの入場となります。隣接するミュージアムショップは自由に入れるので、ショップだけ行ってきた!という人も少なくないようです。

さて当日、幸い待ち時間15分ほどで入ることができました。わたしたちの前には、先生に引率されて東欧方面から来たと思われる子どもたち十数人のグループ。聞けば彼らも日本でいえば中学生ということで、国は違えど、だいたいそれくらいの年齢から、シャーロックホームズに興味が出てくるのかな、と面白く。

小説のなかの世界であるはずが、しっかりと作り込まれた空間と、スタッフの方々のコスチュームをはじめとしたプロフェッショナルな姿に、ホームズが過去に実在していたかのような錯覚を覚えました。観覧し、解説を受け、館内への滞在はおそらく30分ほどだったのではないかと思いますが、個人的には十分満足の行く時間でした。

次に小説を読むときは、今回の訪問前とは異なるイメージが湧いてくることでしょう。「現地訪問の面白さ」を感じたシャーロックホームズミュージアムでした。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。