三菱一号館美術館

ラファエル前派の軌跡 展@三菱一号館美術館

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ラファエル前派の軌跡 展@三菱一号館美術館

大型連休のど真ん中、東京出張に行って参りました。帰る日に少し時間がとれたので、三菱一号館美術館初訪問。開催中の展覧会タイトル「ラファエル前派の軌跡」には、正直なところピンと来ていなかったのですが、なんとなく足が向きました。

行ってみて、大正解!前日の資生堂ギャラリーといい、今回の出張では「思いがけず、いい展示に会える」幸運が重なりました。

ラファエル前派とは、のちのアーツ・アンド・クラフツ運動につながる思想を持った芸術活動でした。ウィリアム・モリスより少し前に、「生活と芸術」がテーマとして現れた時代があったのですね。

ブリティッシュカウンシルの後援による展覧会。次回英国訪問の際に足を運びたい美術館・ギャラリーが、また増えました。

展示室入り口に出品目録とともに置いてあった、ジュニア版の「ラファエル前派の軌跡展 見どころガイド」がとても分かりやすくて、学芸員さんの「伝える力」を感じました。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。