中国茶いろいろ

中国茶のしあわせ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

中国茶のしあわせ。

上海とのご縁のおかげで、お土産に中国茶をいただき、家で楽しむことが増えてきました。種類の豊富さに驚くとともに、味の違いを楽しみ、自分のお気に入りを見つける面白さにはまりつつあります。

「中国茶ってすごい!」と初めて思ったのは、かれこれ20数年前、ダンナのお友だちで陶芸作家の豊増さんに入れていただいた烏龍茶でした。それまでに知っていた「日本のウーロン茶」とは似ても似つかぬ色合いと香りに、びっくり。何煎も入れて、そのたびに香りや味わいが変わる奥深さにおどろいたものでした。

その後、ダンナが中国茶器の制作を頼まれたり、「中国茶」の文化に触れる機会はあったものの、習慣的に飲むには至らずでした。が、今回またとても美味しい中国茶をいただき、『中国茶の基本』(枻出版社)を引っ張り出してまいりました。こういう本が一冊手元にあると、ちょっと気になった時に便利ですね。

「今いただいているお茶は、どんなものなのかな」と、本を紐解きつつ、思わず笑顔になるお茶タイム。ここ数日でいただいたものは、次のような感じです。

黄山毛峰(こうざんもうほう)=緑茶。大紅袍(だいこうほう)=青茶。鉄観音(てっかんのん)=青茶。普洱圓茶(プーアールエンチャ)=黒茶。

このほかに、白茶、黄茶、紅茶と全部で六種の茶葉の分類があって、さらに産地や焙煎などの要素によっていろいろな種類があるのですから、とても覚えきれる気がいたしません(笑)

ともあれ、まだ封を開けていないお茶もいくつか。ゆっくりじっくり味わって、贅沢なティータイムです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。