KLM アムステルダム空港

映画『アムステルダム』を観てきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

映画『アムステルダム』を観てきました。

つい先日『ダウントン・アビー』を観てきたと思ったら、それは先月の「映画の日」でしたので、もう一か月経ったということですね。上の写真は映画とは全く関係がありませんが、オランダ・アムステルダム空港で撮ったKLM機。

「歴史を変えた陰謀の“裏側”…ありえないけど、ほぼ実話」のコピーに引っ張られ、近代史の裏側を覗く気分、事件あるいはサスペンスを想定して映画に臨みました。が、観終わったときにはむしろ、普遍的な「友情・愛情の物語」であり「生き方」の物語だったと思いました。

映画のなかで「『必要』か、『選択』か」という問いかけが何度も出てきます。「必要」の結果ではなく、「選択」の結果であることが重要だというメッセージが、とても響きました。また正確な字幕は覚えていませんが「人生は愛と芸術にこそ意味がある」というニュアンスのセリフが登場します。これもまた金言。このセリフ通り、美しい衣装や美術も見応えがありました。そしてなにより、主役三人の存在感が美しかったです。

主役の三人のなかでは、マーゴット・ロビー演じるヴァレリーの美しさが眼福。そしてジョン・デヴィッド・ワシントンの「目」が、とても素敵でした。周りを固める俳優陣の顔ぶれが豪華ということでも話題のようです。個人的にはマイク・マイヤーズがMI6の諜報員として出ていたのが、ツボでした。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。