秋祭りシーズン、スタート。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

秋祭りシーズン、スタート。

写真は、毎年そのスタートを飾る「在自(あらじ)の 金刀比羅(こんぴら)さん」。これから10月にかけて、宮地嶽神社の秋季大祭や地元・波折神社のおくんちなどがつづきます。

あちらこちらで舞いを奉納しながらの行列は、「もうすぐ到着するよ!」と声を掛けられ外に走り出てからが、長い待ち時間(笑)。各地域で接待場所を設けて、行列の皆さんをねぎらっています。昔は、この近所にたどり着くころには、行列の皆さんは酔っぱらってふらふらだったとか。

同じように楽しみに外に出てきたご近所さんたちと、おしゃべりしながら到着を待ちます。この待ち時間がまた、楽しい。昔からこの地域にいらっしゃる方々から、たくさんのエピソードを聞くことができます。

行列の神輿に続く賽銭箱にお賽銭を入れると、神主さんがその場で祓ってくださいます。近所のお母さんたちと一緒に頭を下げ、お祓いを受けました。神主さんが法螺貝も吹いてくれました。行列でそぞろ歩く皆さんも、沿道で見守る皆さんも、笑顔。

まだまだ残暑は厳しいですが、 金刀比羅さんがやって来ると、秋が来たなぁと思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。